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インタビュー rss

日比友好拓いた「赦し難きを赦す」

安来市加納美術館名誉館長 加納佳世子氏に聞く

 天皇、皇后両陛下が26日から5日間の日程でフィリピンを公式訪問されるが、同国で戦後、戦犯として収容されていた旧日本兵の赦免に尽力した人物がいる。島根県安来市出身の画家、加納辰夫(画号=莞蕾(かんらい))。昨年11月、戦犯を特赦したエルピディオ・キリノ大統領(当時)の生誕125年祭に招待され、同大統領の孫娘と対面した安来市加納美術館名誉館長の加納佳世子さん(71)に、平和を希求し続けた加納辰夫の思想などについて聞いた。(聞き手=森谷 司)

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当初、モルディブで嫌われた日本の防波堤

駐日モルディブ共和国全権大使 アハメド・カリール氏に聞く

 21世紀はインド洋の世紀といわれるが、そのセンターに位置するモルディブの地政学的重要性は論を待たない。そのモルディブと日本の関係は結構、古いものがある。とりわけ興味を引くのは、モルディブ発祥の鰹節(かつおぶし)文化だ。現在、この鰹節文化があるのはモルディブとスリランカ、それに日本だけだ。この鰹節トライアングルが一気に鰹節を世界の食文化へと押し上げることも可能だ。駐日モルディブ共和国全権大使のアハメド・カリール氏にモルディブの環境問題と日本との関係を聞いた。 (聞き手=池永達夫)

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翁長雄志沖縄県知事礼賛に終始する地元2紙

浜比嘉勇・沖縄市議に聞く

 翁長雄志知事が2014年末に就任して以来、沖縄の地元メディアが普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設に反対の論調を続けている。こうした中、沖縄市議会の浜比嘉勇議員(会派躍進)は昨年12月の議会で、報道が翁長氏の礼賛に偏っており「沖縄2紙の購読をやめた方がいい」と発言、波紋を呼んだ。1月7日に那覇市のホテルで開かれた自民党沖縄県連の新年会でも、「辺野古反対」一辺倒な地元メディアを批判する意見が相次いだ。浜比嘉氏に沖縄のメディア報道、基地問題、基地の跡地利用などについて聞いた。(那覇支局・豊田 剛)

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国は「屋内全面禁煙化」に責任を

日本医師会常任理事 羽鳥 裕氏に聞く(下)

 日本は、FCTC(タバコ規制枠組条約2004年署名、批准。05年2月27日から発効)批准国で、締約国は公共の場での受動喫煙防止対策を促進することになっている。また、国際オリンピック委員会(IOC)は、10年に世界保健機関(WHO)と「たばこのないオリンピック」を目指すことで合意し、開催都市に規制強化などを促している。しかし、日本では、受動喫煙防止が努力義務にとどまるなど、対策は進んでいない。20年に東京五輪を控える中、今後の禁煙運動の課題について日本禁煙科学会(高橋裕子理事長)が主催する「第10回日本禁煙科学会学術総会in神奈川」(昨年11月7日~8日)の学会長を務めた日本医師会常任理事の羽鳥裕氏に聞いた。(聞き手・山崎洋介、窪田伸雄)

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世代抗争進行するサウジ王室

スーダン出身国連記者 シャリフ氏に聞く

 サウジアラビアが2日、イスラム教シーア派指導者ニムル師を処刑したことがきっかけで、スンニ派の盟主サウジとシーア派代表イランの間で激しい批判合戦が展開し、一発触発の緊迫感が漂ってきた。そこでスーダン出身国連記者でサウジ問題に詳しいアブダラ・シャリフ氏(「ホルン・アフリカ・ニュース・エージェント〈HORNA〉」)にサウジとイランの紛争、周辺国の影響などについて、ウィーン国連内でインタビューした。 (聞き手=ウィーン・小川敏)

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五輪に向けた禁煙の取り組み 受動喫煙防止の義務化を

 日本は、FCTC(タバコ規制枠組み条約2004年署名、批准。05年2月27日から発効)の批准国で、締約国は、公共の場での受動喫煙防止対策を促進することになっている。また、国際オリンピック委員会(IOC)は、10年に世界保健機関(WHO)と「たばこのないオリンピック」を目指すことで合意し、開催都市に規制強化などを促している。しかし、日本では、受動喫煙防止が努力義務にとどまるなど、対策は進んでいない。20年に東京五輪を控える中、今後の禁煙運動の課題について日本禁煙科学会(高橋裕子理事長)が主催する「第10回日本禁煙科学会学術総会in神奈川」(昨年11月7日~8日)の学会長を務めた日本医師会常任理事の羽鳥裕氏に聞いた。(聞き手・山崎洋介、窪田伸雄)

努力義務では企業動かず/行政のトップダウンで対策を

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極僻地・レダの成功、地方普及に期待

アスンシオン国立大学教授マグノ・バレト氏に聞く北パラグアイ・レダの魚養殖

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普天間移設賛成の意見書 地方議会の可決数増へ民間から加勢

「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」我那覇 真子代表運営委員に聞く

沖縄県の地元2紙を「正す」ということだが、具体的にどういう報道が問題か。

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沖縄県民と共に新たなページを

沖縄・北方担当相 島尻安伊子参院議員に聞く

 島尻安伊子沖縄・北方担当相はこのほど世界日報社のインタビューに応じ、沖縄選出の沖縄担当相として「子供の貧困問題」への取り組みに意欲を示し、沖縄の明るい明日のため県民と共に新しいページを開きたいとの抱負を語った。また、昨年3月に返還された西普天間住宅地区の跡地に整備される「国際健康医療拠点」について、「日米同盟のシンボルになったら良い」と述べ、ソフトパワー面での同盟強化について言及した。(聞き手=政治部・山崎洋介)

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北朝鮮、民生重視より先軍政治 幹部粛清・恫喝外交変化せず

宮塚コリア研究所代表 宮塚利雄氏に聞く

 ――北朝鮮の1年を振り返って、金正恩(キムジョンウン)の権力基盤は拡大・安定したのか。

 この1年は金正恩政権にとっては明るい話題はなかった。足を引きずって会議場に現れたり、ミサイル発射を示唆して周辺国家を威嚇するという常套(じょうとう)手段の「弱者の恫喝(どうかつ)」の乱用、度重なる党や軍幹部の粛清などで、国内外からの評判・評価は低い。

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「道徳」特別教科化の必要性

北翔大学教授 福田信一氏に聞く  これまで小中学校で教科外の活動として捉えられていた道徳が、2018年度から小学校(中学校は19年度から)で「特別教科」となる。「数学」や「英語」といった他教科のように数値による評価にはならないものの、検定教科書を使い文章で評価する。不登校やいじめなど教育現場には依然として課題が山積しているが、道徳の特別教科化はそれらの問題の解決策となるかどうか。道徳の特別教科化の意義や捉え方について北翔大学大学院生涯学習学研究科・教育文化学部教育学科の福田信一教授に聞いた。(聞き手=湯朝肇・札幌支局長)

教育のベースになるもの/テーマ考え議論する授業に

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デイトン和平協定20年 ボスニア問題の罪人は和平協定

国際経済比較研究所上級エコノミスト ウラジミール・グルゴロフ氏に聞く  20万人の犠牲者、200万人の難民・避難民を生み出した欧州戦後最大の民族紛争、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(1992年4月~95年12月)に終止符を打った「デイトン和平協定」が調印されて今月14日で20年目を迎える。ボスニア連邦とスルプスカ共和国の2共和国に分断された連邦国家ボスニアは今なお、民族紛争の痛みと分断に苦しんでいる。そこでウィーンの著名な国際経済比較研究所(WIIW)のバルカン経済専門家ウラジミール・グルゴロフ上級エコノミストにデイトン和平協定後20年の成果、課題などについて聞いた。(聞き手=ウィーン特派員・小川敏)

統合より分断を加速/共存の歴史に断絶若者の失業率50%以上/望まれる日本企業の投資

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日本・トルコ友好125周年、合作映画『海難1890』

田中光敏監督に聞く

 今年は日本とトルコ友好125周年を迎えたが、両国の友情は明治23(1890)年に親善使節として訪日したトルコ軍艦エルトゥールル号が和歌山県串本町沖で遭難した際の地元民の懸命な救助から始まった。それから95年後の昭和60(1985)年3月、イラン・イラク戦争下にテヘラン空港で帰国便のあてがつかない日本人二百人余に、トルコの人々が自国救援機の座席を譲って助けたのである。二つの史実をリアルに描いた日・土合作映画『海難1890』(12月5日公開・東映配給)の田中光敏監督に、両国の友好と映画について聞いた。(聞き手=編集委員・堀本和博)

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普天間移設作業の進展を歓迎

在沖米国総領事 ジョエル・エレンライク氏に聞く

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沖への移設をめぐり、国と沖縄県の対立が法廷闘争に発展した。同飛行場の移設や在日米軍再編計画の意義や沖縄県に対する期待など、在沖米国総領事館のジョエル・エレンライク総領事に聞いた。(那覇支局・豊田 剛)

 ――沖縄に米軍基地があることの意味は何か。

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大学生を防災リーダーに

愛媛大学大学院教授 防災情報研究センター長 矢田部龍一氏に聞く

 大災害に遭遇しても被害を最小限にするには地域の防災力が鍵になる。行政はそのための仕組みを作り、地域や職場で防災訓練・教育を行っているのだが、成果はいま一つ。そこで「実践的学生防災リーダー育成プログラム」を始めた愛媛大学防災情報研究センター長の矢田部龍一教授に、その意図と仕組みを伺った。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

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基地反対で「辺野古」の名前使うな、区民の8割は移設を容認

前辺野古商工社交業組合会長 飯田昭弘氏に聞く

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ(名護市辺野古)沖への移設に伴うボーリング調査工事が再開し、ゲート前での反対活動が激化している。こうした状況に配慮し、政府は名護市久辺3区(辺野古、久志、豊原)に直接、振興金を交付することを決めた。住民の約8割が移設を容認しているとされる辺野古区で商工社交業組合会長を9月まで4年間務めた飯田昭弘氏に、県・市が政府と対立する現状、まちづくりのあり方、反対運動によって生じる被害などについて聞いた。(那覇支局・豊田 剛)

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倉田百三と西田天香 名作『出家とその弟子』を生む

一燈園・燈影学園長 相 大二郎氏に聞く

 倉田百三が大正7年に岩波書店から出した戯曲『出家とその弟子』は青年たちの共感を呼んで大ベストセラーとなり、各国語に翻訳されロマン・ロランも絶賛した。親鸞と弟子唯円の愛と罪をめぐる葛藤を描いた同書は、倉田の一燈園の体験が基になったという。そこで、倉田と西田天香との出会いを、相(あい)大二郎燈影学園長に伺った。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

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パリ同時テロ、自前の防諜機関創設が不可欠

吉原恒雄・元拓殖大教授(安全保障論)に聞く

 ――今回のテロでIS(「イスラム国」)が犯行声明を出し、オランド仏大統領もISの犯行と断定した。ISの狙いをどう見るか。

 狙いは、欧米諸国のISへの軍事的反撃や資金・要員獲得への締め付けがようやく効果を表しはじめたことへの反撃といえる。ISにとって反撃は得意技であるテロしかない。

 ――オランド大統領はすぐに非常事態宣言を出した。

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過去からの教訓は未来への指針

歴史探訪ゼミナール主宰 佐藤義信氏に聞く

 我が国の中学・高校で勉強する歴史、とりわけ世界史は西欧史が中心となっているといっても過言ではない。とりわけ大航海時代以降の世界史の中心舞台は西欧であった。覇権を争い植民地を拡大した西欧列強諸国の行きつく先は世界大戦であった。2度にわたる大戦は甚大な犠牲を生んだが、今なお大国と呼ばれる国々は覇権争いを続けている。混迷する現代世界の中にあって歴史の事実から我々は何を学ぶべきなのか、歴史探訪ゼミナール主宰の佐藤義信氏に聞いた。(聞き手=湯朝肇・札幌支局長)

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あす日韓首脳会談 米国の要請で韓国決断

韓国世宗研究所日本研究センター長 陳昌洙氏に聞く

 3年半ぶりとなる日韓首脳会談が2日、ソウルで行われる。韓国の朴槿恵大統領は就任以来、いわゆる慰安婦問題で日本側が“善処”することを会談の前提条件にしてきたことから考えると、韓国の事実上の方針転換とも受け止められる。なぜ会談実現に至ったのか。日韓双方の外交当局者と頻繁に会っている韓国政府系シンクタンク世宗研究所の陳昌洙・日本研究センター長がこのほど来日、韓国側の事情を聞いた。(聞き手=編集委員・上田勇実)

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沖縄を「健康」拠点に

島尻安伊子 沖縄・北方担当相に聞く

 島尻安伊子沖縄・北方担当相は28日、世界日報社を含む報道各社のインタビューに応じ、沖縄振興策や北方領土対策などについて語った。

 ――沖縄振興では具体的に何をやっていくか。

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長い目で援助・投資・交流を

中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略(10)

中央アジア・コーカサス研究所所長 田中 哲二氏に聞く

――中国の新シルクロード経済圏構想(一帯一路)、特に陸のシルクロード経済ベルト(一帯)の狙いは何か。

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TPPは日本の国内問題

有限会社田中農場代表取締役 田中正保氏に聞く(下)

補助金頼みでは経営難に/米価下落はチャンスでもある農作物も工業製品も同じ/モノ作りと販売は両輪

 ――TPP(環太平洋経済連携協定)が決まったが?

 これで海外の安い米が入って、米価が下がるとなると痛みを伴う。賛成か反対かとなると、誰しも自分に都合の悪いことは嫌に決まっている。

 だけど、それを一歩、外れると消費者の論理も出てくる。

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