ワシントン・タイムズ・ジャパン

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平和協定で非核化は希望的観測

韓国紙セゲイルボ

 北朝鮮による5回目の核実験とそれ以後の追加核実験で核兵器小型化・軽量化が完成すれば、韓国は“風前の灯火(ともしび)”の危機に直面することになる。

 中国は「米国が北の核除去に乗り出せば、韓半島で戦争が起きるだろう」と危惧する。オバマ米大統領も最近、「米国には北朝鮮を破壊する能力があるが、韓国が被害を受けるので忍耐する」という趣旨の発言をした。

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為替レート問題で構造調整頓挫させぬ対応を

韓国紙セゲイルボ

 日本の量的緩和政策に対して、日本の立場を擁護してきた米国に変化が感知される。米国金利引き上げが予定より遅れ、国際金融市場で円高が進み、日本政策当局が介入しようとする動きを見せると、米国は明らかな警告メッセージを送った。

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鳳仙花(ホウセンカ)

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」

 丁酉再乱(慶長の役)の時、日本に捕虜として行った姜”は「看羊録」にこのように記した。「乙未年、丙申年以来、4、5年間、数日おきに地震のない日がない」。乙未年は1595年、丙申年は1596年だ。その頃、日本には大きな地震があった。豊臣秀吉。壬辰倭乱(文禄・慶長の役)を起こした1592年、京都の本拠地を作るために宮殿のような城を造った。伏見城。規模がものすごかったようだ。1596年に京都を襲った地震は4年の大工事は泡と消えてしまった。看羊録にはこのように記されている。「城と家が全て壊れた。…東側に新しく城を建てることにし昔通りの姿に造った」。壊れればまた建てる日本人の応戦ぶりがうかがわれる。

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解釈入り乱れる韓国与党の総選挙惨敗

韓国紙セゲイルボ

 与党の惨敗で終わった4・13総選挙の敗因をめぐって解釈が入り乱れている。政府・与党の傲慢(ごうまん)と不通という主張や、経済政策失敗に対する報復という分析もある。どれも正しいだろう。

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脱北事態は中朝関係変化の序章なのか

韓国紙セゲイルボ

 中国にある北朝鮮レストランから従業員ら13人が脱出した。この事件は核実験、ミサイル発射を進める北朝鮮に中国が送った警告メッセージである。

 北朝鮮は大きな衝撃を受けたにもかかわらず、中国に対して露骨な攻撃をひとまず自制している。中国の黙認がなかったら今回の脱出はできないという点をよく知っているからだ。

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総選挙で有権者が冷淡だった理由

韓国紙セゲイルボ

 ワシントン特派員時、米大統領選挙を間近で見守った。有権者は政治に対する関心が高く、積極的に意思表示をした。特定政党・候補支持のプラカードをかけた家が多かった。近所のある青年は道端で、民主党支持の理由について長時間熱弁を振るった。

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“主人精神”が足りない韓半島で遠ざかる統一

韓国紙セゲイルボ

 韓国が継続的な経済成長をして、先進国になるためには統一の道しかないと異口同音に言う。しかし、統一は遠ざかるように見え暗澹(あんたん)たる現実だ。

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親孝行条例

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」

 ロシアの作家ツルゲーネフの逸話だ。ある日、狩りから戻って庭園をぶらついていた。猟犬が何かを見つけ、息を殺して密(ひそ)かに這(は)っていくので、猟犬の前の方をよく見ると、ふわふわした産毛の雀の雛(ひな)が1羽いる。巣から落ちた雛はできたばかりの羽根の付け根を不憫(ふびん)なほど動かしている。猟犬は雛の方に近寄った。その時だ。突然、木からさっと親雀が飛んできて雛の前に舞い降りた。親雀は毛を逆立ててジュクジュクジュクと鳴きながら猟犬の鼻先を目指して突進した。ぴょんぴょん跳びながら2回も犬の口先を攻撃するのだ。かわいそうに親雀は全身をぶるぶる振るわせたかと思うと芝生の上に頭を打ちつけて気絶した。

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制裁1ヵ月 北朝鮮は変わったのか

韓国紙セゲイルボ

 北朝鮮の第4回核実験以後、国際社会が類例のない強硬な制裁を施行して1カ月が過ぎた。それ以後、北朝鮮は変わったのか。まだ制裁の効果を云々(うんぬん)するのは早いが、過去とは違った幾つかの差異点が見える。中国の反応だ。

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国家的失敗に直面する北の核兵器保有戦略

韓国紙セゲイルボ

 北朝鮮は核保有戦略で一貫している。国際社会の激烈な反対と圧力にもかかわらず、先軍政治と首領体制擁護という一念で、民生を犠牲にして核開発に全投入してきた。その結果、核兵器は保有することになったが、安保は不安定化し、国際制裁が強化された結果、金正恩(キムジョンウン)体制の将来も保障が難しくなった。南北関係は破綻し、伝統的友好国の中国との関係も疎遠になった。北朝鮮政権が核兵器開発戦略を誤って選択し推進した結果だ。

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内助の女王

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」

 国会の要職を経験したある政治家の夫人は夫の月給をリュックに入れた。夫が国会の役職を得て最初の月給だ。還暦が近い夫人はリュックを背負ってしばらく歩き回ったという。生涯政治家の夫からもらった最初の生活費に感激したためだ。一体毎月もらう議員歳費はどこに消えたのか。それは選挙区の管理、秘書や職員の月給に全部使い、生活費は田舎の病院で働く自分が賄ったという夫人の苦労話が切実だった。

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トランプ氏が大統領になれば、韓国は…

韓国紙セゲイルボ

 「米軍2万5000人が韓国を守っているが、韓国は一銭も出していない」

 米共和党のドナルド・トランプ氏が2011年に言ったことだ。当時、韓国は米軍駐留費として7億㌦を出していた。彼は同年8月、アラバマ州バーミングハムでも、「米国が軍隊を韓国に派兵するのに恩返しがない」と主張していた。

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分裂した朝鮮時代の「党争」を反面教師に

韓国紙セゲイルボ

 総選挙公認をめぐり与野党を問わず派閥分裂が絶頂に達している。与党セヌリ党の政治家に対しては「親朴」「非朴」「親朴」「親李」だけでなく「親劉承★(ユスンミン)系」「親金武星(キムムソン)系」という用語が公然と飛び交っている。

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『竹泉稿』の里帰り

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」

 旧韓末(朝鮮末期~大韓帝国)の改革派政治家、朴定陽が残した『美俗拾遺』(美は美国=米国のこと)はわが国初の西欧見聞記だ。初代駐米全権公使としてワシントンに赴任した彼が1888年1月から11月まで見聞きしたことを記録したものだ。彼は自主外交を遂行して清の反発で召喚され、後に総理大臣などを歴任して改革を推進したが守旧派の妨害で失敗した。

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「卑語」繰り返す北朝鮮

韓国紙セゲイルボ

 北朝鮮が吐き出す卑語や穢(きたな)い言葉は傲慢(ごうまん)で無礼なだけでなく、ほとんど呪いといっても過言ではない。朴槿恵(パククネ)大統領に対する呪詛、卑語が2カ月近く続いている。

 言葉は人格を表す。話す内容と態度で人の品位を計ることができるという意味だ。これは国の品格にも適用される。国家を代表する人の言葉や機関紙等に発表される用語が即、その国の品位を表す。

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飲酒守則の変更

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」

 朝鮮時代の文章家、孫舜孝は深酒で間違いを犯すことが多かった。ある日、成宗(第9代王)が密かに召して小さな銀杯を与え、「これからこの杯で1日に3杯だけ酒を飲むようにせよ」と命じた。しばらくして成宗が孫舜孝と出会うと顔が赤かった。王が詰問すると、彼は「いただいた銀杯で3杯飲んだだけです」と言い張った。王はその銀杯をすぐに持って来させたが、小さな銀杯が大きくなっていた。孫舜孝が「銀杯が小さいので鍛冶屋に少し大きくさせました」と吐露すると、王は豪放に笑い飛ばした。

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飲酒守則の変更

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」

 朝鮮時代の文章家、孫舜孝は深酒で間違いを犯すことが多かった。ある日、成宗(第9代王)が密かに召して小さな銀杯を与え、「これからこの杯で1日に3杯だけ酒を飲むようにせよ」と命じた。しばらくして成宗が孫舜孝と出会うと顔が赤かった。王が詰問すると、彼は「いただいた銀杯で3杯飲んだだけです」と言い張った。王はその銀杯をすぐに持って来させたが、小さな銀杯が大きくなっていた。孫舜孝が「銀杯が小さいので鍛冶屋に少し大きくさせました」と吐露すると、王は豪放に笑い飛ばした。

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“アルファ碁ショック”の意味

韓国紙セゲイルボ

 人工知能(AI)アルファ碁と李セドル9段の対局は4勝1敗でAIの圧勝に終わった。大韓民国は21世紀AIの実体を衝撃と驚き、安堵と憂慮、憐憫と感動で見守った。

 対局で最も大きな意味は、教えないことを学習することができる能力を持ったAIが、われわれの社会にいかなる影響を及ぼすのかを推し量ってみることができたというところにある。

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「建設韓流」を持続させようとするなら

韓国紙セゲイルボ

 ベトナムの首都ハノイ市内を見回すと、あちこちに「最大投資国」韓国の姿が見える。市内で最も高い建物は慶南企業が建てた「ランドマーク72」だ。72階はベトナムで最も高い。少し離れたところには「ロッテセンターハノイ」がある。65階でベトナムで2番目に高いといった具合だ。

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56年ぶりの赦し

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」

 日本統治時代に神社参拝を拒否し獄中生活の苦しみを味わった孫良源牧師は大空のように広い心を持った人だった。彼の名前の前には「偉大な赦し」が修飾語のように付いて回る。孫牧師の2人の息子は麗順反乱事件(1948年、全羅道の麗水・順天での軍隊反乱)当時、共産主義の工作員に捕まって銃殺された。孫牧師は息子の葬儀の日、人々の前でこう叫んだ。「息子1人の殉教も尊いというのに、まして息子2人も殉教するとは。神様、感謝いたします」。

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世界的“トランプ現象”は韓国にも?

韓国紙セゲイルボ

 ドナルド・トランプ氏が米共和党大統領候補の席をつかむ一歩手前にまで来ている。彼が本選で民主党候補を破ればホワイトハウスの主になる。

 トランプ現象は有権者の既得権勢力に対する怒りの噴出というのが最も一般的な解釈だ。しかし記者が見るに、日に日に窮乏する米国人の暮らし、雇用不足、富む者は益々富み、貧しい者は益々貧しくなるの両極化現象にその原因がある。

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「核の代わりに経済」北朝鮮はイラン見習え

韓国紙セゲイルボ

 イラン総選挙が改革・中道派の大勝利に終わった。核交渉妥結後、初めて行われたこの選挙の結果は西側の経済制裁解除による変化を評価する民心が反映されたと分析される。イラン国民は「核」の代わりに「経済」を選択したのだ。

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苦難の行軍

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」

 顕宗(朝鮮18代王)12年、1671年のことだ。

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