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コラム rss

はやぶさ地球帰還10周年記念に言いたいこと

 6月13日は小惑星探査機はやぶさ地球帰還の10周年記念日であった。「はやぶさの日」として覚えられている日であるが、人々が覚えているのは一部にしか過ぎない。特に歴史的意義と科学成果であり、先日のYoutubeのリレートークでも強調させてもらった。  https://www.youtube.com/watch?v=-I0QYpPgjP8  https://www.youtube.com/watch?v=okUDNAg8eRA

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隣国内戦が影響した銃社会-タイから

 タイは米国同様、銃社会だ。人口6900万人に対し、銃の数は1000万丁とされる。  徴兵制のあるタイでは、男性の多くは銃の扱いには慣れている。ただ、銃所持となると免許制となっており、日本での猟銃同様、合法的所持は当局の管理下にある。

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「時間という公平な批評家」(1978年)。…

 「時間という公平な批評家」(1978年)。文芸批評家の江藤淳が、長らく担当してきた文芸時評の最終回に記した言葉だ。それから40年以上が経(た)つが、この言葉は今でも心に残る。

 文芸時評家として、これまでいろいろ勝手なことを書いてきたが、今後は時間の推移に委ねたい。残るべきものは残るだろうし、消えていくものは消えるだろう。褒めた作品が文学史に残らないかもしれないし、けなした作品が残ることもあるだろう。全ては「公平な批評家」である時間が決めるということを信じる他ない、との思いが伝わる。

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30・40代の涙

 「15で学に志を立て、30には確固として立ち、40には惑わず、50には天命を知った(吾十有五而志于學三十而立四十而不惑五十而知天命)」。歳月が流れても教えの色があせない孔子の言葉だ。『論語』の為政篇に出てくる。一生、切磋琢磨した彼の人生はこの文にしっかりと残っている。

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ルールは守って-イスラエルから

 コロナ禍の規制緩和が進むイスラエルでは、レストランやパブ、カフェも開店し、待ってましたと言わんばかりに人々が押し寄せにぎわっている。しかし、マスクを着けた客はほとんどおらず、ソーシャルディスタンスはどこへ行ったのかというくらい混み合っている。感染対策にはマスク着用が最も有効であるとの政府の呼びかけを、人々は全く意に介していないようだ。  先日、エルサレム中心街のカフェで久しぶりのコーヒーを楽しんでいると、店員から「飲みながらでも顎にマスクを着けて」と言われた。各都市では、マスク着用の取り締まりが強化され、忍者のように木陰に隠れてまで、警察官が容赦なく反則切符を切っているという。

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図書館や植物園、美術館 再開も以前と同じではない

 緊急事態宣言が解除され、図書館や植物園、美術館も再開し、楽しむことができるようになった。が、まださまざまな制限があって、以前と同じではない。

 先日、東京都調布市にある都立神代植物公園を訪れてみた。今はバラ、アジサイ、ハナショウブ、タイサンボクの花が見ごろ。だが、訪れる人は少ない。展示コーナーではハナショウブとアジサイを紹介していた。

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【スターバックス】サードプレイス400店閉鎖しデジタルシフト!ピックアップ急拡大?

 ■コーヒーチェーン最大手のスターバックスは、自宅でもオフィスでも無い第三の場所「サードプレイス」を最大400店閉鎖する。新型コロナウイルス感染拡大の影響による消費者行動の変化で同社のサードプレイス戦略も大きく舵を切ることになる。

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豪政府の「対中政策」から学べる事

 新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)の責任を追及されている中国共産党政権を敵に回すことは一国だけでは荷が重いだけではなく、中国側の反撃を受ける危険性が高い。

 その危険性をあえて冒して、北京当局が新型コロナ感染問題で隠蔽してきたこと、その発生源についての情報提供を拒否していることなどを指摘し、国際社会に新型コロナの発生源の解明を呼び求めたのはオーストラリア政府だ。それ以降、豪政府と中国共産党政権の関係は緊張が続いている。

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金正恩・与正の「役割分担論」

 北朝鮮の金正恩労働党委員長の実妹・金与正党中央委員会第1副部長がどうやら金正恩氏の後継者に内々指名されたというニュースが流れ、それを裏付ける情報が今年に入り頻繁に出てきている。

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夏の風物詩「かりゆしウエア」沖縄県外普及の壁

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)

 沖縄は12日、梅雨明けし、本格的な夏が訪れた。沖縄の夏の風物詩はかりゆしウエア。高温多湿の季節を乗り越えるには必須アイテムと言えよう。  かりゆしウエアは、社団法人沖縄県観光連盟会長の宮里定三氏が発起人となり、1970年、「沖縄の暑い夏を快適に過ごすこと」と「観光沖縄をPRすること」を目的に、当時は「沖縄シャツ」という名称で発売された。

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神保町の再始動は食の方が先行しているよう

 新型コロナウイルスの感染拡大で足が遠ざかっていた東京・神保町の古書店街に約2カ月ぶりで足を運んだ。東京都の休業要請では、新刊書店は対象外なのに古書店は対象となった。「ステップ2」に移行し、それが緩和され2週間ほどだが、人出はまだまだ。

 古書店が対象となったのは「趣味的」な要素が強いとの判断だったが、疑問視する声も少なくなかった。

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めぐみさんの義母の思い出-韓国から

 こちらでは結婚した両家の親同士を「サドン」と呼ぶ。一昔前までは年齢に関係なく嫁の親が婿の親に気を遣うのが普通だったが、最近は友達同士のように親しくなって、一緒に旅行に行くことも珍しくなくなった。

 ただ、それでも財力に格差があると、どうしても「ある」方が「ない」方より格上で、子供たちの新婚生活や両家が関わる行事などでは発言権を持っている。こんなとき、「ない」方はストレスがたまるものだ。

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3カ月ぶりに学校が再開されて

 首都圏の学校でも今月、休校措置が解除された。ほぼ3カ月ぶりの再開である。

 筆者の子供が通う学校は、取りあえず時差通学で通常より1時間遅い登校で、授業も時間が短縮されている。長い休みの間、子供はユーチューブで電車やスポーツの動画を毎日楽しんでいて、登校前日まで学校に行くのを渋っていたが、始まってすぐに登校のリズムを取り戻した。親としてはもちろん感染の不安はゼロではないが、通学した方が子供のためになっていると実感する。

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スピード感がカギを握る「観光」、開始時期が怪しくなってきた

 講釈から書き出して恐縮であるが、「観光」の語源は中国の『易経』の一節「国の光を観る、もって王に賓たるに利し」に由来する。本来の意味は「国の威光を観察する」ことである。辞書では「他国・他郷の風光・景色を見物すること」とあり、一般には楽しみを目的とする旅行のこととされる。

 その観光が立ち往生している。新型コロナウイルス禍による各国の渡航禁止措置などで旅客の往来がほぼ途絶えたためで、どの国の観光産業も存亡の危機に立たされている。

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トランプ氏と「教皇」の関係が破綻?

 世界の情勢で影響力を有する2大指導者を選ぶとすれば、その言動が問題とはいえ、やはり世界最強国・米国の第45代大統領、トランプ氏を外すわけにはいかないだろう。それではもう1人は誰かというと、世界最大のキリスト教会、ローマ・カトリック教会の最高指導者フランシスコ教皇だろう。

 世界に13億人の信者を抱えるペテロの後継者だ。聖職者の未成年者への性的虐待事件が後を絶たず、信者の教会離れは深刻だとはいえ、世界情勢への影響力はまだ侮れないものがある。

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世界に広がる「反中包囲網」

 中国湖北省武漢市で昨年末、新型コロナウイルスが発生し、半年以上が経過した。世界で11日現在、750万人以上が感染し、42万人余りの死者が出る世界的大流行(パンデミック)となったが、中国共産党政権は新型コロナの初期感染の事実を隠蔽してきたことが明らかになった。

 それを受け、世界的に中国の責任を追及する声が高まってきた。それに対し、中国側は新型コロナは米軍が中国に持ち込んだものだといった偽情報を世界に拡散し、中国批判をかわすため積極的な外交を展開してきた。

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「少し太ったんじゃない」そういう言葉を掛けられている

 「少し太ったんじゃない」。そういう言葉を掛けられているのは、気流子だけではあるまい。ステイホームで家にいると、どうしても運動不足になるからだ。

 散歩したいが、新型コロナウイルス禍では人目が気になって毎日はしにくい。家ではどのくらいの運動量なのかスマートフォンに歩数計を入れて計ってみると、驚くことに100歩以下の日がある。どうりで太るわけだ。

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フロイド氏の「最後の言葉」とマスク

 今、世界を震撼させている出来事は2つある。一つは中国湖北省武漢市から発生した新型コロナウイルスの感染問題だ。もう一つは先月25日に米ミネソタ州のミネアポリス近郊で警察官に窒息死させられたアフリカ系米人、ジョージ・フロイドさん(46)の事件に誘発された人種差別抗議デモだ。

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東京一極集中の流れは、コロナ禍でも変わらず

 東京一極集中の流れは、新型コロナウイルス感染拡大の渦中にあっても変わらないようだ。東京都の発表によると、都内の5月1日時点の人口は推計で1400万2973人だった。4月より約2万人増加で過去最高という。

 進学や就職で人口が流入する時期であり、当然とは言える。しかし、国が東京一極集中是正の旗を振っているのに、その効果がほとんど見られないのはどうしたことか。

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習近平主席の狙いは「宗教の中国化」

 中国共産党政権下で宗教の弾圧が進行中だ。米国務省は10日、「信教の自由に関する年次報告書」(2019年)を発表し、習近平国家主席は宗教弾圧を組織的に実施してきていると警告している。

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【ネットスーパー】ウォルマートが食品でアマゾン追撃!もうホースモービルになるな?

 ■ネット通販最大手のアマゾンがEコマースで圧倒的なシェアを得ているものの、ウォルマートが食品で追い上げている実態が明らかになった。

 デジタルマーケティング調査企業のeマーケッターによるとEコマースのシェアは最新の調査でもアマゾンが38.0%と他社を大きく引き離してトップを維持している。2位はウォルマートで5.8%。

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フロイド氏と「8分46秒の祈り」

 米ミネソタ州のミネアポリス近郊でアフリカ系米人、ジョージ・フロイドさん(46)が先月25日、白人警察官に暴行された末、窒息死した。そのシーンがテレビに放映されると、米全土で警察官の蛮行に抗議するデモが起きているが、欧州各地にも波及し、当方が住む音楽の都ウィーンでも4日、約5万人の市民が集まって、人種差別抗議デモが行われた。9日はフロイドさんの出身地の米テキサス州ヒューストンで葬儀が行われたばかりだ。

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ベリー摘みのシーズン-フィンランドから

 フィンランド人は自然の恵みを受けながら生活している。森林面積は国土の73%で世界一の森林国に住んでいるからだ。特に、その恩恵をたっぷりと堪能できる夏から秋にかけて、人々は「ベリー摘み」をする。

 房なりのブルーベリー、ビルベリー、赤いリンゴンベリー、小さなイチゴみたいなラズベリーなどのベリー摘みは、国立公園であろうと私有地であろうと、特別な制限も許可もなく誰でも森に入って自由にできるのだ。

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