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コラム rss

金正恩氏、お元気ですか?

 アルプスの小国オーストリアのメディアでも、このところ北朝鮮の近未来とそれに関連して金正恩第1書記の健康問題が報じられない日がないほどだ。同国の高級紙プレッセは8日、正恩氏の上半身写真を大きく掲載し、同第1書記の行方を追っていた。極東の朝鮮半島の政情に疎いウィーンの読者も「北朝鮮で今、不穏な動きが進行中だ」といった印象を受けたはずだ。

 そこで北情勢を理解するため、先月3日から現在まで約40日間の北の動向を整理してみた。

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1964年の東京五輪の開会式からちょうど50年…

 1964年の東京五輪の開会式からちょうど50年を迎え、東京・新宿の国立競技場の聖火台が取り外された。戦後日本の復興を象徴する聖火台は、今度は東日本大震災の被災地、宮城県石巻市に貸し出され復興の篝火(かがりび)を灯す。

 50年前の開会式、最終ランナーの坂井義則さんは聖火台の横で聖火を高々と掲げた。それが聖火台に点火され、炎が力強く燃え上がった時の感動は忘れられない。

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NHK朝の連続テレビ小説で「蛍の光」が…

 NHK朝の連続テレビ小説で「蛍の光」が流れていた。日本では別れの歌として知られるが、もともとは1794年、古くから伝わるスコットランド民謡に詞をつけたもののようだ。英国、米国でも送別歌として親しまれた。日本で歌われるようになったのは明治14年以後。小学唱歌に採用されて以来のこととされる。

 130年以上も前の作詞だから、とにかく難解だ。この歌は4番からなるが、2番末尾の「さきくとばかりうたうなり」の「さきく」が分からない。

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台風18号が過ぎ去った後、岩手県大船渡市の…

 台風18号が過ぎ去った後、岩手県大船渡市の魚市場では、湾内に退避していたサンマ船がまとまった水揚げを行った。北海道、宮城、福島のサンマ船4隻で、合わせて212㌧。市場は活気づいた。

 現在、サンマ漁はロシア海域、北海道根室沖、青森県八戸沖などで行われている。彼らは餌となる動物性プランクトンを食べながら移動し、海水温が低下するにしたがって三陸沖へと南下していく。

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李健煕会長の闘病

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」

 三星(サムスン)電子の李健煕(イゴニ)会長の幼少年期は孤独だった。金持ちの家の息子として生まれたが、いつも独りだった。小学校5年生になるまで5回も転校した。父の李秉喆(イビョンチョル)氏は日本を見て学べと、5年生の時に彼を東京に留学させた。「朝鮮人」とからかう民族差別と冷たい視線が彼を迎えた。日本語もろくにできず、周囲に一人の友達もいなかった。一緒に留学した21歳の次兄が唯一の話し相手だった。孤児ではないが、天涯の孤児と同じ身の上だった。

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市長不在の那覇大綱挽

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 毎年10月の体育の日の前後に開催される那覇市最大の行事といえば、那覇大綱挽だ。今年は12日に開催される。1995年9月に「米藁(わら)で製作された世界一の綱」としてギネス認定登録された行事で、その実行委員長は那覇市長が務める。

 ところが、10月3日付で翁長雄志(おながたけし)那覇市長が退任した。県知事選に出馬するためだ。

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中村修二米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授…

 中村修二米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授が以前、東京・有楽町の外国特派員協会で講演した時、エレベーターの中でたまたま出会った。あいさつ程度の会話だったが、日米の人材発掘への投資の差について力説していた。

 青色発光ダイオード(LED)の開発で今年のノーベル物理学賞受賞が決まった日本人3人のうちの一人。LEDは量子力学による現象だが、青色の登場でその用途が飛躍的に拡大し、現代社会に欠かせなくなった。

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共和はまず上院奪還目指せ

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー

 【ワシントン】建設的な政策がなくても、中間選挙には勝てる。だが大統領選となるとそうはいかない。共和党は、今年の上院選で勝利することが極めて重要になる。その理由はこうだ。

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北欧は老人天国か?

地球だより

 高齢者(60歳以上)にとって最も住みやすい国のランク付け表がこのほど発表された。英サザンプトン大学の研究者らが、世界96カ国を対象に所得保障、健康状態、雇用と教育水準、社会的な安全性と自由行動、の4分野での指標を総合して順位を付けた結果、最も高い評価を得たのは①ノルウェーで、以下10位までは②スウェーデン③スイス④カナダ⑤ドイツ⑥オランダ⑦アイスランド⑧米国⑨日本⑩ニュージーランドだった。

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朝日新聞の慰安婦虚報問題について、…

 朝日新聞の慰安婦虚報問題について、メディアに掲載されたコメントから。「昭一だったら、『謝罪をしたことは大きな一歩だ』と言うと思います」(中川郁子(ゆうこ)農水政務官=朝日の偏向報道と戦った故中川昭一元財務相夫人、産経3日「単刀直言」)。

 その上で「日本と日本人が着せられてきた汚名をそそぐ必要を説き、朝日新聞と朝日新聞に同調したマスコミに『ともに誇り高い言論の場をつくっていきましょう』と呼び掛けたと思います」(同)。

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違反もみ消し疑惑で炎上

地球だより

 ある女性モデルのフェイスブックが大きな反響を呼び、警察幹部を巻き込むスキャンダルに発展している。

 その投稿というのは、車の運転中に交通違反で捕まったが、警察幹部にもらった名刺を見せて違反をもみ消したという内容で、わざわざその名刺の写真まで掲載していた。これを見たインターネットユーザーから批判コメントが相次ぎ、いわゆる「炎上」状態に陥り、間もなく投稿は削除された。

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本を「自炊」する

 最近、タブレットで電子本を読んでいる人を見掛ける。ITに疎い筆者は、夏休みが終わる頃、息子から「自炊しようかと思うんだけど、自炊の道具を買っていいか」と聞かれ、初めて「自炊」にはもう一つの意味があることを知った。

 タブレットユーザーの間では、紙の本を自前でパソコンに取り込み電子書籍媒体にする行為を「自炊」と呼ぶ。自炊の道具は、特殊な裁断機と高速スキャナー機と電子化するソフトの三つ。

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西アフリカ3カ国(ギニア、リベリア、…

 西アフリカ3カ国(ギニア、リベリア、シエラレオネ)で集中的に発生したエボラ出血熱。世界保健機関(WHO)は、その3カ国で今年中に最大2万人の感染者が出ると推測している。

 猛威を振るう原因の一つは治療や予防の決め手となる抗ウイルス薬、ワクチンなどが開発されていないこと。患者は貧困層が圧倒的に多いことから、欧米の大手製薬会社などがこれまで開発に不熱心だったという。

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「秋天を支ふものなき日本海」(澄月黎明)…

 「秋天を支ふものなき日本海」(澄月黎明)。秋空の下、カサカサという音がすると思ったら、枯れ葉を掃いている人がいた。どうやら桜の葉が多いらしい。

 桜の花は色づくと、すぐに散ってしまう。同じように紅葉もいさぎよいので、すぐに枯れ葉で公園が埋まってしまうのだろう。

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これは教育の戦いだ 子ども兵士、子ども人間爆弾NO

 「アラーがお前を選ばれた」。

 イラクとシリアで支配を広げる過激派組織「イスラム国」への懸念は、強まる一方だ。その大きな懸念の一つが、子どもの兵士、テロ戦士の使用である。国連人権高等弁務官は9月、子どもを彼らから護(まも)れと訴えた。

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今年は開戦から100年ということで、第1次…

 今年は開戦から100年ということで、第1次世界大戦に関する新刊書が多数出ている。新刊ではないが、大分前に入手しながら読まずにいた草光俊雄著『明け方のホルン 西部戦線と英国詩人』(みすず書房)をこの機会に読んだ。

 英国では、第1次大戦に従軍した詩人、文学者が多くの戦争詩を遺している。それらの詩人は「戦争詩人」として、英国近代詩の中の重要な一画を占めている。同書は、7人の戦争詩人についてのエッセーである。

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このほど発表された文化庁の「国語に関する…

 このほど発表された文化庁の「国語に関する世論調査」によれば、「世間ずれ」という言葉を、多数の国民が「世の中の考えから外れる」と理解している。本来の意味の「世間を渡ってずる賢くなる」と回答した国民は少数だ。

 「ずれ」は漢字で書けば「擦れ」。濁って「ずれ」となった。「すれていて、純真さがない」という意味だ。一方、「ずれている」の「ずれ」は漢字が存在しないが、あるべき位置から外れている、ということ。「世間ずれ」は、全く違った意味で受け止められていた。

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あと5分で着くから

地球だより

 ロシア人の友人や知人と待ち合わせをする。必ずといっていいほど時間通りには来ない。時間が過ぎた後に電話をくれるケースもあるが、定番のセリフは「あと5分で着くから」である。

 でも彼らが、5分でやってきた試しはない。実際に姿を現すのは、電話から2、30分後。ちなみに「遅れてすまない」と謝る人もいない。念のため尋ねてみたことがあるのだが、彼らは電話から5分後に到着したと本当に思っている。

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建築家の故白井晟一さんには、建築を習得…

 建築家の故白井晟一さんには、建築を習得するにも独自の学び方があって、一般の建築家が学校で学んでいくのとはまったく異なっていた。数寄屋建築をやるとなると大工、職人の技術まで自分のものにした。

 とりわけ重視したのは目と手の修練で、家具や燭台など自分で集めてエッセンスを学び、手の修練として書道を欠かさなかった。ある時、必要あって学んだのが、手作りの豆腐についてだった。

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王の最期

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」

 朝鮮の高宗(当時、大韓帝国皇帝)は1907年7月20日に退位した。オランダのハーグで開催される第2回万国平和会議で乙巳勒約(=第2次日韓協約)の不当性を暴露し列強の協力を得ようとした最後の試みも失敗した。伊藤博文は面前で嘲弄した。「なかなか粋なことをやられましたな。これからはもっと公然とやられたらどうですか」。臣下の李完用、宋秉”たちが争うように乗り出した。「日本の皇帝閣下に退位で処罰を待つべきです」。終わりだ。

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「日米韓」火種に?

地球だより

 先日、懇意にしている韓国人記者とちょっとした舌戦を交わした。こちらの顔を見るなり「日本が拉致問題で対北朝鮮制裁を緩和したせいで韓美日(美=米国)の連携にひびが入った」と彼。これを聞き筆者は「韓国こそ朴槿恵大統領が日本そっちのけで早々と中国首脳と会談する中国傾斜に走り、日米韓の絆を危うくしている」と反論した。

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金正恩氏が恐れる「全身麻酔の世界」

 ベテランの医者はニッコリしながら「基本的には局部麻酔ですが、患者が要望すれば麻酔なしで手術できます」という。眼科手術(網膜剥離)とはいえ、麻酔なくして眼球に手術のメスが入るのは快いものではないだろうと考え、「局部麻酔でお願いします」ということで落ち着いた。なにか、レストランで「天丼にしますか、牛丼ですか」と聞かれているような気分になった。

 手術中は眼球は開いたまま。メスの動きも分かった。1時間余りの手術中、六フッ化硫黄ガス(SF6)ガスが注入される頃は意識が薄くなった。「手術完了」ということで、手術台から部屋のベットに移され、手術室から部屋まで運ばれた。16年前のがんの手術ではもちろん全身麻酔だったので、目を覚ました時は集中治療室にいたことを思い出す

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日立製作所は今月から管理職を対象に賃金制度…

 日立製作所は今月から管理職を対象に賃金制度を改める。年功序列的な要素を廃止し、担当職務と期待される成果を全面的に反映した仕組みだ。

 今、海外の優秀な人材は各国企業間で取り合いになっている。欧米の大手と同じような処遇体系にし、優秀な人材を確保することが狙いという。武田薬品工業や旭硝子などではすでに同様の見直しを行っている。

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