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韓国紙セゲイルボを読む rss

青瓦台のミス

 金泳三(YS)政権の任期末に大統領の次男である賢哲氏が国政介入事件で逮捕された。その頃、金融界の高位関係者は「青瓦台(大統領府)の報道資料に誤字が出ていることを見て、政権がダメになったという気がした」と語った。その後、YS政権の国政は乱脈ぶりを見せ、ついに1997年末“国家不渡り事態”(金融為替危機)まで起こした。

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2年連続G7参加で韓国の地位向上

 韓国が2年連続、経済・政治的に「先進国クラブ」と呼ばれる主要7カ国(G7)首脳会議に招待され、一定の成果を上げることによって、国力の成長を対内外に標榜(ひょうぼう)する契機となったと評価されている。同時に固まりつつある民主主義陣営対中国の競争構図において韓国がG7諸国と価値と秩序を共にすることもまた、避けられなくなったという分析が出ている。

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美容整形中毒

 「最近になって新種の伝染病が流行しているよね/皆が借金をしてまで整形をしようとし/自分が本来の地顔がきれいだったように/そんなふうに整形美人たちは街を闊歩(かっぽ)するが/幼い頃の写真はすべて処分して外見は堂々と結婚するけど/2世が生まれれば皆が驚き、そんな時は夫の家のせいにしながら/そんなにしてまで皆が美人になりたいのだろうか」

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3年で覆った“強制徴用”訴訟判決

 日帝強制占領期の徴用被害者ら約80人が日本企業16社を訴えた損害賠償請求訴訟がソウル中央地裁によって却下された。2018年10月の大法院(最高裁に相当)全員合議体(大法廷)が下した判決と正反対の結論で、論議が予想される。同訴訟は日帝徴用被害者が起こしたさまざまな訴訟の中で最も規模が大きい。

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“戦車強国”

 “爆風”。血なまぐさい戦争を知らせる暗号だ。1950年6月25日早朝4時、金日成はこの暗号で南侵を命令した。6・25戦争(朝鮮戦争)の英雄、白善燁将軍の自叙伝的書籍の『ジェネラル・ペク』では、金日成をこのように評価している。「金日成は邪だ。民族を叫んでいたが、実際にはその民族が数多くの犠牲を強いられる同族同士が殺しあう悲劇を起こした」。

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柔軟な国家戦略必要な米中“新冷戦”

 米国と中国の戦いは激烈で戦線も全方向に拡大している。バイデン米大統領は先月末の議会演説で、中国の習近平国家主席を「独裁者」と呼び、「21世紀を中国に渡さないようにしよう」と述べた。ブリンケン国務長官も米中関係を「21世紀最大の地政学的な試練」と言った。中国の台頭を憂慮する米国の切羽詰まった本音がにじみ出ている。

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李俊錫の“愉快な反乱”

 野党「国民の力」の李俊錫の“若い風”が強く吹いている。党代表選出選挙に出馬した彼は最近、ある世論調査で8人の候補のうち支持度1位を記録した。支持率が30・1%で、錚々(そうそう)たる2、3位候補を合わせたものより高かった。青年世代から“スッコル(守旧勢力バカ)”“コンデ(権威的な考えを持つ大人)”と後ろ指をさされていた保守政党で起こった天地開闢だ。李俊錫“突風”を見守るソウル市長、呉世勲は「愉快な反乱を夢見る」とSNSに書き込んだ。

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国らしい国の希望は消え、民の怨嗟溢れる

 壬辰倭乱(文禄の役)の戦時内閣を率いた柳成龍(リュソンニョン)は戦後「懲毖録(ちょうひろく)」を書いた。懲毖は「私の過去の過ちを反省し後患のないように慎む」という意味だ。約400年前と同じく大韓民国は柱が腐り屋根は雨漏りしている。

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政策なく政治だけが残る韓日関係、改善へ意味ある努力を

 文在寅政府の4年は期待が大きかっただけに失望も大きかった。中でも現在の韓日関係は凄惨(せいさん)な水準と言っても過言ではないだろう。最大の懸案である強制徴用問題と慰安婦問題に対する司法府判断で、政府が動ける余地は大きくなかったし、輸出規制問題にはGSOMIA(軍事情報包括保護協定)カードで対抗したが、これは歴史問題(強制徴用問題)に経済問題(輸出規制問題)を持ってきた日本と違わなかった。

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アイ・ソウル・ユー

 短くて単純なロゴやフレーズを通して都市のイメージを高めることができるのが都市ブランドだ。“I♥NY”のように素敵なブランドを掲げて跳躍した都市は少なくない。オランダ・アムステルダムの“I Amsterdam”、ドイツ・ベルリンの“Be Berlin”、シンガポールの“Your Singapore”も強い象徴性を見せ、成功した都市ブランドとして知られている。  現在、ソウルを代表するブランドは朴元淳前ソウル市長在任中の2015年10月に創られた“I・SEOUL・U”(アイ・ソウル・ユー)だ。2002年の(サッカー)韓日ワールドカップに際して李明博ソウル市長(当時)が作って14年間使われていた“Hi Seoul”に代わった。

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中国は韓国安保にどんな存在なのか

 米国と中国との対立が全方位に拡大する中、韓国の立ち位置が動揺している。「安米経中」(安保は米国、経済は中国)の立場で戦略的曖昧さを維持して国益を守ろうという試みは、もはや通じない雰囲気だ。今こそ明確で大胆な決断を下さなければならない時だ。

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鬱憤の国

 文在寅大統領は実に幸福への関心が強い。潜龍時代には“幸福の国”ブータンを訪問してきた後に「国民を幸福にできなければ政府の存在価値がない」と断言した。自叙伝にはこう書いている。「幸福な時には幸福にしてください。幸福な表情を後回しにしないでください」「今日も笑います。目じりに小じわができるように」。

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構造的不道徳に失望した韓国の20代、 現実認識せぬ政界は自省を

 4月7日のソウル・釜山市長選挙の結果は共に民主党の惨敗だった。民主党出身市長の不祥事に伴う選挙で、野党側に有利な戦いになることは明らかだった。

 だが票差があまりにも大きい。呉世勲(オセフン)ソウル市長は10年前、自ら辞任した後、敗北を繰り返した政治周辺人だった。この4年間、政権与党がどれくらい人心を失ったかをよく見せている。

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尹錫悅マーケティング

 潘基文前国連事務総長の在任当時、韓国では“潘基文マーケティング”が大流行した。2017年2月に大統領選挙出馬を放棄する時まで、彼を美化した50冊余りの本が雨後の筍のように出版され、彼の名前と写真を利用した行事・イベントが絶えなかった。国連が潘事務総長の名前を活用した商法が度を越していると判断し、自制してほしいと公式に要請するほどだった。

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中国の“自尊心”と韓国民の自尊感

 中国官営媒体の環球時報に今年韓国で封切される中国映画8編に関する記事が載った。中国の映画専門家たちはこの中で『刺殺小説家』が優れた視覚効果などが反映され韓国チケット売上1位となり、大ヒット映画に対する新しい基準を提示するはずだと自信を示した。自国映画に対する愛情を表現したものなので、問題になることはない。われわれも韓国映画が外国でうまくいくように願うのは同じだ。

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ファイアー族

 「ファイアー(FIRE)族」とは、経済的自立(Financial Independence)を実現して会社をいち早く辞める(Retire Early)人たちのことを言う。すべてのサラリーマンのロマンと言える。

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“怒りの風”で市長選に惨敗した与党

 本当に驚くべき選挙結果と言うほかない。選挙前から野党有利だとは察していたが、これほど与党が惨敗するとは思わなかった。

 今回の選挙の構図はいうまでもなく政権審判だった。平昌五輪当時、女子アイスホッケー南北合同チーム結成時から不公正問題に火が付き、最近の韓国土地住宅公社(LH)事件に至るまで、現政権の不公正問題は有権者の脳裏に一つ一つ刻まれていった。

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運動圏勢力を廃族?

 「わが家は廃族だ。官職には就けないが、聖人や文章家になれないだろうか。廃族が文を読まず身を正さなければ、どうして人の役割を果たせようか。廃族になり洗練された教養がなければ憎しみを買わざるを得ない」

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“技術標準”めぐり米中が綱引き、韓国経済も綱渡り外交に直面

 最近、太平洋を挟んで米ワシントンと中国福建省アモイでそれぞれ開かれた韓米日安保高官協議と韓中外相会談は安全保障分野とともに今後、5G、半導体、人工知能(AI)等、先端技術分野で米中の競争が韓国に及ぼす影響を凝縮して見せてくれたとの評価だ。

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怒る公務員たち

 「首領が民のためにいるのか、民が首領のために生まれたのか。民が穀物と服地を捧げて首領に仕え…脂と血と津液と骨髄を全て無くして首領を太らせているので、民が果たして首領のために生まれたのだろうか。そうではない。首領が民のためにいるのだ」

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米国“アジア系ヘイト犯罪”の要因、利己的で成功志向に反感

 米国ではよく移民の類型を三つに分ける。まずは日本型だ。日本人は米国社会に完全に同化して自分のアイデンティティーをなくす。米国で育つ日本人2世、3世は大部分日本語を話すことができない。

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黄金仮面の出土

 歴史はミステリーだらけだ。「夷」はそのうちの一つだ。夷とは何か。オランケ(蛮族)を意味すると言われるが、中国人が東方の種族をオランケと蔑視して付けた名前だろうか。そうではない。『後漢書』東夷列伝の冒頭にはこのような文章が出てくる。

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迷う理由ない韓国のクアッド参加 “中国報復”のリスク、最小化を

 米国のブリンケン国務長官とオースチン国防長官が日本を経て韓国を訪問し外2プラス2会談(外務・国防閣僚協議)を行った。今や目まぐるしく展開する北東アジア外交戦の開幕を予告するようだ。

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