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沖縄 rss

米軍が渡嘉敷上陸、避難壕に逃げ込む住民

 渡嘉敷村史と沖縄県史10巻、陣中日誌からウァーラヌフールモーの惨劇を追ってみよう。

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渡嘉敷島で聞き取り、赤松隊長への誤解解消へ

 1995年の春と夏、渡嘉敷島を訪ね、「集団自決」の生き残りの人々や関係者から情報を集めた。自決を生き延びた金城武徳さんに自決現場に案内してもらった。そして、海上挺身第3戦隊の陣中日誌を金城さんから入手した。後に大城良平さん、比嘉(旧姓安里)喜順さん、知念朝睦さんらから貴重な情報を入手することができた。

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米兵が記した惨劇、阿波連で100人以上が自決

 グレン・シアレス伍長は、手記でこう綴(つづ)る。  <1945年4月27日夜明け、俺たちは渡嘉敷の最南端の浜に上陸し、山の小道を登る途中で3人の日本兵を射殺し、目的地に着くと信号弾を打ち上げ、味方の艦隊の砲撃が始まった。(中略)

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目撃した米兵の手記入手、名誉回復求め提訴

 2005年8月4日、梅澤裕さんと故赤松嘉次さんの弟の秀一さんは、住民に「集団自決」を命じていないとして大阪地裁に「名誉回復」目的で訴訟を起こした。被告は『鉄の暴風』を編集した沖縄タイムスではなく、意外にも『沖縄ノート』の著者大江健三郎氏とその出版社、岩波書店だった。勝訴に自信満々だった原告弁護団はノーベル平和賞受賞作家の大江氏と大手出版社岩波をターゲットに選んだが、外部にいる者(筆者も含めて)からすれば、完全勝訴は間違いないはずだった。

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歪められた沖縄戦史、隠蔽された『鉄の暴風』の誤報

 人はよく「戦争とは醜いものだ」と言う。だが、筆者は、最も醜いはずの戦争に中に、最も美しい人間の物語を発見し、数々の沖縄戦の物語を伝えてきたが、現在につながる大切な物語の一つの終わりがまだ見えない。それは住民の“集団自殺”の真相だ。そもそも沖縄県慶良間諸島の「集団自決」が事の始まりだ。

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沖縄地元2紙の「政治支配」、基地推進候補に個人攻撃

 過去2年間、沖縄県で実施された市長選を除く主要選挙は、革新系候補が勝利を収めた。2014年11月の県知事選では翁長雄志氏が初当選。その翌月の衆院選は、沖縄の四つの全小選挙区で革新系候補が勝利した。

 今年に入ってからは、6月5日に投開票された県議選で知事派の革新系議員が過半数を維持。翌月10日の参院選では沖縄担当相だった島尻安伊子氏が元宜野湾市長の伊波洋一氏に敗れた。

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離島軽視の翁長県政、考え違う自治体露骨に冷遇

 中山義隆石垣市長は6月17日、宮古島市の下地敏彦市長、八重山市町議会議長会長の知念辰憲会長(石垣市議会議長)と共に沖縄県庁を訪れ、尖閣諸島における漁業者の安全確保と監視・警備体制の充実について国に働き掛けるよう求めた。

 要請時、翁長雄志知事は不在だった。中山氏は、安慶田光副知事に対し、「県知事としても明らかなメッセージを発してほしい」と訴えた。

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西表島拠点の防災訓練 、反対活動家の姿は一切なし

 沖縄県主催の総合防災訓練が9月3日、石垣島から25㌔離れた西表島(竹富町)で行われた。八重山諸島南西沖で地震が発生し、それに伴う津波が襲うという設定。防災訓練は総合本部が設置された西表島を拠点に、石垣島、竹富島、小浜島、鳩間島、黒島、新城島、波照間島といった八重山諸島の広域が舞台になった。

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宮古・奄美も自衛隊受け入れ、地対艦ミサイル配備がカギ

 宮古島と鹿児島県の奄美大島でも陸上自衛隊の配備計画が進められている。いずれも、警備部隊とミサイル部隊を新設する見通しだ。

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自衛隊配備を決議した市議会、「最後は市長が決断を」

 石垣市議会は9月定例会の本会議最終日の16日、「石垣島への自衛隊配備を求める決議」を賛成多数で可決した。また、砥板芳行市議が議員提案した「過去最大規模の中国公船と中国漁船による尖閣諸島周辺海域の領海侵入及び漁業活動等に関する要請決議」と対中抗議決議が全会一致で可決された。

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海保が尖閣専従部隊 、漁船体当り事件後志願者急増

 中国は尖閣諸島を「核心的利益」、すなわち自国領と主張し、海警局(中国コーストガード、日本の海上保安庁に相当)の公船を尖閣周辺に長時間居座らせるようになった。これに対し昼夜を分かたず警戒に当たるのが海上保安庁だ。

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中国「漁船」、必ず3隻で行動

 沖縄本島より西の南西地域では、中国の漁船や公船などがわが国の領海を侵犯する事例が常態化している。このため、防衛省は南西諸島防衛の強化を急ピッチで進めている。第2部では、体制を強化して領海警備に当たる海上保安庁(海保)の奮闘と、石垣島や宮古島などでの自衛隊配備への動きを追った。 (那覇支局長・豊田 剛)

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基地と経済のリンク、にぎわい取り戻す起爆剤に

第1部 与那国島・陸自駐屯地(6)

自民党政調会審議役 田村重信緊急リポート

 与那国町は戦前から漁業と農業を中心に、東洋一とも言われた鰹節(かつおぶし)工場を中心に産業が発展し、最も多い時で約1万2千人の人口を有した。

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駐屯地効果、島が潤い人口流出に歯止めも

第1部 与那国島・陸自駐屯地(5)

自民党政調会審議役 田村重信緊急リポート

 沖縄には「島ちゃび」という言葉がある。「離島苦」の意味で、頻繁に襲う台風が主産業の農作物に大被害を与えること、さらに、沖縄本島や本土から遠く離れた環境故に、インフラ、社会福祉、経済面でハンディを背負っている状態を表す。

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地域のために地域とともに、住民と隊員の心が一つ

第1部 与那国島・陸自駐屯地(4)

自民党政調会審議役 田村重信緊急リポート

 「地域のために 地域とともに」という言葉が司令の要望事項としてエントランスホールのモニターに映し出されている。

 駐屯地司令で与那国沿岸監視隊長の塩満大吾2等陸佐は、宮崎県出身で子育て世代の38歳だ。塩満司令は、まだ若々しい青年のように生き生きとし、モットーの実体のような人物だ。

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自衛隊配備までの道のり、島外から活動家招き反対

第1部 与那国島・陸自駐屯地(3)

自民党政調会審議役 田村重信緊急リポート

 与那国町議会が2008年1月に自衛隊誘致の方針を決めたことを受け、翌年6月には外間守吉町長と崎原孫吉町議会議長(当時)が浜田靖一防衛相(当時)を訪ね、自衛隊の誘致を要請した。

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急増するスクランブル

第1部 与那国島・陸自駐屯地(2)

自民党政調会審議役 田村重信緊急リポート

 台湾で万一、有事が発生し、中国が侵略行動に出た場合、真っ先に危険が及ぶのは与那国島だ。1996年の台湾危機では、中国が台湾の総統選挙に軍事的圧力をかけ、与那国島の近海に中国人民解放軍のミサイルが着弾。この影響で、地元漁師は操業の一時見合わせを余儀なくされた。

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祖国との一体感を求めて開催された東京オリンピック沖縄聖火リレー

 リオデジャネイロ・オリンピックが8月21日に閉幕しました。日本選手団が今大会獲得したメダル数は41個(金12、銀8、銅21)で、前回ロンドン大会の38個を上回って過去最高の結果となりました。金メダルの獲得数では6位、総メダル獲得数では7位です。この勢いで、4年後の東京五輪への期待も大きく膨らみます。東京での開催は2度目となりますが、ここで五輪開催の隠された重要な意義を振り返ってみたいと思います。

◇米軍占領下の中で東京五輪を迎えた沖縄  52年前に開催された東京五輪は、まさしく日本の敗戦からの復興の象徴でもありました。これをきっかけに日本の高度成長は加速し、昭和43年にはドイツを抜いて国内総生産(GDP)世界第2位にまでなりました。しかし、戦後復興のシンボルである東京五輪を語る上において、見逃されている重要な事があります。それは、東京五輪が開催されたその瞬間、沖縄はいまだに米軍の占領下にあったということです。では、当時の沖縄県民は東京五輪をどのように受け止めたのでしょうか? それを象徴するものを見つけました。昭和39年(1964年)の琉球切手です。当時、沖縄はまだ米国の施政権下にあったため、この切手は5円でも10円でもなく「3セント」と書かれています。

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参院選の革新候補に元宜野湾市長の伊波氏

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 沖縄県政与党など翁長雄志知事を支える革新諸団体でつくる参院選候補者選考委員会が連日の協議を重ね、9日、元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)を擁立することを決めた。

 伊波氏は昨年9月、同委員会で選考されたが、宜野湾市長選で自公が推す佐喜真淳氏が再選したことを受け、協議は振り出しに戻っていた。

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宜野湾市長選、翁長氏の求心力低下へ

激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落(下)

 政府の米軍普天間飛行場の辺野古移設方針は確固としており、宜野湾市長選の結果には左右されない。国の安全保障に関わる問題なので、「一部地域の選挙で決定するものではない」(安倍晋三首相)ためだ。

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宜野湾市長選の敗北で翁長知事の訪米取り止めか

激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落(中)

 沖縄のメディアは、翁長雄志知事を中心に結束する辺野古移設反対勢力「オール沖縄」を過大評価するあまり、辺野古移設を容認すれば“非県民”であるかのような扱いをする傾向がある。沖縄2大紙などは佐喜真氏に対し「辺野古移設を容認するかどうか」と質問し、何度も踏み絵を踏ませようとした。

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宜野湾市長選、辺野古移設反対一辺倒に限界

激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落(上)

 宜野湾市長選、県議選、参院選と、米軍普天間飛行場の辺野古移設が争点となる選挙が続く沖縄の「選挙イヤー」の皮切りとなった宜野湾市長選で現職の佐喜真淳氏が大勝した。一方、辺野古移設反対を訴える「オール沖縄」勢力が急速に力を失い、その中心的役割を担った翁長雄志知事の求心力低下は否めない。 (宜野湾市長選取材班)

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