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インタビュー rss

中国の「極超音速ミサイル」、2020年代前半に配備も 米国際評価戦略センター リチャード・フィッシャー氏

 【ワシントン早川俊行】中国の軍事動向に詳しい米シンクタンク、国際評価戦略センターのリチャード・フィッシャー上級研究員はこのほど、世界日報の取材に応じ、中国が開発を進める「極超音速ミサイル」について、2020年代前半までに初期型を配備する可能性があるとの見通しを明らかにした。「極超音速兵器は現在のミサイル防衛(MD)で迎撃するのは極めて困難」であり、中国が米国より先に配備すれば、「米中のパワーバランスに否定的影響をもたらす」と強い懸念を表明した。

 極超音速兵器は、マッハ1・3~5・0の超音速を上回る速度で飛行し、標的を精密誘導でピンポイント攻撃する兵器。革命的な軍事技術であることから、米国やロシア、中国などが開発に乗り出している。

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露の東部軍事介入を強く警告 ウクライナ駐日大使に聞く/本紙論説主幹

 ウクライナのイーホル・ハルチェンコ駐日大使は15日、同大使館で本紙の黒木正博論説主幹と単独会見し、緊迫したウクライナ東部情勢について、ロシア議会がすでにウクライナへの軍事介入を決議している上に、ロシア秘密機関による武装部隊が国内で軍事的干渉を行っており、国境周辺にもロシア軍が4万から8万人展開、なお増派されている――としてロシアによる軍事介入の可能性を強く警告した。

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教育委員会制度改革は両刃の剣 北海道師範塾「教師の道」塾頭 吉田洋一氏に聞く

 政府は今月4日、教育委員会の制度改革を目指す地方教育行政法の改正案を閣議決定した。これは教育長と教育委員長を一本化した新しい責任者を置くことや自治体の首長と教育委員会が方針などを協議する「総合教育会議」を新設することなどを新たに盛り込んでいるが、果たして同改正案は我が国の教育を改革し、活性化するのかどうか、元北海道教育長で現在、北海道師範塾「教師の道」の吉田洋一塾頭に、その是非を聞いた。(聞き手=札幌支局・湯朝 肇)

現行で活性化は可能/足りなかった本気度

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米で広がる台湾・尖閣放棄論 米大西洋評議会上級研究員ロジャー・クリフ氏に聞く(下)

新QDRと米中軍事バランス

 ――中国の接近阻止・領域拒否(A2AD)戦略は、米軍の戦力投射能力にどのような脅威をもたらしているか。

 米軍の戦力投射能力の中心は戦闘機と空母だ。西太平洋にある米国の航空基地には、沖縄の嘉手納、普天間、日本本土の岩国、厚木、横田、三沢、韓国の烏山、群山、グアムのアンダーセン空軍基地がある。中国との紛争で韓国から出撃する可能性は低いため、使えるのは日本とグアムだ。

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コミュニティー文化で心の復興を 京都大学名誉教授 秩父神社宮司 薗田稔氏に聞く

 東日本大震災から3年を経て復興が進む被災地では、被災者の心の復興が課題になっている。この間、被災各地では祭りや郷土芸能が地域の人たちを元気にしていた。そこで、自身も社殿や鎮守の森の再生などに尽力している秩父神社の薗田稔宮司に、大震災で発現された日本人の霊性と復興への課題について伺った。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

培われた立ち直る文化力/死者を含めた地域共同体

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「質的優位」維持に逆行する米 米大西洋評議会上級研究員 ロジャー・クリフ氏に聞く(上)

新QDRと米中軍事バランス

 オバマ米政権が発表した「4年ごとの国防計画見直し(QDR)」の下で、米国は軍拡に邁進(まいしん)する中国に対し優位を維持できるのか。アジア太平洋地域の軍事バランスが崩れつつある中で、日本は何をすべきなのか。中国軍事動向に詳しい米シンクタンク、大西洋評議会のロジャー・クリフ上級研究員に聞いた。(聞き手=ワシントン・早川俊行)

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「教科化」による道徳教育の課題 衆議院議員 宮川典子氏に聞く

 文部科学省は先月、中央教育審議会に道徳の教科化を諮問した。今年秋にも答申が出て、教科化は2018年度にも実現する見込みだ。教師出身の衆議院議員(自民党)、宮川典子氏に、現在小・中学校で週1回行われている道徳教育の問題点や教科化に向けた課題などについて聞いた。(聞き手=森田清策)

教育の根本、国民に伝える契機に/心開き生き方を考える

ルールの教示ではなく/問われる心のふれあい

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四国遍路開創1200年、人生を考えるツーリズム 香川大学経済学部教授 稲田道彦氏に聞く

 今年は空海・弘法大師が弘仁(こうにん)6年(815年)に四国霊場を開いてから1200年。八十八箇所霊場(札所)では、記念スタンプや御本尊の御影(おみえ)などを用意し、お遍路さんを迎えている。江戸時代初め、庶民向けに出版されたガイドブック『四国邊路道指南(へんろみちしるべ)』の解説付き復刻本を出した稲田道彦・香川大学経済学部教授に話を伺った。

対話の相手は自分/お接待などで人との関わり

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拉致監禁、強制棄教問題 日本当局の対応は「評価ゼロ」 国境なき人権代表 ウィリー・フォートレ氏に聞く

 新興宗教信者らに対する拉致監禁問題について、海外から批判の声が高まっている。12年以上監禁された後藤徹氏が民事裁判で勝訴したものの、いまだに加害者で逮捕、起訴された人はいない。独自の事実調査に基づいた報告書「日本:棄教を目的とした拉致と拘束」を2011年12月に発表した世界的に著名な人権団体「国境なき人権(HRWF)」代表の人権活動家・ウィリー・フォートレ氏に、拉致監禁問題に対する日本政府の対応の評価を聞いた。(聞き手=社会部次長・岩城喜之)

市民社会へは大きな力学働く/問題解決に向け政府は行動を

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ウクライナ経済の現状と展望 ウィーン国際経済比較研究所 V・アストロフ氏に聞く

 ウクライナに親欧米政権が誕生したが、クリミア問題に象徴されるように前途は多難である。旧ソ連・東欧諸国の経済統計・分析で有名なウィーン国際経済比較研究所(WIIW)のウクライナ経済専門家、ロシア人エコノミスト、ヴァシリー・アストロフ氏にウクライナ経済の現状と展望について聞いた。(聞き手=ウィーン・小川 敏)

 ――まず、ウクライナの国民経済の実情について聞きたい。

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自衛隊配備の場合「住民投票も視野」、再選果たした中山義隆石垣市長に聞く

 尖閣諸島が所在し保革一騎打ちで注目を集めた沖縄県石垣市長選から一夜明けた3日朝、再選を果たした中山義隆市長は市内で世界日報など一部マスコミのインタビューに応じ、政府が検討している南西諸島防衛について石垣島が自衛隊の候補地になった場合、住民投票も選択肢の一つとして考えていることを明らかにした。

 ――接戦という大方の予想に反しての圧勝だったが勝因は。

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精神文化の基層を形成、北海道の縄文遺跡 伊達市噴火湾文化研究所所長 大島直行氏に聞く

 考古学が今、静かなブームになっている。北海道や北東北3県では、域内にある縄文遺跡群の世界文化遺産登録を目指し、登録推進運動を進めている。そうした中で伊達市噴火湾文化研究所の大島直行所長は縄文の世界は従来の考古学的なアプローチではなく、神話的な世界観を前提とし、心理学や文化人類学、脳科学など広い視点からでなければ読み解くことはできないと訴える。(聞き手=札幌支局・湯朝 肇)

縄文人が崇拝した「月」/生死、再生のシンボル

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アフリカ社会を蝕む汚職 アルアハラム政治戦略研究所アフリカ担当主任アマーニ・タウィール女史に聞く

 アフリカは、依然貧困と紛争のただ中にある。さらにエイズや各種伝染病などの感染症が国民を苦しめている。エジプトのアルアハラム政治戦略研究所アフリカ担当主任、アマーニ・タウィール女史に、アフリカの現状と課題を聞いた。(聞き手=カイロ・鈴木眞吉)

 ――アフリカの深刻な貧困問題、感染症問題をいかに解決するか。

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僧侶に必要なのは「傾聴力」 浄土真宗称讃寺住職 瑞田信弘氏に聞く

 「終活」という言葉が普通に語られるように、どんな死に方をするかが問われる時代になった。香川県高松市にある浄土真宗称讃寺の瑞田(たまだ)信弘住職の近著『ただでは死ねん』(創芸社)は、死にかかわる人々のいろいろな悩みを取り上げ、その解決に真摯(しんし)に向き合ってきた記録でもある。精力的に活動している住職に話を聞いた。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

聞くことで信頼構築/釈迦も話を聞いて説法

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やまと歌の起源は愛の交歓 萬葉集研究家 四宮正貴氏に聞く

 きょうは建国記念の日。日本の国の形成と共にあったのが和歌でした。萬葉集はじめ古今和歌集など勅撰和歌集も編纂(へんさん)されました。この和歌がどのようにして生まれ、どのような性格を持ち、どうして今日まで続いてきたのか。国との関わりを含めて、萬葉集・古代史の研究家、四宮正貴氏に聞いてみました。(聞き手=増子耕一)

激動期に編纂された萬葉集/古今集は国風文化の結実

文化の力による君臣関係今も続く

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日本文化を育んできた森 NGO緑の協力隊関西澤井隊代表 澤井敏郎氏に聞く

 木はわが国の伝統文化や生活に欠かせないものだ。最近、その良さが見直されてはいるが、林業は地味であまり語られることがない。効率ばかりを追い求める風潮は、山の荒廃をもたらしてきた。もっと光が当てられるべき分野である。そこで、木の文化や林業問題に詳しい「NGO緑の協力隊・関西澤井隊」(略称N・GKS)代表の澤井敏郎氏に聞いた。同氏は、大学で林業を学び、木材関係の会社で要職を務め、定年後はボランティアで中国の沙漠やブラジルでの植樹活動を行うなど、木をライフワークに取り組んでいる。(聞き手=池田年男)

山の荒廃が広範囲に悪影響/資源確保に政治努力不可欠

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若者を北方領土返還運動の担い手に 北海道総務部北方領土対策本部北方領土対策局長 田尻忠三氏に聞く

 いまだかつて一度も外国の領土になったことのない北方領土。ロシア(旧ソ連)の不法占拠は68年におよぶ。日本固有の領土である北方領土を追い出された元島民は、一日も早い帰郷を待ち望んでいる。北方領土返還に向けて行政の立場から、これまでの取り組みなどを北海道総務部北方領土対策本部の田尻忠三北方領土対策局長に聞いた。(札幌支局・湯朝 肇)

 ――領土問題は国家間の交渉事ですが、地方レベルで北海道は北方領土返還要求運動に対して、これまで具体的にどのような取り組みをしてきたのでしょうか。

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モンゴルは北朝鮮を知る穴場 山梨学院大学教授 宮塚利雄氏に聞く

 モンゴルは北朝鮮の数少ない友好国の一つで、食糧支援を行うほか北朝鮮の出稼ぎ労働者を受け入れている。昨年、モンゴルを訪問し、その実態を調べた宮塚利雄山梨学院大教授は、拉致問題解決に手詰まり状態の日本政府に、親日的なモンゴルを通じて北朝鮮にアプローチする方法もあると提言している。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

北朝鮮からの出稼ぎ急増/まじめで高い勤労意欲

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イスラム指導者の再教育実施 アズハル大学総長顧問マフムード・アザブ師に聞く

 エジプトが新憲法を国民投票で成立させ、大統領選へ向けて動きだしている。政権奪取後1年で、国民と軍によって排除されたムスリム同胞団の暴動と抵抗はいまも続いている。イスラム・スンニ派総本山アズハル大学(カイロ)の総長顧問マフムード・アザブ師にスンニ派の立場を解説してもらった。(聞き手=カイロ・鈴木眞吉)

 ――ムスリム同胞団が批判されるべき問題点は何か。

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和食が無形文化遺産に 精進料理研究家 藤井まりさんに聞く

 このたび「和食 日本人の伝統的な食文化」がユネスコ(国連教育科学文化機関)により無形文化遺産に登録された。日本政府は「新鮮で多様な食材とその持ち味を尊重」「年中行事と密接に関連」などを特徴として和食を推薦。同遺産登録の意義を、世界各国で精進料理を紹介している藤井まりさんに伺った。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

旬の食材 自然の滋養詰まる/世界各国で高まる関心

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部活での自信が学習面にプラス 沖縄尚学高校 比嘉公也監督

 昨年11月に神宮球場で開催された「第44回明治神宮野球大会」で、九州地区代表の沖縄尚学学園高校が北信越地区代表の日本文理高校を、8点差をひっくり返す9対8の逆転劇で優勝した。沖縄県勢が同大会で優勝したのは初めて。選手と監督の両方でセンバツ優勝を経験したこともある比嘉公也監督に、高校教師として勉強と部活動の両立について聞いた。(那覇支局・豊田 剛)

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辺野古移設、普天間の危険性除去が原点 宮崎政久・衆院議員に聞く

 宜野湾市にある米軍普天間飛行場移設問題が昨年末、大きく進展した。沖縄県選出国会議員と自民党県連が従来の「県外移設」の主張から「辺野古移設も含め、いかなる選択肢も排除すべきでない」と辺野古移設容認に方針を変えた。昨年3月から懸案だった政府の辺野古沿岸部公有水面埋立申請に対して仲井真弘多知事が先月27日に承認、辺野古移設に向けた作業が動きだした。県選出衆院議員の宮崎政久氏にこうした動きの背景などを聞いた。(那覇支局=竹林春夫・豊田 剛)

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国の法整備が不可欠 山形県議会議員 今井榮喜(えいき)氏に聞く

 中国はじめ外国資本が水資源に絡む土地を取得した後に乱開発されていることを受けて、各自治体では水資源保全条例などの制定を進めている。山形県でもこれまで森林など50㌶が買収されており、県は水資源保全条例を制定(昨年10月施行)した。条例の制定にあたった今井榮喜県議会議員は、国レベルでの関連法の制定や、教育による意識づくりの必要性を訴える。(聞き手=市原幸彦・仙台支局長)

買収元の中国に懸念/心配される水や空気の安全

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