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遺憾な東芝の不正経理操作

尾関 通允

世間を欺く“企業犯罪”

経済ジャーナリスト 尾関 通允

 いわゆる戦後期のまだ早い頃、自然発生的に株式の集団売買が証券会社の店頭で行われるようになり、しばらく後に会員制度の証券取引所が新発足して、取引所に上場を認められた株式が公式の場で売買できることになった。

 当時は敗戦の痛手で何もかも足りない。企業活動に不可欠の事業資金も、もちろん例外ではない。主要企業は争って自社の株式の上場を目指した。株式市場に上場して公式の場でそれぞれの株価が形成されると、それに対応して増資新株を発行し、相応の追加事業資金を入手できる。増資による自己資本の拡大強化は、それに即応して金融機関からの借入金も期待できる。


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