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アベノミクスの「視野狭窄」

鈴木 淑夫

世界の中の日本を見よ

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫

 昨年10月に打ち出されたアベノミクスの第2弾では、2020年頃に名目GDPを600兆円にすることを目標に掲げ、これを実現する重要な対策として、女性と高齢者の労働力率を高めることを挙げている。

 成長率を高めるためには、労働力率の引き上げは確かに大切である。しかし、これからの日本は、国内だけではなく、「世界の中の日本」を見て経済戦略を考えなければいけないのではないか。例えば先進国の中で日本だけが移民を計画的に受け入れていないが、アベノミクスはこれをどう考えているのか。日本は移民を計画的に受け入れることを考えずに、日本人の労働力率を引き上げることのみにこれまでは力を入れてきたが、それで十分な成果が上がらず、就業者数が減少して先進国の中で最低の成長率に落ち込んでいるのが現状である。


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