«
»

アジア・オセアニア rss

ブータン王国の人口は74万5000人で、その多くが…

 ブータン王国の人口は74万5000人で、その多くが山の谷間や丘陵に住んでいる。2005年の国勢調査によると、「あなたは今、幸せですか?」の問いに97%が「幸せ」「とても幸せ」と答えている。

 今年は日本・ブータン国交30周年。これを記念して東京・上野の森美術館で「ブータン しあわせに生きるためのヒント」が開催中(7月18日まで)だ。彼らの生活様式や仏教信仰、王室について紹介している。

2
続き

「一つの中国」の呪縛を解け、蔡英文台湾総統が就任

平成国際大学教授 浅野 和生

 中国が主張する「一つの中国」原則とは、台湾も中国の一部であると認めることである。中国は、「一つの中国」原則の承認が、中台間の交渉、交流の基礎であると繰り返し表明している。しかし、1月の総統選挙で示された台湾の民意は、台湾は台湾であって、中国の一部ではない、ということであった。

5
続き

「台湾の光」400年の歴史を演出 台湾総統就任式典

 1月の台湾総統選挙で圧勝した民進党の蔡英文氏(59)が20日、台北市内の総統府で李登輝元総統(93)らが見守る中、総統就任宣誓を行い、国民党の馬英九氏(65)の後任として第14代総統に就任した。

 台湾では過去8年間の馬英九総統率いる国民党政権で対中傾斜の政策を強めたことで景気低迷、失業率増を招き、中台の軍事バランスが崩れることで3度目の政権交代を促した。

6
続き

日・ブータンの国交30年展、日本重視の王室品展示

桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ

 国と国の関係も結局人間同士の関係である。それを特徴付けるような出来事をこのたび体験することが出来た。「世界一の幸せの国」として知られているヒマラヤの小国ブータンの展示会「ブータン~しあわせに生きるためのヒント(A Hint to Happiness)」が5月20日から約1年と数カ月、日本の主要都市で開催されることになり、その開会式に出席するため、同国の前国王妃ツェリン・ヤンドン・ワンチュク陛下と現国王御妹君デチェン・ヤンゾム・ワンチュク殿下が御来日された。

5
続き

食天国タイの一品、人気トップは?

地球だより

 タイ訪問回数が20回以上、もしくはタイ駐在歴がある人を対象に、どこの店のどの料理が一番好きかというアンケート結果が公表された。いわばヘビーユーザーによるタイグルメのトップは何かというものだ。

 1位に輝いたのは観光旅行者の定番レストランになっているレストラン「ソンブーン」の「プーパッポンカリー(カニのカレー炒め)」だった。

0
続き

蔡英文政権、教育の「台湾化」を推進

 台湾で20日に発足した民進党の蔡英文政権は、国民党の馬英九前政権時代に改定された中国色の濃い国語と社会の指導要領を近く廃止する方針で、新任の潘文忠教育部長(教育相に相当)は改定前の指導要領に基づく教科書を使用するよう求めた。歴史認識で早くも脱中国化による前政権との違いを明確化し、中台関係の冷却化が強まる一方、「台湾人意識」の高揚が浸透する台湾で李登輝政権、陳水扁政権に続き、「教育の台湾化」を進める方針だ。 (台北・深川耕治、写真も)

5
続き

中国優位を米と埋めよ-台湾新政権を巡る軍事情勢

元統幕議長 杉山 蕃

 5月20日、台湾総統に民進党党首蔡英文氏が就任し、新しい情勢へと移行した。中台関係は、1949年蒋介石国民党政府の遷台以来、極めて複雑な経緯を経ている。71年国連代表権の中華人民共和国への移転以降、双方の統一に係る見解、交渉は歴代権力の最も努力してきたところである。

3
続き

脱中国依存へ歴史新たに 台湾総統就任式

 1月の台湾総統選挙で圧勝した民進党の蔡英文氏(59)が20日、台北市内の総統府で李登輝元総統(93)らが見守る中、総統就任宣誓を行い、国民党の馬英九氏(65)の後任として第14代総統に就任した。陳建仁副総統(64)や行政院長(首相)の林全氏(64)、閣僚らも就任宣誓し、立法院(国会)で過半数を占める安定新内閣が発足。

 女性総統の誕生は台湾史上初となる。独立志向の強い民進党は対中融和に傾斜した国民党から8年ぶりに政権を奪還し、台湾で3度目となる政権交代を行った。就任演説で注目された中台が一体不可分の領土だとする「一つの中国」の原則に関する合意内容について蔡氏は「1992年の中台窓口機関による会談は若干の共通認識に達した歴史的事実を尊重する」と述べるに留まり、「共通認識」が「一つの中国」で合意したかどうかの是非については言及を避けた。

6
続き

蔡台湾新総統就任演説を最大限に評価し、中国に諫言した朝日社説

 1月の台湾総統選挙で圧勝し台湾史上初の女性総統となった民主進歩党の蔡英文氏(59)が20日に台北市内の総統府で行った第14代総統就任演説で焦点となったのは、中国が受け入れを迫っていた「一つの中国」原則とその原則を確認したとされる「1992年コンセンサス(合意)」についての対応であった。

0
続き

中国の海洋進出をサミットで強く批判せよ

 主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が近づいてきた。難民問題や中東情勢、テロ対策、主要国の財政の在り方など国際社会のホットな議題が議論の中心になるとされる。

 とりわけ日本としては、東・南シナ海で緊張を高める中国について協議を促す必要がある。

 東・南シナ海で強化

2
続き

フィリピンでは子供が騒がしいのは当然ですが

地球だより

 フィリピンを訪れてまず感じるのは、日本と比べ物にならない騒々しさだろう。出生率が高いだけに、特に子供の声はどこに行っても聞こえてくる。

2
続き

タイ、クーデターから2年 プラユット暫定政権、軍を後ろ盾に強権統治

 “タイの軍政”が結構、長引いている。クーデターは2014年5月22日のことだった。きょうで丸2年が過ぎた。新憲法が制定され、総選挙が行われるのは早くて来年夏以降となる。プラユット暫定政権が軍を後ろ盾に強権統治を敷いているのは、守旧派を代表してタクシン派の政治基盤を徹底して弱体化すると同時に、王室の後継問題も絡んでいるもようだ。(池永達夫)

 タイが東南アジア諸国連合(ASEAN)の優等生として、ここまで経済力を伸ばしてきた一つの理由は、政治的安定度の高さがあったからだ。それが01年のタクシン政権誕生以後、国を二分するような亀裂が入ったまま、安定度は著しく損なわれている。

2
続き

閣僚は女性1割、失望感も

蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題(4)

 台湾で民主的な総統選挙を開始した1996年に李登輝総統が誕生してから20年を経過し、陳水扁政権、馬英九政権を経て4人目に初の女性総統として蔡英文氏が就任した。  女性の地位向上という面では、台湾はここ20年で大きく改善している。特に最初に国民党から民進党へ政権交代が実現した陳水扁政権(2000~08年)では、女性初の副総統として呂秀蓮氏が8年間、任期を全うした。女性政治家の割合も大きく増加した。

6
続き

台湾経済浮揚、日本との連携が必要に

蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題(3)

 蔡英文政権が直面する最大の課題は馬英九前政権が失敗した経済政策の立て直しにある。

 台湾では対中融和政策に舵を切った馬英九政権樹立後、実質経済成長率年平均6%以上、失業率3%以下、2016年の平均所得を3万米㌦にする「633」政策を打ち出した。

5
続き

台湾新総統、現実的な「現状維持」路線を

 台湾で民進党の蔡英文氏が総統に就任した。台湾初の女性総統の誕生だ。

 その就任演説で注目された対中政策に関し「1992年に中台の窓口機関が会談した歴史的事実を尊重する」と述べたが、中台は不可分の領土とする「一つの中国」原則に関する「92年コンセンサス」の受け入れは表明しなかった。

 民進党の蔡英文氏が就任

1
続き

村上春樹現象に見る日本と台湾の絆

蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題(2)

 2014年以来、各国語に翻訳されている日本の人気作家、村上春樹氏の造語「小確幸(しょうかっこう=小さいながら確かな幸福)」が台湾で大流行し、村上春樹ブームが続いている。

5
続き

蔡英文台湾総統があす就任

 台湾の民進党党主席の蔡英文氏が20日、台湾総統に就任する。台湾初の女性総統の誕生だ。その就任演説で注目される最大の課題は中国が求める「一つの中国」に対してどういったスタンスを取るかだ。大方の見方は、「中国と台湾は不可分の領土である」ことを意味する「一つの中国」を認めた国民党とは一線を画し、「独立」でも「統一」でもない中台関係の「現状維持」を求めることになるというものだ。当然、中台関係はギクシャクした関係からスタートすることを余儀なくされるが、日米がそうした台湾の「現状維持」路線を強力にバックアップできるかどうかが問われてくることになる。 (池永達夫)

 「現状維持」というのは何もしないというわけではなく、むしろ「台湾の民主主義と両岸の平和的現状」を守るためのものだ。蔡次期総統の本音とすれば「独立」かもしれないが、それを言った途端、中国は反国家分裂法を盾に実力行使も辞さない覚悟だ。反国家分裂法は2005年3月、中国が台湾の独立阻止を目的に採択した国内法で「平和的統一の可能性が完全に失われた場合、非平和的措置および他の必要な措置を取る」と明記されている。いわば台湾が独立の旗を掲げた場合、中国は武力介入できることを正当化したものだ。具体的には台湾が急進的な独立路線へ舵(かじ)を切った瞬間、中国は対岸の福建省に準備された1400基ものミサイルを発射準備段階にするとともに、大陸中国に投資した台湾企業の活動に制約を加える。

0
続き

民進党の国民党化を監視 林昶佐氏

台湾の新政党「時代力量」 林昶佐立法委員に聞く

 蔡英文総統が20日就任するのを前に政権与党となる民進党と友党関係にある時代力量(立法委員5人)所属の林昶佐立法委員(国会議員)に新政権にかける期待と課題を聞いた。 (聞き手=深川耕治、写真も)

5
続き

蔡英文時代の台湾、「天然独」という若者のうねり

蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題(1)

 台湾では20日、8年ぶりに民進党の蔡英文政権が発足する。野党時代に地方選挙で地殻変動を起こし、立法院(113議席)でも過半数を占める安定政権となった。陳水扁政権時代(民進党)の少数与党による“ねじれ現象”は解消し、国民党の馬英九政権の進めてきた対中傾斜に歯止めをかけ、国民党は凋落(ちょうらく)した。民選総統4人目で初の女性総統誕生となる蔡英文氏は中国依存脱却による台湾優先路線を担う。新政権の課題と展望を探った。(台北・深川耕治、写真も)

5
続き

オバマ氏ベトナム訪問、米は武器禁輸の全面解除を

 オバマ米大統領は主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)出席のための訪日に先立ち、初めてベトナムを訪問する。米政府はベトナムに対し、武器の輸出規制を完全に解除することを検討しているが、南シナ海で軍事拠点化を進める中国を牽制(けんせい)する上でも実現すべきだ。

 中国が一方的な現状変更

0
続き

習氏批判のネット事件続発

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生

 中国では来年秋の党大会を控えて政治的安定を揺るがしかねない事態が発生した。去る3月に中国のネットメディアに習近平主席に辞任を求める公開書簡が掲載されるという前代未聞の事件が発生した。言うまでもなく記事はすぐ削除され、中国内報道も抑え込まれた。しかし、その前後にも企業家で優秀党員のブログによる習批判など類似の事件が続発していた。これらの出来事は何を意味するのか、本稿では習主席の政治手法から探ってみたい。

2
続き

フィリピン大統領選でドゥテルテ氏当確

 9日に投票が行われたフィリピンの大統領選で、ミンダナオ島ダバオ市長のロドリゴ・ドゥテルテ氏(71)が、他の候補に大差を付けて当選確実となった。ダバオ市政で全国に名をとどろかせていたことに加え、犯罪撲滅という国民にとって身近で深刻な問題を前面に掲げ、常に変化や改革を求める国民の心をガッチリとつかんだ。 (マニラ・福島純一)

 フィリピン国民が大統領に求めることは、過去の政変や革命が物語るように、現状の改善であり変化である。これは大半の国民が貧困層に属し、満足できる収入を得るには家族と離れて海外就労を選ぶしかないなど、現状の社会に不満を持っている人々が多い証しでもある。アキノ政権は過去にない経済成長を成し遂げ、政情も安定し高い支持率を維持し続けた。しかし、経済格差は拡大するばかりで庶民の生活は大きく改善されず、物価高や都市部の渋滞問題など、新たな改革を望む声は常にあった。

0
続き

バンコクの国際空港で窃盗多発

地球だより

 バンコクのスワンナプーム国際空港でこのほど、旅行者を狙い窃盗を働いた40歳のタイ人男性が逮捕された。

 せんだってタイ人とウガンダ人旅行者から、同空港内で現金やスマートフォンなど貴重品を盗まれたとの被害届が同空港警察署に出された。空港警察はすかさず、防犯カメラの映像から、犯行現場を見つけた。映像には、犯人が警戒感の乏しい居眠り中の被害者から財布やスマホなどを盗む姿が映っていた。

0
続き