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アジア・オセアニア rss

タイ、来春にも8年ぶり総選挙

 タイが民政復帰に向けて動き出した。暫定政権はクーデター直後から、民政復帰を進めるとしてきたが、それが延び延びとなってきただけに一歩前進したとは言える。ただ、8年ぶりとなる総選挙が実施される可能性こそ高まっているものの、果たしてそれが民政復帰につながるものかどうか、まだ不透明だ。(池永達夫)

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雇用奪う中国人労働者の急増

 最近、行きつけのスーパーで中国人を多く見掛けるようになった。ほとんどが若い男女で、食材をまとめ買いしていることから、長期滞在で出稼ぎに来ているのだろう。

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中国のウイグル強制収容所、実数は500万人から700万人

「世界ウイグル会議」元議長 ラビア・カーディル氏に聞く

 ペンス米副大統領は10月4日の演説で「新疆ウイグル自治区では、共産党が100万人ほどのイスラム教ウイグル人を収容所に入れ、昼夜を問わず洗脳している」と批判した。「完全な虚偽」と強弁してきた中国政府は「テロ対策」などとして最近、その存在を認めた。ウイグル人への人権弾圧問題を、亡命ウイグル人でつくる「世界ウイグル会議」元議長のラビア・カーディル氏に聞いた。 (聞き手=池永達夫、石井孝秀)

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ウイグル弾圧問題、対中国のリトマス試験紙だ

 マクロン仏大統領が、旧仏植民地アルジェリアの独立戦争(1954~62年)時に、仏軍が組織的な拷問など人道に反する罪を犯し、国に責任があると認めたのは先月中旬。特に57年に独立運動家で25歳のアルジェ大教授、モーリス・オーダン氏を拘束、拷問の末死亡させたと発表し、高齢のオーダン夫人に謝罪した。

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米艦と台湾海峡、国際法が認める航行継続を

 米海軍の艦艇2隻が台湾海峡を航行した。米海軍のローガン報道官は「国際法にのっとった」航行で「自由で開かれたインド太平洋への米国の決意を示すものであり、今後も国際法が認めるあらゆる場所で、飛行、航行、作戦行動を実施する」と、作戦の継続を強調した。

通過したのは今年2度目

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正念場を迎える競馬

 タイの首都バンコクには二つの競馬場があった。「あった」と過去形で書いたのは、その一つのナンロン競馬場が今秋、閉鎖されたためだ。ナンロン競馬場は100年の歴史を持つタイ競馬の聖地だった。ダービーが行われるのもナンロン競馬場と決まっていた。だが、2000年初頭にピーク打ちした一日の観客数は近年、10分の1の3000人までに減少。芝の管理や施設に投資できないほど、財政的に厳しい状況になっていた。

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ドゥテルテ比大統領の健康問題

 健康問題が浮上し、フィリピンの剛腕大統領の勢いに陰りが見え始めている。自らがんの可能性を語るなど、これまでにない気弱な一面を見せ、世論調査での政権支持率は過去最低となり、半数以上がドゥテルテ大統領の健康に不安を感じていると回答した。病気で任期途中に辞任となれば、ロブレド副大統領が所属する野党に政権を譲ることになりかねず、大統領の健康問題は次期政権を左右する大きな不安材料となりつつある。 (マニラ・福島純一)

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台湾の戦略的価値の再考を

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生

 双十節(辛亥革命で清朝を倒した記念日)の行事で蔡英文台湾総統は、中国の圧力に対して決して譲歩はしないと強調するとともに「責任ある大国」の役割を中国に呼び掛けていた。

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支援物資にまで及ぶ政治腐敗

 がんが疑われた健康問題が浮上して弱気になったのか、しばらく過激発言が減っていたドゥテルテ大統領だが、このほど地方の首長に対する怒りが爆発。再びドゥテルテ節が炸裂(さくれつ)した。

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中国とアメリカの南シナ海争奪戦

■制海権

 制海権は艦隊が海にいるだけでは得られない。制海権は基地と作戦海域を継続的に往復することで得られる。基地と作戦海域を艦隊が継続的に往復するが、60%の優先利用で制海権が得られている。

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蔡政権揺さぶる台湾独立派

 来年4月に台湾独立の住民投票実施を目指す政治団体「喜楽島連盟」が、台北市と高雄市の2カ所で10万人規模のデモを20日に行う。中台関係の「現状維持」路線を変えない蔡英文政権に対し、独立に向けた法改正を迫っている。2020年の次期総統選で再選を目指す蔡総統は11月の統一地方選を前に、与党・民進党を支える独立派との対立を回避するため、苦肉の策を取っている。 (香港・深川耕治)

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最大の脅威は中国浸透工作

元台北駐日経済文化代表処代表 羅 福全氏

 台湾に対する中国の圧力により不安定化する台湾海峡情勢。中国はどこに向かい、台湾はこれにどう対応すべきか。台湾の駐日大使に相当する台北駐日経済文化代表処代表を務めた羅福全氏に聞いた。(聞き手=編集委員・早川俊行)

中国の共産党一党独裁体制はいつまで続くか。

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日韓中の3人の女性の「国際結婚」

 いまさら何よ、といわれるだろう。ひょっとしたら、「聖職者の独身制を改めて考える」という見出しのコラムを前日書いたばかりなので、「結婚できないローマ・カトリック教会聖職者へあてつけかね」と穿った受け取り方をされるかもしれない。

 日本、中国、そして韓国と3人のアジアの女性たちの欧州の男性との結婚話を紹介したい。1人の女性は既に結婚生活をしていたが、当方がその事実は最近知った。他の2人は偶然、最近結婚したケースだ。3人にはまったく関係性がない。あるとすれば、当方が偶然、3人の結婚を知って「へェー」と驚いた、という細やかな事実だけだ。

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ブタは中華圏で縁起物

 2年前、台湾の総統選挙を取材した折、台北の蔡英文氏選挙事務所を訪問した。そこは人気女優のショールームのようでもあり、多くの支持者が訪問しては壁に激励の一文を書いたり、蔡英文氏をかたどった小物グッズを購入して選挙資金の足しにしていた。

 その小物の中に、蔡英文氏をモデライズした子ブタの貯金箱があって結構人気だったのが意外だった。

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マニラで大規模な戒厳令反対集会

 戒厳令布告記念日の9月21日にマニラ市リーサル公園で、ドゥテルテ政権に対する抗議集会が行われた。集会には左派系団体を中心に約1万人の参加者」が集結し、ミンダナオ島に布告されている戒厳令の延長や、ドゥテルテ政権下で復権しつつあるマルコス家への懸念の声を上げた。 (マニラ・福島純一)

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ドゥテルテ大統領の衝撃の「告白」

 フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は21日、会合で「自分が子供の時、一人の神父によって性的虐待を受けて以来、自分はカトリック信者であることを止めた」と述べ、「自分はキリスト者で神を信じているが、カトリック信者ではない」とはっきりと答えている。

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インド、ロシアのミサイル導入へ

 インド政府は28日、ロシア製最新鋭地対空ミサイルシステムS400の導入を決めた。ロシアは、S400の売却を積極的に進めており、トルコがすでに導入を決定、中国も購入に意欲を示している。軍事専門紙ディフェンス・ニュースが報じた。

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容疑者から略奪する警察署長

 フィリピンの警察をめぐる汚職の話題は多いが、また酷(ひど)い話があったので紹介したい。このほど首都圏近郊のブラカン州で警察署長が恐喝などの容疑で逮捕された。

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フィリピンに台風上陸、被害拡大

 フィリピン北部に15日上陸した台風22号(フィリピン名オンポン、アジア名マンクット)の犠牲者数が依然として拡大している。各地で発生した土砂崩れなどによって死者・行方不明者は150人以上に達した。特に鉱山での土砂崩れ被害が拡大したことを問題視したドゥテルテ大統領は、鉱山の閉鎖を検討する方針を示した。また台風上陸時に自治体を離れて職務を果たさなかった複数の首長がいたことも明らかになっており、問題視されている。 (マニラ・福島純一)

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台風22号で大量の漂着物 マニラ湾ベイウォーク

 9月15日にフィリピンに上陸した台風22号(オンポン)による死者は18日までに74人に達し、55人が依然として行方不明となっている。

 台風はルソン島北部に上陸し地滑りなど発生させ多くの犠牲者を出したが、マニラ首都圏も強い風と激しい雨に見舞われ各地で洪水が発生した。マニラ湾では高潮による強い波で押し寄せた大量の漂着物で海面が埋め尽くされるなど、都市部での環境汚染の深刻さも浮き彫りとなった。 (マニラ・福島純一)

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台湾をTPPに迎え入れよ

平成国際大学教授 浅野 和生

 去る8月21日、中米エルサルバドルが台湾と国交を断絶するとともに、中国と国交を樹立した。これで2016年5月の民進党、蔡英文政権の発足以来、わずか2年半で5カ国が台湾の中華民国と断交して、国交を保つ国の数は17カ国にまで減少した。

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ジプニー利用の豆知識

 フィリピンの庶民の足であるジプニー。自家用車の普及により渋滞や公害の原因としてやり玉に挙げられることが多くなったが、庶民にとっては最安の移動手段として通勤通学になくてはならない存在だ。

 この乗り降り自由な乗り合い小型バスは、外国人の間では「危険な乗り物」として利用を避けるべき交通手段として語られている。が、どうしてもタクシーが捕まらないときなど、最後の手段として使うことがある。

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売電で外貨獲得、「バッテリー国家」ラオスのリスク

 ラオス南部のアッタプー県で死者39人など多大な犠牲者を出した水力発電用ダム決壊事故から40日が経過した。この事故で浮き彫りになっているのは、建設技術不備による人災という安全リスクとともに、「債務の罠(わな)」回避のための財務管理の甘さだ。 (池永達夫)

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