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中東・北アフリカrss

サプライズ好きな人々ーイスラエルから

 コロナ禍で都市封鎖中だった先週、近所の友人に呼ばれた。半年ぶりに会うのでケーキを焼いていった。

 ドアをノックして開けた途端、思いがけず親族の集まりに出くわした。友人の兄弟姉妹たちが円になって座っていた。テーブルには幾つもの手作りケーキや果物が並んでいる。友人のお姉さんに促されるまま椅子に座った。

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アフガニスタン タリバンの攻撃が激化

 カタールの首都ドーハで9月12日からアフガニスタン政府と反政府武装勢力タリバンとの恒久的停戦に向けた和平交渉が開始されたものの、進展は見られず交渉は難航している。その間もアフガン政府治安部隊へのタリバンによる武力攻撃は激しさを増し、駐留米軍はタリバンに対する空爆を実施した。(エルサレム・森田貴裕)

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イラン 首都近郊に新たな核施設

 イランは首都テヘラン近郊に新たな核開発施設を設置、核爆弾の開発、製造を極秘に進めている――イランの在外反体制派組織「国民抵抗評議会(NCRI)」が明らかにした。

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イラン禁輸解除 国際社会が一致して包囲網を

 中東情勢の不安定要因として名指しされてきたイランの封じ込めにはどうすべきか、国際社会が一致して考えるべき時だ。

米国は独自制裁を表明

 2015年の核合意によるイランへの武器禁輸が、合意の規定に基づき解除された。禁輸は、戦車、戦闘機、ミサイルなどの兵器の供与や売却、移転の禁止を決めたものだが、核合意発効後5年で解除されることになっていた。

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空が見える仮庵の屋根ーイスラエルから

 イスラエルでは、10月2日の日没からスコット(仮庵祭)が始まった。ユダヤ暦新年から続く年中行事は全て、コロナ禍による都市封鎖の下で行われている。

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レバノン イスラエルと米仲介で境界線協議へ

 イスラエルと敵対する隣国レバノンは1日、米国の仲介で、海上の境界線画定に向けた協議を開始することで合意した。地中海東部には天然ガス資源があり、両国は2009年以降、開発利権をめぐり対立してきた。両国間で協議が実現すれば30年ぶりの直接交渉となる。イスラエルとアラブ諸国の関係改善を後押しするトランプ米政権の外交努力が功を奏している。 (エルサレム・森田貴裕)

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ロックダウンの新年ーイスラエルから

 イスラエルはユダヤ暦なので、新年の日付が毎年違い、今年は9月18日の日没から始まった。いつもと違うのは、同時にコロナ禍のため全土でロックダウン(都市封鎖)が始まったことだ。4月の過ぎ越し祭の時にも全土で都市封鎖が行われた。最も重要な年中行事が毎回、都市封鎖と重なってしまったのだ。2度目のロックダウンを行うのは、イスラエルが最初の国だそうだ。

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イスラエル 湾岸2カ国と国交正常化

 イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンのアラブ2カ国が15日、米ホワイトハウスで国交正常化協定に調印した。1948年のイスラエル建国以来、国交を結ぶアラブ諸国はこれで4カ国となった。仲介役のトランプ米大統領は、他のアラブ諸国もイスラエルとの関係が改善される可能性を示しており、アラブのメディアなどでは追随する国々の臆測が広がっている。(エルサレム・森田貴裕)

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アラブ世界の変動とその「点と線」

 湾岸諸国のアラブ首長国連邦(UAE)が8月13日、そしてバーレーンが今月11日、これまで敵対関係だったイスラエルと国交正常化で合意した。そして15日、米ホワイトハウスで仲介役を演じたトランプ米大統領の立ち合いのもと、イスラエル(ネタニヤフ首相)、UAE(アブドラ外相)、バーレーン(ザイヤー二外相)の3国代表が合意文書の署名式に臨んだ。トランプ大統領は「新しい中東の夜明けだ」と合意を高く評価した。

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イスラエル 米仲介で署名、トランプ氏「新たな夜明け」

 イスラエルは15日、長らく敵対関係にあったアラブ首長国連邦(UAE)とバーレーンのアラブ2カ国と米ホワイトハウスで国交正常化の協定に署名した。仲介役を果たしたトランプ米大統領は、「われわれは歴史の流れを変える。何十年にもわたる分断と対立を経て、中東は新しい夜明けを迎えた」と強調し、他のアラブ諸国もこれに追随するとの見方を示した。

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イラン核合意順守せず IAEA査察、濃縮ウラン貯蔵量が上限超

 国際原子力機関(IAEA)は9月4日、イランの核物質が保管されている疑いがある2施設のうち一つを査察、イランの低濃縮ウラン貯蔵量が、2015年のイラン核合意で定められた上限の10倍を超えたと発表した。トランプ米政権が18年にイラン核合意から離脱し制裁を再開して以降、イランは対抗措置として核合意の義務違反を続けている。(エルサレム・森田貴裕)

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コロナ禍で銀行も閉鎖ーイスラエルから

 先日、行きつけの銀行で、見慣れない警備員が中から出て来て「閉まってる」という。いつ開くのか尋ねると、「来週」と言いながら、入り口に貼ってあるヘブライ語で書かれた紙を指さした。意味が分からず尋ねると、行員がコロナに感染し閉鎖されたことが理解できた。他の支店は通常通り営業しているという。

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イスラエル、UAEと国交正常化  イラン包囲網でアラブ諸国と連携

 アラブ首長国連邦(UAE)と国交正常化で合意したイスラエルのネタニヤフ首相は16日、米FOXニュースのインタビューで「他のアラブ諸国の指導者たちとも話をしている」と述べ、国交正常化の動きがペルシャ湾岸諸国だけでなく、中東のアラブ諸国にも拡大する可能性を示した。仲介役の米国は、敵対するイランへの包囲網を強化したい考えだ。 (エルサレム・森田貴裕)

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マンゴーに亡き人を思うーイスラエルから

 8月の半ばを過ぎて、ひどく暑かった毎日も朝晩には過ごしやすくなってきた。日本にいればお盆の季節なので、自分の親族のお墓参りの代わりに、昨年ご主人を亡くした友人を訪ねた。

 花と一緒に、ご主人が何が好きだったか分からなかったので、お店で一番目に付く、おいしそうな果物を買った。

 汗をかきかき歩いていくと、友人は庭に出て待っていてくれた。1年ぶりだった。

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IS崩壊2年 いまだ暗躍

 過激派組織「イスラム国」(IS)がイラクとシリアで樹立を宣言した「国家」の崩壊から2年がたつが、戦闘員1万人以上が依然としてこの地域で活動している。国連のテロ対策専門家が明らかにした。

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核査察協力を要請、イランにIAEA事務局長

 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は25日、イランのサレヒ原子力庁長官と会談し、未申告の核関連施設への査察協力を要請した。イラン学生通信(ISNA)が同日、報じた。

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イ・UAE国交 中東安定への一歩となるか

 イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)が国交正常化で合意した。いがみ合ってきたアラブ諸国とイスラエルとの間の関係に風穴を開ける「歴史的合意」(トランプ米大統領)であり、中東安定化への一歩となることを期待したい。

イランへの包囲網構築

 イスラエルとアラブ諸国との間の正常化はエジプト、ヨルダンに続く3カ国目。ペルシャ湾岸のアラブ諸国としては初めてとなる。

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米中戦争の布石 一帯一路の要イランを叩け

■予想されなかった動き

 イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)は8月13日、国交を正常化したことを発表。しかもアメリカの仲介で正常化が行われたことが明らかになる。米中対立が悪化している時に、中東では新たな動きが出ていた。

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イスラエルとイランが国交を結ぶ日

 イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)両国が国交正常化で合意したことに対し、トランプ米大統領は13日、ホワイトハウスで「歴史的な瞬間だ」と評した。11月3日に大統領選を控えているトランプ氏にとって久しぶりのビックポイントである点は間違いないだろう。

 新型コロナウイルスの感染拡大と国内経済の危機で国内問題で得点を挙げることが厳しい時、有権者の関心が薄い外交分野だが、ホワイトハウスにとって自慢できる成果だ。

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イスラエル・UAE合意 中東の経済・技術発展にプラス

 米国が仲介したイスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)の国交正常化の合意により、イスラエルの国際的、戦略的地位は飛躍的に引き上げられ、中東地域が経済・科学技術面で大きな発展を遂げる扉が開いた。また、中東のアラブ・イスラム諸国の中心に位置するイスラエルの存在の正当性を高める歴史的な出来事となった。

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欧米観光客減りブルキニ解禁ーエジプトから

 エジプトのビーチ事情が変わってきた。観光・地方発展省が先月末、国内のいかなるホテルも観光地も女性が全身を真っ黒な色の生地で覆う水着、ブルキニの着用を禁止する権利を持たない、との特別声明を発表したからだ。

 ブルキニとは、イスラム教を信ずる女性向けに開発された水着の一種で、女性信徒が一般に外出用に着る「ブルカ(頭から手先・指先まで全身を覆う黒衣)」と水着をイメージする「ビキニ」から成る造語だ。

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「爆発の原因は怠慢」 レバノン、デモ暴徒化

 大規模爆発で多数の死傷者が出たベイルートでは連日、市民数千人が爆発の原因は政府の怠慢にあるとして、大規模な反政府デモを続けている。8日にはデモ隊の一部が暴徒と化し治安部隊と衝突。数十人が外務省や政府施設の建物を占拠するなど激しさを増した。レバノンでは、3月にデフォルト(債務不履行)、通貨暴落に伴う物価急騰、コロナ禍による2度のロックダウンで経済が低迷、失業率は30%を超え、政府への不信感はさらに高まっている。(エルサレム・森田貴裕)

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イランとサウジの「核レース」と中国

 世界の関心が中国武漢発の「新型コロナウイルス」の感染防止に注がれている時、中東で“きな臭い動き”が出てきた。不法な核開発の動きだ。イランの核問題だけではない。ひょっとしたら、テヘランの核開発に触発されたのかもしれないが、イランの宿敵、中東の盟主サウジアラビアが核開発に乗り出す動きを見せてきたのだ。

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