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アジア・オセアニア rss

ラオス・ボーテン 輸出された幽霊都市

新グレートゲーム 第2部 幻想だった中国の平和的台頭(1)

 マカオがラスベガスのカジノを凌駕(りょうが)し、シンガポールがカジノ参入に成功した事実は、東南アジアのカジノビジネスに希望と活力を与えている。

 カジノビジネスに一番熱心なのはカンボジアであり、次にラオス、ミャンマーと続く。

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中台会談、台湾の民意反映されるか懸念

 中国と台湾が1949年の分断後初めて、中台関係を担当する閣僚級の直接会談を南京で行い、当局間の対話メカニズムをつくることで合意した。

 中台会談は両岸関係の緊張緩和の点ではプラスだが、手放しで歓迎できない。「現状維持」という台湾の民意が反映されるか懸念される。

 「現状維持」望む台湾人

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タイのポピュリスト政権の墓穴

地球だより

 タイ政府が農家からコメを市場よりも高値で買い取るコメ担保融資制度が危機的状況を迎えている。同制度はインラック政権の目玉政策の一つで、政権発足直後の2011年10月に導入されたものだ。

 反政府デモで総選挙に踏み切ったインラック政権が、選挙管理業務以外の決定を下せなくなる選挙管理内閣になったことで、コメ買い取りに必要な資金の手当てができなくなったからだ。

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中国宇宙開発戦略に注目を

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生

 中国は2013年の国内十大ニュースの3番目に宇宙開発の成果を上げていた。中国の国内外の十大ニュースは毎年末に国営通信社・新華社によって選定され、国家意思の反映と目されている。

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比政府とMILFが近く包括的な和平合意へ

 反政府勢力との和平を目標に掲げてきたアキノ政権に、大きな進展が訪れている。先月末にマレーシアの首都クアラルンプールで行われた、フィリピン政府と国内最大のイスラム反政府勢力であるモロ・イスラム解放戦線(MILF)との和平交渉で、これまで大きな課題となっていたMILFの武装解除などの内容で合意に達し、近く包括的な和平合意に調印する見通しとなった。しかし、これに反対するイスラム武装勢力が反政府活動を活発化させており、和平達成の大きな懸念となっている。(マニラ・福島純一)

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「最も奇妙な国」インド

地球だより

 学生時代の友人が、世界旅行をした際、最も奇妙な国として印象深かった国はインドだと語っていたが、今回訪ねてみて、友人の言葉の真実性の一端を見た気がする。

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打撃深刻なタイの観光産業

地球だより

 タイの首都バンコクで反政府デモ活動が長引いている。総選挙の投票が行われる2日にはピークを迎えるが、このままだと議員数が首相を選出できる定数に達することはなく、政治の空白期間が継続される見込みだ。

 反政府運動をリードするステープ元副首相は、「総選挙後も力を抜くことなくさらなるデモを継続する」と述べていることから、政治的混迷はますます深くなる様相を示している。

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中国で鳥インフルの感染者急増、人から人の感染を警戒

 中国では鳥インフルエンザ・ウイルス(H7N9型)の感染者数が今年に入って急増して100人を突破、春節(旧正月=今年は1月31日)には鶏肉を食べる家庭が多い中国で感染のピーク期を迎えている。(香港・深川耕治)

 感染者数は1月27日現在、中国東部の浙江省で49人、南部の広東省で26人など中国の8省・市、香港の合計で103人に達し、うち22人が死亡している。

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バイク2人乗り禁止で波紋のフィリピン

地球だより

 マニラ首都圏ではバイクを利用した強盗や殺人が急増し、警察が取り締まりに頭を痛めている。犯人がバイクに2人乗りして犯行を行うことが多いため、「ライディング・イン・タンデム(2人乗り)」という言葉が、バイクを利用した犯罪の代名詞となっているほどだ。

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熱帯びるミャンマーの憲法改正論議

 ミャンマーのテイン・セイン大統領は年初のラジオ演説で「健全な憲法は時代の要請により改正される必要がある」と積極的な改憲姿勢を示した。また大統領の資格について「国益や主権を守る必要がある」と述べた上で「国の指導者になることについていかなる国民にも規制をかけるべきではない」と踏み込んだ発言をした。来年、ミャンマーは総選挙が実施されるが、最大野党・国民民主連盟(NLD)のアウン・サン・スー・チー党首の大統領選出馬に道を開くことになり得る憲法改正論議が熱を帯びてきた。(池永達夫)

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中国国家安全委は危機管理ではなく創出へ 拓殖大学客員教授 石 平氏(下)

2014世界はどう動く識者に聞く(19)

 ――昨秋の3中総会(中国共産党中央委員)では国家安全委員会設置が決まった。中国版NSCのトップは誰になるのか。

 3月の全国人民代表大会(全人代)で決まるが、今の状況では習近平氏がトップに就任する。そもそも国家安全委は習氏が自分の下に、権力を集中させるためにやったものだ。

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タイを二分する政争に終止符を

 タイの政情混乱が長期化の様相を見せている。22日には首都バンコクに非常事態宣言が適用された。

王室の影響力が低下

 反タクシン元首相派の反政府デモ隊は、インラック首相の辞任や総選挙の延期を要求し、主要交差点を占拠したり政府機関を閉鎖させたりする「バンコク封鎖」を続けている。こうした中、デモ隊を狙った爆弾事件が相次いで発生するなど暴力行為がエスカレートしている。

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不動産バブルの崩壊を招く中国経済 拓殖大学客員教授 石 平氏(上)

2014世界はどう動く識者に聞く(18)

 ――住宅など不動産を筆頭に中国経済の変調が著しい。

 結果的に10年間、中国は不動産バブルの膨張を助長する政策をとってきた。

 中国政府は2005~06年、不動産バブルをそのまま放置してはいけないという危機意識が働いて、その時、手をつけたかった。

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タイ人がインド人を漁船で強制労働

地球だより

 今月上旬、タイの現地紙でインド人を漁船で強制労働させようとしたタイ人が警察に捕まったというニュースが掲載された。

 犬が人間をかんでもニュースにはならないが、人間が犬をかめばニュースになる。

 その意味では、間違いなくこれはニュースそのものだった。

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就任4年目、依然高支持率のアキノ比大統領

 2014年を迎え、残り任期が約2年半となったフィリピンのアキノ大統領。依然として高い支持率を維持しているが、昨年は多発する自然災害や、多数の国会議員が関与する汚職疑惑などへの対応に振り回された1年でもあった。経済が順調な成長を見せているが、貧富の差は広がり貧困の改善は難航している。反政府勢力との和平交渉も順調な滑り出しから一転し、計画の遅延が表面化している。(マニラ・福島純一)

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タイの街頭デモ

地球だより

 タクシン元首相の妹であるインラック首相率いる与党プアタイが、反タクシン派の街頭デモで追い込まれている。

 最大野党である民主党のステープ元副首相率いる反政府デモは13日から首都の主要道路や政府総合庁舎を占拠する計画を打ち出した。政府は警官、兵士など治安組織1万人余を動員して対処する方針だが、催涙ガスなど強硬手段は使えないことから反タクシン派の動きを止めることは難しい情勢だ。

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与野党せめぎ合う台北市長選

 台湾では、年末の6大都市首長選挙に向け、与野党が候補者の最終選定に腐心する時期を迎えている。6大都市の首長ポストを幾つ獲得できるかが2016年の次期総統選の行方を大きく左右するため、特に与野党伯仲が予想される台北市長選では与党・国民党が死守するのか、「台風の目」となっている無所属の柯文哲氏が最大野党・民進党と野党連合を組めるのかが焦点となっている。(香港・深川耕治)

 11月の投開票が予想される6大都市首長選は、直轄市である台北、新北、桃園、台中、台南、高雄の台湾6都市で同日投開票される大型選挙(各市議選も含む)。同日行われる直轄市以外の県市長選も合わせて台湾では「七合一選挙」と表される。

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新疆は中国の一大起爆地帯

歴史家 金子 民雄

 昨年の10月、新疆ウィグル自治区のウルムチで、中央アジアの学術会議があるので参加して欲しいと、招待状がとどいた。ところが、体調が思わしくなく、とうとう出かけられなかった。とくに最近の中国新疆をめぐる動静が目まぐるしく、このことも知りたいと思っていたのだが、とうとう実現しなかった。

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「人類の良識と国際社会の常識」

 中国の王毅外相は9日、アルジャジーラのインタビューで日本の安倍晋三首相の靖国神社参拝に言及し、「日本は人類の良識と国際社会の常識を尊重すべきだ」と述べ、安倍首相を批判したという。日本メディアのこの記事を読んだ時、冷戦時代の旧ソ連・東欧諸国共産政権のプロパガンダを想起した。

 それにしてもよく言えたものだ。その腰の据わったプロパガンダ戦略には驚きを禁じ得ない。

 中国共産党政権の実態はどうだろうか。

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ウイグル独立の動き激化 香港の予言研究家 莫天賜氏に聞く

 中国には古来、七大予言書があり、中でも唐の時代、7世紀に書かれた李淳風・袁天網共著の「推背図(すいはいず)」は中国歴代王朝の支配者が読んだ際、あまりに的中率が高い予言書として、宋代の太祖は禁書にしてしまうほど門外不出の機密文書だった。その推背図が1914年に上海で発見され、以後、徐々に研究と解明が進められる中、研究歴30年の第一人者が日本メディアで初めて本紙に予言内容を紐解(ひもと)いてくれた。(聞き手=レイモンド・チャン、写真も)

尖閣問題、戦争に発展せず/10年後に中台統一の動き急

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フィリピンの減らぬ流れ弾の犠牲者

地球だより

 フィリピンの年越しの風物詩といえば盛大な花火で、静寂で迎える日本のお正月とは正反対の風習となっている。賑(にぎ)やかなのは結構だが、毎年のように銃を祝砲代わりに撃つ輩(やから)が後を絶たず、今年も大きな問題となっている。

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タイ人の人気旅行先1位に日本

 欧州の大手旅行検索サイト、スカイスキャナーはこのほど、タイ人の最も人気のある旅行先は日本との検索データによる解析結果を明らかにした。2位以下は、米国、英国、中国、韓国だった。日本が人気スポットに急浮上したのは、昨年解禁されたビザ免除と円安が後押ししたものだ。(池永達夫)

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ベトナム式合理主義

地球だより

 ベトナム人のプラグマティズムには驚かされることが多い。ひょっとしたら中国人をもしのぐと思われるほどだ。

 ベトナムでは現在、時間のかかる鉄道を敬遠して、手っ取り早く目的地に着ける長距離バスが人気だ。

 先日ディエンビエンフーからハノイまで450㌔の長距離バスに乗った。

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