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政党機関紙 rss

「政権交代」を書く「赤旗」

 今年は衆院選、東京都議選がある選挙イヤーだが、政府・与野党とも新型コロナウイルス感染への対応に追われ、各党機関紙上に選挙ムードはあまりない。が、菅義偉内閣の支持率が低下してきたところへ4月の衆・参院議員補欠選挙を前に共産党の政権参加を後押しする動きが出ている。

 野党共闘の“触媒”となる市民連合(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)が、衆院選に向けた申し入れを4日に共産党、社民党、5日に立憲民主党、れいわ新選組に行い、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(2・5)は「政権交代へ一歩踏み出しを」との見出しで報じた。

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五輪成功期す「自由民主」 

 新型コロナウイルスの世界的流行(パンデミック)で延期された東京五輪・パラリンピックを7~8月に控える中、菅義偉首相はコロナ克服と東日本大震災復興の証しとなる大会を世界に発信するとの決意を表明してきた。今なお10都府県が新型コロナ感染の緊急事態宣言発令下にあり、大会の行方は文字通りコロナ克服のバロメーターとなろう。

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「立憲民主」衆院選準備、低支持率続くも票は増加へ

 今年は衆院選があり、夏に東京都議選がある。普通ならば年頭の各党機関紙には選挙に決起を促す記事で埋まるところだが、コロナ禍にあってどの党も感染対策が筆頭で選挙は目立たない。立憲民主党の月1回発行の機関紙「立憲民主」(1・15)も、「枝野代表年頭あいさつ 感染症による国家的な危機から社会を守ることに、全力を挙げて取り組んでいく」(見出し)との内容がトップだ。

 が、衆院選に向け「衆院小選挙区総支部長一覧」で非現職の93人の顔写真を見開きで載せ、「党の動き」のコーナーでは昨年12月に社民党を離党した吉川元・衆院議員、吉田忠智参院議員の入党を報告し、「衆院議員109人、参院議員44人、計153人」の勢力を発表した。また「自治体議員ネットワーク」の結成総会が同月にオンラインで行われ「1058人でスタート」と報道している。これで年内の衆院選に候補予定者は現職・非現職合わせて202人、実働部隊の地方議員が1058人準備ができたということだ。

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「自由民主」緊急事態条項、コロナも大震災も後手に

 自民党の機関紙「自由民主」は、緊急事態宣言再発令に当たり「感染拡大を食い止める」(1・19)と菅義偉首相の記者会見での発言を大見出しに取った。年が明けても昨年来の新型コロナウイルス感染対策が政党機関紙・誌でトップになることが殆どだが、とりわけ首相を擁する政権与党に大きな責任と重圧が掛かっている。

 感染が第2波、第3波と拡大し、首都圏の知事らが首相に緊急事態宣言発令を要請するまでの過程で、世論や野党からは政府の対応が後手に回っているとの批判も出た。開幕した通常国会では、緊急事態宣言発令の根拠法の新型インフルエンザ特別措置法に新たな罰則や支援を規定するため改正案が審議される。

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「赤旗」種苗法改正 食の安全に争点すり替え

 5日に閉幕した臨時国会では、種苗法改正がマイナーながら対決法案だった。共産党が立憲民主党と共に反対したためだが、共産党機関紙「しんぶん赤旗」(12・2)は、参院農林水産委員会で1日に同法案が可決したのに対し、「企業の支配強まる」との見出しで批判した。

 日本で開発されたブランド果実・農産物など優良品種を知的財産として登録品種とし、海外流出を防ぐための改正だが、同紙は「菅義偉政権が農と食の在り方を大きく変える種苗法改正案」と記述し、まったく違う捉え方をしている。

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「自由民主」 ネット運動 コロナ禍でリモート演説

 来年は選挙イヤーだ。衆院選は任期満了の10月21日までに行われ、東京都議選も夏にある。この年末年始は各党議員・候補者とも選挙区回りに拍車が掛かるところだった。

 ところが、新型コロナウイルス感染再拡大でまたもや自粛の世の中だ。事実上の選挙運動の書き入れ時に、パーティーや忘年会、新年会もこれまでのようにはいかない。また、選挙本番までに感染を克服できるか分からない。このためネットを通じた運動がさらに進みそうだ。

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「社会民主」 臨時党大会、「護憲」 の看板が立憲へ

 社民党が14日に開いた臨時党大会の採決で個別の離党、立憲民主党への合流を容認することを決定した。先の国民民主党のように党は残し、残留組と離党組に分かれるもので、参加した代議員167人のうち賛成84というギリギリ過半数で分党を決めた。

 月刊「社会民主」10月号の「国会議員リレーエッセー」には、「立憲民主党からの呼びかけについて」と題して吉田忠智幹事長が、合流に向けた態度決定の経緯を報告している。

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「自由民主」 、2050年 「排出ゼロ」 推進を広報

 温暖化が原因とみられる自然災害が世界的に起きている。菅義偉首相が10月26日に行った所信表明演説の中で、デジタル庁設立と共に具体的に踏み込んだ目標として掲げたのが、「わが国は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」という「グリーン社会の実現」だった。「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、ここに宣言いたします」と誓っている。

 産業界と繋(つな)がりが強く、大所帯のため意見をまとめるのに玉虫色の文言を用いるイメージの自民党にとって、菅首相が打ち出した「ゼロ」という完璧を期す目標は苦手に思える。だが、同党機関紙「自由民主」(11・24)は、1面に「2050年の脱炭素社会実現へ/党推進本部が初会合」の見出しで、大きな方針の年内提言に向け政策作りに入ったと広報した。

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「赤旗」懇意の学者たち 学術会議に入れず激昂

 縦割り行政、前例主義の打破を掲げた菅義偉内閣が発足したところ、最初の野党との論戦テーマが日本学術会議とは意外だった。もっとも菅内閣ではなく共産党が叫んだからだ。同党機関紙「しんぶん赤旗」(10・1)は、「前例ない推薦者外し」「菅首相、学術会議人事に介入/推薦候補を任命せず」(1面見出し)と、突出して特大報道した。

 立命館大学大学院法務研究科の松宮孝明教授からの情報で、9月29日夕方に同会議事務局長から松宮氏ら数人の名前が任命名簿に載っていないと連絡があったと記事にしたものだ。

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山口代表7選、長期与党で増す存在感

 公明党は9月27日の党大会で党代表に山口那津男氏を無投票再選した。7選目だ。2009年9月からの在任中に民主党政権下の野党から自民党と共に政権復帰を果たし、史上最長政権を達成した安倍晋三首相、菅義偉首相と政権合意を交わした。

 機関誌「公明」11月号の巻頭インタビュー「新出発の公明党―山口那津男代表に聞く」で、山口氏は自民党との政権合意について「12年の政権奪還時、一番重要なポイントは政権の安定なくして政策実現はないということを確認し合った。だから政権合意の中で、『決して驕ることなく、真摯な政治を貫く』ことを、いの一番に掲げた」と強調している。

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イージス・アショア代替を模索

 公明党の機関紙「公明新聞」は9月8日付に「日米同盟とミサイル防衛」と題して、同党外交安保調査会での元海上自衛隊自衛艦隊司令官・香田洋二氏の講演要旨を掲載した。政府が6月にミサイル防衛(MD)のためのイージス・アショア(地上配備型迎撃システム)配備を断念したことを受け、代替策をめぐる論議に向けたものだ。

 香田氏は「相手領域内で弾道ミサイルを阻止する能力は独立国としての固有の権利ではあるとは思う。しかし、それをもってイージス・アショアの代替案とするのは短絡的だ」と指摘。日米同盟の下で「そもそも敵基地攻撃能力は米軍の機能だ」と強調し、議論が成熟するまでは「米国の『矛』としての打撃力に依存することが大事だ」と述べた。

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「縦割り打破」に挑む菅首相

 自民党の機関紙「自由民主」は総裁選、菅義偉新総裁選出の大きな節目を伝えた。総裁選告示日の8日に発行された同紙9月15日号は、「3氏が立候補」と顔写真付き青地白抜き文字の縦書きで候補者名を大書。右から衆院議員の岸田文雄、菅義偉、石破茂の3氏が並んだ。菅氏が真ん中で党内の大勢を読んだかの構成だが、紙面片隅に小さく「左から届け出順」とある。その届け出順に2面石破氏、3面菅氏、4面岸田氏の所見が載った。

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公認内定載る「国民民主」 立憲へ合流で“空手形”に

 国民民主党の機関紙「国民民主」も終わるのであろう。7月17日号には「第49回衆院選(2021年10月21日任期満了)公認候補内定者一覧」が載り、43人の内定候補者の顔写真をブロックごとに載せているが、肝心の現職は同紙に「入党のお知らせ」を告知された山尾志桜里衆院議員を含めて載っていない。

 立憲民主党との合併協議の事情もあっただろうが、党の今後もどうなるか分からない公認内定者リストは空手形のようなもので、本気度を欠いていた。結局、同党は19日に両院議員総会を開き、解党の上で立憲と合流すると決めた。

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「自由民主」にコロナ後社会 デジタル化で一極集中是正へ

 新型コロナウイルス感染の世界的流行から約半年、コロナ事態を受けて初の来年度予算編成を前に、自民党機関紙「自由民主」(8・4)は「コロナ後の社会像示す」の主見出しで岸田文雄党政調会長インタビューを1面に特集した。

 岸田氏は、予算編成の指針となる「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太方針)について「アフターコロナの新たな経済社会の姿の基本的方向性を示す」ことが一つの柱になると指摘。「デジタル化を強力に推進し、地方創生にもつなげ」、「早い給付を可能とし、リモート化の進行は都市部への居住を不要とする時代を到来」させるなど、今後の社会を展望した。

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惨敗の都議補選「赤旗」は評価 逆風自民より野党は低迷

 東京都議会議員補欠選挙が5日、東京都知事選と共に投開票された。大田区、北区、日野市、北多摩第三の四つの選挙区で行われ、地味ではあるが自民対野党の政党対決選挙だった。結果は自民党機関紙「自由民主」(7・14)が「全選挙区で勝利」と書く通りだが、前回敗れた「大田区、北区、北多摩第三の3選挙区で議席を奪還」した。

 一方、知事選・補選とも全て敗北した野党は深刻だ。知事選では小池百合子氏の366万票に次点ながら共産、立憲民主、社民、新社会、緑の党の野党共闘で臨んだ宇都宮健児氏は84万票と勝負にならない。

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「7月豪雨」と与党紙 コロナに加え災害対策続き

 「かつてない」と表現される災害が続き、各党メディアの中でも対策に追われる政権与党の機関紙はお手上げ状態に見える。これが一過性なら、国民のピンチに政府と共に万全の対策を取ると訴え、施策をアピールして紙面は切り替わる。

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香港避ける「公明新聞」 「国家安全法」に沈黙

 公明党の機関紙「公明新聞」は日刊で一般ニュースも扱う。例えば8日付1面に「抗議デモ 全米50州で」との見出しで米国の黒人暴行死事件を取り上げ、3面「緯度経度 世界は今」というコーナーで「分断あおる大統領に批判」と解説している。

 では、もう一つ世界が注目するデモ、香港の中国に対する抗議デモはどうか。中国は「一国二制度」の国際公約に反して香港を直接取り締まる「国家安全法」を5月の全国人民代表大会(全人代)で採択、これにも抗議デモが起きた。しかし同紙は全く掲載しない。

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選挙にコロナ影響「自由民主」 補選勝利も霞んだ都知事選

 新型コロナウイルス感染拡大で、政党の存在を左右する選挙さえ各党メディアで二の次の扱いになった。自民党の機関紙「自由民主」(週刊)の1面は、2月末以来、新型コロナ対策で埋まっている。

 この間、4月26日に衆院静岡4区補欠選挙があった。補選も国政選挙であり平時なら1面で扱われていたが、候補者への公認証交付、告示とも3面扱い。当選には「過去に例のない選挙戦 深澤氏が大差を付けて勝利」と威勢のいい見出しながら、最終面の8面掲載だった(5・5)。

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一律給付で公明党紙誌 佐藤優氏の評価を強調

 緊急事態宣言が発せられた新型コロナウイルス感染対策で、公明党の山口那津男代表が安倍晋三首相に10万円一律給付を「直訴」し、減収世帯に30万円給付という当初の政府方針を変更させた実績を同党機関紙誌はアピールしている。

 目を引くのは公明新聞(5・6)1面に「私はこう見る」と銘打って作家の佐藤優氏を登場させ、もらえるもらえないという「社会の分断をつくらない方向に導いた」と一律給付の意義を語らせたことだ。

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憲法記念日ネット集会 全国発信吹聴する「赤旗」

 今年の憲法記念日は改憲派、護憲派とも、新型コロナウイルスが感染拡大する中で「密にならないように」集会が見送られた。代わりにインターネットが利用されることになったが、外出自粛のコロナ事態は政治運動においてもテレワークによるネット化を後押ししそうだ。

 共産党機関紙「しんぶん赤旗」(5・4)は、1面に「コロナに乗じた改憲許さない/ネットで憲法集会 全国に発信」の見出しで「許すな!安倍改憲発議!平和と命と人権を!5・3憲法集会2020」(5・3憲法集会実行委員会主催)を扱った。

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病院再編と社・共誌 コロナ事態で反対に追い風

 新型コロナウイルスの感染拡大で攻守逆転の様相となったのが、厚生労働省の公立病院統廃合計画だ。昨年9月、「過剰な病床数」「医療費圧迫」などを理由に424の病院名を公表し、各都道府県の取り組みを今年9月までにまとめるよう指示していた。しかし、コロナ感染で都市部で医療崩壊に直面する事態となり、野党の反対論に追い風が吹いている。

 社民党機関誌「社会民主」4月号は、「新型コロナウイルス対策でも明らかになった安倍政権の悪政」と題する甲府市議会議員・山田厚氏(一般社団法人全国労働安全衛生研究会代表)の記事を載せ、「感染症・伝染病に対する公的防疫体制自体が壊されてきた」と批判。

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「自由民主」緊急事態宣言 都市封鎖できないのは弱点

 新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、わが国で初めて7日に緊急事態宣言が発令された。自民党の機関紙「自由民主」4月21・28日合併号は、「未曽有の国難に打ち勝つ」「特措法に基づき緊急事態宣言」との見出しで、同宣言をした安倍晋三首相の記者会見を扱った。

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「自由民主」党大会延期

 自民党機関紙「自由民主」1面に同党にとって重要な行事の延期が連続して布告された。いずれも一般多数の参加が見込まれる。

 「故中曽根元総理の合同葬を延期/新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、政府とわが党は2月25日、今月15日に予定されていた故中曽根康弘元総理・総裁の内閣・自由民主党合同葬(葬儀委員長=安倍晋三総理・総裁)を当面延期することを決めた」(3・17)

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