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韓国紙セゲイルボを読む rss

コロナ学番の悲劇

 大学は真理探究の象牙の塔だ。就職のための懸け橋に転落したとの指摘もあるが、依然として若者の情熱を発散するロマンの空間だ。しかし、新型コロナウイルスの直撃弾を受けた2020・21学番(入学年度を表す番号)にとっては、“絵に描いた餅”だ。ロマンどころかМT(合コン)、サークル、学園祭も経験できない悲劇の“3無”学番だ。キャンパスでなく、家や喫茶店を転々としたり、アルバイトに追われたりするのが常だ。

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【韓国紙】議論40年、関心高まる韓日トンネル

 今年4月のソウル・釜山市長補欠選挙と来年の大統領選挙を契機に、韓日トンネルへの政界と学術界の関心が高まっている。社団法人韓日トンネル研究会は最近、韓日トンネルに対する40年間の研究を多様な側面から分析し集大成した「ユーラシア新時代のための韓日トンネル」を出版した。

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【韓国紙】哲学、ビジョン示せぬ韓国大統領候補たち

 来年3月9日に実施される第20代大統領選挙まで、あと半年となった。新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的流行)、気候変動、米中覇権競争、少子高齢化、社会両極化(格差拡大)など、国内外の危機要因が山積した状況で5年間国政を導いていく指導者を選択する重要な選挙だ。

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韓国紙「韓日関係は日本のトップが問題なのか」

 今や韓国も日本も政治の季節だ。韓国が来年の大統領選挙で既に選挙局面に突入すれば、日本も間もなく自民党総裁選と衆議院選挙によって選挙局面に入る。議院内閣制の日本では多数党の総裁が首相になるが、安倍晋三首相の辞任で首相になった菅義偉氏の総裁任期は9月末までだ。最近の報道によると、自民党の総裁選挙は9月29日、衆議院選挙はその後になると展望される。

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秋の長雨

 昨日が処暑だった。二十四節気の14番目に当たる処暑は、立秋と白露の間にある。夏が過ぎ、秋の気配が表れる時だ。耳元を騒がせていたセミの鳴き声の代わりに、コオロギの鳴き声が朝夕を支配している。

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韓国紙「アフガン事態を通してみた韓米同盟、対中国の“戦略的曖昧性”捨てよ」

 タリバンのカブール占領以後、バイデン米政権の対外政策が非難されている。米国がアフガンにもっと駐留して超強大国の責任を全うすべきだった、と。

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参戦手当

 「お前たち(米軍と南ベトナム軍、韓国軍)がわが方の軍人10人を殺す時、われわれ(北ベトナム軍)はお前たち側の1人を殺すが、結局、へたばるのはお前たちだ」

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韓国紙「二度と“五輪ボイコット”と主張するな」

 東京五輪が終わって1週間過ぎたが余韻はまだ消えていない。

 “神弓”の系譜を継ぐアーチェリー3冠王アン・サン、走り高跳びで韓国新記録を樹立した禹相赫、最後まで闘魂を発揮して感動を与えた女子バレーボールチームなど太極戦士(国旗の太極旗を付けた国家代表選手のこと)たちが作った場面一つ一つを忘れることができない。これまで磨き上げた技量を見るだけでも、つかの間“コロナ憂鬱感”を忘れることができた。

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兵役特例論議

 2018年10月、国会文化体育観光委の国政監査は、野球の宣銅烈・国家代表チーム監督が証人として出席する前代未聞の事態となった。同年のジャカルタ・パレンバンアジア大会で兵役特例の恩恵を受けられなければ、シーズン終了後に現役入隊しなければならない選手たちが代表チームに加わり、国家代表の選抜過程が公正でなかったという指摘のためだった。国政監査で孫恵園議員(当時、共に民主党)は、「選手選抜の過程で請託があったのではないか」と追及した。これに対し宣監督は「(自らの)所信に従って選んだ」という主張を曲げなかった。

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外交・安保の眼目、大統領選で検証を

 大統領選挙で候補者の力量について、どれくらい丁寧に検証されるかが課題だが、その中の一つが国際政治に対する見識と眼目だ。しかし、大韓民国の大統領選挙で外交・安保イシューが票の決定力を持ったことはほとんどない。ところが、新しい大統領が誕生すれば、彼は外交・安保政策にほとんど絶対的な影響力を持つ。

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世論操作は民主主義破壊の重罪、側近有罪確定に文氏は沈黙

 大法院(最高裁)は2017年大統領選挙を前後して「ドゥルキング一党のインターネット書き込み世論操作」事件で起訴されていた金慶洙(キムギョンス)前慶南道知事に対し懲役2年を確定した。

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中国の私教育禁止

 「朝鮮の両班や裕福な人たちは子供の教育に多く神経を使っており、非常に幼いときから先生をおいて(漢)文の勉強をさせているが、これはこの民族が非常に重視することだ。子供たちは一日中おしりを床に付けて座って漢文を読んでいる」

 1653年に韓国に漂着し、13年間滞在したオランダ人のヘンドリック・ハメルが『朝鮮幽囚記』に残した記録だ。韓国の私教育が長い伝統を持つことが分かる。

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確率0・0008

 われわれの体は神秘そのものだ。生命の物質であるタンパク質の分子をつくろうとすれば、アミノ酸を順序通りに連結しなければならない。例えば、タンパク質の一種コラーゲンを作るためには1055個のアミノ酸を正確に配列しなければならない。無作為に混ぜたアミノ酸がタンパク質のコラーゲンに変わる確率は10の 260 乗分の1だ。完全に分解されたボーイング707機の付属品が風に吹かれて飛行機の完成品に組み立てられることよりも希薄な確率だ。人体にはこんなタンパク質が20万種も存在する。

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韓国紙「雰囲気変えた日本公使発言」

 東京五輪(開会式)出席を韓日関係復元の契機にするという文在寅(ムンジェイン)大統領の訪日構想がついに消え去った。大統領府は開会式4日前の19日、交渉決裂を公式発表して大統領の五輪不参加を確定した。

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大韓民国を明かせ

 人の最期の言葉はその人の人生を雄弁に物語る。(南)大西洋の孤島で流刑生活を送ったナポレオンは永眠にあたっても祖国フランスを忘れなかった。彼は「余が愛したフランス国民に囲まれてセーヌ川のほとりに眠ることを願う」との遺言を残した。ナポレオンの軍隊を撃退した英国のネルソン提督は海戦で敵の流弾に当たって体中に貫通銃創を負った。勝利が確実だとの報告を受けた彼は、この言葉とともに息を引き取った。「私の最後の任務を果たしました。神よ、感謝いたします」

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尹錫悦・大統領選候補の成功条件

 来年3月に行われる21代大統領選挙に与党「共に民主党」は9人、野党「国民の力」は13人の候補者が出馬の意向を示し、各政党は候補者選びを興行させて支持率を上げようと全力をふりしぼっている。

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ピマッコル金属活字

 ピマッコル。ソウル鍾路通りの裏通りだ。その歴史は朝鮮時代に遡(さかのぼ)る。大通りを行き来する高官たち。平民と下級官吏たちは彼らと出会わないようにしようと、裏通りを好んで使った。その裏通りが、他ならぬピマッコルだ。サラリーマンたちが昼食を済まして焼酎の盃を傾けた場所でもある。

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勇将だった検事・尹錫悅の敵は自分自身

 自身の誤りに対する態度は概して二通りに分かれる。誤りを正すのと正さないこと。詳しくみると、後者も二つに分かれる。知らずに正せない場合と知っていても正さない場合だ。どちらの方を選択するかによって事の成否が分かれる。

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21世紀の文字の獄

 中国の明を建国した洪武帝(朱元璋)は出身が卑賤だった。彼は自分の芳しくない過去を思い起こさせる文章を書いた人々を全て処刑した。皇帝の徳を称賛した文人は、坊主頭の僧侶を連想させる「光」の字を使ったために殺された。かつて僧侶生活をした自分を嘲弄(ちょうろう)したという言い掛かりだった。「文字の獄」としてよく挙げられる代表的な例だ。文字の獄とは昔、中国で皇帝が嫌がる文字を使ったという罪名で処罰した事件を指すものだ。

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指導者クラスの政治家と「責任倫理」、誤り認め応分の責任を取れ

 政治家、特に指導者クラスの政治家が正しく留意しなければならない問題がある。他でもない責任倫理だ。いくら良い趣旨や正しい目的をもって事を遂行したとしても、結果が良くなければ弁解の余地なく、責任を取らなければならないということだ。

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大統領の息子の自慢

 (朝鮮時代に)郡守まで務めた土亭李之★(イジハム)(土亭は号)は家族の生計のため川で魚を釣っていた。ある日、彼の娘が父が釣った魚を市場に出して売った。娘は母にお金を見せながら、「父より2倍も高い値段で魚を売った」と自慢した。その言葉に母親はとても驚いて言った。「お父さんが知ったら大変なことを言うのね。すぐに魚を買った人たちを捜してお金の半分を返しなさい」。土亭はそれまで貧しい民もお金の心配をしないで魚を食べられるように、わざと半分の値段で売っていたのだ。

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国交正常化56周年も遠ざかる韓日、容易でない信頼関係の回復

 最近主要7カ国(G7)首脳会議を契機とした韓日会談が不発に終わり、連日“相手のせい”にする攻防が続いている。事情がどうであれ、せっかく用意された機会をいかして、どんな形であれ自然に開かれると期待された首脳会談はついに開かれなかった。

 真実攻防の中で、両国間の冷めた雰囲気はさらに冷たくなり、再び韓日首脳がいつ顔を合わせるか分からない“予約のない”状況に置かれることになった。

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