バイデンのアメリカ
左派勢力 政策実現へ圧力、中道路線を維持できるか
「フィリバスター(議事妨害)は、人種隔離政策時代の遺物だ」
40以上の左派系団体から成る「ジャスト・デモクラシー」は25日、米ニューヨーク・タイムズスクエアの屋外広告でオバマ元大統領の発言を引用し、ニューヨーク州選出のシューマー上院院内総務(民主党)に、議事妨害を廃止するよう求めた。

対中強硬路線「継承」、拭えぬ後退への懸念
バイデン米政権は温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰など「脱トランプ」の動きを進めるが、対中政策に関しては、大方の専門家の予想通り、当面はトランプ前政権の強硬策が概(おおむ)ね継承されそうだ。
「トランプ氏の中国への厳しい対応は正しかった」

バイデンのアメリカ 異論を封殺「まるで中国」
今月3日に招集された第117米連邦議会。開会の祈祷(きとう)を捧(ささ)げた民主党のクリーバー下院議員が最後に唱えた言葉が波紋を広げた。
「アーメン、そしてアーウーメン」――。
