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北米・中南米 rss

オバマケア保険料が急上昇

 政府は24日、オバマケアの保険料が2017年に引き上げられることを認めた。最も契約の多い標準プランの保険料が平均22%上昇する。支持者らが想定したよりも高齢で、病気がちな加入者への依存が続いているためだ。

 連邦政府が運用する交換所でプランを提供する保険会社の数も大幅に減少する。保険会社は音を上げ、採算を合わせる方法が見つからないと主張、競争が弱まり、保険料がさらに上昇する危険性が高まっている。

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ヒラリーとドナルドと大義

 2016年の大統領選挙シーズンは、価値観重視の有権者にとって厳しい状態が続いている。ほとんどの選挙報道が、セックスや、うそや、または、ビデオテープについてのものだという時に、米国が「丘の上の輝く町」としての地位をどうやって取り戻すことができるか想像するのは難しい。価値観重視の有権者は、選挙日には気分を悪くして、耳をふさぎ、家に閉じこもっていたくなるかもしれない。しかし、彼らは、自分たちのやりたいことを天秤(てんびん)に掛けて、避けてはならないことを選ぶ義務がある。カトリック教徒とプロテスタント福音派だけで、米国の人口の半分を占め、一緒になれば、国の大統領を選ぶ票をほぼ握れる。彼らは、投票ブースの中で、堂々と正しい選択ができるのである。

 先週、ウィキリークスによって公開されたEメールの中には、カトリック教徒で、クリントン陣営の責任者、ジョン・ポデスタと、ローマカトリック教会内で「革命」を始めたがっている左翼のカトリック活動家とのやりとりがあった。「カトリックの春」を起こす必要がある」と「Voices for Progress(進歩のための声)」の会長であるサンディ・ニューマンは書き「その運動の中で、カトリック教徒自身が、小さな民主主義体制の開始や、カトリック教会内の男女平等などの尊重を求めている」と述べている。

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米国民の26%「ブッシュ氏はスターリンより人殺し」

 米国民の4人に1人は、旧ソ連の独裁者スターリンよりもブッシュ前米大統領の下で、より多くの人が殺されたと信じている――。米国で最近実施された世論調査で、こんな驚くべき結果が明らかになった。冷戦終結から四半世紀が経過し、米国で共産主義に対する基本的知識や警戒感が薄れている。民主党大統領候補指名争いで旋風を起こした自称・民主社会主義者バーニー・サンダース上院議員の影響もあり、若い世代で社会主義を支持する傾向が強まっている。(ワシントン・早川俊行)

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クリントン、トランプ両候補者とも投票に値せず

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー

 ヒラリー・クリントン氏の件は、ウィキリークスと連邦捜査局(FBI)が最近、情報を公開する前からすでに報じられていた。しかし、これらの文書は確かな裏付けとなる。

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下院指導者、ロシアのINF条約違反で政府に警告

 2人の下院委員会議長が今週、オバマ大統領に書簡を送り、ロシアによる重大なミサイル条約違反がさらに進んでおり、ロシア政府がこの条約を順守していないのは明らかだと訴えた。

 下院軍事委員会のマック・ソーンベリー委員長(共和、テキサス州)と、下院情報特別委員会のデビン・ヌネス委員長(共和、カリフォルニア州)は17日の書簡で「ロシアの違反に関する状況が悪化し、ロシアが現在、実際に条約に違反していることが明らかになった」と主張した。

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クリントン氏優勢で最終盤へ

 19日に開催された米大統領選の最後の直接対決、第3回テレビ討論会は、瀬戸際に立つ共和党候補ドナルド・トランプ氏がどこまで挽回できるかが最大の焦点だった。3回の討論会の中では「ベストパフォーマンス」(FOXニュース)との評価が多いものの、リードを広げる民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官を猛追する勢いを生み出すには不十分で、逆転の望みは一段と薄くなった。

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トランプ氏敗北すれば暴動、民主党側が懸念

 民主党周辺で大統領選をめぐって、ドナルド・トランプ氏が敗北した場合に白人優越主義者やネオナチによる暴力的な反乱が起きるのではないかという懸念が強まっている。

 民主党候補ヒラリー・クリントン氏が11月8日の投票で勝利した場合に、選挙結果に抗議する行動を起こす準備をしておくようトランプ氏が人種差別主義者の支持者らに訴えているのではないかという見方が出ている。トランプ氏の支持者らは、集会で前国務長官を「収監せよ」と激しく訴えていたと民主党側は指摘した。

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福音派、クリントン氏に強い反感

米ピュー・リサーチ・センター上級研究員 ジェシカ・マルチネス氏

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偽善という言葉とヒラリー

 ヒラリー・クリントンと偽善という言葉が、ぴったり同意語にならなくても、それらは、同じウェブアドレスを共有しているようなものだ。彼女の個人的寄付者や組織対象の(高額)有料演説の抜粋が入っているウィキリークスのEメール・キャッシュ(格納庫)からは、彼女が口を開くたびに、うわべだけの言葉が飛び出す。その一部は、雨の日にワシントンを覆う霧のような、相変わらずのナンセンスの羅列にすぎない。しかし、彼女は「平凡なアメリカ人」や、彼らのしばしば困難な生活へのあからさまな無視をばらしてしまっている。それは、有権者への裏切りと見るべきである。

 例えば、「シカゴ都市圏ユダヤ人連合基金」に向けた演説の中で、ヒラリーは、シリアの内戦によって悪化した中東における混乱と取り組む難しさを認め、「過激主義によってもたらされる脅威と取り組むための共通の土台はあるかもしれない。そして、特に、皆がとても心配しているシリアとは――そしてヨルダンとは、そこは国境地帯に位置し、何十万人という難民を抱えており、到底その難民すべてを調べることはできないからである。だから、ご承知のように、イスラム聖戦戦士らが、合法的な難民と一緒に入って来ているかどうか、皆分からないのだ」と語った。

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敵対者を脅迫するトランプ氏

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー

 はちゃめちゃで、どうしようもなく混乱した第2回大統領候補討論会は、ドナルド・トランプ陣営を消滅から救うには十分だったが、勝利の可能性を取り戻すには不十分だった。健康問題で神風は吹かず、プーチン氏の壮大なウィキリークス漏洩(ろうえい)作戦も功を奏さなかった。

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ロシアがハッキングでトランプ氏後押し

ファインスタイン上院議員がロシアを非難

 オバマ政権は、ロシアが米国の選挙に干渉していると非難したが、上院情報委員会副委員長がロシア政府は単に干渉しているだけではないと主張した。

 ファインスタイン上院議員(民主、カリフォルニア州)は今週、ドナルド・トランプ氏を大統領にするためにサイバー攻撃を行っているとロシアを非難した。

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前代未聞の2016米大統領選<English付>

エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ

 今年の米大統領選挙についてどこから説明したらいいだろうか。間違いなく、今までの選挙で最も風変わりなものになっているが、これは2人の主要な候補者があまりにも米国民に人気がないことだけが原因ではない。

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米大統領選の意味、世界的思想戦の潮流を左右

 今回の米大統領選では「LGBT(性的少数者)外交」の是非は争点になっていない。そもそも、ほとんどの有権者は、オバマ政権が国内だけでなく海外でもLGBTアジェンダを推進し、他国から強い反発を買っていることすら知らない。それでも、大統領選の結果は、同性愛をめぐる世界的な「文化戦争」の行方を大きく左右することは間違いない。

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たくましい子供の順応力

 5歳の娘が9月から公立のキンダーガーテン(日本の幼稚園の年長に相当)に通い始めた。筆者が住むバージニア州では、キンダーガーテンは義務教育で小学校の中にある。このため、幼稚園児でも小学生たちと一緒に黄色いスクールバスに乗って登校している。

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最高裁判事指名めぐるクリントン氏公約に保守派懸念

 【セントルイス】ヒラリー・クリントン氏はこの週末、ドナルド・トランプ氏が女性をめぐるわいせつな発言で負ったダメージの一部を修復するのを結果的に手助けした。最高裁に関して左寄りの発言をしたためだが、保守派共和党員は、この欠陥の多い大統領候補を支持する理由として、この問題を最も重視している。

 保守派指導者らは、クリントン氏は、最高裁判事指名を生かして左派の政治課題を推進すると訴えたが、この発言は、トランプ氏の討論会中のどの発言よりも、トランプ氏が支持者を取り戻すのに貢献したと指摘した。これは、週末に公表された2005年の映像に反発していた福音派有権者についても同様だ。映像には、わいせつな言葉を使って性的な自慢をする共和党候補者が映っている。

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失踪の米国人、北朝鮮で英語教師か

 米下院は9月28日、中国雲南省で2004年8月に消息を絶った米国人大学生、デービッド・スネドンさん=失踪当時(24)=が北朝鮮に拉致された疑いがあるとして、米政府に本格的な調査を求める決議を採択した。米国が拉致問題に積極的に取り組めば、日本との連携が深まるなど好影響が期待される。ただ、これまで調査に消極姿勢だった米政府がどこまで関与するかは未知数だ。(ワシントン・岩城喜之)

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暴走する国連、国際法無視して同性婚推奨

 昨年6月の米連邦最高裁判決で同性婚が全米で合法化されるが、これを絶賛したのが潘基文国連事務総長だ。潘氏は「(同性愛)カップルの法的認知を否定することで差別の扉が開かれる。判決はこの扉を閉じるのを助ける偉大な前進だ」と述べた。同性婚を禁じることは差別であり、他国も米国に追随すべきと言わんばかりだ。

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米メディア評「最も醜い討論会」

 米大統領選の第2回テレビ討論会は、共和党候補ドナルド・トランプ氏と民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官が「互いの不祥事を攻撃し合う」(ABCテレビ)など中傷合戦に終始した。政策論争は深まらず、米メディアは「米史上、最も醜い討論会だった」と酷評した。

 トランプ氏とクリントン氏の間には初めから不穏な空気が流れていた。大統領選の討論会で恒例となっている冒頭の握手を拒否し、登壇するとそのままカメラの方を向いて写真に納まったのだ。

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崩壊するオバマ氏のレガシー

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー

 記憶する限り最も奇怪で、安っぽく、病みつきになりそうな今回の選挙戦の中で、2016年に実際に起きたことがまったく忘れ去られている。オバマ大統領の任期は残すところわずか4カ月、政権の2本柱が目の前で崩壊している。国内では医療保険の大改革、つまりオバマケア、国外では、外交政策の大転換、つまり外交と多国間主義を特徴とする後退だ。

 オバマケア

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トランプと税と公正さの意味について

 米国のすべての小企業を経営する男女、すべての農業従事者、牧場主、そして投資家だったら、事業がうまくいかなかった年には、損失を未来の利益で帳消しにしようとするものだということを知っている。これは極めて普通のことなのだ。政府が損金処理をすることを許さなかったならば、それは、リスク・テイカー(リスクに立ち向かう人)で、新規のビジネスを開業する人の激減、米国人の雇用の激減を招くであろう。

 このことは、ヒラリーと、彼女の選挙運動下部組織以外のすべての人が知っているように思われる。ニューヨーク・タイムズ紙は土曜日、ドナルド・トランプは、1995年の州に提出した納税申告書で9億1600万㌦の損益を申告していると報じた。これは、到底大スクープとは言えない。ドナルドは、何回も、1年に10億㌦損したと言っているからである。あなたがリスク・テイカーで、数十億㌦相当の決断をする建築業者だったとしても、ちょうど綿やとうもろこしや豆などを栽培する農業従事者のように、年によっては振るわないこともある。豊作の年より凶作の年が長く続いたら、仕事を止めなくてはならない状況に追い込まれる。

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「国益に寄与」は本当か、世界各地で反米感情を煽る

 米ホワイトハウスが2014年6月に初開催した「国際LGBT(性的少数者)人権フォーラム」で基調講演したスーザン・ライス国家安全保障担当大統領補佐官は、LGBTの権利向上を重視する理由について「米国の道義的義務であり、国益だからだ」と強調した。ライス氏が中心になって取りまとめた昨年2月の「国家安全保障戦略」にも、米国はLGBTの「擁護者」となることが明記された。

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終幕近づく「トランプ劇場」

 米大統領選までわずか1カ月という局面で、11年前のわいせつ発言をめぐり窮地に陥る共和党候補ドナルド・トランプ氏。「最後のチャンス」と言われた9日の第2回テレビ討論会では、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官を激しく攻め立てた。だが、発言で負ったダメージは大きく、支持率は一段と低下。残された時間で逆転するのは困難な見通しで、全世界を騒がせてきた「トランプ劇場」は終幕が近づいてきた。

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米大統領選、討論会の意義を再確認せよ

 米大統領選が来月8日の投票日まであと1カ月と迫る中、中西部ミズーリ州セントルイスのワシントン大で2回目のテレビ討論会が行われた。共和党候補ドナルド・トランプ氏の巻き返しが見られたが、CNNの調査によると、先月末に行われた1回目より差が縮まったものの、討論会視聴者の57%が民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官、34%がトランプ氏に軍配を上げた。

両候補とも資質に疑問符

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