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教育 rss

改めて「デジタル教科書」を問う

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄

 昨今、若い世代の自殺が急増し、加えて、「いじめ」が多発している状況は座視することができず、極めて憂慮に堪え難い思いである。さらに、若年の「睡眠障害」が増え続け、「精神的不調」が多発傾向にあることも放置できない状況である。

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伝わらぬ空気感、人間関係構築には対面授業を

変わりゆく時代 変わりゆく大学~問い直そう!大学の役割~(3)

 NPO法人日本教育再興連盟主催の関東教育フォーラムが5月15日、YouTube上でZoomを使った形式で開催された。「変わりゆく時代 変わりゆく大学~問い直そう!大学の役割~」と題して、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の伊藤羊一学部長は濃密な人間関係構築による学生の成長について語った(講演要旨)。

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世界の水と食糧の問題研究で国内外から高評価

 農業のグローバル化に対応し海外のコンテストに参加、海外の学校と提携、交流したりする農業高校が増えている。そんな中、青森県立名久井農業高等学校(浅利成就校長)の環境研究班は、世界の水と食糧の問題に取り組み、国内外のコンテストで研究成果を発表して高評価を得ている。(市原幸彦)

 名久井農業高等学校は持続可能な開発目標(SDGs)が国連で2015年に採択される以前から、持続可能な地域づくりに打ち込んできた。これまでの生徒たちの取り組みが、改めてスポットライトを浴びている。環境研究班を担当する木村亨非常勤講師は「行政や農家、まちの人たちから協力を得られ、連携もスムーズ。自然に恵まれ、人と人の結び付きが強い地方はSDGsの達成へ大きな可能性を秘めていると感じている。活動を通し、生徒たちの心にSDGsの種をまいていきたい」と語る。

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縄文時代の見直し続く、開始年代に3つの説

 考古学者と話をしていたら、縄文時代の開始年代について主に三つの説があるという。

 最も古いのは約1万5000年前。青森県の大平山元(おおだいやまもと)遺跡で1998年(平成10年)に、石器と一緒に土器のかけらが発掘された。付着していたコゲを分析したところ約1万6000年前の可能性があると分かった。

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工夫しながらオンライン授業を受講する学生

変わりゆく時代 変わりゆく大学~問い直そう!大学の役割~(2)

 NPO法人日本教育再興連盟主催の関東教育フォーラムが5月15日、YouTube上でZoomを使った形式で開催された。「変わりゆく時代 変わりゆく大学~問い直そう!大学の役割~」と題して、早稲田大学人間科学学術院人間科学部教授の森田裕介氏は教育工学の立場からオンライン授業の利点について語った。(講演要旨)

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富山県氷見市で 「フィッシュレザー」 商品を開発

 富山県氷見市のフィッシュレザーブランド「tototo」代表の野口朋寿(ともひさ)さん(27)は、富山湾で水揚げされたブリやマダイ、スズキの皮を加工して名刺入れや二つ折り財布などを開発し、ネット販売している。魚の皮は廃棄されるものばかりで、鮮魚店から安価で提供してもらっている。

 「生命の恵みを無駄にしない持続可能なものづくり」が信条で、国や民間が推し進めるSDGs(持続可能な開発目標)に沿う活動として注目されている。(日下一彦)

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在宅ワークで時間に余裕、進む父親の育児参画

 「父の日」、久々に親族が集まり、会食をした。この日は在宅ワークの話で盛り上がった。通勤時間がなくなり、ストレスが減った。昼飯がカップ麺になったとか、家事をやるようになったら父親の評価が上がったという人もいた。

 在宅ワークの一番のメリットは時間の余裕が生まれることだろう。家族が一緒に過ごす時間が増え、父親が子供と関わったり、家事時間が増えたり、男性側の日常がずいぶん変わったように思う。

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オンライン授業の現状と課題などを語り合う

変わりゆく時代 変わりゆく大学~問い直そう!大学の役割~(1)

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北海道に活力を、地域の課題解決に高校生が挑戦

 人口減少が進む北海道。そんな地域に活力を与えようと高校生が自ら地域の課題を探求し自治体や産業界と連携して解決を目指す北海道CLASSプロジェクトが今年度からスタートする。北海道教育委員会が打ち出した地域の特性を生かした街づくり、人づくり、そして高校生の「学び」を通しての「絆」づくりという新たな“地学協働活動”が始まろうとしている。(札幌支局・湯朝 肇)

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茨城県の公立高校から独学でハーバードに挑戦

 コロナ禍によって留学を断念する学生が多い折、先日、茨城県の公立高校から独学でハーバードに現役合格した松野知紀さん(18歳)のニュースが流れた。

 開成や灘といった名門私立中高一貫校から米国のトップ大学を目指す高校生の話は聞くが、松野さんのような例は聞いたことがない。

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デジタル教育の落とし穴

メンタルヘルス・カウンセラー 根本和雄氏に聞く

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「デジタル化とは、人と人をつなぐこと」

台湾のデジタル担当政務委員(大臣) オードリー・タン氏

 東京都立大学はこのほど、グローバル教養講座を動画配信サイト「ユーチューブ」に公開した。「デジタル ソーシャル イノベーション」と題して、デジタル技術による社会問題の革新的な解決法を、台湾のデジタル担当政務委員(大臣)であるオードリー・タン氏が解説した。後半は同大学の学生からの質問に答えた。以下は講演要旨。(竹澤安李紗)

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日本式コロナ対策で五輪開催を

 7月23日開幕の東京五輪まで1カ月もない今月25日告示の東京都議選で、立憲民主党や共産党は、新型コロナ対策に力を集中するため五輪の「延期か中止を」「中止を」と公約している。新型コロナウイルス感染が拡大して10都道府県が緊急事態宣言の発令下にあり、国民の間に「こんな状況で本当に開催できるのか」「開催によりさらに感染が拡大するのではないか」などの不安があるのは事実だ。

 しかし、東京五輪は東京都が開催都市として招致した国際イベントであり、政府もその招致を後押しし、安心安全の開催を保証しただけでなく、昨年3月、1年間延期を実現させた。つまり東京五輪の開催は日本の国内問題ではなく、日本の国際的な公約であり、国際オリンピック委員会(IOC)だけでなく、各種スポーツの国際組織が中心となって世界全体が開催に向けて動いている。

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コロナワクチンの接種でにわか専門家が増える

 知り合いの医師から最近、こんな趣旨のメールが届いた。新型コロナウイルス・ワクチンは、高齢者ではなく若者から接種すべきだ。なぜなら、行動の活発な人ほど、感染しやすく、また感染させやすいからだという。一理あるなと思った。

 だが、先月28日、感染対策分科会の尾身茂会長の説明をテレビで聞いて考えが変わった。高齢者に接種が進めば、緊急事態宣言の解除がしやすくなる。重症者は高齢者が多い。その数が減れば、医療体制の逼迫(ひっぱく)が改善されるからだという。

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ゲノム研究でがん患者に合う治療が可能に

九州大学大学院薬学研究院の藤田雅俊教授

 東京都医学総合研究所はこのほど、都民講座「ゲノム研究がもたらす新しいがん医療」をオンラインで開催した。「ゲノム研究から明らかになった発がんの仕組みと、それを利用した新しいがん治療法の開発」と題して、九州大学大学院薬学研究院の藤田雅俊教授が講演した。以下は講演要旨。(竹澤安李紗)

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震災の記憶と記録を残して、大槌町を元気に

 平成23年3月11日に起きた東日本大震災で多大な被害を受けた岩手県大槌(おおつち)町の復興に、高校生の自分たちにもできることはないか――。そんな思いから発足したのが岩手県立大槌高等学校(継枝斉校長、生徒数153人)の「復興研究会」だ。平成25年に発足し、さまざまな取り組みで町に元気を与えている。(市原幸彦)

 平成23年の大震災発生当時、大槌高校の体育館が約5カ月間避難所となる中、職員・生徒は、避難所の運営に約1カ月にわたって携わった。「さまざまな経験を集約し、後世に記憶と記録を残すために復興研究会を発足させた。希望生徒が参加する形を取り、当初は約7割の生徒が参加しました」と復興教育担当主任の木村有里教諭。

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コロナ禍のなかで家庭教育支援が願われている

 筆者の自宅近くには保育園が2園あるが、朝、子供を保育園に送る父親の姿を見ることが増えた。保育園に行く子供と父親が駅に向かう母親に手を振って反対の方向に歩く姿も見掛ける。数年前のデータでは、わが子を保育園に送迎する役目を担う父親は1割程度だった。

 ここ数年は、父親の育児休業が議論になってきた。ユニセフが一昨年発表した「家族にやさしい政策」では、日本は育児休業が最も整備された国として評価されている。政府は「パパ休暇」など新しい制度も導入している。ただ、その利用率は1割に満たない。

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わいせつ教員 厳罰と共に被害者ケアも重要

 教員による児童生徒へのわいせつ行為を防止する「教員による児童生徒性暴力防止法」(わいせつ教員対策新法)の法案が衆院文部科学委員会で審議され、衆院に提出されることが全会一致で決まった。超党派の議員立法として提出された法案の成立に向け大きく前進した。

 計り知れない心の傷

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「陽明丸」を描く映画に子供たちの自画像を挿入

 今から100年前、ロシア革命(1917=大正6年)後の混乱期に、ロシア・ウラル地方に疎開していた約800人の子供たちが難民となった。彼らを船に乗せ、太平洋、大西洋を横断して3カ月余りかけて、親元に届けるという大救出劇を果たしたのは日本船「陽明丸」だった。この国境を超えた壮大なドラマを取り上げるロシア映画に、関係する国々の子供たちの自画像が使われることになり、この事跡を顕彰している「人道の船 陽明丸顕彰会」(石川県能美市)に、交流を重ねてきた難民の子孫から制作依頼があり、能美市や金沢市などから関係者の元に15点の作品が集まった。(日下一彦)

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コロナで普及したデジタル教科書の効果と影響

 コロナ禍、子供たちの学びを保証しようと、文科省が全国自治体に求めていた児童生徒1人1台端末の環境が3月末でほぼ整った。

 財源不足等の理由で遅々として進まなかったが、コロナをきっかけに一気に設置が進んだ。

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寺子屋が偏知に楔

日本BE研究所所長 行徳 哲男氏に聞く

 日本の戦後教育は「知育偏重」だとよく言われてきた。それが教育の質低下につながっているとの指摘もある。コロナ禍におけるリモート授業はその傾向に拍車を掛けるのではないかとの危惧も出ている。では、どうすればいいのか。数多くの私塾や経営者らを集めた講習会で「寺子屋こそがこれからの日本を救う」と説く行徳哲男・日本BE研究所所長にインタビューした。(聞き手・森田清策)

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五感をフルに使って「本物の自然」に触れる

 青少年期における自然体験の重要性が指摘されて久しい。そうした中、空知管内にある栗山町を拠点に自然体験の場を提供しているNPO法人雨煙別(うえんべつ)学校が運営する雨煙別小学校コカ・コーラ環境ハウスがこのほど、道内で初めて環境教育等促進法に基づく「体験の機会の場」として北海道より認定された。その経緯を探ってみた。(札幌支局・湯朝 肇)

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スマホで写真を撮るだけ、花の名が分かるアプリ

 昨年に続き緊急事態宣言下のゴールデンウイークが終わった6日朝、駅までの道を自転車で往復しながら、ふと周りを見渡すと、春先からそれまで咲き続けていた庭木の花がほとんどなくなって、鮮やかな新緑に覆われていた。

 「若葉が町に急に萌(も)えだした…… ある日私が知らないうちに……」。古い流行歌の歌詞ではないが、仕事や家庭の雑事に追われて心の余裕がなかったようだ。

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