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アジア・オセアニア rss

ウズベキスタンの対日理解

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生

 中央アジアのウズベキスタン(ウ国)で3月29日に大統領選挙(任期5年)が行われ、現職のイスラム・カリモフ大統領が圧倒的な信任を得て4選を果たしたことは既報の通りである。

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中国首相の「先達の罪」発言から学ぶ

 共同通信は14日、北京発で以下の記事を発信してきた。

 「中国の李克強首相は14日、北京の人民大会堂で河野洋平元衆院議長が会長を務める日本国際貿易促進協会の訪中団と会談し、歴史問題に関して『指導者は先達の罪も背負うべきだ』と述べた」

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教育水準が寿命を決定?

地球だより

 金持ちは長生きし、貧しい人は短命……一般的にそのように考えられているが、「金」の有無が寿命の決定的な要因ではなく、教育水準こそがその人の寿命の長短を決定するという興味深い統計がこのほど公表された。

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フィリピンで日本が人気旅行先に

地球だより

 フィリピンで身近な海外旅行先として、日本が注目されているようだ。現地メディアは、片道約4時間という近さに加え、格安航空券の普及や円安による恩恵が影響していると分析している。

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日暮れて道遠いミャンマーの改憲

 ミャンマーのテイン・セイン大統領は10日、首都ネピドーの大統領官邸で、最大野党・国民民主連盟(NLD)のアウン・サン・スー・チー党首らと憲法改正問題など協議した。同協議にはテイン・セイン大統領とスー・チー氏のほか、ミン・アウン・フライン国軍総司令官に上下両院議長、少数民族代表の4人が加わり、次回は今月下旬の開催が約束された。今年11月に予定される総選挙でスー・チー氏率いるNLDが優勢と見込まれているものの、現行憲法には家族が外国政府の影響下にある人物に大統領の資格を認めない大統領資格を定めた59条の規定があり、英国籍の息子2人がいるスー・チー氏の出馬の最大の障害となっている。(池永達夫)

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ジャックフルーツ

地球だより

 タイの4月は、日本でいえば8月に相当する真夏の盛りだ。この季節は果物が豊富に出回り、フルーツ天国と化す。

 果物の王様ドリアンや、果物の女王マンゴスチンもどっさり市場に出回る。匂いも味も濃厚さが売りのドリアンも、気品のある甘酸っぱさで魅了するマンゴスチンもフルーツ王宮の主人の位置を与えられているのは理解できるが、無冠扱いのジャックフルーツもなかなかのものだ。

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比大統領、レームダック化の懸念

 就任以来、高い支持率を維持してきたアキノ大統領だが、警官44人が犠牲となったテロリスト追跡作戦におけるイスラム勢力との戦闘をめぐり、国民の支持率が急落。上院を中心に国会議員からの批判も高まるなど、政治的な混乱に見舞われ、政権のレームダック(死に体)化が懸念されている。アキノ政権下で期待が集まっていたミンダナオ和平も、この事件により暗礁に乗り上げており、次期大統領選に関する世論調査では、野党候補への期待が高まる結果となっている。(マニラ・福島純一)

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リー・クアンユー氏に思う

桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ

 3月23日、シンガポールのリー・クアンユー元首相が91歳で他界したという悲しいニュースに接した。シンガポールは1965年8月にマラヤ連邦から独立し、同年私が日本に来た頃、新聞によく登場していた人物である。

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寝釈迦の足の裏

地球だより

 タイ観光客が必ずといっていいほど訪れるのは、メナム川沿いの暁の寺とワット・ポーだ。

 アユタヤ時代からの古刹ワット・ポーは、菩提樹の寺の意味だ。全長46㍍の黄金色に輝く涅槃(ねはん)仏は必見だが、見逃してはならないのは足の裏だ。さまざまな文様と仏が彫られ仏教の世界観を表しているという。

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サッカー強国へ中国政府が後押し

 中国政府はサッカーワールドカップ(W杯)出場と自国開催を目指して改革プランを公表し、組織刷新と人材育成強化に乗り出した。スポーツ強国化が愛国主義の高揚に波及するとして、サッカー好きで知られる習近平国家主席の肝いりで国を挙げてサッカー水準の底上げを打ち出して世界の強豪国入りを目指すが、サッカーだけ特別視して他競技とのバランスを欠くとの不満や批判も出ている。(香港・深川耕治、写真も)

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習近平国家主席に暗殺の危機?

 政治家は程度の差こそあれ想定外のハプニングに遭遇する危険性を抱えている。無数の人々と接する機会が多いこと、そして全ての人がその政治家を好ましいと考えているわけではないことがある。極端な場合、今回のコラムのテーマである「暗殺」の危険性が出てくる。

 世界の指導者の中でもオバマ米大統領、ローマ・カトリック教会の法王フランシスコの2人が最も暗殺の危険が高い指導者と受け取られている。それに異存はないが、ここにきて中国の習近平国家主席と北朝鮮の金正恩第1書記の2人が暗殺危険リストに入ってきたというのだ。

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消火妨げるマニラの狭い路地

地球だより

 このところマニラ首都圏で火事が相次いでいる。特にスラムのような住宅密集地での火災が多く、数百の家屋が一度に焼失することも珍しくない。改めて都市計画や火災対策の未熟さを実感する。

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関係強化図る越比両国

 昨年11月、北京で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)で、フィリピンとベトナムの両首脳は両国の「戦略的パートナーシップ」の格上げを討議した。ベトナム戦争当時、フィリピンは南ベトナムに肩入れした経緯だけでなく、両国の領土問題もあって関係は必ずしも深いものではなかった。それが南シナ海のほぼ全域を領海とする中国の力をバックにしたごり押しに遭遇し、両国は関係強化を図り中国の覇権志向に対抗する動きを加速し始めている。(池永達夫)

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二桁増額続く中国国防予算

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生

 中国では、第12期全国人民代表大会(全人代)第3回会議が北京の人民大会堂で5日に開幕し、2015年度予算などが採決された。李克強首相による政府活動報告では14年の経済成長率目標7・5%は達成できないと認め、15年の成長率目標は7・0%に引き下げられた。が、その達成も決して容易ではない。

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タイ首相のパワハラ

地球だより

 タイ軍事政権のプラユット暫定首相(前タイ陸軍司令官)が記者の質問に対して頭に血が上り、つい殴りそうになったというエピソードを話し、物議を醸している。

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フィリピン南部でイスラム過激派との戦闘激化

 複数のイスラム勢力が拠点を置くフィリピン南部で、掃討作戦を行う国軍部隊と反政府イスラム過激派との戦闘が拡大。多数の死傷者が出ているほか、7万人の住人が避難を強いられるなどの混乱が広がっている。また新たなイスラム過激派の存在が確認されているほか、イスラム過激派アブサヤフとの戦闘も激化するなど、南部情勢は緊迫した状況を迎えている。(マニラ・福島純一)

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天に生まれ地に没する

地球だより

 ハノイ市の目抜き通りの一つで外国人バックパッカー向きの安宿も多いバーディン区ホアンホアタム通りを歩くと、驚愕(きょうがく)の風景が目に入る。何と路地内の電線という電線に、ハンガーでつるされた大量の中華風ソーセージ・ラプチョンがずらりとぶら下がって並んでいるのだ。

 それは路地そのものが、ソーセージ工場のような壮観さだ。

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中国全人代開幕、「新常態」へ現実路線

 中国の第12期全国人民代表大会(全人代=国会)第3回会議が5日、北京の人民大会堂で開幕し、経済成長率の目標引き下げや国防費増を発表した。民主化をめぐる大規模デモで揺れた香港については一国二制度の原則を改めて確認した一方、初めて中国憲法の順守を強調し、香港独立派を牽制(けんせい)している。(香港・深川耕治)

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離婚対策に腐心する中国共産党

 旧ソ連・東欧共産党政権がまだ勢いがあった時、彼らは、エイズ問題、同性愛問題、離婚、家庭の崩壊といった社会の“負の現象”は欧米資本主義社会特有の病と断言し、共産主義世界にはそれらの問題は存在しないと豪語してきたものだ。しかし、旧ソ連・東欧諸国の民主化後、それらの社会の負の現象は共産党政権下にも存在したことが暫時明らかになっていった。

 ところで、共産党一党独裁を続ける中国共産党政権が党を挙げ離婚対策に乗り出すということは、中国で離婚問題が国の命運を左右する深刻な社会問題であることを裏付けている。

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銃社会の恐ろしさ

地球だより

 先日、国内有数のリゾート地として日本でも知られているセブ島で、外国人観光客が犠牲となる悲惨な事件があり、改めて銃社会の怖さを実感した。

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ミャンマーで軍と武装少数民族の衝突拡大

 ミャンマー北東部シャン州コーカン地区で、2月9日に始まった国軍と少数民族コーカン族の武装勢力「ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)」との戦闘が拡大、半月で少なくとも約140人の死者を出した。今秋に迎える総選挙を前にミャンマー政府は、全少数民族武装勢力と和平交渉を進め全国停戦協定を目指しているが、逆にこれが反政府少数民族の強硬派をあぶり出す事態になっている。この軋轢(あつれき)が果たして少数民族武装勢力が政府に反旗を翻す最後のものとなるのか、嵐を予告する一陣の風であるのか予断を許さない状況が続く。(池永達夫、写真も)

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テトとお年玉

地球だより

 中国に春節があるように、ベトナムではテト(旧正月)がある。

 ベトナムでは毎年テトが近づくと、お寺にお参りする際のお賽銭(さいせん)や親族縁者の子供たちなどに配るお年玉などに使用するための新札の少額紙幣の需要が急増する。銀行は毎年、VIP客を引き止めるためのサービスとして、少額の新札紙幣を大量に用意している。わが国で年末に顧客に配るカレンダーサービスのような感覚だ。

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比ミンダナオ和平、再び混迷

 フィリピン南部マギンダナオ州で、警官44人が殺害された戦闘をめぐり、イスラム反政府組織、モロ・イスラム解放戦線(MILF)への不信が高まり、和平プロセスに急ブレーキがかかっている。さらに、イスラム勢力同士の戦闘が拡大し、数万人の住人が避難するなど、ミンダナオ和平は混沌(こんとん)とした状況に陥っている。(マニラ・福島純一)

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