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【ターゲット】ドライブアップを50店へ!トップの一声で当社コンサルティングのワケ?

ターゲット・アプリのドライブアップ

ターゲット・アプリのドライブアップ。カーブサイド・ピックアップのドライブ・アップは今のところ、ターゲット・アプリ経由の注文のみに対応している。対象商品は日用品や家具、玩具、ベビー用品など20万品目にも上っている一方で、生鮮品やデリ、冷凍・冷蔵食品はサービス対象外となっている。

 ■ターゲットは2日、一部の店舗でカーブサイド・ピックアップの「ドライブアップ(Drive Up)のテストを拡大したことを発表した。

 カーブサイド・ピックアップは利用者がネットで注文した商品を指定されている店舗駐車場にて店のスタッフから受け取るサービス。通常、利用者は車から降りる必要はなく、注文品はスタッフがトランクに積んでくれる。カーブサイド・ピックアップは、大手チェーンストアではウォルマートが生鮮品など「ウォルマート・グローサリー」で行っており、スーパーマーケットチェーン最大手のクローガーも「クリックリスト」というサービス名で拡大している。

 ミネアポリス・セントポールに展開するターゲットの50店舗で行われているドライブ・アップは今のところ、ターゲット・アプリ経由の注文のみに対応している。対象商品は日用品や家具、玩具、ベビー用品など20万品目にも上っている一方で、生鮮品やデリ、冷凍・冷蔵食品はサービス対象外となっている。

 使い方はターゲットのアプリを起動後、ドライブアップを行う店を選択する。決済画面で受け取り方法をドライブアップに選び、店に行き指定された駐車場に車を停める。「到着しました(I’m here)」ボタンをタップすると、スタッフが注文品を持ってきてくれる仕組みだ。スタッフが、アプリに表示されたバーコードをスキャンすることで受け取り完了となる。
 ターゲットは2014年10月、スタートアップ企業「カーブサイド(Curbside)」と提携した同様のサービスを始めた。当時のサービスはスマートフォンで店を選択し商品を購入すると1時間以内に商品ピックアップができるというものだった。購入した商品をカーブサイドのスタッフが用意し、店の外にあるテントでユーザーを待機。ユーザーは名前を告げるだけで車から降りずとも、スタッフがトランクや後部座席に載せた。サンフランシスコやニューヨーク、ロサンゼルスなど121店まで同サービスを拡大したものの昨年6月、カーブサイド・ピックアップサービスの撤退を発表。理由は明らかにされていないが、サードパーティ業者との提携がコスト面で厳しかったようだ。
 なおターゲットは今年7月、3店舗のみでドライブアップを始めていた。

17年7月14日 – 【ターゲット】、再びカーブサイド・ピックアップ!真剣コンサルティングのストレスは?

こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。当社コンサルティングセミナーのワークショップではアプリを使った実演を行います。で、ワークショップをやっていてアプリがたまに動かなくなることがあります。画面が固まるフリーズです。こういったバグの多い(誤作動する)アプリは、アップデートが十分にできていない企業によるものです。

 逆にサムズクラブの「スキャン&ゴー」やウォルマートの「ウォルマート・ペイ」や「セービング・キャッチャー」、ホームデポのアプリではバグったことは一度もありません。時間をかけて開発されているからでしょう。一方、普段からの使用でもよくバグるのはターゲットのアプリ。理由は開発経験がまだ浅いから。開発過程においては、プログラミングと同時にデバッグと呼ばれるバグを取り除く作業が不十分なのですね。これは当社のクライアントにとって非常に大きな学びになっています。つまりアプリ開発は早く始めたほうが勝ちやすいということ。

小売チェーンにとってアプリは必須になります。「ポケットに入るお店」として顧客がツールのように使うのです。CEOから執行役員まで企業の決裁者に、後藤のコンサルティングを受けるよう勧めるのはそのためです。

 売上高数兆円規模となる大手チェーンの役員とCEOをコンサルティングする機会がありましたが、私が教えるまでアプリの重要性を理解していませんでした。いまだにアプリについて知らない人が多いのです。だからこそ、競合他社より一足先に始めるのです。開発初期段階のアプリは必ずといっていいほどバグります。利用者が少ない今だからこそ、フィードバックができるのです。デバックしながら改善を進めアップデートしていけば競合他社が参入するころには使いやすいアプリになっています。

 お客は使いやすさを比べますから、開発初期段階のフリーズする他社アプリは使わなくなります。アプリを頻繁に使うことで販売にも結び付きますから、当然、売上が伸びます。いわゆる、先行者利益を得る可能性が極めて高くなるのです。

それだけでなく、アプリに買い物に便利な機能を付加していけば、ポケットに入る店の常連客になるのです。使えるアプリを提供している日本の小売企業はまだ数えるほどです。
 だからやるのです。そのため決裁者にアメリカのケーススタディを実際に見ていただき、スピード対応してもらうのです。役員の足並みがそろわないと決められるものも決められず、ズルズルと先延ばしになるのです。

 チャンスの神様には前髪しかありませんから、静観視していれば、チャンスを逃してしまうのです。クライアントの中にはCEOの一声で、上級役員を数ヶ月間に2~3回に分け、当社コンサルティングを受けさせているところもあります。話を聞くだけでなくワークショップでアプリ体験をしないと重要性が理解できませんから、当社に派遣させるのです。ウォルマートが1,000店以上でカーブサイドピックアップを展開している時に、ターゲットは50店舗でテストです。オムニチャネル対応としては遅い展開です。

 私が書いた文章を読みながら「まぁ、日本ではまだ早いかなぁ?」といぶかしく思う人が8割以上だからこそ、チャンスなんですね。どうせバグるなら利用者がまだ少ない早い時期がいいのです。


「激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ」ブログより転載
http://blog.livedoor.jp/usretail/

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