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アジア・オセアニア rss

新疆ウイグル自治区ホルゴス 自由貿易特区に4000億円投資

中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略(2)

 新疆ウイグル自治区北西部にあるカザフスタンとの国境の町ホルゴスを訪ねた。

 ウルムチで観光業を営む周浩然氏(35)は「今夏の上海株の暴落はひどかった。しかし、沿岸部の商売は雲行きが怪しくなってきたが、シルクロード経済圏こそは今後、中国経済を牽引(けんいん)することになるだろう」と言う。

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中国西進へ着々と布石

中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略(1)

 中国が推進する建国史上最大級のプロジェクト、一帯一路(新シルクロード)構想が動き出した。「一帯一路」とは、中国から陸路(一帯)と海路(一路)を通過して欧州にいたる「新シルクロード経済圏」を言う。その中核となる「ユーラシア大陸のハートランド」中央アジア5カ国を安倍晋三首相は今月下旬に歴訪する。中央アジアの現地から中国の狙いと我が国がとるべき戦略を探った。

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とんでも火災

地球だより

 東南アジアでは鉄の格子戸をはめたゲストハウスに封印される格好で宿泊者が焼死するといった「とんでも火災」が時々、発生する。

 今回も「とんでも火災」がタイで起きた。タイ南部で2階建て長距離バスの火災で乗客2人が死亡、11人が負傷するという事故が発生したのだ。原因は、乗客を乗せたままの溶接作業で、その火が飛び火災が発生した。

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アブサヤフの犯行か 比南部で外国人誘拐が相次ぐ

 フィリピン南部でイスラム過激派によるとみられる外国人誘拐事件が相次ぎ、緊張が高まっている。身代金の要求や犯行声明がないなど不可解な点も多く、治安当局の捜査は難航。人質の安否が心配されている。来年の選挙を控え、誘拐事件が増加するとの懸念も広がっている。(マニラ・福島純一)

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中国は5年で内部崩壊する

紘道館館長 松本道弘氏に聞く

 中国崩壊が叫ばれて久しいが、紘道館館長の松本道弘氏もその論に与(くみ)する。孔子は縦社会の組織を作る上で大きな役割を果たしたが、やがてこうした組織は硬直化と機能不全をもたらす。その孔子と対極にある無為自然を説く老子の思想こそは、崩壊の淵に立つ中国を救う手立てとなると言う。(聞き手=池永達夫)

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ナマコの大量漂着

地球だより

 かつて「ナマコ湾」として名をはせたウラジオストクは、ロシア唯一のナマコの漁場だ。ロシアではゆでナマコをサラダの具材として使ったり、乾燥させて食べたり、酒漬けにしたりする。

 しかし、近年、ナマコが中国料理の高級食材や漢方薬として高額に取引されることが分かり、ナマコの密漁が横行、中国人バイヤーが暗躍して、地下工場で高級食材に加工させた上で中国に密輸するようになってきている。

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雨傘運動1年、焦燥感強く

 香港の学生団体ら若年層が選挙制度の民主改革を求めて主要道路を79日間占拠した「雨傘革命運動」開始から9月28日で1年が過ぎた。中国政府の香港への締め付けが強化され、民主派は穏健派と急進派で路線対立し、11月の区議会選挙では親中派が漁夫の利を得てやや優勢。民主派は態勢立て直しを迫られ、天王山となる来秋の立法会(議会70議席)選挙で現有議席を維持できるか、親中派の包囲網に押されかねない情勢だ。(香港・深川耕治)

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急速な中国海軍膨張に思う

元統幕議長 杉山 蕃

 懸案の安保関連法も決着がつき、誠に結構と考えている。今回は米中首脳会談の次なる課題の日中韓首脳会談の実現等を睨み、中国海軍の急速な膨張について紹介し、懸念とともに中国の目指すところについて所見を披露したい。

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厳戒下のウルムチ 駅前など要所に装甲車

中国新疆自治区ルポ

 ウイグルには「客が幸福を運んでくる」という諺(ことわざ)がある。訪問者を大事にもてなすというのは、遊牧民族特有の伝統文化でもあったが、こと、漢族に対してはこの諺は当てはまらなかった。何より漢族はゲストとしてではなく、主人として乗り込んできた。新疆ウイグル自治区は名前こそ、自治区だが実態は漢族支配の地域だ。7年ぶりにウルムチを訪問した。(池永達夫)

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空港職員の恐喝が横行

地球だより

 マニラ首都圏にあるニノイ・アキノ国際空港で、職員による利用者への恐喝疑惑が相次いで浮上し、空港当局が調査に乗り出している。

 これまでに恐喝が発覚しているのは、第2ターミナルと第4ターミナルで、X線検査を担当する職員が利用客のバッグに銃弾を仕込んで、事件をもみ消すのと引き換えに現金を要求するという手口だ。

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ベトナム人有識者ら 「強い日本であれ」とエール

 西沙諸島をめぐる領有権や石油探索リグ建設問題などで中国の力による脅威を受けているベトナムから、日米などを後ろ盾に国際法にのっとった海洋の新秩序を求める声が上がった。元ベトナム外務省顧問局局長のディン・ホアン・タング氏は先日、都内で開かれた南シナ海シンポジウムで日本の積極的平和外交や新安保法制を評価した上で「日本は強い国家であってほしい。地域の平和と安定に積極的な貢献を果たしてほしい」と述べた。(池永達夫、写真も)

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「江沢民告訴」要求の署名活動拡大

 当コラム欄で先日、スイスの国会議員ら10人が中国の習近平・国家主席宛てに連署の書簡を送り、法輪功の集団弾圧を命令、執行した江沢民元国家主席の刑事責任を追及するよう求めていると報じたが、ウィーン市でも19日、海外に住む法輪功メンバーたちが江沢民元国家主席を告訴要求するデモ集会が行われた。

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ベトナムで横行する偽札

地球だより

 ベトナム中央銀行はこのほど、今年上半期に発見された偽札数は前年同期と比べ1割方増加したと発表した。2年前の同期には前年同期比で4割方減少していたが、今年に入って増加傾向に入った。

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マニラ首都圏の交通渋滞が深刻化

 マニラ首都圏の交通渋滞が悪化の一途をたどっており、大きな社会問題と化している。経済発展により自家用車の普及が加速する一方で、道路や鉄道などのインフラ整備がまったく追い付いていないのが原因だ。渋滞による莫大な経済的損失や通勤者の負担が指摘される中、アキノ大統領が幹線道路に警官を配備して交通整理を行うよう国家警察に命じるなど、渋滞緩和が政府の大きな課題となっている。(マニラ・福島純一、写真も)

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戦略的な中国軍事パレード

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生

 中国で9月3日に反ファシスト・抗日戦争勝利(抗日戦勝)70周年記念の軍事パレード(観閲式)が天安門広場で開催された。観閲式には1万2000人の軍人、戦車やミサイルなど500を超える兵器及び戦闘機など200機が参加し、最大級となった。

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中国のチベット文化抹殺政策を許すな

 中国のチベット自治区のラサ市でこのほど、自治区成立から50周年を記念する式典が開かれた。中国政府はこれを機に、自治の拡大を求める動きに対する抑圧や宗教への介入を強化する姿勢を公言している。

 自治区とはいうものの、現状は自治から程遠いばかりか、チベットの宗教・文化の抹殺が進行中である。抗議して焼身自殺を図ったチベット族は140人を超えている。民族の自決権を踏みにじる暴虐を黙って見過ごしてはならない。

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米中板挟みの安保ジレンマ

“政熱経熱”の中韓(7)

 2010年に起きた韓国哨戒艦撃沈と延坪島砲撃は、中国が「犯人」である北朝鮮を糾弾してくれるに違いないという韓国側の期待が裏切られ、 韓国が対中政策を見直す契機になった。北朝鮮製の魚雷という確たる証拠を前にしても、中国は「北の仕業」という国際調査団の結論に最後まで慎重な姿勢を見せ、南北双方に冷静な対応を求めるという韓国としては極めて物足りないものだった。

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マナーなき中国人観光客

地球だより

 タイ北部のチェンマイ空港で、中国人女性がブラジャーとパンティーをターミナルのイスの上で干している様子を撮影した写真がネット交流サイトのフェイスブックに投稿され、テレビや新聞が大きく報道したことがあった。

 干してあったのは赤のブラジャーと黒いパンティーだったが、こうしたことは中国では日常的なことでも、タイではマナーに欠けると批判が続出した。

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どこまで続く中国のキリスト教弾圧

 中国では当局が認めたキリスト教組織信者約2000万人以外に1億人ともみられる地下教会信者が厳しい弾圧にさらされている。特に地下教会信者の多い沿海部の浙江省では数年前から教会の十字架を強制撤去したり、教会を撤廃するなど地下教会の取り締まりが厳しさを増す。習近平中国国家主席の訪米でオバマ大統領と人権問題も主要議題として会談する見通しだけに、ウイグル族のイスラム教、チベット族の仏教の活動を制限する動きも含め、動向が注目される。(香港・深川耕治)

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「日米韓にくさび」は陣営論理

“政熱経熱”の中韓(6)

李揆亨元駐中・韓国大使に聞く

 近年の韓国の中国傾斜について李揆亨(イ・ギュヒョン)元駐中国韓国大使(63)に聞いた。李元大使は日米韓3カ国の連携より中国の立場を重視、その親中ぶりには驚きを禁じ得なかった。(聞き手=編集委員・上田勇実)

 ――中韓関係に対する日本の関心が高い。なぜ韓国は中国との関係強化に偏るのか。

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「文化侵略」孔子学院が普及

“政熱経熱”の中韓(5)

 「無条件に中国を好きにならなければなりません」

 ソウルで富裕層が多く住む高級繁華街、江南の一角にある「ソウル孔子アカデミー」の学院長は、インターネットサイトに掲載したあいさつ文の中でこう呼び掛けている。

 孔子アカデミーは一般的に孔子学院と呼ばれ、中国政府が海外の教育機関と提携して中国語や中国文化を広めるため開設した非営利団体で、一部予算を中国政府が負担する。

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共産党一党独裁に「無頓着」

“政熱経熱”の中韓(4)

 中国が誇る世界的保養地マカオに隣接する広東省珠海市で今年7月、韓国と中国の官民合同による初めての討議の場「第1回韓中1.5トラック対話」が開かれた。出席者は双方から10人ずつ。2泊3日のスケジュールで、2日目に集中討議の時間が設けられた。

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