ワシントン・タイムズ・ジャパン

北米・中南米 rss

バイデン米政権発足1年 支持率低下 国際的信頼に影

 バイデン米政権の発足から20日で1年。「米国は戻ってきた」をスローガンに掲げ、同盟関係や国際協調の修復に力を傾けた。対中国を念頭にした日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」の強化などを推し進める一方、アフガニスタンからの撤収では失敗。国際的信頼の回復は遠い。

 ◇にじむ疲労感

 「なかなか大変な年だった」。ブリンケン国務長官は昨年末、1年間を振り返る記者会見で疲労感をにじませた。

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不審なテキストメッセージにご用心ー米国から

 ある日、「あなたはスティーブンさんですか。友人のエミリーから紹介されました」という人違いのテキストメッセージがスマホに届いた。無視しようかとも思ったが、間違いを知らせた方がよいだろうと思い、「私はスティーブンではない」と返した。

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南米「左傾化の波」止められるか

 今年は、南米の経済大国ブラジルと隣国コロンビアで大統領選挙が実施される。どちらも現在の南米では「保守の要」となっており、中南米で相次いで左派政権が誕生している「左傾化の波」を止められるかどうかが注目される。仮に両国で左派政権が誕生した場合には、米国の外交方針にも大きな影響を与えることが予想されるが、現状は左派候補が優勢だ。(サンパウロ・綾村悟)

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10月2日 ブラジル大統領選 左傾化波及 苦戦する現職

 ブラジル大統領選挙の投票日は10月2日。有効投票50%以上獲得した候補がいなければ決選になる。就任は来年の1月1日で任期は4年。2期までは再選が可能だ。

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11月8日 米中間選挙 インフレで民主苦戦か

 11月8日に実施される米中間選挙は、上院の100議席のうち34議席と下院の全議席に当たる435議席が改選となる。現在上下院で多数派の与党・民主党は、上院で1議席、下院で5議席失うと共和党にその座を譲ることになるが、現状では苦戦が予想されている。

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米シンクタンク報告書 学術交流で軍拡図る中国

 米国の大学では近年、中国の語学教育機関「孔子学院」の閉鎖が相次いだ。しかし、閉鎖後も中国の軍事開発を支援する同国の大学との間で学術交流協定を継続している米大学が多いことが米シンクタンクの報告書で明らかになった。米国の最先端研究が中国軍の近代化に利用されていることが懸念される。

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米ニューヨーク市 感染の波の間に戻る活気

 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大に伴い、イベント中止などの動きが再び起きている。しかし、ウィズコロナ時代はアルファ株、デルタ株、目下のオミクロン株など新型株感染の波を何度も乗り越えながら、人々が希望を失わず前向きに生きることが大事なのではないか。

 一昨年に新型コロナによる打撃を受け、ゴーストタウン化したとまで言われた米東部ニューヨーク市。それを乗り越え、活気を取り戻していた同市を昨年12月上旬に訪れた。(ニューヨーク・山崎洋介)

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観光大国復活の兆し 夏季シーズンのブラジル

 「今年のバカンスシーズンの売れ行きは驚くほど好調です。東北部のビーチリゾートなど、一部の観光地は年末の予約がすでに埋まっている状態です」。ブラジル最大手の旅行会社CVSの営業担当者が説明する。まだ昨年11月に入って間もないころの話だ。

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【主張】警戒すべき新冷戦下の思想混迷

 2022年の年が明けた。今年もさまざまな「歴史」の節目を迎える。例えば沖縄の本土復帰50周年(5月)。小泉純一郎首相と金正日総書記との日朝首脳会談20周年(9月)。沖縄は辺野古移設に見る米軍基地と東アジア安全保障の確保とのバランスが依然重い課題であり、拉致問題は会談後の一部拉致被害者の帰国以来、何らの進展もない。「節目」で終わらせず一刻も早い解決が望まれる。

中国共産党軸に分断工作

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米国民と議会をだましたファウチ氏 文民統制を重視し解任を

エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ

70年前の1951年、朝鮮戦争の最中、米国大統領のハリー・S・トルーマンは、指揮官の元帥ダグラス・A・マッカーサーを解任した。ワシントンや全米をはじめ、多くの人たちはショックを受けた。マッカーサーは、絶大な人気や影響力を持つ連合国最高司令官として対日占領も担当したことから、日本人にも大変な衝撃を与えた。

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米国 対立超えワクチン接種を

米コラムニスト キャサリン・パーカー

 新型コロナウイルスとワクチンを皮肉る動画が幾つも出回り、拡散されているが、一番笑ったのは、コメディアンでクリエーターのタイラー・フィッシャー氏の「カミング・ネクスト・イヤー」だ。

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保存食にもなるクリスマスケーキ ーブラジルから

 南半球のブラジルは、真夏の太陽の下でクリスマスシーズン真っ只中(ただなか)だ。ショッピングセンターや商店街は、プレゼントを買い求める人々であふれており、マスク姿さえなければ新型コロナウイルスの流行を忘れてしまいそうなほどのにぎわいを見せている。

 ブラジルのクリスマスに欠かせないものといえば、クリスマスツリーに家族や友人へのプレゼント、そしてブラジル版のクリスマスケーキ「パネトーネ」だ。

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米大学にも中国の言論統制

 米国の大学に通う中国人留学生が1989年の天安門事件の抗議者を支持したことで他の中国人学生から嫌がらせを受けたり、中国にいる家族が当局に脅迫されたりしたことが先月下旬、米メディアの報道で明らかになった。中国共産党による言論統制が米大学キャンパスにも及んでいることを改めて印象付けた。報道を受け、大学側は関与した学生を罰する方針を示すなど、厳しい対応を誓った。 (ワシントン・山崎洋介)

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復活する習近平と存在感のないバイデン

 トランプ前大統領が中国と対立し、中国包囲網が形成された。だがアメリカ大統領選挙で敗北しバイデン大統領に変わる。トランプ前大統領が形成した中国包囲網として、イギリス・フランス・ドイツ・オランダ海軍艦艇が日本付近に集結したのは事実。だが2021年10月を境に、中国包囲網は段階的に縮小している。

 アメリカ海軍とイギリス海軍が、インド洋・南シナ海・東シナ海で継続的に活動したことで、人民解放軍海軍の活動を縮小させた。制海権は基地から戦場まで継続的に往復することで獲得できるから、人民解放軍海軍を引かせることができた。

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民主主義サミット 専制主義に結束して対抗せよ

 バイデン米大統領はオンライン形式で初の「民主主義サミット」を開催した。

 111の国・地域の指導者らが参加し、岸田文雄首相も出席した。日本のほか、欧州主要国や台湾などが招待された一方、バイデン政権が専制主義と批判する中国やロシアは招かれなかった。

 開催の背景に危機感

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玄関先の荷物を盗む「海賊」にご用心ー米国から

 クリスマスシーズンのこの時期、メディアで「ポーチ・パイレーツ(玄関先の海賊)」をどう防止するか、といった報道をよく見掛けるようになった。

 これは玄関先に置き配された荷物を盗む人たちのことで、新型コロナウイルスのパンデミックによってオンラインショッピングの利用が増える中、こうした犯罪による被害は増えている。特にプレゼントのために買い物をするクリスマスシーズンは、特に玄関先の荷物が標的にされる。

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左傾化の波続く中南米 各国で左派政権誕生相次ぐ

 中南米に左傾化の波が訪れている。昨年からすでに4カ国で左派系の候補が政権を獲得しており、その流れは来年9月に予定される南米の大国ブラジルの大統領選挙にも影響を与えようとしている。新型コロナウイルス禍がもたらした経済低迷に伴う治安悪化、貧困・格差の拡大は選挙の大きな争点となっており、貧困対策を強く訴える候補に有利に働いている。(サンパウロ・綾村 悟)

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米 五輪外交ボイコット 中国の人権侵害に対抗

選手団は派遣

 バイデン米政権は6日、来年2月の北京冬季五輪に政府関係者を派遣しない「外交ボイコット」を発表した。中国政府による新疆ウイグル自治区でのジェノサイド(集団虐殺)や人権侵害を理由に挙げた。一方、中国外務省の趙立堅副報道局長は会見で「強烈な不満と断固とした反対」を表明し、対抗措置を取ると反発した。

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米中間選挙左右する両党の内部対立

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき

 アメリカは政治も社会も分断が深まり、民主、共和両党間の確執は限度を知らないかのようであるが、より深刻なのは両党内の分断かもしれない。

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元同性愛者が語る「真実」 信仰の力で性的指向に変化

チェンジド運動 共同代表 エリザベス・ウォニング氏

 性的指向・性自認は「生まれつき」「不変」ではないことを実際に証明しているのが、同性愛者から異性愛者に変わった、あるいは性別違和がなくなったという、いわゆる「元LGBT」の存在だ。彼らの声はLGBT問題を考える上で重要な示唆を与えてくれるはずだが、現在の議論では完全に無視されている。

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駐米大使になったアフガン女性

米コラムニスト デービッド・イグナチウス

 米国は、感謝祭を迎え、お祭り気分だが、困難の中にいる人々のことにも思いをはせてみたい。アデラ・ラズという名のアフガニスタン人女性がいる。

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最終ゴールは「平等法案」 過激イデオロギーが「国教」に

 米国では2015年の連邦最高裁判決により、全米50州で同性婚が合法化された。LGBT活動家たちにとって悲願が成就した瞬間だったが、これが「最終ゴール」ではなかった。  最終ゴールとは、性的指向・性自認を理由とするあらゆる差別を非合法化することだ。現代の米国では人種や性別に基づく差別がタブーであるように、同性愛や性転換について異論を挟むことさえ許さない社会の実現を目指している。

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高いエイズ感染リスク 男性同性愛者は6人に1人

 米国で同性愛に対する抵抗感が根強く存在するのは、キリスト教の性倫理に反することが最も大きな要因だ。だが、決して宗教的理由が全てではない。同性愛文化が広がることは、公衆衛生の観点からも望ましくないという側面がある。

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