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ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権 rss

ドゥテルテ大統領の反米・親中露発言への懸念

 南シナ海の領土領海問題をめぐる中国と他の沿岸国との対立において、反中国の急先鋒(せんぽう)を務めてきたフィリピンだが、ドゥテルテ大統領の反米姿勢が浮き彫りとなったことで、これまでのバランスに大きな変化が生じる可能性も出てきた。

 ドゥテルテ氏は「私は米国のファンではない」と発言する一方で、「反米ではない」 とも述べ、同盟関係の維持を強調するなど、玉虫色の発言が目立ち同盟国を困惑させている。

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外交に支障来すドゥテルテ大統領の暴言癖

 フィリピン国内では高い信頼を得ているドゥテルテ大統領だが、それとは対照的に、米国を中心とした国際社会では強い非難を集める結果となっている。その原因は、ドゥテルテ氏の歯に衣(きぬ)着せぬ暴言癖にある。

 大統領に就任する前から暴言はドゥテルテ氏の「持ち味」の一つになっており、国内的にはあまり問題視されてこなかった。フィリピンでは多少口が悪い政治家がむしろ率直に見えて好まれる傾向があるためだ。

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ドゥテルテ比大統領就任から3カ月、強権発動し公約遂行

 圧倒的な国民の支持を得て6月30日に就任したフィリピンのドゥテルテ大統領。麻薬蔓延(まんえん)のフィリピンで間もなく政権3カ月を迎える。国内での高い人気とは裏腹に、国際社会では超法規的殺人を容認する「処刑人」、もしくは国家元首らしからぬ悪態を繰り返す「暴言王」としてその名を轟(とどろ)かせている。 (マニラ・福島純一)

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