ワシントン・タイムズ・ジャパン

4年目のアベノミクス、消費再増税控え正念場

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いまだデフレ脱却ならず

 新年の2016年が明けた。株高、円安(円高是正)で華々しくスタートした第2次安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」も今年で4年目。デフレ脱却とともに財政健全化を強く意識し、2年目に実施した消費税増税以降、その勢いはすっかり影を潜め、増税の影響はいまだに尾を引く。デフレ脱却も道半ばだ。海外経済には不透明要因が多く、昨年大筋合意した環太平洋連携協定(TPP)は発効待ちで春闘での大幅賃上げに期待が高まる。来年4月の消費税率10%への再増税を控え、「アベノミクス」はいよいよ正念場を迎える。(経済部・床井明男)

 「財政健全化計画の初年度にふさわしい予算案になった」――

 麻生太郎財務相が先月24日の記者会見で語った、16年度予算案への評価だ。政府は同計画で政策経費を借金に頼らずどれだけ賄えるかを示す基礎的財政収支について、20年度に黒字化する目標を掲げており、16年度はその最初の年。


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