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韓国・北朝鮮 rss

家の奴隷

 大きな心をもって出掛けた海外旅行の楽しみも一瞬で終わる。疲れ果てた旅程の終わる頃になれば、間違いなく「家を出れば苦労」という言葉が頭をよぎる。学生時代に先生が家庭調査をした時、「自宅」だと堂々と手を挙げた友達をうらやましそうに眺めていたこともあった。大きかろうが小さかろうが、暖かい日差しが家の中を照らすと、埃(ほこり)がつく隙間もないくらい、毎日ピカピカに掃いて拭くのが母親たちの日常だった。小さな所帯道具でも一つ置くようになると、どこに置こうか悩むことが家を持つ人間の“小確幸”(小さくて確実な幸せ)だった。それほど、韓国人にとって家の意味は格別だ。

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与野党が共に韓日関係を熟考せよ

 韓日両国には強制徴用(元徴用工問題)解決の最後の時間が与えられた。4日から日本製鉄(旧新日鉄住金)に対する差し押さえ命令の公示送達効力が発生したためだ。

 これで直ちに韓日関係が破局するかのように多くのメディアは報じているが、株式差し押さえ命令が確定しても、現金化するには時間がかかる見通しだ。その間に、問題解決策を用意すれば最悪の韓日関係は避けられるはずだ。

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経産相発言から読む:韓国のWTO提訴は悪手中の悪手

 本稿では、これまでと少し毛色を変えて、いままであまり提示したことがない仮説を、あえて紹介したいと思います。それは、「じつは日本政府は本心では韓国に対する輸出管理を緩和したいと思っていたのではないか」、という仮説です。この仮説には確たる根拠があるわけではありませんが、ただ、日本政府のこれまでの動きを眺めていると、数少なくなった「韓国擁護派」の意向を尊重しようとする姿勢が垣間見えます。そして、韓国による対日WTO提訴は、こうした数少ない希望の芽を、韓国がみずから摘み取ってしまった、という仮説が成立する余地があるのです。

●まったく予想どおりの梶山経産相の発言

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【韓国】世宗市の土地

 23年前、当時の財政経済院(現企画財政部)の官僚たちがこう話していた。「(1997年末の)金融危機に見舞われたのは経済官庁を(京畿道)果川に移転したため」だと。なぜ、そんなことを言ったのか。

 その当時も“官治”(官主導の統治)は依然猛威を振るっていた。明洞・汝矣島の金融市場とかけ離れた果川。(ソウルと京畿道を分かつ)南泰嶺の峠道は終日、交通地獄だ。その時も今も全く同じだ。

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誰が大韓民国の“救国の英雄”なのか

 白善燁(ペクソニョプ)将軍は北朝鮮には不倶戴天の敵だったかもしれないが、韓国にとっては救国の英雄であることは明らかだ。ドイツの哲学者ヘーゲルが「従僕の目に英雄なし」と言ったように、見る視点が間違っていれば、誰が英雄かも分からない。

 白将軍の逝去に、政府は一言の哀悼声明さえ出さなかった。むしろ米国の政府と指導者たちが追慕声明を出した。

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北の「10月サプライズ」 専門家ら懸念

 北朝鮮は昨年、米国への「クリスマスプレゼント」を示唆、長距離ミサイルの試射や核実験を実施するのではないかとの臆測が流れたが、米安全保障専門家の間で今、プレゼントは11月の大統領選に影響を及ぼすことを狙った「オクトーバーサプライズ(10月の不意打ち)」になるのではないかとの見方が出ている。

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統一相の「親北」巡り舌戦 韓国国会

 韓国の新しい統一相に内定していた李仁栄・前共に民主党院内代表の国会人事聴聞会が開かれ、親北反米の左翼学生運動のリーダーだった経歴などをめぐり舌戦が繰り広げられた。結局、李氏の思想転向は確認できず、27日正式に任命されたが、南北関係に責任を負う韓国の閣僚が自ら北朝鮮主導を容認する可能性がでてきた。(ソウル・上田勇実)

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【韓国】租税抵抗運動

「ガチョウの羽を音もたてず最大にむしり取るのが税金の芸術だ」。フランスのルイ14世在位時代に財務長官だったジャン・バティスト・コルベールが残した言葉で、財政官僚の間で語られる金言だ。

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米中新冷戦の現実化に揺れる韓半島

 米国と中国間の新冷戦が現実化している。両国が新型コロナ、香港、貿易、南シナ海、人権、サイバーなど全分野で衝突コースに突き進んでいる。

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元徴用工判決で原告支援者 資産現金化「年内難しい」

 元徴用工訴訟をめぐる一昨年の韓国大法院(最高裁)判決を受け、賠償命令を受けた新日鉄住金(現、日本製鉄)の韓国内資産に対する現金化が来月4日以降可能になる問題で、韓国の原告を支援する複数の関係者は21日、本紙取材に「年内の現金化は簡単ではなさそうで、年明けになるかもしれない」との見通しを明らかにした。(ソウル・上田勇実)

 韓国の大邱地裁浦項支部は先月、新日鉄住金が韓国鉄鋼大手ポスコと設立した韓国内合弁会社の株式差し押さえに関する通知について、書類が同社に届いたと見なす公示送達の効力を来月4日に発生させる手続きを行った。

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製造業の脱中国が加速しても日韓関係は深まらないのか

 以前の『「コロナ後」の重要なテーマは製造拠点の中国脱出支援』で紹介した、日本政府が製造拠点の中国からの脱出(とくに国内回帰とASEANへの分散)を支援する計画について、その具体的なものが始動したようです。また、あわせて台湾の半導体メーカーの工場建設を誘致するなど、心強い話題も出て来ています。もちろん、それらの試みがうまく行くかどうかは別問題なのですが、ただ、ふと気になったのが、「日本企業が中国を脱出して、韓国に拠点を移す」という話を、あまり耳にしないという点です。

 中国は公船を尖閣諸島周辺海域などに毎日のように出現させたり、香港に国家安全法制を施行したり、ウイグル・チベットなどで人権を弾圧したり、南シナ海侵略を強行したりするような国であり、そんな国を「世界の工場」と持ち上げている日本の経営者にも呆れます。

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戦争の英雄

 「乱世に賢者は世に背を向ける(賢者辟世)」。孔子の言葉だ。こんな言葉もある。「乱世には英雄が出る(乱世英雄)」。史書ごとに登場する言葉だ。間違った言葉ではない。

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“護国英雄”と進歩派市長の二つの死

 二つの死がある。一人は10日永眠した“護国英雄”白善燁(ペクソニョップ)将軍。もう一人はその前日に自ら命を終えた朴元淳(パクウォンスン)ソウル市長だ。

 2人の人生は大将と二等兵ほどに違った。人生の出発から天と地の差だった。白善燁が生まれた当時、祖国はすでになかった。植民地の青年は日帝満州国の軍官学校を出て中尉として勤務した。この短い“親日行跡”が後々彼を困らせる。

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対北人事、安保に弊害 韓国・文政権

 韓国の文在寅大統領が今月3日、対北政策の責任者を筋金入りの親北朝鮮派で固める人事(一部は国会聴聞会待ち)を発表し、物議を醸している。人事は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の妹、与正氏が先月、韓国に脅しまがいの談話を発表したことを受けての措置とみられるが、外交安保をめぐる米国との溝はますます深まりそうだ。(ソウル・上田勇実)

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北朝鮮 サイバー攻撃を強化

 北朝鮮が数カ月前から、特定の個人や企業をターゲットにした「スピアフィッシング」という手法で、米国を拠点とする北朝鮮アナリスト、人権活動家らへのサイバー攻撃を強化していることが明らかになった。金与正・朝鮮労働党第1副部長の影響力拡大がその背景にあるのではないかとみられている。

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「徴用工は韓国政府が補償すべき」の真意をどう読むか

 `なにやら嫌な予感がします。自称元徴用工判決問題を巡って、当ウェブサイトではこれまで、①韓国が国際法を守る、②日本が原理原則を捻じ曲げる、③双方ともに譲らず日韓関係が破綻する、という3つの落としどころがあると申し上げて来たのですが、本日、韓国側から①の主張が出てきました。個人的な記憶では韓国人がこんな主張をするのは本当に珍しいことだと思いますが、もし韓国が本当に①の道を選択したのだとすれば、それはそれで厄介です。

 いったいどういう風の吹き回しでしょうか。

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朝鮮動乱の英雄逝く-韓国から

 今年、勃発から70年になる朝鮮戦争(1950-53年)に韓国陸軍の師団長として参戦し、最前線で活躍した伝説的人物、白善燁予備役大将が亡くなった。北朝鮮軍の陣地に自ら先陣を切って攻め込む時、「もし私がひるんだら後から撃て」と言い残し、見事に敵を撃破したという武勇伝は有名だ。

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「女性擁護の顔」セクハラか 現職ソウル市長自殺に衝撃

 元女性職員に対するセクハラ容疑で告訴されていた朴元淳ソウル市長が自殺し、韓国社会に衝撃が走っている。朴氏はいわゆる元従軍慰安婦をはじめ女性被害者の支援に積極的な韓国を代表する「女性擁護の顔」だっただけに、そのギャップに驚かされる。韓国では不正や不祥事で追い込まれた有力政治家が極端な選択をする例が後を絶たず、社会への悪影響が懸念されている。(ソウル・上田勇実)

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WTOで日韓応酬 文政権は政治攻勢を止めよ

 日本が韓国に対して半導体材料など3品目の輸出管理で運用を厳格化させたことをめぐり、両国が世界貿易機関(WTO)を舞台に相手国批判の応酬を繰り広げている。  厳格化は不当だと主張する韓国・文在寅政権は日本側の主張に耳を傾けず、一方的にWTO提訴に踏み切るなど政治的攻勢が目立つ。再び反日路線を強めるのではないかとの危惧を抱かざるを得ない。

安保上の懸念払拭を

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朝鮮戦争当時と酷似

 今年は1950年に勃発した朝鮮戦争から70周年。現下の安保状況が当時と酷似しているとの憂慮が示されている。保守野党・未来統合党と退役将校団体が共同で開いたセミナーで出てきたものだ。これを伝える月刊朝鮮(7月号)を見てみる。

 朝鮮戦争は「1948年建国以来の混乱、49年在韓米軍の撤収」に続き、「50年1月のアチソン・ライン」で、北朝鮮に南侵のゴーサインを出した格好となって始まった。アチソン米国務長官が米国の極東防衛ラインから韓国を外し、対馬海峡に定めた結果、北朝鮮がこれを好機と捉え、南侵に至ったのである。

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慰安婦支援運動の正体は「反日」

 元慰安婦の支援運動をめぐって韓国では支援団体の不透明な会計が問題となり、同団体を母体として出馬し国会議員になった元代表の尹美香(ユンミヒャン)氏(与党・共に民主党)をめぐっても、不正の可能性が指摘され、大きな社会問題となっている。

 元慰安婦の李容洙(イヨンス)さん(91)が内部告発したことが切っ掛けだったが、次第に明らかになってくる点は、これが単なる会計不正疑惑なのではなく、活動を主導する勢力の背後には北朝鮮とのつながりが濃厚な人物が見え隠れし、「反日・親北」理念が運動のベースになっていることだ。

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ジャガイモの歌

 小麦、米、トウモロコシと共に世界4大作物に属するジャガイモは長所が多い。栄養価が豊富で値段は安い。荒れた土地でもよく育ち、気候への適応力が優れている。収穫量が米や小麦より2~4倍も多い。ペルーが原産地で、インカ帝国を滅亡させたスペイン人を通して16世紀末にフランス、ドイツ、ポルトガル、アイルランドなどに普及した。ジャガイモが導入されて欧州人たちは慢性的な飢饉(ききん)から解放された。ドイツの詩人ゲーテは「新大陸から来た物のうち、悪魔の呪いと神の祝福があるが、前者はタバコであり、後者はジャガイモ」だと語った。

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米大統領選と第3回朝米会談の行方

 米国では大統領選挙を4カ月後に控えているが、選挙戦の雰囲気はない。子供を持つ家庭では8月末に近づいた始業予定日に子供を学校に行かせられるかどうかが悩みだ。

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