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中東・北アフリカrss

欧米観光客減りブルキニ解禁ーエジプトから

 エジプトのビーチ事情が変わってきた。観光・地方発展省が先月末、国内のいかなるホテルも観光地も女性が全身を真っ黒な色の生地で覆う水着、ブルキニの着用を禁止する権利を持たない、との特別声明を発表したからだ。

 ブルキニとは、イスラム教を信ずる女性向けに開発された水着の一種で、女性信徒が一般に外出用に着る「ブルカ(頭から手先・指先まで全身を覆う黒衣)」と水着をイメージする「ビキニ」から成る造語だ。

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「爆発の原因は怠慢」 レバノン、デモ暴徒化

 大規模爆発で多数の死傷者が出たベイルートでは連日、市民数千人が爆発の原因は政府の怠慢にあるとして、大規模な反政府デモを続けている。8日にはデモ隊の一部が暴徒と化し治安部隊と衝突。数十人が外務省や政府施設の建物を占拠するなど激しさを増した。レバノンでは、3月にデフォルト(債務不履行)、通貨暴落に伴う物価急騰、コロナ禍による2度のロックダウンで経済が低迷、失業率は30%を超え、政府への不信感はさらに高まっている。(エルサレム・森田貴裕)

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レバノン 爆発事故で内閣総辞職

 レバノンのディアブ首相は10日、内閣総辞職を発表した。 アウン大統領はこれを承認し、ディアブ氏に対して新内閣発足までの間、暫定政権を率いるよう指示した。レバノンの国営通信(NNA)が同日、報じた。

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レバノン爆発事故 「政府に金を渡すな」

 フランスのマクロン大統領が6日、大規模爆発で壊滅的被害を受けたレバノンの首都ベイルートを視察した。爆発後、外国からの首脳訪問は初めて。マクロン氏は被害現場で歓迎を受けるとともに、レバノン政府に対する市民の不信感があらわになったと、仏メディアは伝えた。

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首都に非常事態宣言 レバノン 港湾管理者を自宅軟禁

 レバノン政府は5日、首都ベイルート港湾地区の倉庫で4日に発生した大規模な爆発を受け、首都の治安維持を軍が担う2週間の非常事態を宣言した。また、爆発のあった港湾地区の倉庫の安全などを管理する関係者に対し、原因究明の捜査中は自宅軟禁とすることを命じた。レバノンの国営通信(NNA)などが同日、報じた。

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レバノンで爆発 100人超死亡

 レバノンの首都ベイルートの港湾地区で4日、大規模な爆発が連続して起き、少なくとも100人が死亡、4000人以上が負傷した。倉庫に保管されていた硝酸アンモニウムに引火した可能性が指摘されている。周辺の建物の多くが倒壊しており、死傷者は今後さらに増加するとみられている。

▼邦人1人軽傷

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タリバンの攻撃急増 アフガン

 アフガニスタンの反政府勢力タリバンは、米国との和平合意にもかかわらず、治安部隊への攻撃を行っていることが、米政府のアフガン再建特別監察総監(SIGAR)の最新報告で明らかになった。国際テロ組織アルカイダなどとの関係も依然「密接」とされており、米軍撤収後のアフガン安定に暗雲が漂っている。

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多目的駐車場-イスラエルから

 先日、アパートの入り口に張り紙がしてあったが意味がよく分からず日付だけが読み取れた。以前も同じようなことがあり、知らずに過ごしていたら、実は駐車場をウエディング会場として使うというお知らせだった。他の住民は「避難」していたが、うちの家族だけアパートに残っていたため、夜中までウエディングの大音響に悩まされた覚えがある。

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コロナ感染第2波のイスラエル

  新型コロナウイルス感染の第2波に見舞われているイスラエルでは、政府の対応に不満を募らせる市民らがネタニヤフ首相の辞任を要求し、連日の全国的な抗議デモを行っている。内閣に広範な権限を与えるコロナ法案が23日に可決された後、デモ隊はさらに勢いを増し、民主主義の原則から大きく外れるとして反発している。(エルサレム・森田貴裕)

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長引く自粛、体力に衰え-イスラエルから

 イスラエルでは、新型コロナ第2波が始まったようだ。学校や幼稚園が全面的に再開され、レストランやパブなども徐々に制限が緩和されていたが、エルサレムの高校でのクラスター発生を皮切りに、都市部の多くの学校が再閉鎖され、6月には1万人以上の教師や生徒が自宅隔離となった。  一時は1桁までに減っていた1日当たりの感染者数は、ここ1週間のうちに平均で1000人を超え、スポーツジムやプールなども再閉鎖、路線バスの乗客制限も再び始まった。

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イスラエル 西岸併合計画見送り

スーダンは「技術面で合意」

 イスラエルのネタニヤフ首相は、ヨルダン川西岸の一部の併合計画を進めている。併合案は、1月に和平案を発表した米トランプ政権からお墨付きを得て、7月1日に発表されるのではないかとみられていたが、新型コロナウイルスの感染拡大や、欧州、中東各国の反対などから延期、実施のめどは今のところ立っていない。(外報部・本田隆文)

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世代で評価分かれるパスタ-トルコから

 わが家で餅を好むのは、家内と私ぐらいで子供たちはそれほどでもない。  古い世代は昔、おやつ代わりに食べていた餅だから、胃袋だけでなく心も満足するものだが、新世代の人々は洋菓子も和菓子もいろいろあるうちの一つにすぎない。

 その点、トルコでは餅こそ見掛けないが、パスタなどモチモチ感があって私などは共感を覚える。

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イスラエルの西岸併合計画 ハマス「実行なら宣戦布告」

 5月に発足したイスラエル政権による、ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地とヨルダン渓谷を併合する計画をめぐる問題で、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム根本主義組織ハマスやイスラム聖戦は併合に反発し、武力闘争も辞さない構えだ。国際社会は、併合は国際法違反であり計画を中止するよう呼び掛けている。(エルサレム・森田貴裕)

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ルールは守って-イスラエルから

 コロナ禍の規制緩和が進むイスラエルでは、レストランやパブ、カフェも開店し、待ってましたと言わんばかりに人々が押し寄せにぎわっている。しかし、マスクを着けた客はほとんどおらず、ソーシャルディスタンスはどこへ行ったのかというくらい混み合っている。感染対策にはマスク着用が最も有効であるとの政府の呼びかけを、人々は全く意に介していないようだ。  先日、エルサレム中心街のカフェで久しぶりのコーヒーを楽しんでいると、店員から「飲みながらでも顎にマスクを着けて」と言われた。各都市では、マスク着用の取り締まりが強化され、忍者のように木陰に隠れてまで、警察官が容赦なく反則切符を切っているという。

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腕自慢の伸びーるアイス-トルコから

 トルコ最大の都市であるイスタンブールは、暑くなってきたこの時期、そこら中にドンドルマ売りが道にあふれる。しかも売り子は男性ばかりで、ますます暑さが増してくる。  このドンドルマとはトルコ風アイスのこと。公園のベンチにいい年をした男性2人が、これを頬張っている姿は、多分、他国では見ることができない光景だろう。

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ネタニヤフ大連立新政権発足 ユダヤ人入植地併合に意欲

 新型コロナウイルス危機に対応するため、与野党大連立政権を樹立したイスラエルのネタニヤフ首相は、選挙公約でもあるヨルダン川西岸に建設されたユダヤ人入植地の併合に向けた動きを進めている。

 一方パレスチナ自治政府のアッバス議長は、占領地の違法な併合だとして反発、イスラエルと米国との安全保障協力を停止した。中東和平プロセスの危機的状況は今も続いている。 (エルサレム・森田貴裕)

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マスクは正しく着けよう

 イスラエルは4月29日、72回目の独立記念日を祝った。外出や公園でのバーベキューが禁止されたが、多くのイスラエル人は住宅のベランダで恒例のバーベキューを楽しみ、高層住宅は香ばしい煙に包まれた。

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様変わりのラマダン

 4月24日から始まったイスラム教徒のラマダン(断食月)はかつてないものとなった。

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イスラエル 緊急連立政権で合意

 イスラエルのネタニヤフ首相と中道野党連合「青と白」を率いるガンツ元軍参謀総長は4月20日、緊急の連立政権を樹立させることで合意した。ネタニヤフ氏が当面首相を務め、途中でガンツ氏に交代する。しかし、この合意には「交代時期の2021年10月になってもネタニヤフ氏は首相を交代しない」などと懸念の声が強い。政権樹立の期限が迫る中、最高裁判所は、合意内容が合憲かどうかを審理するという。 (エルサレム・森田貴裕)

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祭りは各家庭で

 イスラエルで8日からユダヤ教三大祭の一つである「過ぎ越しの祭り(ペサハ)」を迎えた。ユダヤ民族がエジプトでの400年間の奴隷生活を逃れ、カナンの地に出発した時を振り返るユダヤ教の重要な祭日だ。

 例年であれば、家族や親戚、友人が一堂に集い、長テーブルを囲み「セデル」と呼ばれる夕食の儀式が行われる。しかし今年、新型コロナウイルスの感染防止対策で、約1週間の祭りを各家庭で祝うこととなった。

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トルコ感染者数 中東最大に

 トルコの新型コロナウイルス感染者数が9万人を超え、イランを抜き中東最大となった。外出禁止など対策を講じているものの、感染拡大の勢いは止まっていない。 (カイロ・鈴木眞吉)

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トルコ感染者、中東最多の8万2000人

 トルコ保健省は18日、新型コロナウイルス感染者数が8万2329人(前日比3783人増)、死者数が1890人(前日比121人増)になったと発表した。感染者数はイランを上回り、中東地域で最多となった。ただ、死者数はイランが依然5301人で最も多い。

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アッラーはコロナより強し

 2月下旬までの約1カ月の一時帰国後、カイロに戻り、久しぶりにある病院に行くと、体格の良い中年男性が、私の顔を見るや、エレベーターからそそくさと降りようとした。新型コロナウイルス感染拡大の中、マスクをしていた私を中国人と勘違いして、逃げようとしたのだ。大柄のエジプト人が、小柄な私から逃れようとする様が、こっけいに見えたのか、周囲の人々の何人かは、笑いをこらえて見詰めていた。

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