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オピニオン rss

日本金ラッシュ 希望与えてくれた選手に感謝

 東京五輪では日本選手が毎日のように金メダルを獲得するなど大活躍している。五輪で自国の選手が金メダルを取ればうれしいものだが、今大会の「金」はとりわけ輝いて見える。 1年延期の困難乗り越え

 日本はきのうの時点で金メダルを10個獲得している。単に競技で優勝したというだけでなく、印象深い金メダルが多い。

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「東京2020」と「時代の精神」

東洋学園大学教授 櫻田 淳

 「東京2020」(東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会)が幕を開けた。「東京2020」は、準備の過程で諸々(もろもろ)の不手際や醜聞が積み重なった上に、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)最中に挙行される結果、日本国民の大勢の「共感」には程遠い催事になったようである。

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中国の牙城崩し日本初の快挙!

 満面の笑みで水谷と伊藤が抱き合った。日本男子の第一人者と女子の世界トップクラスに成長した20歳のコンビがついに中国の牙城を崩し、日本卓球界に五輪初の金メダルをもたらした。「中国という国に、今まで本当にたくさん負けてきて、東京五輪で今までの全てのリベンジができた」と水谷が言えば、伊藤は「すごく最後まで楽しかった」と喜びを爆発させた。

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対中政策の再検討迫られる米政権

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき

 バイデン米政権はサウジアラビアに対し厳しい姿勢を取ってきた。同国出身でワシントン・ポスト紙記者のジャマル・カショギ氏が2018年に在トルコ・サウジ領事館で殺害されたが、これに同国の事実上の為政者たるムハンマド・ビン・サルマン皇太子が関与したと見なしてのことである。

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中国の脅威にやっと覚醒した日本

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ

 2021年7月1日、中国政府は二つの大きな記念式典を同時に華々しく開催した。中国共産党創立100周年と、中国のチベット解放(侵略)70周年を祝うものであった。習近平国家主席兼党総書記は国内外に向けて嘘(うそ)とはったりの大演説を行い、「今日の中国の大国としての実績はわがシステム(中国的共産主義)の勝利を意味する」と言い切った。

中国の発展助けた日米

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開会式 海外の反応は

米メディア「息をのむパフォーマンス」 「動くピクトグラム」が好評

 23日に国立競技場で行われた東京夏季五輪の開会式で、50の競技種目の絵文字を青と白のコスチュームを着たパフォーマーたちが表現した「動くピクトグラム」が米メディアに好評を博した。

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コロナに負けぬ“人類意志”示そう

特別編集委員 藤橋 進

 木のぬくもりを持つ新国立競技場に聖火が灯った。1年の延長を経て、待ちに待った東京五輪が開幕した。

 新型コロナウイルスのパンデミックで、無観客での異例の開催となったが、コロナ禍によって、開催の意義は一層重みを増した。開催は新型コロナという人類がかつて経験したことのない困難に、決して負けないという、強い意志を示すことになる。

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世界も開幕見守る

 世界は23日の東京五輪開幕の動きをテレビなどで見守った。

 五輪に参加国最多の600人以上の選手団を送る米国は、独占放映権を持つNBCが史上最長の7000時間の放送をテレビやインターネットで行う。競技に関心は高く、首都などのレストランに五輪観戦用の大型テレビが備え付けられた。

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自転車女子のアリザダ選手「難民選手に門戸開きたい」

母国アフガンへの思い胸に

 東京五輪の難民選手団に、自転車ロードレースで奮闘を誓う女性がいる。アフガニスタン出身のメーソマ・アリザダ選手だ。亡命先のフランスで練習に励み、国際オリンピック委員会(IOC)からの奨学金を活用して、大舞台に臨む。アリザダ選手はAFP通信の取材に「自分に続く難民選手のために門戸を開きたい」と夢を語った。

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中国共産党百年と周恩来-評論家 石平氏

評論家 石平氏に聞く

 中国共産党誕生から100年を迎える中、習近平総書記は来年開催される共産党大会で、3期連続の続投を図る意向だ。習氏が倣おうとしているのは、共産党の原点となる絶対的権限を持った毛沢東だ。その毛沢東に仕えたのが周恩来だった。評論家の石平氏は、周恩来の生きざまこそが共産党の本質を浮かび上がらせると指摘する。(聞き手=池永達夫)

中国共産党誕生当時の政治状況は?

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東京五輪開幕「スポーツの力」で希望の灯を

 「スポーツの力」で、新型コロナウイルス蔓延(まんえん)に苦しむ世界に希望の灯をともしたい。スポーツにはその力がある。 「コロナ克服」の意義も

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要人来日、相次ぐ断念 日本国内の「空気」に配慮も

行動制限・コロナ対策協力

 東京五輪開会式出席に向けて各国要人の来日が続く一方、派遣を中止した国や地域も多い。新型コロナウイルスの感染拡大が依然として収まらない中、行動制限などのコロナ対策への協力のほか、日本国内の「空気」に配慮したとみられるケースなど、「訪日断念」の理由はさまざまだ。

 ◇決め手は「指針」

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腐敗断ち切れぬバイデン米政権

エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ

 アメリカでジョー・バイデン政権が誕生してから、ちょうど半年が経(た)った。不安の中で発足した同政権に大きな混乱は見られないが、その理由は幾つかある。

 その一つは、より大きな課題である新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)への対応と、急速に進められているワクチン接種だ。

民主党寄りのメディア

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特権階級が牛耳る経済構造-東京大学大学院教授 阿古智子氏

―識者はこう見る

東京大学大学院教授 阿古智子氏

中国共産党創立100年式典での習近平演説のポイントは。

 演出は文化大革命を彷彿(ほうふつ)させるものだったが、習近平の表情も明るくなく、毛沢東のような服装をして自分の権威を高めたいことはうかがえた。聴衆もあまり盛り上がっている様子はなく、演出がうまくいったようには感じられなかった。

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コロナ規制「理解できる」-外国人記者が体験記

コンビニ飯で五輪取材

 東京五輪を取材しようと入国した各国ジャーナリストらが活動を始めている。選手らと外部の接触を遮断する「バブル」に出入りするため、新型コロナウイルス対策規則集「プレーブック」の対象。外出は制限され、食事もホテルで取るのが原則だが、隔離中もコンビニは利用している。不自由な環境だが「この場に居られ光栄」「安全な五輪を開けるのは日本人」とつづった体験記を公表する記者もいる。

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「おもてなし精いっぱいに」64年大会の選手村職員が期待込める

無観客「五輪見直しの契機に」

 大半の会場で無観客開催となる異例の東京五輪の開会まであとわずか。1964年の前回東京五輪で選手村本部職員を務め、外国人選手の「おもてなし」に奔走した三枝勝さん(85)は、「訪れた選手たちに日本に来て良かったという気持ちを持って帰ってもらえれば」と期待する。

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国旗への異なる関心 日本の子供の方が幸せだ

 「セントビンセント・グレナディーンの国旗について質問します」。国旗専門家で東京五輪組織委員会国際局アドバイザーを務める吹浦忠正さんは、4年前から東京・江東区の小中学校で出前授業を開いてきたが、こんな質問を受けて舌をまいた。カリブ海の超ミニ国家にまで関心を持っている!

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菅政権は基地問題解決に指導力を

東洋大学名誉教授 西川 佳秀

 菅総理は4月の日米首脳会談で「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調する」共同声明を発表した。日米首脳間の文書に「台湾」が明記されたのは、1969年以来の出来事だ。台湾の安全がわが国の安全保障と深く関わるとの認識を示したもので、それに伴い日本の安全保障政策の再検討が必要になっている。緊張が高まる台湾情勢に対処し得る防衛力を整備するには、防衛費の増額は不可避である。

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五輪安全対策、「おもてなし」忘れず万全期せ

 東京五輪の開幕が4日後に迫っている。ほとんどの試合が無観客での開催となるが、テロなどに対する警備には万全を期したい。新型コロナウイルスの感染対策はこれまでにない取り組みだが、「おもてなし」の心を忘れずに「安心安全」な大会を実現したい。

過去にはテロで死者も

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他人事でない熱海の土砂災害

拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久

 静岡県熱海市で7月3日10時30分頃に起きた土砂災害(土石流災害)による行方不明者の捜索が続いている(18日時点で18人の犠牲者が確認されている)。今回の現場は静岡県が「土砂災害警戒区域」に指定している地域だった。全国には「土砂災害警戒区域」が約36万カ所ある。土砂災害が起きれば、過去にも犠牲者を伴う甚大な被害がたびたび起きている。

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漁業・養殖業復活へ政策大転換を

一般社団法人生態系総合研究所代表理事 小松 正之

 2018年改正漁業法が20年12月に施行された。そこで改正漁業法の効果としての漁業・養殖業と水産業の将来の展望について、水産会社と沿岸漁業者と養殖業者に話を聞いてみた。問題なのは、漁業者も水産会社も改正漁業法について、水産庁や都道府県の水産関係課から説明を受けたことがないというのがほとんどであったことだ。

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10年超えた北海道師範塾

北海道師範塾会長 吉田 洋一氏に聞く

 北海道師範塾は設立から今年で12年目を迎えた。「学び続ける教師」を念頭に現役教師や教育関係者が研鑽(けんさん)を積み、これまで100人以上の教師を養成してきた。北海道師範塾のこれまでの歩みや北海道の教育界が抱える課題について吉田洋一会長に話を聞いた。(聞き手=湯朝肇・札幌支局長)

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