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新型コロナ感染と日本経済

鈴木 淑夫

当面、需要・供給共に減少 仕事喪失や解雇、労働者を直撃

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫

 新型コロナウイルス感染症の拡大が続いているが、経済に対する影響を示す指標の公表が始まった。日本経済は、消費増税と大型台風の影響で、10~12月期に前期比マイナス1・8%(年率マイナス7・1%)と大きく落ち込んだが、1~3月期には底を打って徐々に回復し始めるはずであった。

 しかしその出端(ではな)を挫(くじ)くようにコロナウイルスの蔓延(まんえん)に襲われ、日本経済はもう一段下押しすることになろう。

 鉱工業生産指数は、汎用機械などに消費増税前の買い急ぎもあって、昨年9月まで大きく上昇した後、10~11月には反動減となったが、12~1月には底を打って回復し始めていた。製造工業生産予測調査では、2月に大きく上昇するはずであった。しかし、コロナ感染症の影響で実績は横這(ば)いにとどまり、3月の予測調査では生産が再び大きく減少する見込みである。


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