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コロナ禍で進む世界の景気後退

鈴木 淑夫

マイナス成長続く日本 長期化なら金融危機の恐れ

鈴木政経フォーラム代表、経済学博士 鈴木 淑夫

 新型コロナウイルスの感染症拡大に伴い、世界的に景気後退が進んでいる。

 米国では1~3月期の実質成長率が前期比年率でマイナス4・8%に落ち込んだが、4~6月期にはさらに年率でマイナス40%にまで沈むとの予想がある。ユーロ圏での1~3月期の実質成長率も前期比年率でマイナス14・4%に下がり、4~6月期の下げ幅はさらに拡大すると見られている。

 日本では1~3月期の国内総生産(GDP)公表が5月18日の予定であるが、鉱工業生産は2月に前月比マイナス0・3%、3月に同マイナス3・7%と急激に下げ幅を拡大している。1~3月期の実質GDPはマイナス成長を免れないだろう。4~6月期も米欧経済と同様に一段と落ち込むと見られるので、日本経済は1~3月期を挟んで3期連続のマイナス成長となり、大きく沈むことになろう。

需要・供給、輸出入も減


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