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アジア・オセアニア rss

一層の日印友好関係拡大を

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ

 1月26日、インドの第69回共和国記念日(民主的憲法の制定日)の祝賀会が都内一流ホテルの最大級のホールで開催された。正確な人数を確認したわけではないが、400~500人は超えているようで、廊下までいっぱいだった。私はもう少し寂しい共和国記念日も経験したことがあるが、近年は年を重ねるごとにどんどん参加者が増え、人々の熱気に包まれる中、感無量であった。

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空港窃盗に大統領が大鉈

 マニラ国際空港で長年にわたり荷物業務を請け負っていた業者が、ドゥテルテ大統領の怒りを買い契約打ち切りとなった。

 原因は作業員による窃盗事件だ。パンパンガ州のクラーク国際空港で帰国したフィリピン人の預け荷物から、お土産などがゴッソリと盗まれた事件を空港当局が調査した結果、同社の作業員6人の犯行が発覚したのだ。

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カザフ語をローマ字表記に、ロシアの影薄まるカザフスタン

 旧ソ連構成国だった中央アジアのカザフスタンはこのほど、国際化のためカザフ語のロシア文字(キリル文字)表記をやめてローマ字に変更することになった。ナザルバエフ大統領は表記変更の具体的なスケジュールを提示した上で、2025年にはローマ字に完全移行すると宣言。カザフスタンでのロシアパワーが希薄化する中、それを埋めるように中国の影響力が増すことが懸念される。(池永達夫、写真も)

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フィリピン政権、テロ掃討に本腰

 ドゥテルテ大統領は昨年末、国内外からの批判を受けながらもフィリピン南部ミンダナオ島における戒厳令の1年延長に踏み切った。目的は南部を中心に活動するイスラム過激派と、新たにテロ組織に指定した共産ゲリラの掃討だ。しかし、戒厳令の延長は強権体制を強化するための方便との見方もあり、全国に戒厳令を拡大する懸念も依然としてくすぶっている。 (マニラ・福島純一)

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香港立法会、補選スタート 事前予想は民主派優勢

 一国二制度の行方を左右する香港立法会(議会=70議席、任期4年)補欠選挙の立候補届け出が16日から始まり、3月11日投開票の選挙に向けた選挙戦がスタートした。中国からの自立を訴えて議員資格を剥奪された急進的な民主派系前議員が獲得していた4議席が対象で民主派は議席奪還の雪辱戦とみており、立法会で法案通過など親中派に有利な議事運営を変えられるかが大きな焦点となっている。 (香港・深川耕治)

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噴火の恐れにも賑わい

 その非常に整った円錐(えんすい)形の容姿から、かつて「ルソン富士」と呼ばれたアルバイ州のマヨン山の火山活動が活発化し、これまでに3万人以上の住人が避難を強いられる事態となっている。火口から溶岩が流出し始め、火砕流も確認されており、地元当局は避難範囲を拡大した。避難所として使用される学校はすでに授業停止となっている。

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海洋国家目指す中国、大陸国家の発想が呪縛に 茅原郁生氏

拓殖大学名誉教授 茅原郁生氏(下)

中国にとって尖閣、台湾、南シナ海の優先順位トップは?

 核心的利益といわれた南シナ海だろう。

 中国は一帯一路を当面の対外戦略としているが、その一路戦略では南シナ海はインド洋と太平洋の連接海域で、南太平洋に出る拠点となっている。

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インドネシア・バリ島で植林

 12月8日から10日までインドネシア・バリ島で植林をしてきた。世界有数の熱帯雨林があるインドネシアだが違法伐採や火山の噴火などで森林の減少が著しい。現場は同島・バトゥール山の麓。

 1963年に中腹から黒い溶岩が流出し、その跡地には樹木がほとんど育っていない。日本の植林団体「NPO法人アジア植林友好協会」(宮崎林司理事長)を中心に、現地の日本語学校の学生らと植林を行った。

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独立から70年のミャンマー

 ミャンマーが4日で独立70周年を迎えた。以前訪れた、ミャンマーの旧首都ヤンゴンのホテルで朝、ラジオのスイッチを入れると突然、軍艦行進曲が鳴り出したことがある。一瞬、日本のパチンコ店にテレポートしたかのようだったが、ビルマ(後、ミャンマーと1989年に名称変更)独立の歴史を垣間見たような気がした。ビルマ独立に関わった日本には、現在のミャンマーがロヒンギャ問題で米国から制裁を科せられ、その間隙(かんげき)を中国が突く中、独自のバランス外交が求められよう。 (池永達夫)

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ボクサーが弱いって?

 日本に来るタイ人ボクサーが弱すぎると問題になっている。

 日本ボクシングコミッション(JBC)は毎年、招聘(しょうへい)禁止ボクサーを発表している。昨年も無気力試合や実力不足などを理由に60人がブラックリストに登録された。そのうち51人がタイ人だ。

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中朝の脅威、憲法9条改正で対応を ジェームズ・ショフ氏

カーネギー国際平和財団上級研究員 ジェームズ・ショフ氏(下)

トランプ米政権下における日米関係をどう見る。

 トランプ大統領は安倍晋三首相を信頼しており、発言にもよく耳を傾けるなど非常にいい関係を保っている。米国は「自由で開かれたインド太平洋戦略」を基本的なアジア戦略にしたが、これももともとは安倍首相が提唱したものだ。

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危機のアジア、北朝鮮問題で米中対立も ジェームズ・ショフ氏

カーネギー国際平和財団上級研究員 ジェームズ・ショフ氏(上)

 アジア情勢が風雲急を告げている。北朝鮮の核開発を阻止するために、米国が軍事力行使に踏み切れば、日本を含め地域全体に甚大な影響が及ぶことは避けられない。また覇権主義的傾向を強める中国への対応は、アジアの未来を左右する重大テーマだ。「危機」に直面するアジア情勢について、識者に聞いた。

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中国、北朝鮮について重要記事を連発した年末年始の小紙1面トップ

 今年元旦の新聞第1面トップ記事は、北朝鮮によってもたらされる国難に直面する日本に関わる重要ニュースで久々に競り合い、活気づいた。読売「中露企業 北へ密輸網」は、中露朝ネットワークによる国連の対北制裁破りの実態を、産経は軍事力拡大に走る中国海軍が2030年までに4隻の空母打撃群を運用する計画であることをそれぞれ暴いたのが目を引く。また毎日も、一昨年8月に韓国に亡命した北朝鮮の元駐英大使、太永浩(テヨンホ)氏の単独インタビュー記事を掲載し、日本人拉致事件をめぐる北のあきれた目論見(もくろみ)や対応などをが明らかになった。

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フィリピンの年越し、大量の花火打ち上げ新年祝う

 フィリピンでは大晦日に盛大に花火を打ち上げて新年を迎える習慣がある。大きな爆音が悪運を払うと信じられているが、行き過ぎた違法花火が横行し毎年のようにケガ人が後を絶たない。

 今年はドゥテルテ政権の花火規制の影響で、少しは静かになるかと思われたが、爆音で迎える新年は“健在”だった。ただ例年と比べて、花火を打ち上げている時間が短くなったように感じた。保健省によると花火によると負傷者は60%も減少したという。 (マニラ・福島純一)

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大統領の孫娘に物議

 質素な庶民派として親しまれているドゥテルテ大統領だが、孫娘には少し甘いようだ。

 このほどドゥテルテ氏の孫娘でファッショニスタとして知られるイサベルさんが、各国の要人などを迎える大統領府(マラカニアン宮殿)で私的な写真撮影を行い、論争を巻き起こしている。

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マニラ市に突然の慰安婦像、無許可設置の疑いも

 突如として設置され、物議を醸しているマニラ市の慰安婦像。日本大使館も設置後にようやく事実を把握しフィリピン政府に抗議したほどで、意図的に水面下で計画を進めていたことは明らかだ。慰安婦像には政府機関のフィリピン国家歴史委員会の関与が分かっているが、中華系財団が適切な許可を受けずに強引に設置した疑いも浮上している。 (マニラ・福島純一)

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マニラ市にフィリピン初の慰安婦像

 突如として設置され、物議を醸しているマニラ市の慰安婦像。日本大使館も設置後にようやく事実を把握しフィリピン政府に抗議したほどで、意図的に水面下で計画を進めていたことは明らかだ。慰安婦像には政府機関のフィリピン国家歴史委員会の関与が分かっているが、中国系財団が適切な許可を受けずに強引に設置した疑いも浮上している。

(マニラ・福島純一)

「マニラ市に突然の慰安婦像、無許可設置の疑いも」へ

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土地めぐる二流ドラマ

 タイではこのほど、財務省による土地公示価格が発表された。

 この公示価格はあくまで課税額を算出するためのベースになるもので、実勢価格とは異なるもののタイのどこが、経済的に加熱しているのか一目瞭然で興味深い。

 タイで最も地価が高いのはバンコク一のビジネス街シーロム通り。1坪より一回り広い平方ワー(4平方メートル)あたり100万バーツ(約350万円)だ。

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台湾の同性婚法制化問題、推進派政治家に罷免運動

 台湾の憲法裁判所に当たる司法院大法官会議が5月、同性婚を認めていない現行の民法は違憲とする憲法解釈を下し、2年以内の法改正を命じたことで、蔡英文政権が目指すアジア初の同性婚容認の法制化が時間の問題となっている。法制化に積極的な与党・民進党と共闘する小政党・時代力量も推進派だが、同党主席で台湾最大の人口を占める新北市の次期市長選に意欲を示す黄国昌立法委員に対し、同性婚反対派や野党・国民党支持者らが新北市内で議員罷免投票を実施するなど、根強い反対の動きが出ている。 (香港・深川耕治)

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日比関係に水差す慰安婦像

 このほどマニラ市にフィリピン初の慰安婦像が設置された。事前に話題にもなっておらず、まさに青天霹靂(へきれき)といった感じだ。8日に行われた除幕式の様子を報じているのは、ほとんどが中国系メディアで地元メディアではほとんど話題になっていない。

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ロヒンギャ迫害非難

 先週、国連人権理事会は、ミャンマーのロヒンギャ族迫害を非難する決議を採択した。

 先月、国連総会の委員会も同様の決議を採択している。

 日本はどちらも棄権した。委員会では、欧米など135カ国が賛成した中での棄権だった(中国などは反対)。

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南国のサンタは美女たちと共に、フィリピンのクリスマスパレード

 9月からクリスマスシーズンに突入するフィリピン。12月初めにはクリスマスムードは最高潮に達しており、プレゼントを買い求める人々でショッピングモールは混雑し、クリスマス関係のイベントも活気を帯びる。

 マニラ首都圏パサイ市の商業施設モール・オブ・アジアでは、11月末から毎週土曜日にクリスマスパレードが行われ、家族連れなどで賑わっている。

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ひどい警官の裏稼業

 タイの民放テレビはこのほど、バンコク近郊の日系中古品店が何度もみかじめ料を要求した男女ペアの警官を訴え出たことを報じた。警察は男女が実際に警官であることを認め、事実関係の調査を約束した。

 中古品店によると、最初に現れたのは開業当初の8月。警官を名乗る男女がコピー商品の違法販売ではないかなどといちゃもんをつけ、店側から現金1万5000バーツ(約5万1000円)を受け取ると黙って去って行った。

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