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韓国紙セゲイルボを読む rss

遼東の風塵

 (朝鮮第22代王)正祖4年、1780年の陰暦7月10日、燕厳(ヨンアム)・朴趾源(パクジウォン)(燕厳は号)は遼寧省外の十里河を出て瀋陽に向かった。ひどく暑かったその日、眼前には遼東の平原が広がっていた。

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“国会”に平壌同行を要請した政府

 文在寅大統領が随行団と共に18日、平壌を訪問する。共に民主党の李海瓚、民主平和党の鄭東泳、正義党の李貞味代表が同行する。国会議長団と野党代表も一緒に平壌行きの飛行機に乗れば、見栄えが良かったかもしれない。

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北の非核化実現に必要なロードマップ

 9月の韓半島情勢は重大な岐路に立っている。初めての試験台である対北朝鮮特使団の訪朝結果が出た。金正恩労働党委員長は完全な非核化に対する意思を再確認し、トランプ米大統領の任期である2021年1月までの非核化実現を望むといった。米国の相応措置を前提とした発言だ。

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冷遇される陸士

 今日の形態の陸軍士官学校(陸士)は李承晩大統領とジェームズ・ヴァン・フリート在韓国連軍司令官(米第8軍司令官)が建てた。韓国動乱の最中に赴任したヴァン・フリート司令官は連戦連敗だった韓国軍を点検しながら、根性のある将校の人材不足を把握した。

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アジア大会でも浮上正解のない“兵役特例”

 特別法でなく一般法であるのに、例外を認める特例条項がおびただしい。国際スポーツ大会入賞者の兵役特例を規定した兵役法が代表的だ。国民の4大義務の一つである国防の義務を免除する問題であるだけに、いつも論議の的となる。

 先頃閉幕したジャカルタ・アジア競技大会で韓国サッカー代表の孫興民の兵役免除と、プロで固めた野球チームの選手選抜が問題となり、賛否論がより熱くなった。

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焼酎の健康負担金

 韓国の焼酎は長久の歴史を持つ酒だ。高麗後期に元王朝から伝来した。穀酒を煮て得た蒸留式の酒なので、露酒・火酒・汗酒とも言った。高価なぜいたく品だった。モンゴル軍の駐屯地だった安東、開城などで製造法が発達し、今もその伝統が引き継がれている。

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急変する経済環境と危機不感症

 国際経済と金融市場に乱気流が起こっている。米国発の経済制裁でトルコ経済がふらつき、アルゼンチンなど新興国市場も国家破綻の暗い影が垂れている。数カ月の間、それこそ国際経済と金融市場は友軍と敵軍を分けるのが難しい戦場と化した。

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相互不信変わらぬ韓中習氏の年内訪韓が目安

 24日、韓中国交正常化26周年を迎えたが、在韓米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に対する中国の報復が完全に解除されない上に、両国の不信感も消えず、越えなければならない山が多いという評価が多い。

 だが最近、米朝、南北、朝中首脳会談などで、韓半島の緊張緩和がなされて、韓中間の経済交流の重要性もあり、韓中協力が共存の道だということで両国とも共感する雰囲気も生まれている。

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帰省列車の切符

 「厳しい寒さの中を、二千里の果てから、別れて二十年にもなる故郷へ、私は帰った」。中国の作家、魯迅の小説『故郷』の冒頭の文章だ。

 客地で暮らす子供が父母に会うため故郷を訪ねることを帰省という。よく、秋夕(チュソク)(旧暦8月15日、今年は9月24日)やソルナル(旧正月)のような名節に故郷の家に帰る大勢の人を帰省行列(里帰り)と呼ぶ。

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文政権は経済政策の失政を認めよ

 北朝鮮の非核化、所得主導の成長、不動産対策にもかかわらず天井知らずで急騰するソウル住居価格…。最近、韓国社会を揺るがすイシューだ。大統領府が野心的に推進した課題だが、外見が賑(にぎ)やかなだけで、昨年の文在寅政権スタート以後、これといった成果がないのが共通点だ。

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犬肉論争に決着か

 茶山・丁若鏞はよく知られた犬肉の愛好家だった。彼は(全羅南道新安郡にある)黒山島に島流しにされた兄、丁若銓に送った手紙において犬肉の優秀性を高く評価しながら、調理法を詳しく書き送った。「私なら島の中を歩き回る野良犬を5日に1匹ずつは煮て食べるよ」と語ったりもした。

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速度調整が必要な南北鉄道構想

 19世紀文明の産物である鉄道が21世紀にも大きな関心事となっている。文在寅大統領が8月15日の祝辞で東北アジア6カ国と米国が関わる「東アジア鉄道共同体」構築を提案し、「東北アジア多者間平和安保体制へ向かう出発点になるだろう」と述べた。

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韓国を“自殺”に導く行き過ぎた「積弊清算」

 大韓民国の自殺率は人口10万人当たり28・4人で、経済協力開発機構(OECD)加盟国中で断然トップだ。1日に約40人ずつ自ら命を絶っている計算になる。

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デジタル性犯罪

 弘益大(美術学部絵画科)で行われた人体ヌードクロッキーの授業で、男性モデルの裸体写真を撮影して流布した容疑で起訴された女性モデルの安某被告に対し、昨日、1審判決で懲役10月の実刑が宣告された。この事件は“性差別による不公平捜査”論議を活性化させた。当初、実刑を受ける可能性が低いものとみられていたため、さまざまな女性団体の“性差別捜査論議”の主張がいっそう強まる見通しだ。(問題の写真が掲示された)男性嫌悪サイト「ウォマド(Wom ad)」には、「ソウル大隠しカメラ設置」という書き込みが相次ぎ、大学側が慌てて学内のトイレ約1700を調査している。

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膠着局面の朝米非核化交渉

 非核化をめぐる朝米交渉が停滞しているが、簡単には変化しないだろうというのが一般的な観測だ。朝米両国が交渉を破局させないのは、トランプ大統領と金正恩国務委員長との信頼が維持されているからだが、むしろ、われわれが憂慮することは、秋の米中間選挙前に北朝鮮がやむを得ず核兵器の幾つかを申告したり、大陸間弾道ミサイル廃棄を宣言したりして適当に妥協することだ。

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北の外交的勝利だったASEANフォーラム

 東南アジア諸国連合(ASEAN)と南北および米中日露など北核6者会談国が参加したASEAN地域安保フォーラム(ARF)が閉幕し、発表された議長声明で、参加国は北朝鮮の核問題について「板門店宣言とシンガポール朝米首脳会談合意」の履行を促した。

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李在鎔氏訪ねた経済副首相

 1997年の金融危機。原因は何だろうか。山積した経常収支の赤字、高い短期外債の割合、高い負債比率、開放された金融市場、船団式の企業運営…。多くの要因が挙げられる。その中の一つに、「経済部處(省庁に相当)を果川に移したため」という指摘がある。“経済政策の上王(生存中の前王)”と呼ばれていた当時の財政経済院の官僚たちがそう言っている。責任転嫁の話かというと、そうではない。

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北の非核化、また膠着状態入りか

 歴史的なシンガポール朝米首脳会談が開催されてから2カ月経(た)つが、北朝鮮の非核化交渉は膠着(こうちゃく)状態に陥っている。朝米間の非核化をめぐる異見が相変わらず大きいのだ。

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縄文時代から解く日本の対東南アジア関係

 最近、日本では縄文時代に焦点を当てる作業が活発化している。メディアでは現代日本人のDNA情報の20%を縄文人から引き継いでいるとか、縄文時代の女性遺骨のゲノムは8000年前のラオス遺跡、4000年前のマレーシア遺跡で発見された遺骨のそれと似ているという結果を相次いで報じながら、日本人の東南アジア由来説を伝えている。

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韓国動乱の休戦協定締結から65年、終戦宣言で異見膨らむ米朝

 今年は韓国動乱の休戦協定締結65周年だ。戦闘行為を止めただけで、戦争を終わらせたわけではない。軍事休戦委員会と中立国監視委員会は板門店に臨時テントを張った。当時、休戦協定が65年間も維持され、韓半島の状況を法的に規定するだろうとは誰も予想しなかったからだ。

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干渉好きな政府

 わが国の旅行収支の赤字は2010年の84億㌦から17年には172億㌦と、2倍以上増加した。国内旅行で使うお金より海外旅行で使うお金が多いことの結果だ。旅行収支の赤字を減らそうとすれば、より多くの外国人観光客が韓国を訪れ、韓国人は外国の代わりに国内旅行にお金を使わなければならない。韓国経済研究院は、韓国人の海外旅行での消費を国内に10%だけ回しても2兆5000億ウォンの付加価値と7万3000人の雇用を誘発する効果が期待できると分析している。

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輸出先多角化など米中為替戦争へ対策急げ

 米中間の為替戦争は対中輸出依存度が高い韓国経済に大きな打撃を与えることが憂慮され、政策当局は至急、対応策を用意すべきだ。

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