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試練と挑戦の戦後金融経済

鈴木 淑夫

海外から4度のショック 「出口政策」が今後の課題に

鈴木政経フォーラム代表 経済学博士 鈴木 淑夫

 戦後日本の金融経済は、現在に至るまで、海外からのショックに伴う試練と挑戦の連続である。改めて振り返ってみよう。

 最初のショックは、1948年12月の「経済安定9原則」の「指令」である。米国占領軍は本国政府の訓令を受け、収まらないハイパーインフレを一挙に収束すべく、1ドル=360円の為替相場設定と超均衡予算を命令してきた。ユーロ圏で苦しむ現在のギリシャのような縮小均衡の指令である。この時は瀬戸際で朝鮮動乱が勃発し、特需と輸出の飛躍的伸長による輸出↓投資↓消費の好循環で50~52年の3年連続2桁成長となり、国際収支の均衡と戦前水準の回復を達成し、「復興」が終わる。


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