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欧州 rss

テロリストの照準は宗教施設に

 4人が殺害され、20人以上が重軽傷を負った「ウィーン銃撃テロ事件」が起きて来月2日で1カ月が過ぎるが、20歳のテロリストの犯行日の足跡を捜査している警察当局によると、容疑者はユダヤ会堂(シナゴーク)近くのカトリック教会(Ruprechtsk教会)を襲撃する計画だったが、教会の戸が閉まっていたため、断念した可能性があるという。

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治安関連法案に抗議デモ フランス

 フランス政府が提出した治安関連法案に対する抗議デモが28日、パリなど全国各地で実施された。内務省によると、約13万3000人が参加した。

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女性テロリスト「ルガーノ襲撃テロ」

 スイス南部ティチーノ州の都市ルガーノで24日午後2時頃(現地時間)、市内の大手百貨店マノール(Manor)で買物をしていた2人の女性がナイフで刺され、1人は重傷を負い、もう一人は軽傷という事件が起きた。ティチーノ州警察 Matteo Cocchi 長官によれば、「現場で逮捕された女性容疑者(28)はティチーノ州に住むスイス人で、イスラム教に改宗した後、イスラム過激派テロ組織『イスラム国』(IS)のシンパとなった。容疑者は2017年以来、治安関係者には知られていた」という。

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ウィ―ン市長から誕生日カード届く

 私的なことで申し訳ないが、当方はウィ―ン市のミヒャエル・ルドヴィク市長から誕生日カードを頂いた。今月は当方の誕生日の月だ。手紙は10日前に届いた。ウィ―ン市議会選(10月11日)も終わったばかりだから、選挙運動ではない。当方は同市長を個人的には知らない。封筒を急いで開けると、中身は誕生日カードだった。仕事柄「どうしてウィーン市長は当方の誕生日を知っているのだろうか」と先ず疑ったが、誕生日カードをもらって文句を言うのは品性がないと考え直した。ちなみに、当方宛ての誕生日カードは今年は市長のカードが第一号だった。

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「聖ニコラウスの日」を救え!

 本来ならば、そう、本来ならば11月に入れば、欧州各地でクリスマス市場が開かれ、訪れる人で賑わうシーズンだ。しかし、今年は全てがうまくいかないのだ。欧州最大規模のウィーン市庁舎前広場のクリスマス市場も来月6日まで続く第2次ロックダウン(都市封鎖)の外出制限が解けるまで本格的な営業は出来ない状況だ。クリスマス・ツリーは立ったが、そのツリーも「運搬中に枝が落ちたのではないか」といわれ、例年のような生き生きしたツリーではない、という市民の声が聞かれる。ついていない時はツリーまでもそうなのだ。

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アフガニスタン 首都にロケット弾

 アフガニスタンの首都カブールで21日、各国の大使館などが立ち並ぶ地区や複数の住宅地に武装勢力が発射したとみられるロケット弾23発が着弾し、民間人少なくとも8人が死亡、30人以上が負傷した。カタールの衛星テレビ局アルジャジーラなどが同日、報じた。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。

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バチカンが防戦する「不都合な事実」

 バチカン・ニュース(独語版、11月20日)を開くと、「故ヨハネ・パウロ2世の列聖は急いで実行されたのではない」という見出しの記事が目に入ってきた。このタイトルを見る限りでは、27年間、ローマ教皇を務めたポーランド出身のヨハネ・パウロ2世(在位1978年10月~2005年4月)の列聖は早すぎた、という批判が前提にあることが分かる。そして、「その批判」はやはり正しかったのではないか、という思いが湧いてくる。

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コロナ禍でスーパーと花屋の領土争い

 オーストリアでは17日午前零時(日本時間同日午前8時)を期して、24時間の外出制限など第2ロックダウン(都市封鎖)の追加措置が施行された。期間は一応、来月6日まで。今年3月の第1次ロックダウンの時は外出制限が実施され、ほぼ全ての店舗が閉鎖された途端、街から市民の姿が消えた。車の騒音は少なくなった。「これがロックダウンだな」と感じたものだ。今回も多分、同じだろうと考えていたが、午前中は市内には多くの市民の姿が見られた。午後に入ると、人の姿がようやくまばらとなっていった。いよいよ第2ロックダウンの始まりだ。

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コロナ禍と「グレート・リセット」論

 中国武漢発「新型コロナウイルス」は全世界で猛威を振るっているが、欧州では第2波の真っ最中で、多くの国が部分的、ないしは全面的なロックダウン(都市封鎖)を実施中だ。新型コロナは世界のこれまでの国家、社会の秩序を悉く混乱させ、国民はまだ見えてこない不透明な未来に対して不安と焦燥感を抱いている。

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緩いロックダウンへの懸念ーフランスから

 パリに住む日本企業の駐在員たちは、先月末から実施されている新型コロナウイルスの感染対策のロックダウンに不安を感じている。一つはロックダウンなのに、なぜか人通りが多いこと、もう一つはアジア系住民へのいじめが広がっていることだ。

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避けられたウィーン銃撃テロ

 ウィーン市中心部でイスラム過激派テロリストによる銃撃テロ事件が発生して16日で2週間が過ぎた。犠牲者4人、23人の重軽傷者を出した銃撃テロ事件はオーストリア国民に大きなショックを与えた。事件の捜査が進むにつれて、「事件は回避できた」ことが明らかになり、クルツ政府は説明責任に追われている。事件の全容解明のため専門家による調査委員会が設置されたばかりだ。 (ウィーン・小川敏)

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クルツ首相「誰とも会わないで」

 オーストリアが過去7日間の人口比の新型コロナウイルスの新規感染者数でチェコやスイスを抜いて世界的な感染国となった日(14日)、週末にもかかわらずクルツ政府はウィーンの首相官邸内で緊急記者会見を開き、「今月2日発した第2次ロックダウン(都市封鎖)の効果はまだみられず、悪化傾向が続いている。このトレンドが続けば医療機関が崩壊する危険性が出てきた」として、「より強固なロックダウンを施行せざるを得なくなった」と表明し、24時間外出制限などを含む特別措置を発表しながら、「この期間、どうか国民の皆さん、誰とも会わないで下さい」と述べたのだ。

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次期UNIDO事務局長は“中独”合作か

 ドイツからの情報によると、同国のゲルト・ミュラー経済協力・開発相(65)は2021年11月の国連工業開発機関(UNIDO)の事務局長選に立候補する。中国人の李勇・現事務局長は来年、2期目の任期が終了する。国連機関では3選出馬は基本的に認められていないから、その後継者の事務局長の選出が行われる予定だ。ミュラー開発相はドイツ与党「キリスト教社会同盟」(CSU)の所属でメルケル政権の全面的支援を受けているだけに、次期事務局長の最有力候補として急浮上してきたと受け取られている。

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「アンチ・テロ・パッケージ」

 ウィーン市中心部の1区でイスラム過激派テロリストによる銃撃テロ事件が発生して12日で10日目を迎えた。犠牲者4人、重軽傷者23人を出した銃撃テロ事件はオーストリア国民に大きな衝撃を与えた。同時に、事件の捜査が進むにつれて、「事件は回避できたはずだ」という声が高まってきた。以下は、ウィ―ン銃撃テロ事件10日目の総括だ。

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ビール大好きな国民ーフィンランドから

 フィンランド人はビールをよく飲む。人口約550万人のフィンランドだが、ビールの1人当たりの消費量は、世界で9番目、しかも消費量は年々増えている。

 10月13日はフィンランドにおける「ビールの日」だった。フィンランド独立以前の1819年に設立されたシネブリチョフ醸造所とフィンランド最初のビールの誕生を祝う日だ。ちなみにシネブリチョフ醸造所は現在も稼働している北欧では最古の醸造所だ。

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ナゴルノ停戦 紛争回避に合意継続の外交を

 ロシアの仲介でアゼルバイジャンとアルメニアは、ナゴルノカラバフをめぐる紛争の完全停戦で合意した。

 9月下旬から約1カ月半に及んだ衝突は、アゼルバイジャンの優勢な軍事攻撃を背景にアルメニアの占領地域の返還を認めさせたが、7月の衝突後の停戦が破られた経緯がある。紛争の再発回避に向けた国際社会の取り組みが必要だ。

 繰り返されてきた衝突

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「学校ロックダウン」は避けられるか

 アルプスの小国オーストリアでも新型コロナウイルス(covid-19)の新規感染者が急増し、今月3日午前零時に施行された第2ロックダウン(都市封鎖)の効果はまだ数字としては表れていないうえ、同国では州別(9州)に新規感染者の動向に大きな相違が現れてきている。

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英国史上、第1位の大富豪

獨協大学教授 佐藤 唯行

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イスラム過激派テロ事件と「勲章」

 新型コロナウイルスの感染第2波が欧州全土を襲っている中、フランスとオーストリア両国でイスラム過激派テロ事件が発生し、多くの犠牲者が出た。フランスでは10月16日午後、パリ近郊の中学校の歴史教師が18歳のチェチェン出身の青年に首を切られたテロ事件はフランス国民ばかりか、欧州全土に大きな衝撃を与えたばかりだ。一方、オーストリアでもウィ―ン市で2日午後8時、イスラム過激テロ事件が発生し、4人が犠牲となり、23人が重軽傷を負うテロ事件が起きた。

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ポーランドのカトリック主義の「落日」

 ワルシャワからニュースが入ってきた。同国の日刊紙デジニック・ガゼッタ・プラウナ(Dziennik Gazeta Prawna)とラジオRMFが4日、報じたところによると、ポーランド国民の65・7%が「カトリック教会の社会での役割」に批判的な評価を下し、評価している国民は27・4%に過ぎないことが判明した。調査は1000人を対象に実施された。

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ウィーン銃撃テロ事件は避けられた

 4人が射殺され、多数が重軽傷を負ったウィーン銃撃テロ事件は、捜査が進むにつれ、少なくとも2回、避けられたチャンスがあったことが明らかになってきた。以下、報告する。

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20歳のテロリストの「9分間の戦い」

 音楽の都ウィ―ン市中心部で2日午後8時(現地時間)、北マケドニアとオーストリアの2重国籍を有する20歳のテロリストが通行人を4人射殺し、23人に重軽傷を負わせた銃撃テロ事件が発生した。警察当局はこのテロリストを射殺したが、共犯者がいる可能性があるとし、市内を厳重に包囲して捜査を続けた。3日午後段階で18件の家宅捜査が行われ、14人が暫定的に拘束された。ウィーン市内だけではなく、ニーダーエステライヒ州のサンクト・ぺルテン市とオーバー・エステライヒ州のリンツ市でも家宅捜査が行われた。ウィーン銃撃テロ事件に関連して隣国スイスでも2人の男(18歳と24歳)が拘束されたという。

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英国のEU離脱と漁業への影響

一般社団法人生態系総合研究所代表理事 小松 正之

 ブレグジット(Brexit)は英国の欧州連合(EU)からの離脱で、2016年6月の国民投票の結果、52%の国民が離脱を選択したことによる。英国は20年1月31日にEUと関税同盟から離脱した。1973年にEUの前身の欧州共同体(EC)加盟した時も、英国内には加盟に懐疑的な声が多くあり、これが現在までくすぶって現実のものとなった。

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