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中東・北アフリカrss

率直に話そうーイスラエルから

 最近、興味深い動画に出くわした。登場人物は2人。1人はパレスチナ人のラッパーで、もう1人はユダヤ人の教育者だった。2人がガレージのようなところで、小さなテーブルを挟んで互いの社会や民族に対する不平不満をぶちまけているのだ。

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アフガン駐留米軍 9割撤収完了

 アフガニスタンの首都カブール近郊にあり、約20年間駐留米軍の最大拠点となっていたバグラム空軍基地が、アフガン側に引き渡された。米軍の空爆支援は大幅に縮小され、反政府武装勢力タリバンは各地で支配地域を拡大している。アフガン政府は、国民に武装蜂起を呼び掛けタリバンに対抗する姿勢を示すが、駐留米軍などが完全撤収すればアフガン政府軍が崩壊するとの見方が強まっている。(エルサレム・森田貴裕)

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数奇な運命たどった神殿ーエジプトから

 エジプトでも特に数奇な運命をたどった神殿がある。それが、アブシンベル神殿だ。新王国時代第19王朝の王、ラムセス2世によって、砂岩でできた岩山を掘り進める形で作られた岩窟神殿で、大神殿は太陽神ラーを祭り、小神殿は愛妃ネフェルタリのために建造されたとされている。

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イラン核関連施設にドローン攻撃、背後にイスラエル関与か

 イランの首都テヘラン郊外カラジにあるイラン原子力庁の核関連施設が6月23日、小型のドローン(無人機)による攻撃を受けた。イランは、攻撃を未然に防ぎ、死傷者や被害はなかったと主張したが、イスラエルのメディアは、ウラン濃縮に必要な遠心分離機の製造施設に大きな被害が生じたと報じた。ここ1年間のイラン核施設などに対する一連の攻撃の多くはイスラエルの破壊工作の可能性が指摘されている。(エルサレム・森田貴裕)

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米イラン核交渉の動向とイスラエル

 米イランの核交渉はいよいよ大詰めを迎えてきた。イランのガリバフ国会議長は27日、国際原子力機関(IAEA)への核関連施設の査察情報の提供を停止すると表明した。その結果、IAEAはイランの核関連施設の査察情報へのアクセスが途絶え、イランの核開発の全容掌握が益々難しくなる。それに先立ち、18日の大統領選で当選した保守強硬派のイブラヒム・ライシ司法府代表は当選直後の記者会見で、「バイデン米大統領と首脳会談する意向はない」と強調したばかりだ。一方、米国防総省は27日、米軍がシリア2カ所とイラク1カ所にある親イラン民兵組織「神の党旅団」の武器庫を空爆したと明らかにした。新イラン組織がイラクで米関連施設を襲撃した報復だという。

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欧米の制裁リストに載る イラン新大統領

 テヘランで観光案内の仕事をしている若いイラン女性が、「私は投票には行かない。誰が当選するか既に分かっている大統領選に投票する意味を感じないからだ」という。別の若い青年は、「選挙の結果は決まっているが、それでも投票には行く。わが国が変わるチャンスはまだ到来していないかもしれないが、国民の一人として諦めることはできない」と語った。

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「初めて」が多い新政権ーイスラエルから

 イスラエルで政権交代があった。異なる主義主張の8政党が連立した政権は「パッチワーク政権」と揶揄(やゆ)されている。新政権には「初めて」が多い。キッパ(正統派ユダヤ教徒がかぶる平らな帽子)をかぶった新首相、連立に参加したアラブ系イスラム政党、9人の女性閣僚、さらに、初めて聴覚障害者の女性が国会議員の仲間入りを果たした。

 シルリ・ピント氏(32)は、聴覚障害があってもイスラエル空軍の技術者として規定の兵役期間を超え、職業軍人として貢献した実績により、故シモン・ペレス大統領からメダルを授与されている。

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イスラエル連立政権発足、右派のベネット新首相

 イスラエルで13日、右派、左派、中道派、アラブ系イスラム政党などの政策が異なる8政党が参加する連立政権が発足した。12年ぶりに政権が交代し、右派政党ヤミナを率いるベネット党首が新首相となった。2年後に中道政党イェシュアティド党首のラピド氏(57)に引き継ぐ。テルアビブでは市民らが新政権の樹立と、収賄罪などで公判が続いているネタニヤフ前首相の退陣を祝った。(エルサレム・森田貴裕)

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イスラエル連立政権発足

 イスラエル国会(定数120)は13日、野党8政党が政権樹立で合意した新連立政権に対する信任投票を行い、賛成多数で承認した。これまで連続12年、歴代最長の通算15年首相を務めたネタニヤフ氏(71)は退陣し、2年間で4度の総選挙が行われるなど混迷を極めた政局は大きな節目を迎えた。

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イスラエル ネタニヤフ氏退陣へ

 イスラエルの中道政党イェシュアティドを率いるラピド元財務相は2日夜、3月の総選挙を受けた連立交渉で、新たな連立政権を樹立することで野党8政党が合意したとリブリン大統領に報告した。

 12日以内の期限までに議会で承認されれば、これまで連続12年、通算15年にわたって首相を務めたネタニヤフ氏が退陣することになる。

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神殿の栄華と屈辱ーエジプトから

 エジプトには、ピラミッドをはじめ巨大な建造物が目白押しだが、神殿群も巨大だ。古代エジプト帝国の首都としてテーベと呼ばれ、エジプト文明の中心だったルクソールにあるカルナック神殿は、世界最大の神殿建造物とも言われる。

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米エジプト、恒久停戦へ外交交渉

 イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム根本主義組織ハマスは5月21日に停戦に入り、11日間に及ぶ攻撃の応酬は、いったん収束した。イスラエルとハマスの双方にパイプを持ち「相互かつ無条件」の停戦を仲介したエジプトは、米国と協力し、恒久的な停戦に向けた外交交渉を試みている。イスラエルは、ハマスが拘束したイスラエル人捕虜の釈放を要求した。(エルサレム・森田貴裕)

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米国務長官 パレスチナ議長と会談

 中東歴訪中のブリンケン米国務長官は25日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のラマラで自治政府のアッバス議長と会談し、トランプ前政権が廃止したパレスチナに対する業務を担当するエルサレム米総領事館を再開させる考えを表明した。

 ブリンケン氏は、総領事館再開が「パレスチナの人々と関わり、支援をする上で重要な手段となる」と述べた。

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米・外国軍アフガン撤退、心配な四つの運命

 米・外国軍のアフガニスタン戦争からの撤収作業が加速している。

 だが残される現地は大変だ。20年前の開戦直後に政権を追われたタリバンは今や最も強くなったといい、IS(イスラム国)勢力も浸透し、テロ連発で脅しのシグナルを発している。そんな中、特に懸念されるのが次の四つの運命だ。

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イラン問題は核合意だけではない

 ロシアのモスクワに拠点を置くニュース専門局「ロシア・トゥデイ」(RT)が22日、興味深いニュースを報じていた。イランの最新軍事情報についてだ。米国とイスラエルの軍事的脅威に対抗するために、イラン革命防衛隊(IRGC)は21日、迅速な移動や配備・定着能力を持つレーダーシステム「ゴッツ」(Quds)、敵側の戦闘機、巡航ミサイル、無人航空機に対し近距離で迎撃できる地対空ミサイルシステム「9th DEY」、そして無人機などを初公開した。

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イスラエルとハマスが停戦

 イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム根本主義組織ハマスは21日午前2時(日本時間同午前8時)、停戦に入った。10日に始まったイスラエルとハマスの攻撃の応酬は、12日目で一旦(いったん)収束した。(エルサレム・森田貴裕)

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「平和の花」に願いを込めてーイスラエルから

 イスラエルへのロケット攻撃が始まってから1週間以上たった。この間パレスチナ自治区ガザもイスラエル軍による空爆を受け続けている。

 国内では、アラブ人による暴動が至る所で起こり、ユダヤ人とアラブ人双方がリンチに遭う事件も発生している。

 こうした危機的情勢に心を痛めた人たちが14日と15日、各地で平和のための集会を開いた。

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イスラエル、ガザ攻撃継続

 イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム根本主義組織ハマスとの交戦は20日、11日目を迎えた。

 イスラエル軍は20日、パレスチナ自治区ガザ地区にあるハマスの攻撃用地下トンネルや地下ロケット発射台など多数を標的に空爆を行ったと明らかにした。

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イスラエル、パレスチナ エルサレム聖地で衝突

 エルサレム旧市街にあるイスラム教聖地ハラム・アッシャリフ(ユダヤ教呼称「神殿の丘」)で5月初旬に発生したパレスチナ人とイスラエル治安部隊の激しい衝突は、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム根本主義組織ハマスやイスラム聖戦からのロケット弾攻撃とイスラエル軍による空爆の応酬へと発展した。また、イスラエル国内でアラブ系住民らによる暴動を引き起こした。(エルサレム・森田貴裕)

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イスラエルとハマスの泥沼

■泥沼

 イスラエル軍とハマスの戦闘が続いている。イスラエル軍はハマスの拠点を空爆で潰し、ハマスはロケット弾で報復する。報復の連鎖が何年も続き、終わりの見えない戦闘が続いている。

Israel Defense Forces

Hamas and Islamic Jihad continue to fire rockets from Gaza toward Israeli civilians.

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「ハマス」の罠にはまるな!

 イランのザリーフ外相は今月13日からスペインのマドリードを皮切りに欧州歴訪を開始した。同外相は16日、第2訪問国のイタリアのローマに到着したが、予定のウィーン訪問をキャンセルしている。理由は明確だ。オーストリア連邦首相府と外務省建物の屋上にイスラエル国旗が掲げられている時、イスラエルを最大の宿敵とするイランのザリーフ外相がその建物を訪問し、シャレンベルク外相と会談することは出来ないというわけだ。

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イスラエル首相、ガザ攻撃継続を宣言

 イスラエル軍とパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム根本主義組織ハマスとの交戦が続く中、イスラエルのネタニヤフ首相は15日夜、テルアビブの国防省本部からテレビ演説を行い、ガザ地区への攻撃継続を宣言した。

 ネタニヤフ氏は、イスラエルへのロケット弾攻撃を開始したハマスを非難し、「必要な限りガザ地区への攻撃を続け、民間人の犠牲者を避けるために最善を尽くす」と述べた。

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イスラエルとパレスチナ 攻撃の応酬続く

 イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム根本主義組織ハマスとの間で15日も、空爆やロケット弾攻撃など激しい応酬が続いている。

 イスラエル軍は15日、ハマスの長距離ロケット発射台や軍事拠点など数十カ所を標的として攻撃を行ったと明らかにした。

 ガザの医療関係者によると、ガザ地区西部へのイスラエル軍の空爆で家族10人が死亡したという。

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