■連載一覧
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  • 歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実
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  • 国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地
  • 激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落
  • 普天間基地移設 経緯の検証と提言
  • 「援護法」に隠された沖縄戦の真実
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  • 米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国
  • 検証’18米中間選挙
  • 米国の分断 第3部 「自虐主義」の源流
  • 米国の分断 第2部 反米・容共の風潮
  • 米国の分断 第1部 断罪される偉人たち
  • 「米国第一」を問う トランプを動かす世界観
  • トランプのアメリカ 就任から1年
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  • 米軍再建への課題-元上級将校の提言
  • トランプ政権始動
  • トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう
  • トランプvsヒラリー 米大統領選まで1カ月
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  • トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月
  • オバマ外交と次期米大統領の課題
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  • 再考 オバマの世界観
  • オバマの対宗教戦争・第1部
  • オバマの対宗教戦争・第2部
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  • 2013/9/30
  • JAXA宇宙探査計画
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    チャールズ・...
    米コラムニスト
    デービッド・イグナチウス
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    米コラムニスト
    E・J・ディオンヌ
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    米コラムニスト
    堂本かおる
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    エルドリッヂ研究所
    ジョージ・ウィル
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    米コラムニスト
    菊池 英博
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    高永喆
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    尾関 通允
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    中村 仁
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    ペマ・ギャル...
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    ロバート・サミュエルソン
    ロバート・サ...
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    宋大晟
    元世宗研究所所長
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    孫向文
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    マーク・ティ...
    米コラムニスト
    呂 永茂
    呂 永茂
    南北戦略研究所所長
    高橋 克明
    高橋 克明
    「ニューヨーク BIZ」CEO 兼 発行人
    ファリード・ザカリア
    ファリード・...
    米コラムニスト

    【ウォルマート】今年に入って5件目の買収!NYマンハッタンでは高いホテルを選べ?

    宅配サービスのパーセル(Parcel)の創業者でCEOのジェシー・カプラン氏と宅配バン。

    宅配サービスのパーセル(Parcel)の創業者でCEOのジェシー・カプラン氏と宅配バン。

     ■ウォルマートは3日、ニューヨーク市を基点にする宅配サービスのパーセル(Parcel)を買収したことを発表した。買収額などの詳細は明らかにされていないが、買収額は1,000万ドル以下との見方をする一部報道もある。

     2013年創業のパーセルはニューヨーク市ブルックリンに本社があり、マンハッタンなどニューヨーク市内の当日宅配、スケジュール宅配を専門に行うスタートアップ企業。人口密度が極めて高いニューヨーク・マンハッタンでは、配達ルーティングからエントランスが難解なアパートメントの宅配まで、ラストマイル・デリバリーのノウハウを持っているとみられている。

     パーセルのクライアントにはミールキット業者のシェフド(Chef’d)やマーサ&マーリー・スプーン(Martha & Marley Spoon)、メンズ衣料のオンライン販売のボノボスなどがある。パーセルの買収により、ウォルマートはアメリカでも特異な都市であるマンハッタンでの当日宅配などラストマイルのスピードアップを図る。

     ウォルマートは昨年8月、ネット通販のジェットを3.3億ドルで買収した。買収直後、ジェット創業者でCEOのマーク・ローリィ氏はウォルマート・グローバルEコマースのトップに就任。ローリィ氏のCEO就任後、ウォルマートは靴のオンラインショップの「シューバイ(ShoeBuy)」、アウトドア用品販売の「ムースジョー(Moosejaw)」、ビンテージ・レディースファッションの「モドクロス(Modcloth)」、オンライン・メンズアパレル・ブランドの「ボノボス(Bonobos)」を買収している。

     ジェット買収後のウォルマートのEコマース売上高は第4四半期となる11月~1月期で前年同期比29%増となり、前期の同21%増から成長が一段と加速した。35ドル以上の買い物をすれば年会費無料で2日間配送サービスの「無料2日間シッピング(FREE 2-Day Shipping)」を始めた第1四半期(2月~4月期)では同63%増、第2四半期(5月~7月期)も同60%増となり、ウォルマートのEコマースは高成長を維持している。またウォルマートEコマースの取り扱い品目数は、第2四半期決算で6,700万品目(前期は約5,000万品目)となっている。

     ウォルマート傘下のジェットは先月、都会に住む若い世代向けに、食品や家庭用品のプライベートブランド「ユニークリーJ(Uniquely J)」を発表した。

    こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。後藤はコンサルティング・セミナーでニューヨーク・マンハッタンによく出張に行きます。11月だけでも3回、NYに行く予定です。

     コンサルティング依頼をする方には、後藤がNYを専門にしているコンサルタントと勘違いしていた人もいるほどです。実際、LAの自宅でもNYの時間に合わせて朝は4時30分の起床(NYの時間は7時30分)で、夜は9時(NYは深夜0時)過ぎにはベッドの中です。NYでのコンサルティングで、クライアントからよく聞くのは「マンハッタンの物価は異常に高い」ということです。なぜマンハッタンは異常に高いかというと、マンハッタンは狭い島であるということです。

     マンハッタン島の面積は東京山手線の内側の面積と同じなんですね。千代田区に中央区、港区、新宿区を足した広さしかありません。狭い所にロックフェラーセンターやエンパイアステートビル、ソーホー地、セントラルパーク、タイムズスクエアなど数々の有名地、人気スポットがあるのです。

    しかもマンハッタンは人口密度が極めて高い都市です。マンハッタンの人口密度は東京の3倍もあるのです。中でも高級住宅地として知られるアッパー・イースト・サイドの人口密度は東京23区の中でも最も高密度の中野区に比べて2倍以上となっています。

     またアメリカのモノやサービスの値段は、需給により変動する設定が一般的です。人気のコンベンションがあるだけで、その地域のホテルの価格が4倍以上に跳ね上がることもアメリカでは珍しくありません。しかもアメリカの経済は、個人消費の7割で占めています。言い換えれば消費支出大国であり、人気のあるものにはどんどん消費するマインドなのです。マンハッタンは人気があるので、物価も高くなります。一方で日本はデフレ。日本人は「失われた20年」によるデフレマインドでモノやサービスの値段は安くなるという考え方が定着しています。面積の狭い人気の島に、高い人口密度に、需給変動。デフレマインドには、マンハッタンの物価は異常と映るわけです。

    で、クライアントにアドバイスするのは「マンハッタンでは、ある程度以上のホテルに泊まってください」ということ。日本には安くても、設備やサービスの良いホテルは沢山あります。が、日本と違ってマンハッタンのランクの低いホテルではそれなりです。

     学生など若い利用者が多くなり、比較的所得の低い人が宿泊します。3つ星ホテルの宿泊でも、深夜にパーティがうるさくて眠れなかったというクレームを聞きました。人口密度が高く、人を引き付けて離さない場所なのでランクアップしたほうがいいということです。で、ウォルマートはそこで配達を専門に行うスタートアップ企業を買収しました。

     マンハッタンでトラックで宅配は本当に大変だと思います。道路は混雑し、駐車する場所も少なく、アパートの入り口を探すのにも一苦労です。ウォルマートが買収したパーセルは、効率的な宅配ルーティングや様々なアパートのエントランス方法?をドライバーに提供できるノウハウをもっているのでしょう。
     ウォルマートはシームレスショッピング化でIT系など企業買収には積極的です。ローリィ氏の指揮下ではビックリするような案件もでてくるでしょうね。


    「激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ」ブログより転載
    http://blog.livedoor.jp/usretail/

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