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弾道ミサイルの脅威 日米の防空戦略を問う rss

「敵基地攻撃能力」が暴発諫める

元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏

北朝鮮や中国の弾道ミサイルの脅威が強調され、これを日本は迎撃可能か否かに焦点が当てられがちだが、軍事的野心をくじく方策はどのように考えるか。

 私は、総合的なミサイル防衛施策の在り方として、かねてから「5D」を提唱している。5Dとは、諌止、抑止、拒否、防衛、局限の英語のそれぞれの頭文字から取っている。

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中国の飽和攻撃封じる統合防空

元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏

中国のミサイル戦力をどう分析しているか。

 これは北朝鮮の比ではない。まず、発射母体がたくさんある。ミサイル自体も、対地・対艦戦術ミサイル、弾道ミサイル、巡航ミサイルなどがある。弾道ミサイルには米空母を狙う対艦用もある。中国は今すぐにでも複合ミサイル攻撃が可能である。

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ミサイル防衛には「イージス陸上型」が有効

元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏に聞く

日本にとっては「ノドン」が主要な脅威だが、これに対する日本の防衛態勢は。

 ノドンは射程1300㌔の準中距離弾道ミサイル(MRBM)で、日本全土がすっぽり射程圏内に入る。だから、この標的は韓国ではなく間違いなく日本だ。私の知る限りでは、175~200発を実戦配備している。

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