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米欧に遅れた日本経済の回復

鈴木 淑夫

ワクチン接種の速さで差 感染拡大中に二兎追った日本

鈴木政経フォーラム代表、経済学博士 鈴木 淑夫

 日本と米欧の間で、コロナ禍による経済の落ち込みからの回復に、差がついてきた。

 米欧の5月のPMI(購買担当者景気指数、総合、50を上回れば回復、下回れば後退)を見ると、米国は68・1で過去最高を更新、英国も62・6で統計開始以来の再高、ユーロ圏は56・9で3年3カ月ぶりの高水準となっている。ロックダウン(都市封鎖)が競うように解除され、夏のバカンスシーズンの旅客受け入れに向かって走りだしているという。

 他方、日本の「景気の現状判断DI」は、昨年10月に53・0と一時50を上回ったものの、その後低下し、本年4月は39・1と50をかなり下回っている。街では緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が延長され、飲食店など対面型サービスは悲痛な叫びを上げている。

経済活動再開進む米欧


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