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米国 rss

「自己封じ込め」政策 根幹にあるのは自虐主義

再考 オバマの世界観(2)

 「オバマ米大統領の政策は自己封じ込めだ」

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「テロリストへの共感が欠如」

再考 オバマの世界観(1)

 オバマ米大統領の下で、世界における米国の指導力、影響力が急激に低下している。「世界の警察官」の役割を放棄し、国際問題への関与を減らす内向き姿勢が、中国やロシア、イラン、過激派組織「イスラム国」の増長を許している。国際秩序を不安定化させるオバマ氏の対外政策の背後にある「世界観」を再考する。(ワシントン・早川俊行)

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変わる「丘の上の町」 米国民の2割が無宗教

米建国の理念はどこに(14)

 2012年の米大統領選は、候補者の「信仰」をめぐり過去に例のない選挙 だった。共和党のミット・ロムニー候補はモルモン教徒。副大統領候補は民主・共和両党ともカトリック。プロテスタントはオバマ大統領だけだった。

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LGBT外交 同性愛者擁護が優先課題

米建国の理念はどこに(13)

 2011年12月、スイス・ジュネーブの国連欧州本部。「世界人権デー」に合わせ、当時のヒラリー・クリントン米国務長官が演説した。国際社会が対処すべき喫緊の人権問題として、クリントン氏が強調したのが「LGBT」の権利拡大だった。

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揺らぐ「例外主義」 孤立主義に向かう恐れ

米建国の理念はどこに(12)

 米国の対外政策を語る上で重要なキーワードの一つが「例外主義」だ。米国は特別な役割を持った例外的な国であり、世界をリードする道義と責任があるとの考え方だ。20世紀以降、米国が国際秩序の形成・維持のために主導的な役割を果たしてきた根底にはこの考え方がある。

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信仰を「矯正」する大学 まるで中国の思想改造

米建国の理念はどこに(11)

 ジョージア州にあるオーガスタ州立大学の大学院生だったジェニファー・キートンさんは、学校カウンセリングの修士号を取得するため、勉学に励んでいた。1年目の課程を終え、実際に生徒を相手にしたカウンセリング実習が始まろうとしていた2010年、大学側からこう告げられた。

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「神」を排除する公教育 加速する世俗化の背景に

米建国の理念はどこに(10)

 今年6月、テキサス州の公立ジョシュア高校で行われた卒業式。卒業生を代表してスピーチする生徒のことを「バレディクトリアン」と呼ぶ。成績最優秀者が選ばれることが多い。同高校の卒業式でその栄誉にあずかったのは、レミントン・ライマー君だった。

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増えるリベラル派判事 モーゼの十戒を六戒に?

米建国の理念はどこに(9)

 バージニア州の連邦地方裁判所。昨年5月、マイケル・アーバンスキー判事が提示した和解案に原告、被告の双方が耳を疑った。

 「モーゼの十戒を六戒にしたらどうか」――。

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伝統を削り取る法廷 世俗的価値観を押し付け

米建国の理念はどこに(8)

 米国から建国以来の宗教的伝統を削り取る原動力となってきたのは、法廷と言っても過言ではない。

 例えば、連邦最高裁判所は1962年、ニューヨーク州の公立学校が毎日、始業時に生徒たちに祈祷文を唱和させていたことを、国教樹立を禁じた合衆国憲法修正第1条に違反するとの判決を下した。

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虚飾のキリスト教信仰 欲しかったのは「肩書」か

米建国の理念はどこに(7)

 オバマ米大統領が初めてジェレマイア・ライト牧師のもとを訪ねたのは1985年の夏だった。当時、住民運動を組織するコミュニティー・オーガナイザーとして、シカゴの有力黒人教会を率いるライト師の力を借りようとしたのだ。オバマ氏がライト師に接近したのは、信仰を求めていたからではなく、政治的な動機だった。

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ライト牧師の過激思想 ルーツはマルクス主義

米建国の理念はどこに(6)

 2008年3月、衝撃の映像が米国のお茶の間に流れた。上院議員だったオバマ大統領が民主党の大統領候補指名争いで、ヒラリー・クリントン氏とデッドヒートを繰り広げていた時期だった。

 「政府は我々(黒人)に『ゴッド・ブレス・アメリカ』を歌わせるが、違う! ゴッド・デム・アメリカ(米国に神の呪いあれ)だ!」

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歪曲された「分離の壁」  信教の自由擁護が真意

米建国の理念はどこに(4)

 ワシントンから南西に車で約2時間。豊かな自然に恵まれたバージニア州シャーロッツビルには、独立宣言の起草者で第3代大統領のトーマス・ジェファーソンが過ごした邸宅「モンティチェロ」がある。モンティチェロはイタリア語で「小さな山」を意味し、その名の通り、小高い丘の上に建つ。

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建国の父たちの宗教観 道徳・秩序の基盤と認識

米建国の理念はどこに(3)

 米国の建国の父たちは、全員が敬虔なキリスト教徒だったわけではない。元タイム誌記者で大学教授のデービッド・エイクマン氏によると、彼らの宗教観は幅広く、献身的な福音派キリスト教徒から、神は最初に自然法則を定めただけで人格的存在ではないとする理神論者までいた。

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ワシントンの信念 米国の独立は「神の摂理」

米建国の理念はどこに(1)

第1部では、リベラルな政策を推し進めるオバマ米大統領と宗教界の間で激化する摩擦の事例を紹介したが、第2部では、キリスト教を土台とする建国以来の宗教的伝統から乖離しつつある米国の姿を報告する。 (ワシントン・早川俊行、写真も)

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破壊される結婚制度 待ち受けるのは混乱のみ

オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(16)

 米連邦最高裁が6月に下した判決により、カリフォルニア州で同性婚が再び合法化され、同性婚を認める州は13に増えた。拡大の一途をたどる同性婚だが、今後、新たな課題として浮上しそうなのが、同性婚カップルの離婚問題だ。

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隠された過激な本性 同性婚の「市民権化」狙う

オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(14)

 「同性カップルの結婚を可能にすべきだ」。2012年5月9日、オバマ米大統領はABCテレビのインタビューでこう語った。米大統領が同性婚支持を表明した史上初めての瞬間だった。だが、オバマ氏が連邦上院議員として大統領選を争っていた08年8月、キリスト教福音派の大物牧師、リック・ウォレン師との対談では確かにこう答えていた。

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訴えられるキリスト教徒 2000年の道徳観が偏見に

オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(13)

 米西部ワシントン州リッチランド。シアトルから南東に約350キロ離れた都市だ。ここで「アリーンズ・フラワーズ」という花屋を営む女性店主バロネル・スタッツマンさんが、州司法長官に訴えられたのは4月のことだった。

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法的保護求める保守派 自由守る兵士の自由守れ

オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(12)

 「自由を守るために命を危険にさらす兵士たちの権利を守るために、我々はあらゆることをしなければならない」

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空軍を世俗化する活動家 布教は精神的レイプ?

オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(11)

 オバマ政権下で宗教的要素の排除が進む米軍の中でも、特にその傾向が顕著なのが空軍だ。それは、ある一人のリベラル派活動家の影響といっても過言ではない。その活動家とは「軍宗教自由財団」という団体の会長を務めるマイケル・ワインスティーン氏だ。

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過激派扱いされる福音派 アルカイダと同列視

オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(10)

 オバマ政権下の米軍は、宗教に不寛容という次元を超え、「敵対的」(ランディー・フォーブス共和党下院議員)ともいえる風潮が生まれている。

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