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コラム rss

一枚のマスクに日本人ならではの心温まる光景

 コロナ感染第2波到来の懸念が高まっているのに、気が緩んでいる自分を発見する。最近、マスクなしで外出することが何度かあった。そんなこともあるかと思い、鞄(かばん)の中に予備を何枚か入れているので、事なきを得ている。

 地下鉄に乗っていた時のこと。70歳前後とおぼしき女性がマスクをしないで乗車してきた。座席に着くなり、ソワソワしだした。鞄を開けて何かを懸命に探していたが、見つからない様子だった。

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小池百合子氏、前回の約291万票から今回366万票余に大きく上乗せし再選

 前回(2016年)の約291万票から今回366万票余に大きく上乗せして東京都知事選で再選を決めた小池百合子氏。選挙戦の主な争点は、中国・武漢発の新型コロナウイルス対策だった。東京五輪・パラリンピック成功もまずコロナ収束から、というわけだ。

 公務優先と感染拡大防止のためとして、小池氏は街頭演説を一切せず、動画配信の「オンライン選挙」で政策を訴える戦術に徹した。圧勝にも事務所での万歳はなかった。

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「知ること」が生きる力となる為に

 現代人は日々、数多くのニュース、情報に取り巻かれた生活環境下で生きている。地球の裏側の情報から、居住している国の動向まで詳細な情報が飛び込んでくる。これを人類の発展、グロバリゼーションと呼ぶのかもしれないが、最近、その確信が揺れ出してきた。

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球磨川は最上川や富士川と並ぶ日本三大急流の一つでもある

 熊本県の球磨川が氾濫し、死者19人、心肺停止17人、11人が行方不明と大きな被害が出た。消防や自衛隊などの捜索・救出作業が続いているが、山間部を中心に救助が行き届かない地域もある。九州は再び雨が降り始め被害がさらに拡大する恐れもあり、大変憂慮される。

 球磨川は同県南部の人吉盆地を貫流し、八代平野に至って八代海に注ぐ1級河川。中流域にある人吉市内では川の流れは割と緩やかだが、なべて流れは速く、最上川や富士川と並ぶ日本三大急流の一つでもある。

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小池都知事の学歴問題の最終解決策

 外国で大学に学び、博士号を修得する人が増えてきた。そして錦を飾って帰国し就職探しとなる。外国の大学で修得したアカデミックなタイトルは基本的には日本でも通用する。

 例えば、米国と日本両国は、相手国で修得したアカデミックな資格は国内でも同じように認められることで合意しているから、米国の大学卒業の資格は日本でも基本的には通用する。

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2020年大統領選挙、バイデン元副大統領の7つの死角

 2020年7月現在、各種世論調査で全米支持率及び接戦州支持率で民主党のバイデン元副大統領がトランプ大統領(共和党)に優位に立っている。実際、5月及び6月の資金調達額でもバイデンが強さを見せており、トランプは非常に苦しい立場に置かれている。

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「金亀子(こがねむし)擲(なげう)つ闇の深さかな」(高浜虚子)

 「金亀子(こがねむし)擲(なげう)つ闇の深さかな」(高浜虚子)。雨の夜、隣の部屋から何か物を投げるような鈍い音がした。テレビの音かと思ったが、それにしてはかなり高い。

 見に行くと、蛍光灯の周りをコガネムシが飛び回っていた。壁にぶつかっては落ちる音だった。気流子が上京してから数十年もたつのに、コガネムシが部屋に飛び込んできたのは初めてだった。

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東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が2日連続で100人を超え

 東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が2日連続で100人を超え、全国でも2カ月ぶりに200人を上回った。感染拡大の「第2波」が生じ、緊急事態宣言の頃に逆戻りするのではとの懸念を多くの人が持っている。一方で、経済などいったん再開した動きは止めたくないという空気もある。

 小池百合子都知事は再度の休業要請について「国サイドの緊急事態宣言が行われた場合、改めて専門家の意見を踏まえて判断する」と述べる。政府の方は、安倍晋三首相、西村康稔経済再生担当相、加藤勝信厚生労働相が会談し、再び緊急事態宣言を出す状況ではないとの判断だ。

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中国の「不法臓器取引」を許すな!

 正直言って、少し驚いたが、この場合はいい意味でだ。オーストリア議会人権委員会で先月23日、中国の不法な臓器移植取引問題がテーマに上がったというニュースを聞いたからだ。

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バッタの来襲に皿が鳴る-ネパールから

 新型コロナウイルス禍の中にあるネパールにも新たな招かれざる珍客が来襲した。アフリカ発のワタリバッタの大群である。トノサマバッタに似たバッタで、6月27日にインドを経てネパール南部に達したこのバッタは、翌28日には、カトマンズ南部まで到達し、7月に入るとカトマンズ中心部にまで進出してきた。  バッタの群れを追い払うため、市民の間にどこからともなく「皿を叩(たた)く音を鳴らせば寄せ付けない」との情報(?)が流れ、カトマンズ市内でも人々がこぞって外に出て皿を叩いている姿が散見されている。

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自伝的小説 伊藤整著『若い詩人の肖像』(1956年)

 伊藤整著『若い詩人の肖像』(1956年)は自伝的小説だが、その中に「京都という町が明治までの日本の全歴史を負うように自分の前に意味ありげにたっていることと、自分がみすぼらしい一中学教員として、その前で口をあいて見ているという形が気に入らなかった」という一節がある。

 日本史を代表しているかのような京都の町がそもそも気に入らない。加えて、その京都に圧倒されている自分も気に入らない。関東大震災後、20代前半の伊藤が、教員として生徒を引率して北海道から初めて京都にやって来た時の感慨だ。

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老兵 金寛鎮

 節斎・金宗瑞(節斎は号)は文臣だったが、彼の生涯は武臣としていっそう光を放っている。朝鮮王室には“祖宗の地”だった咸鏡道に六鎮(北方の女真族に備え豆満江下流南岸に設置した六つの国防要衝地)を置いた世宗(朝鮮第4代王)。その中心には、咸吉道兵馬都節制使だった金宗瑞がいた。「馬にうまく乗れない」という讒訴まで受けた彼は7年の風霜を乗り越えてそこを朝鮮の領土にした。  彼の生涯でいっそう輝いた時は、(第5代王の)文宗時代になってからだ。モンゴルを平定したオイラト勢力。世宗の末年には北京西北の土木堡で明の軍隊を大破して皇帝を捕虜とし、文宗の時代にはその勢力が遼河まで広がった。第2のモンゴル惨禍に震えていた朝鮮。その時、“66歳の老臣”金宗瑞は平安道都体察使として最前線に赴いた。

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世代で評価分かれるパスタ-トルコから

 わが家で餅を好むのは、家内と私ぐらいで子供たちはそれほどでもない。  古い世代は昔、おやつ代わりに食べていた餅だから、胃袋だけでなく心も満足するものだが、新世代の人々は洋菓子も和菓子もいろいろあるうちの一つにすぎない。

 その点、トルコでは餅こそ見掛けないが、パスタなどモチモチ感があって私などは共感を覚える。

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韓国語は手ごわい!-韓国から

 近年、留学や駐在、現地の人との結婚でこちらに住む日本人は随分増えたが、外国暮らしでまずぶつかるのが言葉の壁だ。幸い日本人にとって韓国語は割合習得しやすい。語順が日本語と同じで、ハングル文字も漢字に置き換えられる単語が多く、意味を推測できる。

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国内の旅行が自由にできるようになり、高尾山へ

 国内の旅行が自由にできるようになって、しばらくぶりで東京の西の奥にある高尾山に登った。京王線の車中で終点が近づくと、乗客は減って登山者が目立つようになる。そっと彼らの装備を見た。

 登山靴は革製ではなく布製で、シャツもズボンも山岳雑誌の広告から抜け出してきたようだ。1970年代に盛んに登った気流子の若い頃とすっかり違っていて、未来に来てしまったようだった。

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【コロナ禍】フロリダやテキサスで感染者が記録的増加!地場スーパーは再び購入制限?

 ■ジョンズ・ホプキンス大学の集計データによると世界で確認された新型コロナウイルス感染者は累計1,000万人を突破し、死者は50万人に迫っている。

 米国では新規感染者の大幅増加が続いており、累計の感染者は250万人を超えた。26日には全米の新規感染者が4万4,000人を超え、最多記録も大きく更新した。

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「麻酔」から覚めた金正恩氏の言動

 生きているが、意識のない状況といえば、グッスリと熟睡している時かもしれないし、手術を受けるために麻酔状態にある時かもしれない。

 当方はこれまで10回余り、麻酔を受けたが、無事目を覚まし今もコラムをせっせと書いている。麻酔状態の時は全く記憶がない。看護師が近づいて麻酔用の呼吸器を口元に持ってきた時まではかすかに覚えているが、その後は完全に記憶が途絶える。何時間後、集中治療室で目を覚ますとベッドにいて、しばらくすると看護師がニコニコしながら「どうですか」と声をかけてくる。

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S・K・O・C株、モズク4株のブランド化に期待

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 沖縄を代表する海藻のモズクは今、旬を迎えている。フコイダンなど栄養素が豊富で、コシのある食感が特徴だ。沖縄県が全国シェア9割を占め、日常的に食べられている。

 沖縄科学技術大学院大学(OIST)はこのほど、オキナワモズク(沖縄で生育するモズクの総称)の遺伝情報であるゲノムの解読に成功したと発表した。

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きょうからレジ袋の有料化がスタート

 きょうからレジ袋の有料化がスタートする。先行して有料化を始めていたスーパーなどもあったが、海外に比べるとかなり遅いスタートとなった。

 日本人の尻を叩(たた)いたのは、海洋プラスチックごみ問題への危機感の高まりと思われる。このまま海洋プラごみが増え続けると、海洋生物にも大きな影響を与えかねないという現実は、世界一の魚食文化国の日本人には切実な問題だ。新鮮な魚介類に舌鼓などというグルメ番組も作れなくなる。

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建国の父の銅像がトランプに南部接戦州での勝利をもたらす理由

 米国の街中には様々な銅像が立ち並んでいる。それらは街の風景と調和し、米国や地域の歴史、その文化を象徴する存在として人々によって慈しまれる対象となっている。

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中国共産党は勝機を失った

■中国共産党の蠢動

 中国発の武漢ウイルス(COVID-19)パンデミックになり世界は対応に追われた。だが中国共産党は強気の姿勢を崩さず、それどころか隣接国に覇権を拡大する動きを見せている。さらに、アンティファ(ANTIFA)・国連を用いた反アメリカ活動まで囁かれている。

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「白人イエス」像は白人支配の象徴?

 2000年前のイエスの肌は白色だったか、褐色だったか、それとも黒色だったか。救世主イエスの肌の色はどのような意味合いがあったか。もう少し哲学的に表現すれば、「イエスのアイデンティティは肌の色とどのような関りがあったか」だ。

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良き最期を、生きることと死ぬことを考える

 『死という最後の未来』(著者:石原慎太郎、曽野綾子/幻冬舎)がネット上で話題になっている。石原氏87歳、曽野氏88歳と、ほぼ同い年。家も近所で昔からの友人というが、意外にも会う機会はほとんどなかったという。

 法華経を哲学と言う石原氏に対して曽野氏はカトリック教徒。思考の土台がまったく違う両者が「人は死んだらどうなるのか」「老いについて」「死後は目に見えない何かがあるのか」「コロナは単なる惨禍か警告か」など人生について語り合っている、というのも、ネットやテレビ番組で取り上げられる理由だろうか。

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