«
»

試される菅首相の経済政策

鈴木 淑夫

景気回復にはなお時間 中期戦略は順調にスタートか

鈴木政経フォーラム代表、経済学博士 鈴木 淑夫

 菅義偉内閣が発足して間もなく2カ月になる。新聞報道によると、就任直後、菅首相は議員会館の自室で毎日のように民間人・学者と会い、その数は1カ月で80人を超えたという。安倍首相のようにリフレ派に偏らず、幅広い民間人・学者の話を聞いたようだ。

 そして1カ月後の10月16日に「成長戦略会議」を立ち上げ、安倍前首相の「未来投資会議」を廃止した。安倍氏の会議は、首相を議長とし、10人の経済閣僚と15人の民間人で構成され、官僚、とくに経産省が主導して政策をとりまとめる御前会議であった。しかし菅氏の会議では、閣僚は議長の官房長官を含めて3人で、民間委員8人(リフレ派は居ない)が自由に議論し、首相に助言する舞台にするという。菅首相自身は毎回は出席しないが、年末には中間とりまとめを受け取るようだ。

「供給面」での改善滞る


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。