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オピニオン rss

スパイ対策、スパイ罪と防諜機関が必要だ

 世界各地で中国やロシアなどの「スパイ活動」への懸念が高まっている。英国では神経剤による亡命ロシア人毒殺未遂事件が発生し、ロシアへの警戒を強めている。米国やオーストラリアでは中国のスパイ活動を阻止するための法案が可決された。

 こうしたスパイ活動はわが国と決して無縁ではない。過去に中国やロシア、北朝鮮のスパイ事件が数多く発生している。国民は海外のスパイ事件に無関心であってはなるまい。

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有事に備えるスウェーデン

日本大学名誉教授 小林 宏晨

 スウェーデン政府は、「危機と戦争が勃発する場合」と題する小冊子を印刷させ、5月18日から6月3日までの「危機準備週間」中に全スウェーデン480万世帯にこれを配布した。

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記録的猛暑、学校は子供の命守る配慮を

 今年の夏は記録的な猛暑が続いている。

 18日は岐阜県多治見市で40・7度、同県美濃市で40・6度を観測した。国内で最高気温が40度を超えたのは約5年ぶりだ。この日以外も全国的に非常に厳しい暑さに見舞われている。

熱中症で小1男児が死亡

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恵まれて不満が多い異常

 少し古い話になるが、戦後の経済界を牽引(けんいん)した松下幸之助氏の著書「崩れゆく日本をどう救うか」を再読した。

 初版は昭和49年12月。

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受動喫煙対策法、一層の規制強化を進めよ

 受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が成立した。

 改正法は、事務所や飲食店など多数が利用する施設の屋内を原則禁煙とし、喫煙専用の室内でのみ喫煙できるようにする。今後、段階的に施行し、東京五輪・パラリンピック開催前の2020年4月に全面施行する。

半数以上の飲食店が例外

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秩父神社における神仏習合

秩父神社宮司 薗田 稔氏に聞く

 毎年12月に行われる例祭「秩父夜祭」がユネスコ無形文化遺産に登録された埼玉県秩父市の秩父神社は、秩父地方の総鎮守。もともとは武甲山(ぶこうさん)を遥拝する聖地で、豪族の力が弱まるにつれ衰微したが、鎌倉時代に桓武平氏の守護神・妙見菩薩と習合し、発展するようになる。秩父神社の神仏習合の歴史を薗田稔宮司に伺った。 (聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

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TPP11、自由貿易の恩恵を広げよ

 米国を除く環太平洋連携協定(TPP11)の首席交渉官会合が開かれ、11カ国は早期発効を目指すとともに、協定発効後の参加国拡大に向けて準備を加速することで一致した。

 TPP11をめぐっては、メキシコと日本に続きシンガポールが国内手続きを完了した。来年初めにも発効する見通しだ。

 保護主義牽制の狙いも

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世界覇権への野望隠さぬ中国

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ

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米露首脳会談、不用意な発言で混乱招くな

 トランプ米大統領がプーチン・ロシア大統領とフィンランドの首都ヘルシンキで会談した。

 会談では、トランプ氏のロシアへの融和姿勢が目立った。だが、2016年米大統領選への介入疑惑などで対立するロシアに不用意な発言をすることは避けなければならない。

 批判浴びたトランプ氏

 終了後の共同記者会見で、トランプ氏は深く建設的な対話を行ったと表明。プーチン氏を「良い競合者」だと述べた。

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米朝将官級会談、非核化が後回しにされないか

 米国と北朝鮮は朝鮮戦争(1950~53年)で捕虜となったり行方不明になったりした後、死亡した米兵の遺骨返還に関する将官級会談を南北軍事境界線上にある板門店で開いた。双方による将官級会談は9年ぶりで、遺骨返還は先月の米朝首脳会談で合意したものだ。

 だが、肝心の北朝鮮非核化については一向に進展する兆しが見えない。米朝首脳会談後の双方の言動を見る限り、北朝鮮が非核化に真摯(しんし)に向き合おうとしているとは思えない。

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リフレ派はどこで間違えたか

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫

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家庭環境と学力、規則正しい生活習慣が重要だ

 家庭環境と子供の学力の関連を研究しているグループが、両親の学歴や収入にかかわらず、子供の自制心や意欲などを高めれば学力が上がる可能性があることを、文部科学省の専門家会議で報告した。

 家庭の経済状況などによる子供の学力格差が指摘される中、家庭において学力を伸ばすには何が必要かを考えたい。

 長所を褒め意欲伸ばす

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日本版「台湾関係法」制定を

エルドリッヂ研究所所長、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ

 過去1年間、特にここ数週間、世界は北朝鮮に注目したが、東アジア地域のもう一つの重要な課題は自由、民主主義、豊かな国家である台湾をどう位置付けるかということだ。台湾は海峡の向こう側の隣国、中国から強い圧力を受けている。習近平国家主席は、台湾を含めた地域で中国覇権の主張を模索すると同時に、独裁的支配を強化している。

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海の日、国益守る海洋政策を進めよ

 きょうは海の日。四方を海に囲まれた日本は、有史以来、海の恩恵を受けてきた。海洋国家としての自覚を新たにし、今日の日本を取り巻く海の状況を直視していきたい。

「基本計画」で安保前面に

 この5月、政府は今後5年間の海洋政策の指針となる「海洋基本計画」を閣議決定した。新しい基本計画の最大の特徴は、これまで資源開発などを柱としてきたのに対し、領海警備や離島防衛など安全保障を前面に打ち出したことだ。

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ユダヤ人の最新「族外婚」事情

獨協大学教授 佐藤 唯行

 族外婚はユダヤ人の生活の中で最も物議を醸す問題だ。その歴史は古く、「ユダヤ民族の始祖」アブラハムが2番目の妻ハガルと行った結婚も族外婚だった。族外婚を禁じる神の命は異教徒女性が発する色香の前にたびたび敗北を喫したのだ。中世になるとキリスト教会の法により厳罰化されたため、その数は激減する。ユダヤ娘と結婚したキリスト教徒が火刑に処せられる事件さえ起きている。

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中国の外交方針、「グローバルな統治」に警戒を

 中国共産党・政府の外交政策に関する最重要会議とされる「中央外事工作会議」が6月、4年ぶりに北京で開催された。

 この中で習近平国家主席は、グローバルな統治体制を主導して中国中心の新たな国際秩序を構築すると宣言した。南シナ海で一方的な現状変更を進めるなど、国際ルールを軽視する中国の影響力拡大を警戒すべきだ。

新たな国際秩序目指す

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豪雨災害、被災者へのきめ細かい支援を

 西日本豪雨では死者と行方不明者が200人を超え、豪雨災害としては平成に入って最悪の被害となった。捜索、救助と共に被災者へのきめ細かい支援が求められる。

健康管理が大きな課題

 避難所には6000人近い人たちが身を寄せている。連日の猛暑の中、被災者の健康管理が大きな課題となっている。

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移民危機と「文化防衛論」

 6月中旬より米墨国境での不法移民親子の引き離しが米国で問題化した。この問題に関して考えているうちに、トランプ政権を成立させた「トランプ主義」と三島由紀夫の「文化防衛論」との共通性に気付いた。つまり、理性主義以前の精神的、文化的“共同体”の防衛である。

 この「親子引き離し」問題に関しては日本でも報道されているように、トランプ政権の不寛容政策のために極端になっている部分は否定できないが、不法移民の親が裁判中は子供を米国保健福祉省が預かるというのは、クリントン、オバマ政権が決めたものである。今年は極端な状態が起きて政治問題化したため、トランプ大統領は応急処置の一環として不法移民親子を軍事基地に収容するように命じた。これも実はオバマ政権でも一回は行われた政策なのだが、その時の収容人数は7000人だった。今年は2万人以上の収容が必要だという。つまりオバマ時代最悪の年の3倍もの不法移民が米国に殺到しているのである。

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自家製有機肥料で米・野菜栽培

田中農場会長 田中正保氏に聞く

 中国山地の麓、鳥取県八頭町にある田中農場は1980年の創立で96年有限会社化。2004年から化学肥料を一切使わず、自製の有機肥料(牛ふん完熟堆肥)による米と野菜の栽培で注目され、持続性の高い生産方式で「エコファーマー」の認定を受けている。17年に代表取締役を息子へ引き継いだ田中正保会長に話を聞いた。 (多田則明)

経営の概要は。

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追加関税発動、互いに為にならない報復合戦

 トランプ米政権が中国から輸入する年500億㌦(約5・5兆円)相当のハイテク製品に25%の追加関税を課す制裁措置を発動した。これに対し、中国が直ちに同規模の米国産品に報復関税を実施し、制裁と報復の貿易戦争に発展している。

世界1位、2位の経済大国間の貿易戦争は、双方の為(ため)にならないばかりか、世界経済に深刻な影響を与えかねない。両国に経済大国としての自覚と自制を強く求めたい。

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島サミットに台湾も招待を

平成国際大学教授 浅野 和生

 2015年12月にインドを訪問した安倍首相は、モディ首相とともに「インド太平洋地域と世界の平和と繁栄のための協働」を謳(うた)う共同声明を発した。これは、「インド太平洋地域及び更に広範な地域」において「平和的で開かれ、公正で、安定した、規則に基づく秩序を実現するための断固としたコミットメント」を表明するものであった。

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タイ洞窟、世界が一つになった少年救出

 タイ北部チェンライ県の地元サッカーチーム、ワイルド・ボアーズ所属の11歳から17歳の少年12人と25歳のコーチ1人の13人が、タムルアン洞窟に閉じ込められてから18日目に全員救出された。

 雨水が洞窟をふさぎ外に出られなくなったが、国際的な協力によって困難を極める救出作業を成功させたことを心から称賛したい。

 奇跡的生還果たした13人

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ポンペオ氏訪朝、疑念拭えぬ北の非核化意志

 ポンペオ米国務長官が訪朝し、先の米朝首脳会談で合意した北朝鮮の「完全な非核化」などについて詰めの協議を行った。だが、非核化の手順をめぐり双方は対立したとみられ、今後の交渉は難航が予想される。北朝鮮に非核化の意志があるのかという当初からくすぶっていた疑念がやはり拭えない。

双方の思惑に溝

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