«
»

新グレートゲーム・幻想だった中国の平和的台頭 rss

フィリピン アキノ大統領の警告

新グレートゲーム 第2部幻想だった中国の平和的台頭(10)

 中国の平和的台頭がフィクションでしかなかったことは、誰もが知るところとなっている。

2
続き

インド洋 中国が要衝の海に布石

新グレートゲーム 第2部幻想だった中国の平和的台頭(9)

 インド洋は、21世紀の世界経済と安全保障の鍵を握る海洋となる見込みだ。

1
続き

台湾金門島 「対中」正念場迎える馬総統

新グレートゲーム 第2部幻想だった中国の平和的台頭(8)

 対岸の中国福建省厦門(アモイ)まで、最短部でわずか2㌔弱の金門島は台湾に属する。

 その厦門から金門島に渡った。わずか1時間の船旅だ。フェリー「和平の星」のチケット代金は約3000円。南シナ海から流れ込む暖流に大陸から北風が吹き抜け、霧に煙る台湾海峡が今の中台関係を象徴していた。

1
続き

ディエンビエンフー ニクソンの鋭い状況判断

新グレートゲーム 第2部幻想だった中国の平和的台頭(7)

 ディエンビエンフーはハノイから車で半日要した。第2次大戦後の1954年、フランス軍をベトミン(ベトナム独立同盟会)軍が駆逐していった決定的な戦いとなった場所だ。今年はその60周年を迎える節目の年だ。

 町中にある「勝利の記念像の丘」に登ると、周囲をぐるりと山に囲まれた盆地であることが一目瞭然だ。

1
続き

中印回廊 ミッシングリンク接続へ

新グレートゲーム 第2部幻想だった中国の平和的台頭(6)

 中国雲南省の瑞麗市と国境を接するムセからミッチーナに向かった。直線距離にして200㌔㍍でしかないが、かかった時間は40時間。ムセからミッチーナまでは反政府武装少数民族の支配地域を通過しなくてはならず道路は閉鎖されている。従って一旦、マンダレーまでバスで帰り、改めて電車で北上する迂回路を通らなくてはならない。

1
続き

ミャンマー国境都市ムセ 機能する通報システム

新グレートゲーム 第2部幻想だった中国の平和的台頭(5)

 中国雲南省の瑞麗市と国境を接するムセに入った。ホテルにいたフランス人バックパッカーは、うんざりしたような顔を見せ「見るものなんて何もない退屈な町だ。これからもう一度、ティーボーに帰って仕切り直しだ」という。

 なるほど少数民族や景観のいい山を好むネイチャー派には、ミャンマーと中国を結ぶ物流拠点になっているムセの魅力はいまいちなのだろう。

1
続き

ミャンマー・シャン州 辺境が戦略的要衝の地に

新グレートゲーム 第2部幻想だった中国の平和的台頭(4)

 マルコ・ポーロは「東方見聞録」の中にビルマを「人も居住も見当たらず、多くの象と一角獣のいる国」と記している。ユニコーンを彷彿(ほうふつ)させる一角獣は、モヘンジョダロで発見された印章にも彫られており、南アジア一帯で生息したアジア・サイと考えられる。

1
続き

ミャンマー反政府勢力はなぜ油送管を襲わないのか

 ベンガル湾に面したミャンマーのチャオピューと中国雲南省を結ぶパイプラインが昨年夏から、稼働を始めた。中国の最大の狙いはマラッカリスクの回避だ。

 マラッカ海峡は狭いところは幅がわずか2・7㌔。有事になれば、簡単に封鎖される懸念の高い戦略的要衝の地だ。これまで中東やアフリカから運ぶ原油のほぼすべてが、このマラッカ海峡経由の輸送ルートに依存してきた中国とすれば、何としても第2、第3のルートを確保し、エネルギー安全保障を担保する課題があった。

1
続き

ラオス第4メコン橋 タイと中国結ぶ流通回廊へ

新グレートゲーム 第2部幻想だった中国の平和的台頭(2)

 節はずれの雨が、ピアノの鍵盤を打つように、タマリンドの小さな葉を揺らしている。

 昨年12月、メコン川をはさんでタイのチェンコーンとラオスのフアイサイを結ぶメコン第4橋は完成した。この橋ができたことでビエンチャンを経由せず、雲南省昆明からダイレクトにバンコクまでつながる流通回廊が完成したことになる。

1
続き

ラオス・ボーテン 輸出された幽霊都市

新グレートゲーム 第2部 幻想だった中国の平和的台頭(1)

 マカオがラスベガスのカジノを凌駕(りょうが)し、シンガポールがカジノ参入に成功した事実は、東南アジアのカジノビジネスに希望と活力を与えている。

 カジノビジネスに一番熱心なのはカンボジアであり、次にラオス、ミャンマーと続く。

1
続き