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アジア・オセアニア rss

70年にわたり在位したタイのプミポン国王が…

 70年にわたり在位したタイのプミポン国王が死去した。首都バンコクでは、多くの人が喪服で出勤し、国王が息を引き取った病院前の大通りの歩道は喪服姿の人々で埋め尽くされた。国王への敬愛の深さが、悲しみに表れている。

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思わぬ宗教冒涜行為

地球だより

 ミャンマーの裁判所はこのほど、仏教の説法がうるさく眠りを妨げるとして拡声器の電源を切ったオランダ人男性旅行者(30)に対し、「宗教への冒涜(ぼうとく)行為」との理由で、重労働を伴う懲役3月の判決を言い渡した

 オランダ人男性は先月下旬、北部マンダレーで深夜、滞在先のホテル近くで催された仏教儀式の大音量に眠りを妨げられ立腹、その勢いで拡声器のプラグを引き抜き逮捕され、裁判を受けていた。

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ドゥテルテ比大統領、世論調査で高い満足度維持

 暴言や強権的な麻薬取り締まりで国際社会から批判にさらされているフィリピンのドゥテルテ大統領だが、国内では依然として高い支持を維持していることが最新の世論調査で明らかとなった。麻薬取り締まりをめぐっては、容疑者の殺害に反対する国民の声が多いことも分かった。(マニラ・福島純一)

 大統領就任から100日を迎えた6日、民間調査会社のソーシャル・ウェザー・ステーションが、ドゥテルテ大統領に関する世論調査結果を発表した。調査は9月24日から27日までに1200人の有権者を対象に全国的に行われたもので、ドゥテルテ氏の施政に関して「満足」との返答が76%に達していることが分かった。「不満足」との返答は11%で、「まだ判断できない」は13%だった。満足から不満足を差し引いた純満足度は65%となり、歴代大統領ではラモス元大統領の66%に次ぐ、極めて高い評価となった。在任中に高い支持率を維持したアキノ前大統領は60%だった。

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中国企業に制裁、対北朝鮮包囲網強化を進めよ

 国連安全保障理事会が強く非難した9月の北朝鮮による5度目の核実験を受け、米財務省は中国企業と幹部4人に制裁を科した。司法省も同社と4人を刑事訴追した。

 対北制裁の「抜け穴」を許さない米国の強い姿勢を見せたことが評価される。

 米国内の資産を凍結

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都会を走るリス

 リスというのは動物園か深い森にまで足を延ばさないと遭遇できないものと思っていた。

 ところがバンコクでは、都心でも自由気ままにリスが走り回っている。

 日本のシマリスに似ているが、実は似て非なるものでフィンレイソンリスという種類のリスだ。

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マニラ首都圏で国際モーターショー、最新の車が集結

 このほどマニラ首都圏パサイ市にあるワールドトレードセンターで、フィリピン自動車工業会(CAMPI) が主催する第6回国際モーターショーが開催され、多くの入場者で賑わった。会場にはトヨタを初めとする日本の主要メーカーのほか、韓国や欧州のメーカーも最新の車両を展示し注目を集めた。

(パサイ・福島純一)

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中国式慈善に疑惑、権力闘争も

 派手なパフォーマンスで知られる中国の実業家、陳光標氏(48)が中国メディアから慈善活動組織の公印偽造や寄付金受領捏造(ねつぞう)疑惑を報じられ、政治的波紋を広げている。来秋の党大会で最高指導部入りが有力視されていた中国共産主義青年団(共青団)派の有力者、李源潮国家副主席との関わりがあることで共青団派を牽制(けんせい)する習近平政権内の権力闘争との見方も出ており、愛国慈善家の虚実からも党内人事の主導権争いは激化している。(香港・深川耕治)

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麻薬取引の巣窟?ニュービリビッド刑務所の闇

 ドゥテルテ大統領の暴言ばかりが話題になっているが、フィリピンでは前政権で司法長官を務めたデリマ上院議員と麻薬王の癒着疑惑をめぐり、現政権派による厳しい追及が注目を集めている。ドゥテルテ氏の超法規的殺人に関する追及で、急先鋒だったデリマ氏を政界から追放しようとする動きだとのもっぱらの噂だ。癒着の舞台となったニュービリビッド刑務所と、そこに収監されている麻薬王たちの証言にも注目が集まっている。

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秘境聖地「カイラス」巡礼

 ヒンドゥー、ジャイナのスワミ師のお誘いで3年ほど前にシヴァの住むと言われる聖なる山カイラス(カイラーサ)を1周する「プラダクシャナ」(注)の旅に参加することが出来た。巡礼の旅は、禁酒、禁肉食の旅でもある。  カイラスは中国チベット高原西部にそびえ立つ独立峰(6,656m)で、仏教(特にチベット仏教)、ボン教、ヒンドゥー教、ジャイナ教で聖地とされ、信仰の山であることから入山が禁止された未踏峰である。またヤルツァンポ川(ブラマプトラ川)、ガンジス川、サトレジ川、インダス川の“四大河の源”と言われる。  私の体験した聖地巡礼の旅について紹介する。

 日本からバンコク経由でカトマンズに入り、ルンビニに移動し、お釈迦様の聖地を訪れるところからスタートした。ルンビニのホテルで1泊した翌日、ホテルから近い日本山妙法寺が建立した世界平和塔を参拝し、カピラヴァストゥ跡を拝謁、ラーフラが出家したという寺院跡に立ち寄った後、お釈迦様の生誕の地を拝礼した。  マーヤ聖堂、アショーカ王の円柱、菩提樹と池、神聖な空気に包まれた地は、まさに聖地というべきところだ。  その後、永遠の平和の火、タイの寺院を参拝して、再びカトマンズに移動して、翌日からカイラスに向けての旅となった。

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日印連携しアジアに平和を

桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ

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身近に迫る麻薬戦争

 フィリピンではドゥテルテ大統領が始めた麻薬戦争が激化しており、毎日のようにどこかで麻薬容疑者が殺害されている。少し遠い世界の出来事のように感じていたが、ついに目の当たりにすることになった。

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中国、尖閣発端に対米戦争も 米ランド研究所が「米中戦争」研究

 安全保障問題では米国最大の民間研究所であるランド研究所がこのほど、「米中戦争」をテーマにした報告書をまとめた。2025年までの近未来を見越した米陸軍からの委託研究だった。リポートでは米中戦争の発火点に関し、尖閣を一例として挙げている。(池永達夫)

 副題は「考えられないことを考える」とあるが、安全保障の要点は通常リスクだけでなく、万が一にも備えることにある。この点において、米陸軍がランド研究所に委託したテーマである「米中戦争」は、安全保障の空白部分を埋める貴重なものだ。

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北核実験で習主席正念場に

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生

 9日に北朝鮮は本年初に次ぐ第5回目の核実験を強行して世界に衝撃を与えた。核実験は、10キロトンと過去最大規模で「核弾頭」爆発実験の成功が初めて発表された。これまでの度重なる核実験や21発に及ぶミサイル実験があり、さらに大気圏への再突入に耐えるよう弾頭表面の強度実験などの積み重ねを見る時、北朝鮮の核能力は新たな段階に突入したとみられている。次に続く核・ミサイル実験を阻止するためにも、これまで北朝鮮に核放棄を促す忍耐戦略や国際的な取り組みの見直しが迫られるのではないか。

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ドゥテルテ大統領の反米・親中露発言への懸念

 南シナ海の領土領海問題をめぐる中国と他の沿岸国との対立において、反中国の急先鋒(せんぽう)を務めてきたフィリピンだが、ドゥテルテ大統領の反米姿勢が浮き彫りとなったことで、これまでのバランスに大きな変化が生じる可能性も出てきた。

 ドゥテルテ氏は「私は米国のファンではない」と発言する一方で、「反米ではない」 とも述べ、同盟関係の維持を強調するなど、玉虫色の発言が目立ち同盟国を困惑させている。

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外交に支障来すドゥテルテ大統領の暴言癖

 フィリピン国内では高い信頼を得ているドゥテルテ大統領だが、それとは対照的に、米国を中心とした国際社会では強い非難を集める結果となっている。その原因は、ドゥテルテ氏の歯に衣(きぬ)着せぬ暴言癖にある。

 大統領に就任する前から暴言はドゥテルテ氏の「持ち味」の一つになっており、国内的にはあまり問題視されてこなかった。フィリピンでは多少口が悪い政治家がむしろ率直に見えて好まれる傾向があるためだ。

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不透明、操作…中国経済は“伏魔殿”

 中国が初の議長国となり、主要20カ国・地域(G20)の首脳会議が浙江省杭州市で9月4、5日の両日に開かれた。習近平中国国家主席にとって一世一代の晴れ舞台となったが、G20の首脳宣言では、「世界経済の成長は期待よりも弱く、下方リスクが存在する」との危機感も表明された。経済の発展に不可欠な自由貿易については、「あらゆる形態の保護主義への反対」で一致し、実質的に破綻した中国のゾンビ企業――主に国有企業の温存が、世界経済のリスク要因となっているため、過剰生産の解消に向けて情報共有を進める国際的な枠組みを設立することで合意した。

 「中国バブル崩壊」「次なるリーマンショックは中国発」「独裁政権崩壊」といった声が聞こえる中、中国経済の現状や見通しを有識者や当事者らはどのように評価しているのだろう?

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ドゥテルテ比大統領就任から3カ月、強権発動し公約遂行

 圧倒的な国民の支持を得て6月30日に就任したフィリピンのドゥテルテ大統領。麻薬蔓延(まんえん)のフィリピンで間もなく政権3カ月を迎える。国内での高い人気とは裏腹に、国際社会では超法規的殺人を容認する「処刑人」、もしくは国家元首らしからぬ悪態を繰り返す「暴言王」としてその名を轟(とどろ)かせている。 (マニラ・福島純一)

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結党30年迎える台湾・民進党 蔡主席の下、団結・再生

平成国際大学教授 浅野 和生

 台湾の蔡英文政権の与党、民主進歩党が、この9月で結党30年の節目を迎える。この30年は、台湾の民主化完成、政権交代を含む普通の政党政治が実現する過程であった。

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マカオのカジノに群がる窃盗団

 タイ警察は14日、バンコクのビジネス街シーロムのステートタワービルでタイ人家政婦(41)を窃盗容疑で逮捕、日本円で現金70万円と13万5000バーツ(約45万円)を押収したと発表した。

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フィリピンのダバオで無差別爆弾テロ 麻薬組織、アブサヤフと共謀か

 フィリピン南部ダバオ市で2日夜、強力な爆発があり、これまでに15人が死亡し70人が負傷した。同市はドゥテルテ大統領の地元で、国内有数の治安が良い都市として知られており国民に衝撃が走った。犯行をめぐっては、イスラム過激派が犯行を認めているほか、麻薬組織の関与も指摘されるなど、ドゥテルテ氏の治安対策に対する反発が動機とみられている。 (マニラ・福島純一)

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ウズベキスタン、戦略的な結び付きの継続を

 中央アジアのウズベキスタンで約四半世紀にわたり政権の座にあったイスラム・カリモフ大統領が今月、78歳で死去した。ウズベクは中央アジア最大の人口(約3000万)を抱え、中露の狭間にあり、さらにアフガニスタンとも国境を接しており、地政学的に重要な国だ。

カリモフ大統領が死去

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香港立法会選、中国は「高度な自治」を奪うな

 香港の議会に当たる立法会の選挙で、反中国で「香港独立」色の強い「本土派」をはじめとする民主派勢力が議席を伸ばした。中国政府によって香港の民主主義が脅かされていることへの危機感の表れだ。

民主派勢力が議席伸ばす

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ダムが切り札 、中国はメコン川も支配するか

 東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議も終わったが、南シナ海を“中国支配の海”にする中国の決意は不退転に見える。そんな裏でもう一つ注目したいのが、メコン川の水問題だ。

 全長4900㌔。中国、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムを流れ、内陸漁業世界一で、下流域4カ国だけでも、6000万人の生命と生活を支える。その「母なる川」も今、“中国支配の川”になりかけている。

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