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アマゾン、ついにレジなしホールフーズ・マーケット登場!現金払いにセルフレジも?

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レジなしホールフーズ・マーケット

■ネット通販最大手のアマゾンの傘下で、自然食品スーパーのホールフーズ・マーケットに、レジなし店が登場する。

アマゾンが8日に同社のブログで明らかにしたところによると、「ジャスト・ウォークアウト(Just Walk Out)」と呼ばれるレジなし決済技術を導入したホールフーズが来年初めオープンする。

キャッシャーフリーもしくはキャッシャーレスとも呼ばれるジャスト・ウォークアウトは、人工知能(AI)やコンピューターヴィジョンを駆使することで、レジでの精算なしで食品を買うことができる革新的なシステムだ。

お客は商品を手にとって出ていくだけで、代金は自動的に口座に請求される仕組み。レジ不要でレジ待ちの時間がなくなり、ストレスフリーで買い物ができるメリットがある。

同技術を導入した店舗ではコンタクトフリーで買い物ができ、コロナ禍で人との接触機会を減らす対策としても注目されている。

ジャスト・ウォークアウトを導入するホールフーズは、ワシントンDCグローバー・パーク地区とロサンゼルス郊外シャーマン・オークス地区の2店舗だ。

約500店舗を展開するホールフーズにとってキャッシャーレス技術の店舗は初となる。

なおワシントンDCグローバー・パーク地区で現在、改装中で臨時休業をとるホールフーズ(2323 Wisconsin Ave NW, Washington, DC 20007)があり、シャーマン・オークス地区の3店のうち1店舗(12905 Riverside Dr, Sherman Oaks, CA 91423)が同じく臨時休業となっている。

これらの改装店舗にジャスト・ウォークアウトが導入されると見られている。

 ジャスト・ウォークアウトを導入するホールフーズではオプションとして、キャッシュ払いもできるようにセルフチェックアウトも設置する。フルサービス・レジの有無については明らかにしていない。

ジャスト・ウォークアウトでは、非接触の生体認証デバイス「アマゾン・ワン(Amazon One)」による入店も可能となる。

 したがってジャスト・ウォークアウトのホールフーズは、アマゾンがシアトル郊外ベルビュー地区に今年6月オープンしたアマゾン・フレッシュ・ファクトリア店と似た形となりそうだ。

つまり売り場の前に2種類のゲートが用意されることになる。ジャスト・ウォークアウト専用ゲートとセルフ・チェックアウト・レジ用のゲートだ。

ジャスト・ウォークアウト用ゲートでは、モバイルアプリにクレジットカード(もしくはデビットカード)、手のひらの3種類で入店する。

モバイルアプリはアマゾン・ゴーの入店と同様にアマゾン・アプリから利用者アカウントと紐付いたQRコードを表示させ、ゲートでスキャンして入店する。

カード入店はゲートでクレジットカード等を挿入して入店する。

アマゾン・ワンによる入店は、事前にクレジットカード(もしくはアマゾン・アカウント)と手のひらを登録しておくことで、入店用QRコードの代わりに手のひらをかざして入店する。

これらの仕様を導入しているハイブリッド型のアマゾン・フレッシュでは、退店時にも出口用ゲートでスキャンが必要となっている。

アマゾン・ゴーでは出口ゲートを通るだけだったが、アマゾン・フレッシュ・ファクトリア店では「スキャンして退店(Scan to Exit)」ゲートでQRコードや手のひらを再びスキャンしなければならない。

ジャスト・ウォークアウトの文字通りに「立ち去る」だけではないのだ。

 ホールフーズ・マーケットがアマゾンに買収されたのは2017年。翌年1月にはアマゾン・ゴーが一般公開された。

アマゾンがレジなし技術をホールフーズに導入することは当初から予測されていたが、4年というタイムラグを経て実現することになるのだ。

トップ画像:アマゾン・ゴーのジャスト・ウォークアウト。
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。レジなし決済技術を導入したホールフーズについてのブログを読むと大きな課題があるように思います。なぜゲートをジャスト・ウォークアウト用とセルフレジ用に2種類設置する必要があるのか?ということ。ジャスト・ウォークアウト用ゲートではモバイル・アプリにQRコード表示させスキャンして入店します(もしくはクレカ挿入かアマゾン・ワンの「手のひら」かざし)。セルフレジ用のゲートではスキャンなしに入店ということになるのでしょう。ここで疑問が生じます。ジャスト・ウォークアウト用のゲートで入店したお客もセルフレジで支払いができるようにすればいいと思うのです。セルフレジでもう一度QRコードをスキャンさせ、ジャスト・ウォークアウト利用者のバーチャルカートに入っている商品をセルフレジで精算できるようにするのです。これができないからシアトル郊外にあるアマゾン・フレッシュ・ファクトリア店は2種類のゲートを設けているのです。アマゾン・ゴーの買い物でeレシートを受け取るまで5分以上の遅延が発生する要因です。
 後藤は2年前、現金払いができるアマゾン・ゴーで買い物しました。スタッフの誘導でスキャンなしでゲートを通るも、決済はスタッフの端末で行いました。要はコレを応用したホールフーズになるのでしょう。2種類のゲート問題がオープン時に解決していればいいのですが...


「激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ」より転載
http://blog.livedoor.jp/usretail/

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