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8月コアCPI低下に慌てるな

鈴木 淑夫

必要ない追加金融緩和

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫

 8月の生鮮食品を除く全国消費者物価(コアCPI)は、前年比マイナス0・1%となった。コアCPIが前年を下回るのは、異次元金融緩和が始まった2013年4月の前年比マイナス0・4%以来、実に28カ月ぶりである。このため市場の一部には、追加金融緩和(量的質的金融緩和の第3弾)を期待する声も出始めている。

 しかし日本銀行は、10月7日の金融政策決定会合において、昨年10月に決めた金融市場調整方針(量的質的金融緩和の第2弾)の継続を決めた。私はこの方針は妥当であり、追加緩和を期待する市場の一部の声は、認識不足であると考える。逆に言えば、もし日本銀行が近い将来追加緩和を決定すれば、私は強く反対したいと思う。


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