地方創生・少子化対策 首長は挑む
「世界の交流拠点都市」へ邁進 金沢市
金沢市長 山野之義氏
北陸新幹線開業で内外の観光客が増加するなど活況を呈する石川県金沢市。「世界の交流拠点都市」を掲げユニークな街づくりを進める山野之義市長に話を聞いた。 (編集局長・藤橋進、金沢支局・日下一彦)
「世界の交流拠点都市金沢」を打ち出しているが、国際交流に熱心な自治体が多い中で、「拠点」をアピールする理由は。

郷土愛育み、Uターン促す 新潟県新発田市
新潟県新発田市長 二階堂馨氏
越後平野(新潟平野)の北部に位置し、県都新潟市に隣接する阿賀北の中核都市である新発田市では「住みよいまち日本一 健康田園文化都市・しばた」をスローガンに掲げて地方創生、少子化対策に取り組んでいる。同市の取り組みについて二階堂馨市長に聞いた。(聞き手=佐藤元国)
少子化対策への取り組みは。

三世代同居定住者に補助金 佐賀県神埼市
佐賀県神埼市長 松本茂幸氏
佐賀市に隣接する神埼市は福岡まで電車・車とも1時間圏内にある利点を生かし、人口減少への対策として、三世代同居への補助金を整備し、定住促進に取り組んでいる。松本茂幸市長に聞いた。(聞き手=岩崎 哲)
少子高齢化への取り組みは。

「こども第一主義」で才能伸ばす 浜松市
浜松市長 鈴木康友氏
浜松城など天下人・徳川家康とも縁の深い街、静岡県浜松市。この街で「こども第一主義」「持続可能なまちづくりへの挑戦」などを掲げて市政に取り組む鈴木康友市長(61)に話を聞いた。(社会部・石井孝秀)
少子化など人口問題についてどう対応しているか。
確実なのは人口が今後減るということ。たとえ出生率が上がったとしても、人口が回復するのは何十年も先の話になる。

首都圏に近く、豊かな自然/長野市
長野市長 加藤久雄氏
善光寺などの観光地として知られる町、長野県長野市。日本アルプスの見える自然豊かな地域でもあるが、全国の地方自治体と同じく人口減少・高齢社会の悩みを抱えている。ここで観光振興や少子高齢化対策に取り組む加藤久雄市長(76)に話を聞いた。(社会部・石井孝秀)
中部地方では昇龍道プロジェクト(中部・北陸地方を通る観光ルート)が海外から注目を集めています。
