ワシントン・タイムズ・ジャパン

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光の祭り「ハヌカ」ーイスラエルから

 店頭に並ぶドーナツを見て、もう年末かと思わせられた。イスラエルの祝日の一つ「ハヌカ」は毎年12月にあった。この祝日はユダヤ暦に則(のっと)っているので、今年は珍しく11月末から始まって、不思議な気分だった。

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イスラエル、モロッコと防衛協定に署名

 イスラエル国防相の初めてのモロッコ公式訪問により、イスラエルとモロッコは11月24日、安全保障協力、情報共有、防衛産業、サイバーセキュリティーなどの分野で防衛協定に署名した。これにより、イスラエルはモロッコが必要とするすべてを支援することが可能となった。 (エルサレム・森田貴裕)

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米アジアシフトの一方で中国が中東で存在感増すと伝える米サイト

米依存脱却図る湾岸  中国は、巨大経済圏構想「一帯一路」の下、世界への経済進出を進める一方で、軍事的進出のための海軍力強化を進め、原油の供給源であるペルシャ湾岸でも、存在感を増している。米ワシントンを拠点とするニュースサイト「ザ・ディプロマット」は、「米中対立の中の湾岸諸国」として、中国のペルシャ湾への進出ぶりを伝えている。

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ユダヤ人に寛容だったイスラム世界

獨協大学教授 佐藤 唯行

 「領内に辿(たど)り着いたユダヤ難民を追い返してはならぬ。彼らを温かく歓迎せよ」。多くの国々がユダヤ難民に門戸を閉ざしていた時、オスマン帝国はこの布告に従って快く彼らを受け入れたのであった。

兵器産業創設で恩返し

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イラン「動物保有禁止法案」の運命

 悪法もまた法なり、と諦観を装っているわけにはいかない。イランで動物を家で保有することを禁止する法案が準備されているのだ。同国では過去、数回、聖職者支配体制のイランでは動物を自宅で飼うことを禁止する試みがあったが、実行できずに終わったという。しかし、今回は保守強硬派の大統領が誕生し、議会も同様だから、イラン当局は動物保有禁止法を実行に移す考えだという。

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就活一番人気はハイテクーイスラエルから

 イスラエルではハイテク産業が発展しているので、友人や知人にはハイテク関連の会社に勤めている人が多い。話を聞くと、どの会社にも社員が仕事の合間にリフレッシュできる機会が必ず用意されている。

 日常で言えば、カフェテリア(社員食堂)はもちろんのこと、他にも自分で簡単な調理ができるようにキッチンがあり、炊飯器を持ち込んで、昼食時に炊き上がるようにセットしている人もいる。

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イエメンで攻勢強めるフーシ派 米大使館職員拘束

 内戦が続くイエメンの首都サヌアにある米大使館で、反政府武装組織フーシ派が侵入し、大使館職員が拘束される事件が起きた。バイデン米政権のレンダーキング・イエメン担当特使が8日にイエメンの暫定首都アデンを初めて訪問してから数日後のことだった。フーシ派は、サヌアでの政治的地位を強化しようとしている。(エルサレム・森田貴裕)

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「聖戦」志向せぬタリバン 支援と圧力で「理性化」を

特別編集委員・藤橋 進

 アフガニスタンとの国境の町、ウズベキスタンのテルメズ近郊には、カラ・テパなど古代の仏教遺跡が多数ある。遺跡のすぐ近くを国境のアムダリア川が流れ、川に沿ってフェンスが続いている。その方向にカメラを向けた時、同行のガイドから「危ないですよ。銃撃されるかもしれません」とたしなめられた。

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ウズベクが積極関与 ーアフガン情勢

中央アジアコーカサス研究所長 田中哲二

 ウズベキスタンは、2016年ごろからアフガンに影響力のある中国・ロシア・インド・パキスタン、それにアフガンと国境を接するタジキスタン、トルクメニスタンなどと共に、米軍の撤退を織り込んだ上でタリバンとの接触を始めていた。

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カダフィ大佐の次男、大統領選出馬

 リビアで42年間君臨したカダフィ大佐の次男、セイフ・イスラム氏(49)が14日、同国南部セブハの選挙管理委員会を訪ね、来月24日に実施される大統領選挙への立候補を届け出たというニュースが入ってきた。父親カダフィ大佐は2011年殺害され、同氏は同年11月、リビア南部で反体制派武装勢力に拘束され、拷問では指を切られ、2015年には銃殺刑の判決を受けたが、17年6月、恩赦を受け釈放された。その後の行方は不明だった。同氏が14日、大統領選に出馬届けをしたことで健在であることが判明した。

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中央アジアから見る アフガン情勢 田中哲二

 アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが政権を掌握して3カ月になる。今後アフガンはどこへ向かうのか。このほど、中央アジアのウズベキスタンを訪ねた田中哲二・中央アジア・コーカサス研究所所長と藤橋進・特別編集委員がリポートする。

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【地球だより】故人を偲んでーイスラエルから

 つい先日、娘のクラスメートの親であるユダヤ人の友人から、携帯に突然メッセージが来た。9月のイスラエル新年以来だなと思いながら読んでみると、数日前におじいさんが亡くなったという知らせだった。  娘が小学校に入学した日から、家族ぐるみで交流のあった家庭だ。父方母方のおじいさんやおばあさんにもお目にかかり、私たち家族をいつも親戚のように迎えてくれた温かい人たちだ。連絡をもらったその日の夕方に、家族みんなでお悔やみに行った。

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アフガンの奇妙な光景 文化の虐殺犯が番人に?

 イスラム過激派のタリバンに再支配されたアフガニスタンは、経済・人道危機克服が当面の最重大課題だが、「文化危機」の今後も心配だ。今それに関し、最も奇妙で皮肉な光景が伝えられている。タリバン兵たちがバーミヤン遺跡を警備、防護している!

 首をひねりたくなる。2001年、国際社会の悲鳴をあざ笑う様に同遺跡のシンボル、巨大な石仏2体(高さ55㍍と 38㍍)を爆破したのは、旧タリバン政権だ。

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イスラエルのイラン核施設爆破計画

 「タイムズ・オブ・イスラエル」紙が19日報じたところによると、イスラエル政府が対イラン戦闘に備え約50億シェルケ(15億ドル)の予算を承認した。同国防予算には、対イラン戦闘で必要なさまざまな種類の航空機、情報収集ドローン、およびそのような攻撃に必要な独自の兵器の資金が含まれているという。

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米、あらゆる選択肢検討も イラン核兵器開発

イスラエルとアラブ諸国が関係を正常化するために署名した「アブラハム合意」の1周年を祝い、米首都ワシントンで13日、ブリンケン米国務長官、イスラエルのラピド外相、アラブ首長国連邦(UAE)のアブドラ外相による3者会談が行われた。ラピド氏は共同記者会見で、イスラエルにはイランの核兵器開発を阻止するため必要ならばいつでも軍事力を行使する権利があると表明。一方のイランは、イスラエルの軍事的挑発を非難した。(エルサレム・森田貴裕)

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収穫の秋 ーイスラエルから

 先日、行きつけの八百屋に行ったら、搾りたてのオリーブオイルがあるぞと誘惑されて1・5リットル買って帰った。早速それにパンを浸して食べてみると、フレッシュで濃厚な味が口の中に広がり、モリモリ食べてしまった。  アラブ人の友人からは、新鮮なオリーブ漬けが届いた。つやつやプリプリしたオリーブは毎日食卓を彩ってくれている。

 キブツに住むユダヤ人の友人は、マカダミアナッツを収穫している様子を写真に撮り送ってきた。父親が植えたという庭の樹齢20年ほどの木から、3人がかりで長い棒を使いながら収穫していた。取れたての実は美しい緑色で、中から茶色の顔がのぞいていた。バターと一緒にフライパンで煎って食べるという。

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アフガンの失態とミッドウェイ作戦

東洋大学名誉教授 西川 佳秀

 去る8月、日本政府はガニ政権が崩壊したアフガニスタンの在留邦人らを国外に退避させるため自衛隊機を派遣したが、運び出せたのは邦人1人と米軍から依頼された現地人14人だけだった。

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学校通えず、窮状訴え 女子生徒「悲しみと怒り」-アフガン

 イスラム主義組織タリバンが暫定政権を発足させたアフガニスタンで、タリバンの方針により中等教育学校から女性教員や女子生徒が排除されるようになってから17日で1カ月。首都カブール西部に住む女子生徒アメナさん(16)は「勉強をしたいし、友達にも会いたい。タリバンが(実権掌握のために)カブールに来てから、深い悲しみと怒りを覚える」と窮状を訴えた。

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「アラブの春」優等生チュニジアにおける独裁の復活を警告する米紙

依然続く国内の混乱  2011年に中東・北アフリカを席巻した民主化運動「アラブの春」のきっかけとなり、唯一の成功例とされたチュニジア。独裁者の退陣につながった革命から10年がたつが、依然、国内の混乱は続いている。チュニジアのジャーナリストで、革命以前の人権侵害の調査のために設立された「真実と尊厳委員会」のメンバーだったシエム・ベンセドリン氏は、米紙ワシントン・ポストで「独裁への後戻りではチュニジアの問題は解決しない」と民主化への道を進み続けることの重要性を訴えている。

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アフガン撤収で変わる中東

米コラムニスト デービッド・イグナチウス

 アフガニスタンからの米軍撤収によって、中東で微妙な変化が起きている。各国は地域内での新たな協力関係を模索するとともに、超大国、米国が輝きを失った世界に適応しようとしている。

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雄大なアスワンのナイル川 ーエジプトから

エジプトにある数多くの眺望に中で、一番心穏やかに楽しめる風景はどこだろうかとの問いがあるとすれば、それはアスワン市内を南北に流れるナイル川の風景だと答えたい。雲一つない快晴の中で、真っ青な川の上を、無数のヨットがゆったりと白い帆を張り、行き来するさまは幸福感に満たされるのだ。

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中国との関係強めるタリバン

日本対外文化協会理事 中澤 孝之

 イスラム主義武装勢力タリバンが駐留米軍の撤退に乗じてアフガニスタンの首都カブールを8月15日に再び制圧し、民主的文民政権を崩壊させて、9月15日で1カ月が過ぎた。

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