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異次元金融緩和の変遷と展望

鈴木 淑夫

量的拡大から金利誘導へ 実現時期予測できぬ物価2%

鈴木政経フォーラム代表、経済学博士 鈴木 淑夫

 黒田東彦総裁が日本銀行に着任し、「異次元金融緩和」(総裁自身の命名)を実施して以来、8年を経過した。この8年間に、「異次元金融緩和」は少しずつ形を変えてきている。

 出発時点の2013年4月には、「2年間でマネタリーベース残高を2倍にし、消費者物価(除・生鮮食品、消費税率引き上げの影響を除く、以下同様)の前年比を2%にする」という2並びの宣言をして、「量的・質的金融緩和」をスタートさせた。いわゆる「黒田バズーカⅠ」である。

総需要拡大は金利から


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