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中東・北アフリカrss

世代で評価分かれるパスタ-トルコから

 わが家で餅を好むのは、家内と私ぐらいで子供たちはそれほどでもない。  古い世代は昔、おやつ代わりに食べていた餅だから、胃袋だけでなく心も満足するものだが、新世代の人々は洋菓子も和菓子もいろいろあるうちの一つにすぎない。

 その点、トルコでは餅こそ見掛けないが、パスタなどモチモチ感があって私などは共感を覚える。

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イスラエルの西岸併合計画 ハマス「実行なら宣戦布告」

 5月に発足したイスラエル政権による、ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地とヨルダン渓谷を併合する計画をめぐる問題で、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム根本主義組織ハマスやイスラム聖戦は併合に反発し、武力闘争も辞さない構えだ。国際社会は、併合は国際法違反であり計画を中止するよう呼び掛けている。(エルサレム・森田貴裕)

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ルールは守って-イスラエルから

 コロナ禍の規制緩和が進むイスラエルでは、レストランやパブ、カフェも開店し、待ってましたと言わんばかりに人々が押し寄せにぎわっている。しかし、マスクを着けた客はほとんどおらず、ソーシャルディスタンスはどこへ行ったのかというくらい混み合っている。感染対策にはマスク着用が最も有効であるとの政府の呼びかけを、人々は全く意に介していないようだ。  先日、エルサレム中心街のカフェで久しぶりのコーヒーを楽しんでいると、店員から「飲みながらでも顎にマスクを着けて」と言われた。各都市では、マスク着用の取り締まりが強化され、忍者のように木陰に隠れてまで、警察官が容赦なく反則切符を切っているという。

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腕自慢の伸びーるアイス-トルコから

 トルコ最大の都市であるイスタンブールは、暑くなってきたこの時期、そこら中にドンドルマ売りが道にあふれる。しかも売り子は男性ばかりで、ますます暑さが増してくる。  このドンドルマとはトルコ風アイスのこと。公園のベンチにいい年をした男性2人が、これを頬張っている姿は、多分、他国では見ることができない光景だろう。

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ネタニヤフ大連立新政権発足 ユダヤ人入植地併合に意欲

 新型コロナウイルス危機に対応するため、与野党大連立政権を樹立したイスラエルのネタニヤフ首相は、選挙公約でもあるヨルダン川西岸に建設されたユダヤ人入植地の併合に向けた動きを進めている。

 一方パレスチナ自治政府のアッバス議長は、占領地の違法な併合だとして反発、イスラエルと米国との安全保障協力を停止した。中東和平プロセスの危機的状況は今も続いている。 (エルサレム・森田貴裕)

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マスクは正しく着けよう

 イスラエルは4月29日、72回目の独立記念日を祝った。外出や公園でのバーベキューが禁止されたが、多くのイスラエル人は住宅のベランダで恒例のバーベキューを楽しみ、高層住宅は香ばしい煙に包まれた。

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様変わりのラマダン

 4月24日から始まったイスラム教徒のラマダン(断食月)はかつてないものとなった。

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イスラエル 緊急連立政権で合意

 イスラエルのネタニヤフ首相と中道野党連合「青と白」を率いるガンツ元軍参謀総長は4月20日、緊急の連立政権を樹立させることで合意した。ネタニヤフ氏が当面首相を務め、途中でガンツ氏に交代する。しかし、この合意には「交代時期の2021年10月になってもネタニヤフ氏は首相を交代しない」などと懸念の声が強い。政権樹立の期限が迫る中、最高裁判所は、合意内容が合憲かどうかを審理するという。 (エルサレム・森田貴裕)

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祭りは各家庭で

 イスラエルで8日からユダヤ教三大祭の一つである「過ぎ越しの祭り(ペサハ)」を迎えた。ユダヤ民族がエジプトでの400年間の奴隷生活を逃れ、カナンの地に出発した時を振り返るユダヤ教の重要な祭日だ。

 例年であれば、家族や親戚、友人が一堂に集い、長テーブルを囲み「セデル」と呼ばれる夕食の儀式が行われる。しかし今年、新型コロナウイルスの感染防止対策で、約1週間の祭りを各家庭で祝うこととなった。

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トルコ感染者数 中東最大に

 トルコの新型コロナウイルス感染者数が9万人を超え、イランを抜き中東最大となった。外出禁止など対策を講じているものの、感染拡大の勢いは止まっていない。 (カイロ・鈴木眞吉)

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トルコ感染者、中東最多の8万2000人

 トルコ保健省は18日、新型コロナウイルス感染者数が8万2329人(前日比3783人増)、死者数が1890人(前日比121人増)になったと発表した。感染者数はイランを上回り、中東地域で最多となった。ただ、死者数はイランが依然5301人で最も多い。

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アッラーはコロナより強し

 2月下旬までの約1カ月の一時帰国後、カイロに戻り、久しぶりにある病院に行くと、体格の良い中年男性が、私の顔を見るや、エレベーターからそそくさと降りようとした。新型コロナウイルス感染拡大の中、マスクをしていた私を中国人と勘違いして、逃げようとしたのだ。大柄のエジプト人が、小柄な私から逃れようとする様が、こっけいに見えたのか、周囲の人々の何人かは、笑いをこらえて見詰めていた。

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授業はオンラインで

 全世界で新型コロナウイルスが猛威を振るっている中、2月下旬に初めて国内で感染者が見つかったイスラエルでも、ご多分に漏れず入国制限、商業施設の閉鎖、集会の禁止、公共交通機関の利用自粛など感染拡大防止のための対策措置が取られている。

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新型コロナが中東でも急拡散、爆発的な感染の恐れ

 中東では、新型コロナウイルスの感染がイランを先頭に、トルコ、イラク、エジプトなどで急拡大、サウジアラビアやカタールなどの湾岸諸国でも感染者が急増し、爆発的な感染につながりかねないと懸念されている。内戦下のシリアやイエメンなどに及んだ場合、予測不能で壊滅的な被害が出る恐れがある。(カイロ・鈴木眞吉)

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トルコで65歳以上の外出禁止へ

新型コロナウイルスの感染拡大が続くトルコのエルドアン政権は21日、重症化のリスクの高い65歳以上や、持病のある人の外出を禁止すると発表した。

 トルコ政府は11日、初めて国内で感染者を確認したが、その後、海外からの帰国者を通じたとみられる感染が急拡大したことから、政府はスポーツジムや喫茶店、映画館、学校などを閉鎖していた。

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アフガン“失敗戦争”の和平

 新型コロナの超大ニュースの陰だが、先に米国とアフガニスタン反政府武装勢力のタリバンが和平合意に調印したのも大きな出来事だった。米史上最長の戦争で、米軍は2万2300人以上が死傷、1兆㌦以上を投じた。アフガン側は政府軍、タリバン、民間などの50万人以上が死傷した。そんな「米国のアフガン戦争」が終わりつつある。

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イスラエル総選挙、ネタニヤフ氏支持派過半数ならず

 1年間で3度目となるイスラエル総選挙(国会定数120)が2日に実施された。ネタニヤフ首相が率いる与党の右派リクードが首位に立ったものの、首相支持派の右派・宗教勢力の獲得議席は過半数を確保できておらず、次期政権樹立に向けた連立協議は難航が予想される。今回もまた連立協議が不調に終われば、4度目の選挙に向かうという異常事態となる。(エルサレム・森田貴裕)

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敬語は「おしゃれ」

 最近、日本語を学んでいるある女性が口にした「敬語はおしゃれ」という言葉にとてもハッとさせられた。日本が大好きで、日本語の勉強にも意欲的に取り組んでいるのだが、日本語の中でも特に敬語に関心が向くというのだ。

 相手を尊敬し、こんなに丁寧で美しく、思いを込めた表現は英語やイタリア語などの他の言語には見られない。とても独特で、心のこもった表現だと気付いたのだという。

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手洗いは「ハッピーバースデーの歌」を

 石油輸出国機構(OPEC)の総会は5日、ウィーンの事務局で開催され、世界的な需要減少、原油価格の急落を防ぐため、日量150万バレルの追加減産を決定した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界経済の低迷への対応だ。

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イラン発新型肺炎の予想外の波紋

 中国湖北省武漢発の新型肺炎は中国ばかりか、韓国、日本、そして欧州にも拡大してきたが、イタリアと共にイランが新型肺炎の感染拠点となってきた。イタリアの場合、欧州でもいち早く中国からの旅行者をストップさせるなど対応に乗り出したが、第3国経由でイタリアに入る新型コロナウイルスの感染対策が遅れたこともあって、潜伏期間が過ぎた肺炎ウイルスがここにきて大暴れを始めたといった感じだ。

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シリア内戦が終結間近か

 シリア政府軍は昨年12月から、反体制派の最後の拠点イドリブ県への空爆を強化した。この期間に発生した難民は100万人を超えた。内戦終結が間近との見方も出始めている。(カイロ・鈴木眞吉)

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余韻に浸れない映画館

 日本語を勉強していたイスラエル人の知人が日本旅行から帰って来たので、日本で何か驚いたことはなかったか尋ねてみた。彼は「日本の映画館だ」という。映画の最後にエンドロールが流れ始めても、観客は誰も立って外に出ようとしないことや、エンドロールが終わるまで照明がつかないことがイスラエルと違っていたという。

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エジプトのムバラク元大統領死去

 エジプト国営テレビは25日、エジプトで約30年にわたり政権を担い、チュニジアから発生した独裁政権打倒、民主主義確立を求めた中東諸国の民主化運動「アラブの春」により、2011年2月に退陣したムバラク元大統領が首都カイロの軍病院で死去したと報じた。91歳だった。

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