ワシントン・タイムズ・ジャパン

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⑱ASEAN協会 アジア復興の夢

 昔、東南アジア諸国にも多く反日感情があった。たとえば政府開発援助(ODA)で支援金を出す。日本はポンと出せばいいものを、いろいろ縛りをかける。工事はこの企業でやれとか、政治家にバックしろとなると、借りる側は感謝の念が薄らぐ。

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リムパック参加に期待

台湾国防安全研究院准研究員 林彦宏氏(下)

中国が軍事侵攻してきた時の防衛戦略は。

 中国をゾウに例えるなら、台湾はアリだ。だが、アリは小さくても、たくさんいればゾウの足に痛みを与えることは可能だ。台湾軍は陸海空合わせて20万人前後と少ないため、できるだけ機動性の高い部隊をつくって中間線を守りたい。絶対に攻めて来られないようにさまざまなシナリオを考えている。

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進む中国の「洗脳」工作

台湾国防安全研究院准研究員 林彦宏氏(上)

中国による台湾侵攻の可能性をどう見る。

 中国人民解放軍には約200万人の兵力があり、中部、東部、西部、南部、北部の五つの戦区に分かれている。各戦区に約40万人いるといっても、台湾海峡を渡って侵攻するには、おそらく100万人の兵力が必要になる。

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危険な中国の極超音速兵器

元米太平洋軍統合情報センター作戦本部長カール・シュスター氏

中国による台湾統一の戦略は。

 現在実施している台湾を経済的かつ外交的に孤立させる試みが、中国にとって第1の選択肢だ。中国は世界第2位の経済規模を持つという強みを利用することで、台湾が統一を拒否することへの代償を与えられるからだ。

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尖閣・久場島で共同訓練を

元空将・東洋学園大学客員教授 織田邦男氏(下)

日本が今できることは。

 沖縄県・尖閣諸島に久場島という島がある。日米地位協定上は米国の専用射爆撃場だが、米中国交正常化前年の1978年に使用が凍結され、それ以降使われていない。まず今やるべきことは、この久場島で日米共同訓練を実施することだ。米国務省が凍結を解除すれば、

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ロシアを手本に無血占領狙う

元空将・東洋学園大学客員教授 織田邦男氏(上)

台湾有事の脅威はどれくらい高まっているのか。

 中国の習近平国家主席が中華民族の偉大な復興の夢を完結させるには、いずれ台湾を併合せざるを得ない。台湾侵攻があるかないかではなく、いつあるか、どのようにあるかだ。

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世論の分断を煽る「認知戦」

新台湾国策シンクタンク主任研究員 李明峻氏(下)

中国が台湾社会を分断するために仕掛けている情報戦、影響工作の深刻度は。

 日本の世論調査では「中国が嫌い」と答える人が8~9割に上る。韓国でも7割くらいいる。ところが、台湾ではその割合は6割台程度にとどまる。台湾人は中国の脅威下で生活しているのに、周辺国より中国を嫌う割合が低いのはなぜなのか。それは、中国が台湾に日々仕掛けている「認知戦」の影響だ。

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⑰ASEAN協会 石原慎太郎会長就任

《日本経営者同友会会長 下地常雄回想録 (第2部)》

 ASEAN協会次期会長人事で、私と親しくしている石原慎太郎氏を副会長にした。

 大来佐武郎名誉会長が亡くなって、次の会長選出も早めに行った方が良いというので、私は「会長は石原氏でいいですか」と稲嶺先生に尋ねた。

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真珠湾攻撃、適切だった追撃見送りの判断

【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(7)

 真珠湾攻撃において機動部隊は、戦果拡大を目指し、さらに第3次攻撃隊を編成し、ドックや石油タンクなどの米軍地上施設を破壊すべきではなかったか、の議論がある。これを支持する論者は、ハワイ近海から急ぎ避退した南雲の采配を臆病で退嬰(たいえい)的だったと批判する。

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「斬首作戦」で一気に制圧か

新台湾国策シンクタンク主任研究員 李明峻氏(上)

 中国が台湾を軍事侵攻する可能性は、どの程度高まっているか。

 中国は今、国内の状況がかなり厳しい。独裁国家は国内情勢が厳しくなると、海外と戦争をして国内の注意をそらそうとする。

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日本に武力行使を期待も

米ランド研究所研究員 ジェフリー・ホーナン氏(下)

米国が介入を決めた場合、どのように台湾を防衛するか。

 在日米軍基地なしに作戦が成功することは考えられない。もし米国が空母やハワイやグアムなどからの航空戦力によって台湾防衛をする場合、弾薬の補充なしに行うことは困難だ。それには、グアムや空母に戻るより、日本の基地の方がずっと早い。

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中国 戦意喪失図る偽情報工作も

米ランド研究所研究員 ジェフリー・ホーナン氏(上)

台湾有事は差し迫っているか。

 台湾有事は「起きるかどうか」ではなく、「いつ起きるか」という問題だ。ただ、それがあと何年で起きるかを言うのは非常に困難だ。だからこそ、今のうちに考えるべきだという緊急性がある。

どのようなシナリオを想定するか。

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尖閣・与那国も紛争地に

前統合幕僚長 河野克俊氏(下)

台湾有事に米軍はどのように介入するか。

 米軍が台湾を助けるオペレーションを行うのであれば、中国に既成事実を作らせる前に迅速に介入しなければならない。情報戦のせめぎ合いの中で、軍事侵攻の兆候が見えた段階で米国はその体制を整えるだろう。

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併合の野望強める習主席 軍事・政治両面から侵攻模索

 台湾海峡情勢が緊迫化している。中国が台湾に侵攻する「台湾有事」はもはや、「起きるかどうか」ではなく「いつ、どのように起きるか」を想定しなければならない段階に入った。考えられるシナリオや求められる備えについて、日本、米国、台湾の識者に聞いた。

前統合幕僚長 河野克俊氏(上)

台湾有事の危険性が高まりつつある。

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⑯ASEAN協会

《日本経営者同友会会長 下地常雄回想録 (第2部)》

 稲嶺一郎先生には、一つだけお願いした。  「ASEAN協会を引き受ける代わりというわけではないのですが、副会長に石原慎太郎氏を入れてもらえないでしょうか」

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⑮ASEAN協会代表理事

《日本経営者同友会会長 下地常雄回想録 (第2部)》

 80年代後期、沖縄から参議院議員に選出された稲嶺一郎氏から「引退するからASEAN協会を引き受けてくれ」と頼まれた。

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⑭核心突く暴走老人

《日本経営者同友会会長 下地常雄回想録 (第2部)》

 「暴走老人の石原だ」という自己紹介から始まった石原氏の国会質問は以下の通りだ。

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⑬日本経営者同友会の継承

《日本経営者同友会会長 下地常雄回想録 (第2部)》

 日本経営者同友会はそもそも石原慎太郎氏が作った組織だった。それを約40年前、私が石原氏から依頼を受けて継承した。

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南雲忠一、再攻撃せず「臆病な指揮官」の評

【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(6)

 「ニイタカヤマノボレ1208」

 中国からの日本軍全面撤兵などを求める「ハルノート」が示され、日米交渉は決裂。これを受け昭和16年12月2日午後5時30分、連合艦隊旗艦長門から、波浪凄(すさ)まじい北太平洋をハワイに向かう機動部隊に冒頭の開戦命令(X日を12月8日午前零時と定めらる)が打電された。

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元同性愛者が語る「真実」 信仰の力で性的指向に変化

チェンジド運動 共同代表 エリザベス・ウォニング氏

 性的指向・性自認は「生まれつき」「不変」ではないことを実際に証明しているのが、同性愛者から異性愛者に変わった、あるいは性別違和がなくなったという、いわゆる「元LGBT」の存在だ。彼らの声はLGBT問題を考える上で重要な示唆を与えてくれるはずだが、現在の議論では完全に無視されている。

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最終ゴールは「平等法案」 過激イデオロギーが「国教」に

 米国では2015年の連邦最高裁判決により、全米50州で同性婚が合法化された。LGBT活動家たちにとって悲願が成就した瞬間だったが、これが「最終ゴール」ではなかった。  最終ゴールとは、性的指向・性自認を理由とするあらゆる差別を非合法化することだ。現代の米国では人種や性別に基づく差別がタブーであるように、同性愛や性転換について異論を挟むことさえ許さない社会の実現を目指している。

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高いエイズ感染リスク 男性同性愛者は6人に1人

 米国で同性愛に対する抵抗感が根強く存在するのは、キリスト教の性倫理に反することが最も大きな要因だ。だが、決して宗教的理由が全てではない。同性愛文化が広がることは、公衆衛生の観点からも望ましくないという側面がある。

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⑫集団就職 祖母の守り

《日本経営者同友会会長 下地常雄回想録 (第2部)》

 金を貯めて何かしようという気持ちはさらさらなくて、はいって来たお金は専ら遊びにつぎ込んだ。当時のダンスホールというのは、入場料が250円、コーヒー1杯が50円だった。夕方から深夜1時ぐらいまで営業していた。クリスマスの時はとりわけ盛況で、立錐の余地もないほどだった。

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