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オピニオン rss

ボルトン氏解任、米国は堅実な外交安保陣容を

 米政権で国家安全保障担当大統領補佐官からボルトン氏が解任された。近く後任指名するトランプ大統領は1期目に3回も同補佐官を代えることになる。国務長官、国防長官も解任した経緯があり、外交・安保の政権陣容を整えて国際問題に対処することが緊要だ。

  タリバンとの協議に反対

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蔡英文政権の静かな革命

平成国際大学教授 浅野和生

 1946年12月25日、中華民国憲法が制定された時、その領土は中国大陸と台湾にまたがるもので、河北省、浙江省、四川省などと台湾省を含む35の省と、南京市、上海市、北平市(つまり北京市)など12の直轄市からなっていた。

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安倍内閣改造、令和の国づくりへ果敢に挑め

 第4次安倍再改造内閣が発足した。麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官を留任させて「骨格」を維持しつつ、自らに近い議員を多数起用し、初入閣組は13人となった。

 首相は「安定と挑戦の内閣」と銘打ったが、内政・外交共に重要課題は山積しており、令和の新しい国づくりに向けて果敢に挑んでもらいたい。

 政権の安定基盤を維持

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韓国新法相就任、懸念される対日強硬路線

 韓国の文在寅大統領は新しい法相に曺国・前青瓦台民情首席秘書官を任命した。文政権は曺氏に検察の権力強大化を是正する改革の旗手として期待を寄せているようだが、曺氏は対日政策をめぐり政権幹部の中でも強硬な発言が目立ってきた。特に旧朝鮮半島出身労働者の徴用問題をめぐる韓国大法院(最高裁)判決を支持する考えを改めて示し、日韓関係のさらなる悪化につながる恐れもある。

徴用工判決「必ず尊重」

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米国とイランのチキンレース

ロシア研究家 乾 一宇

 日本の原油輸入に大きな影響を与える中東で、アメリカとイランがチキンレース(度胸比べ)を展開している。外交・経済面ばかりでなく、原油タンカーの拿捕(だほ)や攻撃も実際に起こっている。

 安倍首相も両国の仲裁役を演じたりしているが、簡単に解決しそうにない。

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楽天携帯参入延期、計画に甘さはなかったか

 楽天が10月に予定していた携帯電話事業への本格参入を延期すると発表した。サービスの基盤となる基地局の整備が遅れているためといい、サービス開始の具体的日時も明らかにしなかった。

 同社の参入は値下げ競争の起爆剤と期待されていただけに、実に残念である。参入計画に甘さがなかったか。同社には早期に具体的な事業計画を示すことを求めたい。

 サービス開始の日時未定

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今、「病」とどう向き合うか

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄

 わが国は、急速に超高齢化が進展する昨今、人々は「病」とどう対峙(たいじ)するかは極めて重要な問題ではなかろうか。それは、同時に「健康」とはどのような状況を意味するのかを見詰め直す機会でもあると思う。

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条例改正案撤回、中国は香港の民意尊重せよ

 香港政府トップの林鄭月娥行政長官が、逃亡犯条例改正案を正式に撤回すると表明した。

 しかし、その後もデモ隊の抗議活動は続いている。中国政府が行政長官の直接選挙など一国二制度に基づく高度な自治を認めない限り、市民の不満を抑えることはできまい。

 建国70年に向け安定図る

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北方領土交渉、不法占拠を強く非難せよ

 安倍晋三首相はロシア極東ウラジオストクでプーチン大統領と会談し、北方領土問題を含む平和条約締結交渉について「未来志向で作業する」ことを確認したが、具体的な進展は見られなかった。

強硬姿勢示すロシア

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クララ・シューマン生誕200年、名器共演で蘇る魂の音色

音楽プロデューサー 三船 文彰さんに聞く

 女性音楽家の先駆者クララ・シューマン(1819~96年、ロベルト・シューマンの妻)の生誕200年となる9月13日、岡山市で歯科医を営みながら、チェロ奏者・音楽プロデューサーとして活躍する三船文彰さんが彼女の生誕を祝う記念演奏会を、東京・紀尾井町の紀尾井ホールで企画した。主役はクララ愛用のピアノと、その親友で名バイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒム(1831~1907)が演奏したストラディバリウス。なぜ、そんな奇跡の再会が実現したのか、三船さんに聞いた。 (聞き手・森田清策、写真・三船さん提供)

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ふるさと納税、より良い制度の構築に努めよ

 総務省がふるさと納税の新制度から大阪府泉佐野市を除外したことをめぐり、国の第三者機関「国地方係争処理委員会」が、判断を再検討するよう総務相に勧告することを決めた。

 勧告に強制力はないが、「不指定は適法」としてきた総務省の主張はほぼ退けられた。

除外再検討の勧告決定

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ロシア海軍実験場での爆発の真相

日本対外文化協会理事 中澤 孝之

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北ミサイル開発、迎撃態勢のさらなる強化を

 防衛省は北朝鮮が5月から8月にかけて断続的に発射した一連の飛翔体を分析した結果を公表し、少なくとも2種類の新型短距離弾道ミサイルが含まれていると明らかにした。日本をはじめ北東アジアの安全保障にとって深刻な脅威であり、引き続き監視の目を光らせ、迎撃態勢をより一層強化しなければならない。

 新型4種類に及ぶ恐れも

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ブラジル大統領、環境軽視の姿勢は容認できぬ

 世界の原生林の3分の1を占め「地球の肺」と称されるアマゾン熱帯雨林が、続発する火災で過去最悪とも言われる危機にさらされている。

 背景には、ブラジルのボルソナロ大統領の開発重視・環境軽視の姿勢がある。

 アマゾン森林で火災続発

 地球最大の熱帯雨林を抱えるアマゾン盆地は、大気中の酸素の20%を供給すると言われ、その重要性から「地球の肺」とも呼ばれる。

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故野呂田元防衛庁長官の教え

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ

 1965年、初めて日本の土を踏んでから早53年が経過した。その間、多くの日本の方々にお世話になった。特に日本滞在問題では多くの政治家にお世話になったことは言うまでもなく、多くの財界の方々に精神的および物質的な面で大変お世話になった。

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G20労働相会合、高齢者雇用のモデル示したい

 松山市で開かれた20カ国・地域(G20)労働雇用相会合は、高齢者の雇用促進を盛り込んだ閣僚宣言を採択して閉幕した。

 日本における高齢化は、世界でも例を見ないスピードで進んでいる。高齢者の雇用に関し、日本がモデルケースを示すことが求められよう。

 初めて主要テーマに

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中国の根深い対沖縄戦略

元統幕議長 杉山 蕃

 ここ数年、中国の戦略学者、軍学者の琉球問題、就中(なかんずく)琉球独立に関する文献が増加の一途を辿(たど)っているという。

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米宇宙軍、軍事的優位性の確保が不可欠

 米国で宇宙領域での軍事活動を統括する宇宙軍(スペースコマンド)が発足した。戦略軍やサイバー軍などに続く11番目の統合軍になる。

 中国やロシアが宇宙の軍事利用を進める中、米国が優位性を確保することは米国自身や同盟国の平和と安全を守るために不可欠だ。

利用進める中露に対抗

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震災に備え空き家有効活用を

エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ

 日本は複数の深刻な問題に同時に直面しているが、どれもちゃんと対処しているとは思えない。そのうちの二つの大きな問題として、首都直下型地震や南海トラフ地震、さらにそれに伴う津波などの甚大な災害への備えが一つで、もう一つは、人口減少および地方から都市への人口移動、相続拒否などによる空き家の問題だ。

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防災の日 気候変動で急務の災害対策

 9月1日は「防災の日」。近年、わが国は大きな台風や豪雨に次々と見舞われ、新たな規模の自然災害の脅威に直面している。大雨の基準となる1時間50~100㍉、1日200㍉を超える降雨は珍しくなくなった。地球温暖化による気候変動などの影響を十分に考慮した災害対策や生命を守るための避難体制の新たな検討が必要だ。

列島各地に被害及ぶ

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iPS角膜移植、新たな治療法の確立を期待

 さまざまな細胞に変わる人工多能性幹細胞(iPS細胞)から角膜の細胞を作り、けがや病気で角膜が傷ついた患者に移植する臨床研究を進めている大阪大が、患者1人に移植を行ったと発表した。

 iPS細胞から作った角膜の細胞を移植したのは世界で初めてとなる。新たな治療法の確立を期待したい。

40代女性患者が視力回復

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令和日本 日本の存続は可能なのか

文芸評論家 小川 榮太郎氏

 文芸評論家の小川榮太郎氏は22日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)で「令和日本 日本の存続は可能なのか」と題して講演し、「平成の間に日本の強み、勝てる要素が失われてしまった」と強調した。以下は講演要旨。

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年金財政検証、支え手増やす制度改革を

 厚生労働省が、公的年金の給付水準見通しに関する財政検証結果を公表した。少子高齢化が急速に進む中、年金制度を維持していくには支え手を増やす制度改革が求められる。

年金水準2割弱目減り

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