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沖縄 rss

コロナ禍に乗じた中国資本の沖縄介入に警戒

 保守系シンクタンクの日本沖縄政策研究フォーラム(仲村覚理事長)は10日、沖縄県浦添市で「中国依存からの脱却と日台経済交流の深化」をテーマにしたシンポジウムを開催した。中国の経済工作に対抗すべく、「沖縄日台経済安全保障研究所(仮称)」の設立に向けて準備することを確認した。(沖縄支局・豊田 剛)

 沖縄では、新型コロナウイルスの影響による観光客の激減で観光業が打撃を受け、資金繰りの悪化から土地や宿泊施設の売却を考える業者が少なくない。それを見越したかのように外資系企業が施設の買収を検討する動きが広まっており、公安調査庁は、こうした外国資本、とりわけ中国資本が介入してくることを警戒している。

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リモートで韓国とつなぎ、日本語弁論大会を開催

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 韓国人学生による第7回日本語弁論大会(主催・韓日経済文化交流会=イム・ヨンホ会長、日韓経済文化交流会沖縄=竹林春夫会長)が17日、開かれた。コロナ禍で渡航制限が敷かれているため、14人の弁士は入国できないため、リモートで韓国とつながった。弁士以外の関係者や審査員は那覇市の沖縄尚学高校に集った。

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沖縄革新の二枚舌を暴く

OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎

 現在の沖縄革新について論述する前に、1960年の第1次安保闘争から72年の祖国復帰実現までの沖縄近現代史に触れたい。

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折り返し時期の玉城県政、任期後半はいばらの道

 玉城デニー知事が就任して2年が過ぎた。選挙戦では米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画について「新たな基地は造らせない」ことを最大の公約に掲げたが、埋め立て工事が着実に進んでいる。菅義偉新政権の発足を機に、移設断念への理解を迫りたいところだが、次期沖縄振興計画を見据えて、これ以上の政府との対立は避けたい思いが透けて見える。(沖縄支局・豊田 剛)

 4年間の任期の折り返し時期を迎え、玉城知事は菅新政権で沖縄と関係する河野太郎行政改革・沖縄担当相、岸信夫防衛相、茂木敏充外相、沖縄基地負担軽減担当相を兼務する加藤勝信官房長官らと相次いで会談した。

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高齢者の新型コロナウイルス感染予防には

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 沖縄県の人口比の新型コロナウイルス感染者数はここ1週間、全国ワーストを続けている。

 その特徴は県外からの移入例が多いことと家族間の感染例が多いこと。そして、高齢者の死亡例も多い。

 デイケア(通所リハビリテーション)など介護サービスを行う高齢者用の施設が閉鎖され、一日中自宅にいることを余儀なくされた老人が家族から感染したという例もある。

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2月に設立、相談数1万件超の「沖縄命の電話」

 新型コロナウイルス感染拡大による失業や減給のため経済的に困窮し、生活に不安を抱えながら心理的に追い込まれている人が増えている。折しも今年2月、そんな行き場を失った人々を救うために設立された、一般社団法人「沖縄命(ぬち)の電話」(粟国彰代表理事)のきめ細かなケアでこれまで多くの人々が命を救われている。(沖縄支局・豊田 剛)

 厚生労働省の人口動態統計によると、沖縄県の自殺者数は1998年に300人を突破し、それ以来、毎年300人台で推移してきたが、2012年から200人台になり、緩やかな減少に転じている。ただ、人口比では全国平均を上回り、県は「自殺は本県にとっても深刻な社会問題のひとつ」と認識している。

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「ゆいレール」新設駅周辺の整備は未完成

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 「ゆいレール」の愛称で親しまれる沖縄都市モノレールの延長区間が開業したのは昨年10月1日。ちょうど1年後、実際に乗車してみて、駅周辺の整備が中途半端であることが分かった。

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菅政権は沖縄重視、河野太郎担当相が沖縄訪問

 安倍晋三首相の退任に伴い、菅義偉氏が第99代首相に就任し、菅内閣が発足した。沖縄担当大臣には河野太郎前防衛相が就任。早くも19日には沖縄を訪れ、玉城デニー知事と赤嶺昇県議会議長と会談し、沖縄自民党の4支部長とも面会した。菅政権の沖縄重視の姿勢が表れた形だ。(沖縄支局・豊田 剛)

 菅首相は、外交政策で安倍政権の継承を掲げており、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設などの懸案はこれまでと同様に日米合意に沿って進む見通しだ。沖縄に関わる閣僚を見ても、沖縄基地問題を含め、日米安保、在日米軍再編はこれまで通りであることを印象付けた。加藤勝信官房長官は、沖縄基地負担軽減を担当する。茂木敏充外相は再任。安倍前首相の実弟に当たる岸信夫氏が防衛相に就任した。そして、沖縄担当相は、防衛相からの横滑りとなった河野太郎行革担当相が兼任する。

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シークヮーサーの立ち枯れ被害を乗り越えて

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 9月22日はシークヮーサーの日。シークヮーサーは沖縄本島北部の名産品だが、沖縄ではシークヮーサーなど柑橘類を総称して「クニブ」(九年母)と呼ぶことから、語呂に合わせて県がこの日を決めた。

 今年、シークヮーサーの木に原因不明の立ち枯れの被害が広がっている。

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菅首相・河野沖縄相で「オール沖縄」終焉へ

 沖縄担当相に河野太郎氏が就任した。実力と人気がある河野氏が沖縄担当相になれば自民党支持が確実に増えるだろう。「オール沖縄」に参加している保守のオール沖縄離れは加速するだろう。

 共産党、社民党、社大党の左翼政党の支持者は減り続け、県知事は稲嶺知事8年、仲井真知事8年と16年間自民党県連の県知事が続いた。2014年の県知事選も左翼政党だけの候補であったなら自民党県連の候補に勝てなかった。ところが自民党のリーダーであった翁長氏は自民党を離れて左翼政党と共闘し、オール沖縄を結成した。保守+左翼の共闘によって翁長氏は県知事選に勝利した。保守+左翼だったから当選したのだ。左翼だけだったら当選しなかった。  翁長知事が死去し、翁長知事の後継者として玉城デニー氏が立候補した。そして、大勝した。しかし、その裏ではオール沖縄の保守系は徐々に離れていった。  今年の県議選でオール沖縄を離れた安慶田前副知事とかりゆしグループの平良朝敬代表は政治集団「21令和の会」を立ち上げて保守候補を応援した。選挙で左翼政党は現状維持だったが与党の保守系の当選者は減った。過半数をなんとか維持したが、与党内保守のおきなわと自民党県連の共闘によっておきなわの議員が県議会議長になった。与党内保守が自民党県連と共闘するようになったのだ。

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菅義偉自民党新総裁は沖縄とどう向き合うか

 自民党総裁選で菅義偉官房長官が勝利し、次期首相となる。沖縄振興や在沖米軍の統合再編計画は第2次安倍政権を踏襲することが確実だ。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古沖への移設が推し進められるが、政府と強硬に反対する沖縄県との溝をどれだけ埋めることができるのか、菅氏がどう向き合うか注目される。(沖縄支局・豊田 剛)

 自民党沖縄県連は、党員による予備選挙を実施し、持ち分の全3票を菅義偉官房長官に投じた。最も得票数の多かった候補者に3票全てを投じる「総取り」方式を採用したためだ。

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「義烈空挺隊」について正しい歴史認識を

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 先日、本土からの来客に読谷村(よみたんそん)を案内する機会があり、残波(ざんぱ)岬付近のきれいな海や世界遺産の座喜味城(ざきみぐすく)だけでなく、米軍が最初に沖縄本島に上陸した地点など沖縄戦にまつわるスポットも案内した。

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伝統行事が中止、コロナ禍で一変した沖縄の旧盆

 沖縄県内で感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響で、8月31日から9月2日までの旧盆はこれまでと大きく変わった。親戚一同が集まらず、風物詩のエイサー演舞はほとんど中止となった。コロナと共存する「ウィズコロナ」時代の伝統行事はどうあるべきか、各自治会は工夫を凝らした。(沖縄支局・豊田 剛)

 沖縄の旧盆は親戚一同が集まって祖先と共に過ごす伝統的な行事があり、地域では数多くの祭りやイベントが行われる。中でも、沖縄本島中部を中心に、青年会が先祖供養の思いを込めてエイサー踊りをしながら集落を練り歩く「道じゅねー」はその代表格だ。

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話題で沸騰、台風の強さはスーパーが指標

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 大型で非常に強い台風9号が沖縄を襲った8月31日から9月1日にかけて、ツイッターなどのSNSでは、「ユニオン」の話題で沸騰した。

 「フレッシュプラザ ユニオン」(本社・宜野湾市)は24時間営業のスーパーマーケット。「今あいてます」「ユニオンですから」がキャッチフレーズのテレビCMで親しまれており、沖縄本島中南部で19店舗を営業している。

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米軍那覇軍港移設をめぐり革新系与党が分裂も

 米軍那覇軍港港湾施設(那覇軍港)の移設をめぐり、浦添市の松本哲治市長はこのほど、県と那覇市が提案していた日米両政府の合意に基づく浦添埠頭(ふとう)の北側海域に移設する案の受け入れを表明した。ただ、玉城デニー知事を支える革新系与党は移設反対派が過半数を占めており、軍港移設が与党分裂の火種になる可能性がある。(沖縄支局・豊田 剛)

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安倍首相に対しての沖縄での評価は?

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 自民党の政権復帰以来、7年8カ月続いた安倍政権が突然、幕を閉じることは、沖縄でも大きな衝撃として受け止められている。2014年に翁長雄志知事が誕生して以来、国と沖縄県とは米軍基地をめぐり冷え切った関係が続いた。こうした背景から、沖縄2紙をはじめとした地元メディアは、安倍首相に対してかなり厳しい評価を下している。

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焼失を乗り越える首里城

 昨年10月末、沖縄県のシンボルである首里城(那覇市)は、火災により正殿、北殿、南殿など主要施設が焼失し、県全体が悲しみに暮れた。

 2千円札にデザインされている守礼門にたどり着くまで、首里城がどんな無残な姿になっているか想像もつかない。門を越えたあたりから、正殿が焼け落ちていることがはっきり分かる。

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沖縄県民の健康・安全か、観光関連産業の振興か

 本来ならば年間を通じて最も観光客が多い夏休み。沖縄県は新型コロナウイルス感染拡大を受け、8月1日、2週間の緊急事態宣言を独自に出したが、その間も感染が拡大し、2週間延期した。県民の健康・安全と観光関連産業の振興を天秤(てんびん)にかけながら、玉城デニー知事は苦しい立場に立たされている。(沖縄支局・豊田 剛)

 沖縄県のコロナウイルス感染者数は7月下旬から徐々に増え、8月15日現在までの新規感染者は高水準で推移している。15日までの感染者数は1618人(在沖米軍を除く)。そのうち第2波と見なされる7月以降だけで1476人に達した。感染経路の不明は、調査中も含めて約半数に及ぶ。

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沖縄かまぼこ「チキアギ」が「さつま揚げ」に

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 沖縄本島南部にある糸満市の漁港近くの市場がこのほど、改装された。糸満に行くと食べたくなるものの一つに、かまぼこがある。

 沖縄かまぼこは、板についている半円筒状のものとは異なる。油で揚げたもので沖縄の方言で「チキアギ」と呼ばれる。正月や旧盆などのお供え物の重箱に欠かせない。

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知られてない沖縄戦の真実、集団自決の実相語る

終戦から75年 沖縄戦の真実を語る(下)

 先の大戦から75年が経過し、歴史の風化が懸念される中、沖縄戦をめぐっては集団自決の実相や戦没者数について不確定なことは多い。沖縄戦体験者への聞き取り調査を行った作家の星雅彦氏と米軍からフィルムや資料を収集した沖縄戦ノンフィクション作家の上原正稔氏に、沖縄戦で知られてない真実や最も伝えたいことについて語ってもらった。前回8月5日付本欄の対談の後編。(聞き手・豊田 剛)

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悔し過ぎるドロー、今こそ観戦すべきJリーグ!

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 「悔し過ぎるドロー(号泣)。しかし沖縄の歴史に残る勝ち点1!」

 7月29日、FC琉球のホームで開催されたJ2リーグのFC琉球-ジュビロ磐田戦の後、FC琉球の倉林啓士郎会長はツイッターでこうつぶやいた。

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沖縄戦記『鉄の暴風』、慶良間諸島の記述は嘘

終戦から75年 沖縄戦の真実を語る(上)

 今年は終戦から75年。戦争の生き残りや当時を知る証言者が少なくなり、歴史の風化も懸念される。中でも、沖縄戦については、沖縄の復帰前後から自虐的な論調が目立ち、軍の命令による集団自決という事実と異なる概念が定着した。集団自決が起きた慶良間諸島で戦争聞き取り調査をした作家の星雅彦氏と沖縄戦ノンフィクション作家の上原正稔氏に沖縄戦の真実について語ってもらった。2回に分けて掲載する。(聞き手・豊田 剛)

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沖縄に刻まれた李登輝氏の揮毫「為国作見証」

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 「1945年2月、沖縄戦が始まる直前のこと。台湾の基隆などから900㌧もの台湾米が沖縄へ運び込まれ、県民へと配給された」

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