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インサイト2020 rss

米大統領選は終わっていない、「陰謀論」で済まない不正疑惑

特別編集委員 藤橋 進

 今月3日に行われた米大統領選挙は、バイデン元副大統領が「勝利」宣言し、政権移行のプロセスが進んでいるかのように日米の大手メディアは報道しているが、バイデン氏の勝利は確定していないし、大統領選は終わっていない。

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「新日英同盟」の構築を、インド太平洋構想拡大へ動け

東洋大学教授 西川佳秀

 先月23日、日英両政府は包括的経済連携協定(EPA)に署名し、来年1月1日に発効の運びとなった。同協定は英国のEU離脱に伴い、日英貿易が日欧EPAの枠組みから外れることによる関税面の不具合を回避するための措置だが、英国はこのEPA締結に続き、日本が主導して立ち上げたTPP11(環太平洋経済連携協定)への参画にも強い意欲を見せている。

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中国で現実となる『一九八四年』

特別編集委員 藤橋 進

 中国・内モンゴル自治区で、9月から教育の漢語化が強行され、反対するモンゴル族を当局は次々と逮捕・拘束している。子供を登校させない公務員は解雇、一般市民は融資を受けられなくするなど反対を封じ込め、それでも抵抗する市民の写真を公表して指名手配し、人工知能(AI)の顔認証機能を備えた監視カメラで見張っている。

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コロナ禍招いた中国共産党体制、習主席の国賓来日は論外

中国問題グローバル研究所所長  遠藤 誉

 新型コロナウイルス肺炎が猛威を振るっている。蔓延(まんえん)した最初の原因は湖北省の省都である武漢市政府が12月8日以来の患者の発症を隠蔽(いんぺい)したからだ。1月5日に上海市公共衛生臨床センターが「これまでにない新型コロナウイルスだ」と検査結果を発表したのに「確かに原因不明の肺炎患者はいたが、その問題は既に解決している」として北京に良い顔をしようとした。12月30日には武漢の李文亮医師が「この肺炎は(2003年の)SARS(重症急性呼吸器症候群)の時のコロナ肺炎に似ている。人人(ひとひと)感染もする」と警鐘を鳴らしたが、1月1日、武漢公安は李文亮を「デマを流し社会秩序を乱した」として摘発。李文亮は自身も新型肺炎に罹(かか)り2月7日に亡くなった。

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