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コロナ禍第5波と経済の展望

鈴木政経フォーラム代表 経済学博士 鈴木淑夫

鈴木政経フォーラム代表、経済学博士 鈴木 淑夫

 夏が終わり、秋を迎え、世界経済の展望は、夏前の手放しの楽観論が姿を消し、さまざまの警戒論が出ている。

 夏前には、欧米でコロナワクチンの接種が進み、コロナ禍克服の展望が見えて、街ではマスクを外してテラスで寛(くつろ)ぐ姿が増え、バカンスの予約は盛況で、行楽地は2年ぶりに活気を取り戻すかとみられていた。

 日本でも、コロナ禍第4波で5月まで落ち込んでいた個人消費が6月には回復に転じ、中期循環的下降局面から底を打って上昇に転じた設備投資と住宅投資の増加もあって、当初多くの予測機関がマイナス成長と見ていた4~6月期の成長率が、前期比プラス0・4%(年率プラス1・6%)と小幅ながらプラスに転じた。このままワクチン接種が進めば、日本も欧米の後を追って、回復に向かうと思われていた。

米欧と株価推移に差異


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