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教育 rss

宮城県石巻市でICT活用し次世代農業を推進

 若者の就農へのハードルを下げようと、宮城県石巻市北上町の一般社団法人「イシノマキ・ファーム」は、情報通信技術(ICT)などを使った次世代型農業の新規就農者を育てるプロジェクト「農家ジャパン」を始めた。ベテラン農家の知見も加えた「デジタルとアナログを融合させた農業」を目指す。(市原幸彦)

 イシノマキ・ファームは、平成29年から主に農業体験や研修を通して希望に応じた就農先や移住先を紹介するなどの多角的な支援を展開。自然農法と有機農法の手法を取り入れ、多くの農作物を生産している。

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ある企業戦士の臨死体験から得た利他の喜び

 地域のネットワークづくりのために4年前から月1回の地域講座を主宰している。コロナの時世、自分の人生と宗教との関わりについて考えてみるのもいいだろうと、今回は「日本仏教について学ぶ」をテーマに、初のリモート講座となった。団塊世代を中心に常連さんを含めて15人ほどの集まりだ。

 講座で知らない知識を得ることは喜びだが、一番は講義の後の茶話会である。今回は日本仏教がテーマだったこともあり、なかなか聞けない宗教体験談を聞くことができた。

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テーマは“青春” 「和菓子甲子園」 が10月に開催

 今年10月に開かれた「第11回全国和菓子甲子園」(主催・全国菓子工業組合連合会青年部、東京)で、石川県白山市の県立翠星(すいせい)高校の女子生徒が考案した幸せの菓子「恋つゝみ」が“栄冠”をつかんだ。地元産の食材で作った3種類の餡(あん)を羽二重餅で包んだ甘酸っぱい食感で、香りも爽やかだ。神前に奉納する巻物をイメージしている。地元の和菓子店や観光連盟では、「ご当地菓子」として大々的に売り出したいと期待を込めている。(日下一彦)

 受賞した2人は食品科学コース3年生の巧(たくみ)ヒカリさんと2年生の小西愛実さん。担任の安川三和先生から応募を勧められ、6月から取り組んだ。途中、コロナ禍の影響で休校が続いたが、2人は構想を膨らませ、8月初めから本格的な制作に取り組んだ。

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スマホ世代が親になる時、支える社会が重要に

 歩きスマホや依存、トラブルに巻き込まれる可能性まで、スマートフォンに関わる問題は繰り返し叫ばれているが、対応がなかなか難しい。歩きスマホなど以前より増えているのではないかと感じるほどだ。 

 そう思っていると、「スマホネイティブ2世」という記事が目に留まった(竹内和雄・兵庫県立大学准教授、教育新聞10月29日)。竹内氏は、学校と携帯・スマホに関する文科省有識者会議の座長を務めている。

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地元の課題解決に向けて北海道の高校生が貢献

 人口減少や少子化などで地方の過疎化が進む中、全道の高校生が自ら地域の課題を見つけ、解決に向けて取り組む北海道OPENプロジェクト「全道ミーティング」がこのほど、札幌市内で開かれた。北海道教育委員会(以下、道教委)による3年間の期間限定事業で今年度が最終年。とりわけ今年は新型コロナウイルスによる休校を強いられる中、地元企業などと連携した全道15校の取り組みが報告された。(札幌支局・湯朝 肇)

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短い旅で見た日常とは違う家族の新しい顔

 日曜日に河口湖に行ってきた。子供たちが「Go To キャンペーン」を使った1泊2日の家族旅行を計画したので、それに便乗したわけだが、土曜は夜まで用事があったので、少し早めに切り上げさせてもらい、深夜に家族と合流するため、JR三鷹駅で中央特別快速「河口湖行き」最終便に飛び乗った。

 河口湖は富士五湖の一つで、山中湖に次いで大きい湖だが、訪れたのは学生時代に1度だけ。それも、富士山に御殿場口から登ったのに、下山する際に間違って吉田口に下りてしまった時の記憶しかない。結局、バスで河口湖周辺のどこかから出発したことしか覚えていないのだ。

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いじめはなくならない

『こども六法』著者 山﨑 聡一郎氏に聞く

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朝鮮学校無償化除外は合法で適切な判断だ。

 朝鮮学校の無償化除外は合法だという判決に対し、控訴をしていた問題で、10月30日福岡高裁で控訴棄却を言い渡しました。

 とても当たり前であり、妥当な判断だと思います。

>>>引用開始

 朝鮮学校を高校無償化の対象から外したのは違法として元生徒らが国に損害賠償を求めた裁判の控訴審で、福岡高裁は30日、原告の訴えを退けました。

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沖縄・名護市で引きこもり・就労支援施設を経営

 引きこもり・就労支援相談員の東邦治(あずまくにはる)理事長は沖縄本島北部の名護市で障害者のための就労支援施設を営んでいる。コロナ禍で経営が悪化している中、無農薬野菜の生産・販売で活路を見いだしている。(沖縄支局・豊田 剛)

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ほっこりした“おチビちゃんたち”のハロパレ

 今年のハロウィーンは、例年なら大混雑する東京・渋谷駅前のスクランブル交差点付近でさえも区からの自粛要請もあって、仮装姿は少なく、大騒ぎにはならかったようだ。近年、全国各地に広がっていたハロウィーン・パレード(ハロパレ)もほとんどが中止。この時期の特需を見込む商店街は「いつまでコロナに苦しめられるのか」と、さぞや恨めしく思っていることだろう。

 もともとハロウィーンは、古代ケルト民族の祭りだった。10月31日夜、先祖の霊が家族に会いに来ると信じられていたが、その時に一緒にやって来る悪霊を追い払うために、魔女やお化けに仮装して脅かしたのだ。

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福島県大熊町教委、本の出版体験授業を展開へ

 福島県双葉郡大熊町教委は、令和5年4月の開校を目指す幼保・小中一貫の教育施設で、本の出版を体験する授業を展開する。子供たちの創造性を育むとともに、古里の文化や歴史、暮らしを記録し、全国に知ってもらうことが狙いだ。作家、芸術家、研究者ら専門家でつくる「おおくまの教育応援団」が編集を支える。(市原幸彦)

 同町の熊町、大野両小と大熊中の児童生徒は、東京電力福島第1原発事故により、避難先の会津若松市で合同で勉強しているが、令和4年4月に小中一貫教育を同市で開始し、翌5年に大熊町に新設する幼小中一貫の教育施設に移転する。読書活動に長く取り組んできた伝統を土台に、新たに「本が生まれる学校」を教育理念に掲げる。

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韓国のフェミニズム旋風とジェンダーの先鋭化

 韓国は男尊女卑への反動なのか、歴代政権が過激な男女平等政策を採ってきたこともあり、女性の社会進出が急激に進んでいる。韓国の「男女雇用平等法」制定は日本の2年遅れだが、幾度も改正を重ね、議員、公務員などの女性比率は日本を上回っている。

 春木育美氏の近著『韓国社会の現在』を読むと、父権が強い儒教的な家族観を捨て、フェミニズム隆盛の韓国の実態がよく分かる。例えば、公務員採用試験に「男女平等採用目標制」という女性優遇策がある。これは男女の片方が30%以下にならないようにする、数の平等である。その結果、公務員試験に優秀な女性が殺到し過ぎて、男性を3割にするために男性の追加合格が増えたというのである。男性に下駄(げた)を履かせる、男女の逆転現象である。

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石川県小松市の「八町こども歌舞伎」が上演

 子供歌舞伎の盛んな石川県小松市で、今月4日、「八町こども歌舞伎」が上演された。会場の県こまつ芸術劇場うららには、顔に隈(くま)取りをして、華やかな衣装に身を包んだ5人の子供役者が勢ぞろいし、積み上げてきた稽古の成果を披露すると、客席から惜しみない拍手が送られた。(日下一彦)

 「八町こども歌舞伎」は、今年、5月の市祭「お旅まつり」で曳山(ひきやま)八基曳揃(ひきぞろえ)で上演される予定だったが、新型コロナの感染拡大で見送られ、この日に振り替えとなった。

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結婚や子育てに幸福を感じる社会つくりを

 最近、結婚について改めて考えさせられることが続いた。

 一つは、遠方に住む筆者の弟の長男と長女、筆者にとっては甥(おい)と姪(めい)が、ほぼ同時に結婚が決まったことだ。甥は仕事先で相手と知り合い、姪の相手は大学の先輩である。

 二人とも年齢は20代半ば。昨年の平均初婚年齢は、男性31・2歳、女性29・6歳だから、“早婚”と言っていいかもしれない。

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大学生の大麻乱用 正しい知識で「興味本位」防げ

 大学の運動部員による大麻乱用が相次いで発覚した。「興味本位」から軽はずみに手を染める若者が多くなっている昨今の風潮を象徴する不祥事だ。

 学生に対する乱用防止教育が不十分な一方、ネットに溢(あふ)れる誤った情報の影響で、大麻への抵抗感が薄れていることがうかがえる。大学当局は運動部員だけでなく全ての学生を対象に、大麻が危険な薬物であり、その乱用は犯罪行為であることを徹底指導し、再発防止に努めてほしい。

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森林に入れば、木の実・草の実で感じる豊かな秋

 広大な森林が広がる自然豊かな北海道。森に入ればさまざまな種類の生物が存在する。とりわけ秋になれば植物は多くの実を結ぶ。そうした植物の実を観察しようと北海道博物館がこのほど親子を対象に自然観察会を実施した。学校の理科の授業では学べない植物の不思議を体験することとなった。(札幌支局・湯朝 肇)

 「木の上方を見てください。サルナシ(コクワ)の実がなっていますが、種はどうやって広がっていくと思いますか」――こう問い掛けるのは、北海道博物館の学芸員、水島未記さん。食べるとキウイフルーツのような味のするサルナシは北海道の広葉樹の森ではよく見掛ける木の実だ。

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昔の体育の日の「全町大運動会」が懐かしい

 台風14号の影響で10日(土)に予定されていた孫の幼稚園の運動会が11日に順延された。10月10日といえば、かつての「体育の日」。筆者の故郷では毎年、町内の幼稚園、小・中学校、各地域の町内会が総出で「全町大運動会」を行っていた。

 もともと体育の日は1964年東京五輪の開会式の日だったが、統計上晴れが多い日だったこともあって、小中学校時代に運動会が雨で順延された記憶がない。当日朝まで雨が降っていても、生徒たちが雑巾を持ってきて、水たまりの水を吸い取ってから運動会を行った。

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わいせつ教員 免許の再取得を禁止せよ

 児童生徒へのわいせつ行為で処分される教員が増えている。卑劣な犯罪は決して容認できない。処分を受けて免許を失効した教員は、免許を再取得できないようにすべきだ。

 保護者団体が陳情書提出

 わいせつ行為やセクハラを理由に2018年度に懲戒や訓告などの処分を受けた公立学校の教員は、前年度比72人増の282人で過去最多となった。懲戒処分のうち免職は163人で、前年度から43人増えた。

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えほん教育で昔話は内的に捉えることが大事

えほん教育協会 浜島代志子代表に聞く

 絵本の読み聞かせをライフワークとして研究している浜島代志子さんはこのほど、松戸市民劇場(千葉県松戸市)で傘寿記念公演を行った。公演で伝えたかったこと、正しい絵本を子供たちに読み聞かせることはなぜ重要なのか、聞いた。(聞き手・豊田 剛)

 ――傘寿記念公演を終えての感想は。

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情より知が先行し「死」が悲しくない若者

 知り合いから「進路相談に乗ってほしい若者がいる」と言われ、その専門学校生(20代)と喫茶店で会い2時間余り話し込んだ。初対面だというのに、よく話す青年だった。

 コンピュータープログラミングを学んでいて将来は、人工知能(AI)を駆使して、臨終の間際まで人に寄り添うロボットを作るのが夢だという。後で、知人と彼の母親も交えてレストランで食事した時、スマホをいじってばかりいる、そんな若者だった。

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ICT教育での成果が認められた福島県新地町

 福島県新地町が全国でいち早く、平成23年度から小中学校で進めてきたICT(情報通信技術)活用の成果が認められ、8月、今年度の日本ICT教育アワード賞を受けた。最新の機器を使いこなすための研鑽(けんさん)や教職員の連携など、町ぐるみの取り組みはICT教育を推進する市町村の手本になると期待されている。(市原幸彦)

 同アワードは、全国ICT教育首長協議会が主催するもので、首長らが主体的にICT教育の環境整備に取り組み、優れた事例を顕彰するものだ。

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再浮上した少人数学級議論にエビデンスを

 8月25日の教育再生実行会議の議論を受け、政府は来年度から少人数学級を段階的に進める意向を示した。政府の試算によれば、今後10年で児童生徒数が約100万人減ることから、教員を5万人増やせば、現行の40人学級を30人学級にするのは十分可能だという。

 ただ近年、教員採用倍率の低下は著しい。教員採用試験の倍率は2000年度の13・3倍をピークに急落し、昨年度は4・9倍だ。小学校は3・2倍と低迷が続いている。労働力人口が減る中、教員志望の若者が増えるのかどうか。

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全国でも珍しい養蚕授業で“命の大切さ”を学ぶ

 石川県津幡町の県立津幡高校では、全国でも珍しい養蚕の授業が行われている。学んでいるのは総合学科園芸系列の2年生約30人で、今月初めにスタートした。生まれたばかりの蚕(かいこ)の幼虫に桑の葉を与えて、餌やりなどの飼育方法と“命の大切さ”を学んでいる。4回目となる18日の授業では、体長1センチほどに育った幼虫を観察して、前回との色や大きさの違いをスケッチし、順調に成長していることを学んだ。(日下一彦)

 同校は養蚕をルーツとする学校で、1924(大正13)年に設立された「河北(かほく)農蚕学校」に始まる。2024年に創立100周年を迎えることから、7年前に「養蚕復活プロジェクト」を起こし、授業や部活動で養蚕を取り上げ、校内の農場では桑の木を栽培している。現在、700本余りが育っている。

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