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【Amazon Fresh】パワーセンターに2号店がオープン!1号店よりスタッフが多いワケ?

ネット通販最大手のアマゾンは22日、南カリフォルニアのアーバイン地区に「アマゾン・フレッシュ(Amazon Fresh)」2号店をオープンした。

■ネット通販最大手のアマゾンは22日、南カリフォルニアのアーバイン地区に「アマゾン・フレッシュ(Amazon Fresh)」2号店をオープンした。

アマゾン・フレッシュはアマゾン傘下のホールフーズ・マーケットとは別事業のコンベンショナル食品スーパー。

ホールフーズが扱わない一般的な食品を扱い、ハイテクショッピングカートで利便性を向上しながらボピスなどのオムニチャネルにも対応する。

アマゾン・フレッシュ2号店がオープンしたのは、ロサンゼルス・ダウンタウンから南東に36マイル(約57キロメートル:車で40分弱)にあるパワーセンター「マーケット・プレイス(The Market Place)」内だ。

ディズニーランドからは12マイル(約19キロメートル:車で15分程度)で日本人にも馴染みのあるモールのサウス・コースト・プラザSCからも9マイル(14キロメートル:約11分)の距離だ。

マーケット・プレイスにはホームデポやロウズ、ターゲット、ベストバイ、ディックス・スポーティング・グッズ、ノードストローム・ラックなどが入店している。

アマゾン・フレッシュはフリーウェイ5に面したベッドバス&ビヨンドやコストプラス・ワールド・マーケット、アルタ・ビューティがある敷地。

昨年までベビーザらスがあった場所(13672 Jamboree Rd., Irvine, CA 92602)に4万平方フィート(約1,100坪)でオープンした。

競合店としてマーケット・プレイス内にスプラウツ・ファーマーズ・マーケットがある他、コストコやラルフスも車で5分程度の距離だ。

近くには日系スーパーのミツワ(フリーウェイで6分程度)やステーターブラザース(7分)もあり、ホールフーズ・マーケットが入店する「ディストリクト・アット・タスティン・レガシー(The District at Tustin Legacy)」にも車で8分と近い。

 アマゾン・フレッシュ2号店がウッドランドヒルズにオープンした1号店と異なるのはカーブサイド・ピックアップ用の専用スペースの場所だ。1号店は店の前に専用スペースが設けられているが、2号店はフリーウェイとの間にある店の横となっている。

また2号店は1号店より若干広いため、レジ横の店の奥となる場所にイートイン・スペースも導入されている(なおコロナ禍により現在はテーブルが並べられているだけ)。

建物正面の左側から入って右回りとなる店内レイアウトは1号店と大きく変わらないが、精肉・シーフード・コーナーは青果の隣にある他、カーブサイド・ピックアップが建物の横にあることから、カスタマーサービスは店の入り口から対角線上の奥に導入されている。

 アマゾンフレッシュはコカ・コーラやスマッカーズのいちごジャム、ケロッグのシリアル、タイド(Tide)洗濯洗剤など一般的な食品スーパーの品揃えにアマゾン傘下のホールフーズ・マーケットのプライベートブランド「365」を扱っている食品スーパーだ。

生鮮品では精肉・シーフードやデリで対面販売を取り入れている。アマゾン・フレッシュはレジなしとは異なり一般的なフルサービスのレジがあるもののスマートショッピングカートの「アマゾン・ダッシュカート(Amazon Dash Cart)」を導入している。

宅配やカーブサイド・ピックアップのネットスーパーも行っている他、ネット注文品を受け取れるロッカーもカスタマーサービスに設置している。アマゾンフレッシュは単にスーパーというだけでなくシームレスなオムニチャネル化も実現しているのだ。

 アマゾン・フレッシュの出店先についてロサンゼルス郊外ではノースリッジやノース・ハリウッド、ロングビーチ、ラバーン、ウィッティア、ロングビーチ、サウザンド・オークス等が地元メディア等で確認されている。

 今日はアマゾン・フレッシュ2号店となるアーバイン店の店内画像をアップする。

トップ画像:南カリフォルニアで最大級となるパワーセンター「マーケット・プレイス」にオープンしたアマゾン・フレッシュ2号店。フリーウェイに面しているので1号店より店名が大きく掲げられている。

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マーケット・プレイスのマップ。マーケット・プレイスにはホームデポやロウズ、ターゲット、ベストバイ、ディックス・スポーティング・グッズ、ノードストローム・ラックなどが入店している。競合店としてマーケット・プレイス内にスプラウツ・ファーマーズ・マーケット(緑色で表示番号が29)がある。

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アマゾン・フレッシュ2号店がウッドランドヒルズにオープンした1号店と異なるのはカーブサイド・ピックアップ用の専用スペースの場所だ。1号店は店の前に専用スペースが設けられているが、2号店はフリーウェイとの間にある店の横となっている。

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また2号店は1号店より若干広いため、レジ横の店の奥となる場所にイートイン・スペースが導入されている(なおコロナ禍により現在はテーブルが並べられているだけで食事はできない)。

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店の入り口から青果コーナーに向けて撮影。正面左側から入って右回りとなる店内レイアウトは1号店と大きく変わらない。

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アマゾン・フレッシュ2号店では精肉・シーフード・コーナーが青果コーナーのすぐ隣にある。

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カーブサイド・ピックアップが建物の横にあることから、カスタマーサービスは店の入り口から対角線上の奥の角に導入されている。

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寿司・ピザなどのデリは1号店とほぼ同じ場所にある。手前にあるのが4.97ドルのロテサリーチキン。

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1号店以上にスタッフの多さが目立った。ピッカーというより、今後続々とオープン予定のアマゾン・フレッシュのスタッフが、ヘルプで店内をウロウロしているという感じだ。店内でアレクサを使う人はいない。

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今回はフルサービスのレジを通ってキャッシュで購入。アマゾン・フレッシュのQRコードを読み込ませることでアマゾン・アカウントにあるクレジットカードでも支払いが可能だ。

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同じくマーケットプレイスにあるスーパーのスプラウツ・ファーマーズ・マーケット。プラウツはアマゾン・フレッシュ2号店が近隣で激突する競合店になる。店の外には行列もなく店内は閉店ガラガラ状態だった。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。アマゾン・フレッシュ2号店には、グランドオープンした翌日の23日(金曜日)に行ってきました。フリーウェイ5から降りてアマゾン・フレッシュの駐車場に入って驚いたのが、広い駐車場に停まっている車の多さ。ベビーザらス在命時からここにはよく視察に来てましたが、これだけの車の多さを見るのは初めて。「開店翌日でもう、こんなにお客が来ているのか!」と思って駐車場内を走らせると、店のすぐ前のスペースがかなり空いているのです。「アレ?」と思って店に入ると、もう笑っちゃうぐらい、スタッフがウヨウヨいることに気づきました。1号店の時にはネットスーパー用のピッカーが目立ちましたが、2号店では今後続々とオープンするアマゾン・フレッシュのスタッフがヘルプでウロウロしているという感じでした(笑)。極めてフレンドリーなスタッフの多さで、案内用に置いてあるアレクサ無用論が再燃です。アマゾン・フレッシュは多分、近いうちに3号店以降がドッとオープンすると思います。

⇒後藤がアマゾン・フレッシュを出たのは午前11時過ぎでしたが、(ソーシャル・ディスタンシングによる入場制限で)店の外には7、8人の行列ができていました。そこから同じくマーケットプレイス内にあるスプラウツ・ファーマーズ・マーケットにも行ってみたのです。スプラウツはアマゾン・フレッシュ2号店が近隣で激突する競合店になります。が、店の外には行列もなく店内は閉店ガラガラ状態。アマゾン・フレッシュ2号店がオープンした翌日の午前中なので、まぁ仕方がありません。ただ今後も昼食時のデリなどでマイナスの影響を受けることになります。インスタカートと提携した宅配などのネットスーパーでも、スプラウツはアマゾン・フレッシュにシェアを奪われるでしょう。アマゾンにとって食品スーパー事業は単体で儲けるというより、オムニチャネルとしての利便性をあげるためです。売り場だけでなくボピスやカーブサイド・ピックアップ、宅配の拠点を増やすことに力点を置いているので少なくともしばらくは儲け度外視です。
 南カリフォルニアは全米でも有数な食品スーパー激戦区です。消費者にとってはワクワクですが、ゲームプレイヤーはたまったものでは有りません。


「激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ」より転載
http://blog.livedoor.jp/usretail/

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